大学ジャーナリスト　石渡嶺司氏

　立命館生活協同組合では、6月29日（火）にＢＫＣキャンパスにて、また7月2日（金）には衣笠キャンパスにて、石渡嶺司氏をお迎えして「就活スタートアップ講演会」を開催しました。

　石渡氏は、2009年度大学生協で最も売れた就活本『就活のバカヤロー』の著者であり、また新刊『就活のバカタレ！』が発売されたばかり。大学ジャーナリストとして、企業や大学そして就活生すべてに膨大な取材を行い、リアルに現状を語り問題点を指摘できる人として注目を浴びています。

　講演のなかでは、そもそもの会社の選び方から具体的なインターンシップを含む夏休みの過ごし方までお話は多岐にわたり、とりわけ性格検査や自己分析を過信して自分の可能性を狭めてしまうことに注意することや、学業（討論や論文作成等）のなかで自分をアウトプットする力をつけること、社会人との関わり（親族やバイト等）のなかで自らの適性を見定めることなど、様々な実例を示しながら具体的なアドバイスをいただき、学生も熱心にメモを取っていました。参加者のなかには、1・２回生もおり、就活のみならず、充実した大学生活を送ることの大切さも伝わったのではないでしょうか。

　講演終了後には、個別質問に列ができ、時間の許すかぎりお答えいただきましたが、それでもまだ足りないと一緒に食事にいく熱心な学生もおり、大いに盛り上がる企画となりました。

ＢＫＣで56名、衣笠で119名の学生が集まりました

講演終了後、質問のため列をなす学生たち

　今後もまた、学生の要望にもとづき、役立つ企画を開催していきたいと思います。