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2014.06.06

衣笠 5月27日(火)ブックカフェを開催しました

ニュース

明るい初夏の夕方、第5回目の衣笠ブックカフェを、存心館・ブックセンターふらっとのバックヤードという本好きマニアな空間で開催しました。
今回は参加者が5名といつもより少なめでしたが、その分参加者一人一人がより多くの時間、本について語り合うことができました。

 

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こんな本、こんな作家さんが話題に出ました。

志賀直哉「城の崎にて」フォ-クナ-「響きと怒り」西尾維新 カズオ・イシグロ 石田衣良 山崎豊子 佐藤友哉 舞城王太郎 江国香織 林真理子 岡島二人「万能鑑定士Q」
「ミッキマウスの憂鬱」西村京太郎 米澤穂信「満願」伊坂幸太郎 綾辻行人「アナザ-」
重松清「疾走」朝井リョウ「桐島部活やめるってよ」村上春樹 サリンジャ-「ライ麦畑でつかまえて」「嵐が丘」「ジェ-ン・エア」「風とともに去りぬ」トマス・ピンチョン

 

こんな話題が出ました。

「石田衣良は『リバ-ス』が面白かったです。ネット上で女を演じる男と男を演じる女が知り合って、合いましょうとなって困って、替え玉を立てて、その人達が仲良くなって・・」
「西尾維新は文体のリズムがよくて、読みやすいと思います。発想も面白いし、会話の掛け合いもいいです。」「特殊な環境世界を書いているように見えるのに妙にリアル感がありますよね、」「主人公は糞弱いのに、会話の面白さでひぱって、伏線を貼りまくって、すべて回収するところとか」「志賀直哉は、言葉が選ばれた小説の究極のところにある小説だと思います。僕は小説は、言葉以外の要素は省いて書きべきだと思っています」「岡島二人の『大雄会』は、一人も死なない、一人も傷つけず、話を作っていきます。めちゃ面白い!」
「『万能鑑定士』は、こちらはちゃんと実写化しますとあるのは、ビブリアとかを揶揄しているのかな」「綾辻の『Another』は、そんなのありかよ!!というトリックでした。」
「ドキドキするホラ-感は満載でしたよ。」「表紙の絵が秀逸でズジャケ買いがはびこtgていましたよ」「僕はミステリ-とかは、腹立ってくるところがあります。ほとをはめて悦にいってるイメ-ジがあります。」「伊坂はたんたんとしつぎていませんか」
「桐島もそうですが、主人公が誰だかわからない小説ってありませんか。『人間失格』だと葉蔵の人生を葉蔵が記したとなっていますがはたしてそうなのか。読者がともに読んでいくことで俯瞰で見ているだけでなく、その人格が読み手に写し取られている感じがします。」「フォ-クナ-の『響きと怒り』もそうですが、語り手がたくさんいることによって惑わず手法もありますよね。この人は暗い人間を複雑な書き方をした人なので、難しいことを簡単に書くことが評価されるyとの中ですが、この人は真反対の人です。」
「村上春樹がすごいなとおもうのは、なぜこんな難解な内容を平易な言葉を使って、深いことをかけるのかということです。」

いろいろ話はつきませんでしたが、参加者は、次回6月24日(火)の再会を約束して終了しました。本に興味のある方は、ご自身のおすすめ本、興味のある本について等なんでも好きにおしゃべりをする会です。立命館大学生、教員、職員どなたでも参加可能です。お気軽にご参加ください。