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2015.05.27

第89回通常総代会開催報告(Vol.2 討議内容報告)

ニュース

2015年5月23日(土)、BKCプリズムホールにおいて立命館生協第89回通常総代会を開催いたしました。
実 出席74名、書面出席61名の合計135名(定数147名)の総代の出席のもと、活発な議案討議が行われ、18名の会場発言の他12通の書面 発言があり議案についてはすべて賛成多数で可決されました。オブザーバー、理事・監 事、生協学生委員会を合わせて約300名が参加する充実した総代会となりました。

2015年度 第89回通常総代会議事録(PDF)

2015年度 立命館生活協同組合役員体制(PDF)

第89回総代会(5/23(土)開催)での討議内容について

全体会での発言は18名、書面 での発言は12名でした。発言と理事会の回答を以下に掲載しています。
書面での発言への回答は後日ホームページにて回答してまいります。

【全体会での討議】

●夜間限定メニューを作って(産業社会学部 2回生 松田尚樹 さん)
どうしても丼・麺類に偏る。夜だけ食べられるバランスがよくリーズナブルな主菜・副菜などをセットにしたメニューを提供してほしい。部活やクラブ活動をしている人も助かるのでは?一度お試し期間として、1週間ほど提供をして、好評なら続けてほしい。

●教科書販売について(文学部 2回生 吉村公太 さん)
教科書販売時、衣笠は語学テキストを購入するときに用紙を記入しないといけないが、わかりにくいと周りのみんなも話している。WEBで申し込めるText-itをもっと広めていくべき。そうなると、販売効率も良くなるのでは?

●国際化と食について(文学部 2回生 竹内和也 さん)
フェアトレード商品の取り扱いや、ハラルのメニューを提供していることを知らない人が多い。私たちも世界のことを知る必要がある。食を通して、組合員へ広める必要がある。もっと、SNSを活用したり、企画を行って他国の文化を知らせる必要がある。

●組合員カードについて(映像学部 5回生 渡部太郎さん)
組合員カードの呈示が昨年始まったが、出資し、利用し、運営する生協という仕組みを考えると、カードの呈示が面倒だという声もあるが、理解をする。より一層、加入率の向上やスムーズな利用のための電子マネー利用率のUPを目指してほしい。ポイントについては、ポイントの利用の仕方を知らないという声が多い。積極的な情報宣伝をお願いしたい。また、組合員でよかったと思われる生協になるよう、一層の努力をお願いしたい。

●環境について(産業社会学部 3回生 岩尾淳未 さん)
ごみの量が多く、回収率も悪いのでは。リリパックの活用をもっとしてほしい。知らない人が多いので、食堂卓上に宣伝物を置いたり、リリパック利用商品の会計時に声掛けをしたらどうか?また、ごみの回収回数を増やしたり、もっとゴミ箱を大きくしてはどうか?
デポジット制の導入や、回収BOXを変えたりも考えられる。学生へのアンケートを実施して、より回収率が上がる方法を検討したほうがいいのでは。また、今の学生は環境に対する意識が低い。学内での企画などで呼びかけ、リリパックなど身近な事象から興味を持って学びへ発展できるかもしれない。

●地産地消の取り組み(産業社会学部 3回生 近藤里沙さん)
食堂はどうしても揚げ物がおおい。野菜メインのヘルシーなメニューを食べたい。また、近い地域の食材を使った安心安全なものを食べたい。生協の食堂は、外食といえども家で食べる内食に近いもの。昨年行った京北フェアは、京北の野菜を使った和食中心のメニューで出食数、内容も好評だった。今年度も年3回の食堂でのフェアを計画している。合わせて、購買での京北スイーツの販売も予定している。地産地消の取り組みは、地域活性のためのアプローチの一つ。学生にとっても社会問題に触れる学びの機会になる。生協としては継続的に続けられるとりくみへ発展させてもらいたい。

●リリパックの回収率について(経営学部 3回生 服部マキシミリアン健嗣さん)
リリパックの回収率が悪いので、ポイント制を導入できないか?ポイントを集めて、景品を得るような仕組み。それを楽しみにした組合員が、もっとリリパックの商品を購入したりするのでは。できれば、カード方式で回収したらハンコをもらえるようなもの。また、リリパックをはがした後に、当たりが出るとか。みんなが「うれしい、おいしい、たのしい」形にしてほしい。

●OICのお茶くみ器について(経営学部 3回生 入江剛大さん)
OICの食堂は、利用者が多く混雑している。その原因は、レジの混雑と席数の問題と、お茶くみ器の3つではないかと思っている。お茶くみ器は、ボタン式で給茶スピードも遅い。BKCのような、レバー式の給茶機にならないか?

●学びOICショップについて (経営学部 3回生 山本侑哉さん)
OICショップの現状としてスペースが狭くて、扱える書籍量が少ない問題があります。その解決策として、ひとことカードを活用するなどしてはどうか。

●OICの食堂について(教職員 木下明浩さん)
週5回食堂を利用しているが、OICの食堂は案内物がすっきりはしたが、メニューを通したコミュニケーションが取れていないのでは?ひとことカードがないので、要望もできない。ラーメンの汁が変わったと思われるが、それについて、組合員が納得できる形での説明ができていないのでは?食堂の一角にひとことカードの設置をし、また、メニューについての説明をする場が必要だ。

【理事会からの回答】

衣笠キャンパスの夜メニューについては、内容についての懇談会を開きたい。教科書販売については、Text-itの利用は確かに少ない。どのように活用してもらい広めていくか検討していく。ハラルやフェアトレードについては、学生に知らせていく取り組みを強化。組合員カードのポイントの利用方法は、もっと利用法を知らせていく。リリパック回収率は立命館は3% ポイントやデポジット形式もあるが、他大学ではそういったことなしで50%以上の回収率のところもある。全体として広げていくため、もっと知らせていく。京北フェアの取り組みは、食材の調達、調理などで無理があると進まないので、一つずつメニューを増やしていきたい。キャンパスで周辺の地域が違うので、キャンパスの顔をした食堂を目指していきたい。
OIC食堂の給茶機については、施設の問題で他キャンパスのように給湯器の設置スペースがとれなかったため、現在の給茶機を導入した。使用しているお茶代も高く、他の給茶機も探しているところだがなかなかいい方法がみつけられていない。スピード重視なら冷水だけ提供ということも検討したが、それでは苦情がでると思われるので引き続き検討中。OICのひとこと設置については、新店舗を短期間でオープンさせることに集中して遅れていたが、早期に設置をする。また、先日、留学生との懇談もOICで行ったが、そのような組合員と直接話ができる場を増やしたい。うどんやラーメンのダシについては、後日確認の上、回答。

●ムスリムフレンドリー認証についてと教職員専用レストランについて(理工学部 1回生 斎藤 亮さん)
ムスリムフレンドリー認証を取るとなっているが、働いている人たちにもいろんな宗教に人もいて、認証を取るにあたって、イスラム教の戒律を強要するようなことになり信教の自由を侵すことになってしまわないか?大学生協の役員がそういったことに対しての意識が低いのではないか?
また、教職員専用レストランについては、教職員も学生も同じ組合員であり、教職員がそのレストランだけを利用しているわけではなく、普通の食堂も利用している。教職員だけ利用できるのはいかがなものか。学生の利用の可否についての対応が職員によってもアナウンスが違った。

●ユニオン食堂について(経済学部 2回生 矢野裕大さん)
ユニオンは1Fと2Fでメニューも差別化できており、人気メニューが2Fで長期に提供されていてよい。ただ、テーブルの配置などの問題なのか、混雑していて困る。席取りを禁止しているが、席がないと食べることができないので、それを単純に悪いことだとするのは無理もある。なので、食後に早く席を立つようにすることを勧めるべき。学生委員会や他の団体を作って呼びかけていくことも必要。また、テイクアウトメニューを作ったり、教室でランチをより知らせて行ったりすることも必要ではないか。食堂ホールの利用目的は、食事+ゆっくり休憩することも目的。利用する側が誰もが利用しやすい食堂への意識を持つことも大切。

●リンク食堂の混雑について(薬学部 2回生 戸田菜月さん)
リンク食堂は、学生数に対して座席数が足りているというが、混雑しているのは事実。なぜかと考えたら、死に席が多いためではないか?机の下などに荷物かごを置いたり、6人掛けではなく、4人掛けの机にしたり、ポスターやビラで席の譲り合いを促したりの対策をしてほしい。

●ユニオンショップの品ぞろえについて(情報理工学部 2回生 若林俊輔さん)
ユニオンショップの商品だが、商品の種類が少ない。もっと、アンケートやSNSなどを使って組合員の要望を聞き品ぞろえを増やしてほしい。

●リンクエリアについて(情報理工学部 2回生 内西功一さん)
4月からOICへ移転のため、文系の人数が減り、理系の人数が増えた。リンクエリアの人口が増えているので、リンクミールショップにおかしなどを増やしてほしい。また、食堂の営業時間を延長して夜8時までにしてほしい。また、トラベルで行っている留学の宣伝をもっとしてほしい。できれば、キャンパスウェブの留学のところに掲載できないか?いろんな選択肢を提供してほしいので。食堂ホールについて、理系学部生はPCを使っていることが多いので、コンセントをつけてほしい。理系の学生の声を届ける機会を増やしてほしい。

●リンク食堂について(経済学部 2回生 南谷尚輝さん)
リンク食堂の返却の時間帯が短い。死に席が多いので、もっと呼びかけをしてほしい。また、メニュー表記がわかりにくい。特にオムライスの注文方法。また、レーンについても床の矢印ではなくて、ロープでレーンの並びを指定するなど、並びをわかりやすくしてほしい。

【理事会からの回答】

ムスリム対応については、留学生がこの間増えてきた。さまざまな組合員を支えるということが目的。そもそも、食べることができないことを何とかするという目的で始まっているので、ご理解いただきたい。教職員レストランについては、組合員のみなさんにご協力をお願いしていること。混乱を招くようなアナウンスで誤解を招くことになったかもしれない。案内を徹底したい。
品ぞろえについては、声を集める仕組みをもっと検討していきたい。リンクエリアについては、バイオリンクの影響も未知。今後、どうしていくかは、みなさんの利用状況などをみていきたい。留学の情報提供について、キャンパスウェブは大学国際課が行っていることなのだが、大学とも学生に必要な情報提供について相談していきたい。コンセントは大学に施設なので、大学へ要望を。利用案内表記については、変更を検討していきます。

●ムスリムが食べられる日本食の提供を(APS 2回生 マルダン アリさん)
コープでも、海外の食べ物を販売している。留学生は、日本の味になれていない。アルコールや豚を使ったものは食べられない。日本食を何も食べないのは悲しい。ハラル対応をして、日本食も食べられるようにすれば、APUで日本食を食べた留学生が自国に帰って、日本の文化が広がる。

●コープに食品増やして (APS 2回生 カミリア サルサビアさん)
APUは国際的な大学。留学生がたくさんいる。でも、コープに食べ物が十分ではない。
もっと食品を増やしてほしい。

【理事会からの回答】

ハラルフードについては、APUが開学当初、食べることができす、学ぶどころか生きることができないムスリムの学生さんを支えることからスタートした。さらに取り組みをすすめたい。
APUカフェテリアでは、今夏にムスリムフレンドリーの認証取得を目指している。学生、職員、アルバイトの人の連携、コミュニケーションをとりながら進めていく。決して、ムスリムだけを特別としているわけではないことをご理解頂きたい。

【書面発言】 書面発言への回答については後日ホームページに掲載していきます

●APUCOOPについて(APM 2回生 ブアンミンさん)
APUのCOOPでもっともっと野菜を置いてほしいです。私達のAPハウスの寮生は野菜がなくなった時、COOPの品ぞろえが少なすぎて市街地までいかないといけない。COOP、ハウスCOOPに野菜を置いてほしい。

●いろいろ(APS 2回生 藤井康平さん)
APUだけでなく、RUもハラルへの関心を持つべきだと思う。APUについてもっと報告してほしい。野菜を安くしてほしい+品ぞろえを増やすべきだ。

●交流・学び (文学部 1回生 大島大貴さん)
学びのところで、学部合同での交流及びあるテーマに対する討論を行う企画を行ってほしいです。これは大学生活を送って、授業<遊びでは学部同士いることが多いと思います。他学部の人とも話したいという方のために一つのテーマに対し、いろんな意見を出し合うことで、刺激になり、友好関係を深めるとともに、視野を広げることもできるという二つのメリットがあると考え、これを提案します。

●リンク食堂(理工学部 2回生 中尾純玲さん)
開いている時間を増やしてほしい。

●OICにおける生協ショップについて(政策科学部 2回生 植松洸佑さん)
OICにおけるミニコンビニについての案について積極的な取り組みを求めたい。
BKC、衣笠と同様に出資金を払い、組合員となって利用していることからキャンパス間におけるサービスの差は極力減らしてほしいと考える。OICにおいては、他キャンパスに比べ「購買」サービスの質が悪く、コンビニ(業者)に任せて手抜きをしている印象を受けた。

●説明会(APS 2回生 鶴みさとさん)
COOP(カードとか)について説明会をもっと開催してほしいです。(もっと利用していただけるようにイベントを増やすなど。クイズとか楽しいもの)

●OICでの購買部展開のお願いについて(教職員 藤井潤二さん)
OICでの生協の協力もあって無事開設できたことに感謝する。しかし、衣笠・BKCと比較して購買部(コンビニショップ)が展開されていないことに不満を持っている。日常的にコンビニ(業者)を活用することについては経済面で懸念されることを指摘せざるを得ない。
特に食品(お弁当、パン)については、成分(素材)と価格の両面で安心が求められると考えます。とりわけ価格については学生さんたちにとって大切で重要な課題です。以上の理由により、購買部の展開をお願いします。

●APUの食事について(APM 2回生 入山宥昌さん)
今、APUのカフェテリア利用率はとても高いです。なぜなら、近くに食事のできるところがないからです。しかし、カフェテリアのメニューは揚げ物が多く、健康面に関して、そこまで考えられていないと感じます。さらに、もし、健康面を考えて、メニューを考えた場合、いつもよりコストがかかってしまう問題があります。そこで、もう少し、低コストで健康的なメニューを増やすことを検討してほしいです。

●OIC図書館(経営学部 2回生 細井浩平さん)
OIC図書館の蔵書数を増やしてほしい。

●今年度取り組みを進めるべき課題(産業社会学部 4回生 屋田千有紀さん)
生協は学生の「食」に影響が大きいといえます。「内食的外食」と位置付けられる食堂や購買での食材を地産地消に切り替えていく意義が高いのではないでしょうか。現在衣笠・BKCでは一部取り入れられてはいますが、常時のメニュー展開ではありません。食育という観点からみても生協で取り組んでいくべき課題だと私は考えます。安くて沢山食べられるというのが、せいきゅの強みだといえますが、素材の味を知ることができる機会の提供の場として、是非生協さんに地産地消の取り組みを進めって行ってほしいと考えます。
今年度、衣笠E-platz、至徳館購買では、京北フェアを年3回計画しています。このような取り組みが今後も広がっていくことを望みます。
多くの学生の「体づくり」に「食」は大きな影響を持っているため、経営的に難しい取り組みとは考えますが、その重要性を認識していただきたいです。ご検討をよろしくお願い致します。

●昼食時の混雑緩和、立命館生協のHPについて(APS 3回生 鷺山大輝さん)
APUの現状しか把握できてないですが、昼食時の混雑緩和として、食堂の席数を増やすのがいいと思いますが、テラス席や屋外のベンチを増やしてもいいのではないかと感じた。
これに関して、APUの現状しか把握できていないのですが、HPを日本語だけでなく、英語の対応をした方がいいと感じた。(これはAPU以外にも効果がある。留学生)
実際にCOOPがどのようなサービスをしていて、COOP全体の特徴/メリットがあるのかが、不明確なので、英語の対応をすることで、留学生の組合員増加にもつながるのではないかと感じた。

●ユニオンショップ(理工学部 2回生 鈴木拓弥さん)
主に食堂やCOOP生協の改善について