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2018.06.25

2018前期ビブリオバトル 開催しました!

ニュース

2018年度前期「ビブリオバトル」。各キャンパスで熱戦が繰り広げられました。

トップを切ったOIC(5月24日木曜開催)では18名の方が集まり、そのうち5名の方がバトルを繰り広げ、総合心理学部1回生 成広汐里さんの『本を守ろうとする猫』(夏川草介)がチャンプ本になりました。本に関わる人々と人の言葉を話す猫が関わる物語。「早く先を知りたい」と「読み終わりたくない」が重なって何度も読み返したい本だそうです。

衣笠とBKCはなんと同日6月19日火曜の開催。
まずはお昼に行われた衣笠バトル。バトラー4名、参加者17名のうちチャンプ本に選ばれたのは法学部2回生の山内創太さん、『苦難の乗り越え方』(江原啓介)でした。
この本を通じて「人生をケーキに例えるとスポンジはありのままの自分、デコレーションはそこに付け足していくもの。命というものをポジティブに感じて自分はどうできるのか」が学べる役立つ自己啓発本、というプレゼンでした。

最後は夕方のBKCでのバトルです。留学生の方を含むバトラー6名、参加者は30名と大賑わい。みごとチャンプ本に輝いたのは、経済学部2回生の山内宙(かなた)さん。アドルフ・ヒトラーの『わが闘争』です。ヒトラーの演説は有名ですが、無知な民衆に自分がどうしたいかを知らしめるために発揮された才能。ドイツでは買うことができない本が日本では読めるので批判的な目で見て読んで欲しい、チャレンジして欲しいと紹介してくれました。

ビブリオバトルはお薦め本を紹介しあう知的書評合戦。聴衆も質疑でどんな質問をするか質問力が問われます。お薦め本がある方はぜひバトラーに、自信のない方も聴衆参加で大歓迎です。秋のビブリオバトルは日程が決まり次第またご案内いたします!

バトラー&バトル本のご紹介 *発表順

<OIC> チャンプ本「本を守ろうとする猫の話」
バトラー タイトル 著者
経営学部2回生 首里昌毅さん 百合のリアル 槇村朝子
総合心理学部2回生 山本泰士さん 四つ葉のクローバー
総合心理学部1回生 成広汐里さん 本を守ろうとする猫の話 夏川草介
政策科学部4回生 布施絵梨さん 精霊の守り人 上橋菜穂子
総合心理学部3回 設楽春貴さん 夜のピクニック 恩田陸
<衣笠> チャンプ本「苦難の乗り越え方」
バトラー タイトル 著者
文学部2回生 木村海渡さん 虐殺器官 伊藤計劃
産業社会学部3回生 徳永祥真さん 村上さんのところ 村上春樹
法学部2回生 山内創太さん 苦難の乗り越え方 江原啓之
文学部3回生 中村倫大さん 細雪 谷崎潤一郎
<BKC> チャンプ本「我が闘争」
バトラー タイトル 著者
薬学部1回生 北尾修平さん スイッチを押すとき 山田悠介
経済学部2回生 山内宙さん 我が闘争 アドルフ・ヒトラー
情報理工学部1回生 ハンテキインさん 物欲なき世界
情報理工学部1回生 トウタクヘイさん どんな励ましも効かない時に
経済学部1回生 MICHIAKIさん 火花 又吉
経済学部1回生 坂本俊輔さん 永遠の0 百田直樹

バトラーの皆さん、参戦ありがとうございました!(左からOIC、衣笠、BKC)