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 さあ先月号から始まったこの特集も今月号で終わりになりました! 先月号を読んだ方は、自分が健康な体なのかそうでないのか、わかったと思います。そこで今月号では、健康でないならどうすれば健康な体になれるかを載せようと思います! ぜひ読んでみてください!

手に入れろ!健康なカラダ

健康になるためには?
 健康になるためにはどうしたらいいのか? その答えはきっとみなさんの普段の生活を思い返せば自然とわかるはずです。大半の方が食生活の改善や運動することが、健康になるための大事な要素だと思ったことでしょう。その通りです! その2つさえしっかりとできれば必ず健康になるのです!


つまり!!食生活と運動が大事なのです!


食生活編
 食生活は基本的な生活習慣であり、健康に直接的に関連しているだけでなく、楽しさなどの生活の質にも大きく関係する要素です。そのため、多くの人が身近に関心を持っています。この50年間に塩分、炭水化物が多く、動物性たんぱく質が少ない食事から、動物性たんぱく質や脂質の多い食事へと大きく変化し、脳出血の減少などにつながりました。しかし、現在では若い世代で心臓病などが心配されるほど脂肪の摂取が増加していることや、男性を中心とした肥満傾向の悪化など、栄養を過剰に摂取することに伴う問題が大きくなっています。


これが大事!
・食事のリズム
 毎日規則正しく食事をしていますか?朝食をとらずそのまま大学に来ている方もいると思います。しかし、そうすると昼に食べ過ぎてしまったり、間食が多くなったり、健康によくない食生活になってしまいます。ただ食事をとるのではなく、毎日規則正しく食事することを心がけましょう!


・好み
 あなたは薄味が好きですか? 濃い味が好きですか? 健康面から考えると薄味のほうが体にいいです。野菜を食べるときも、ドレッシングをたっぷりかけるのではなく、なるべく少な目にしましょう。
 また味付けだけでなく、偏った食事をしていませんか? 学食でいつも丼物にするのではなく、焼き魚や麺類を頼んで、バランスよく食事をしましょう!


・食事のとり方
 食事はいつも腹八分目にしていますか? ついついおなかいっぱいになるまで食べるのは、健康的によくありません。
 また、急いで食べるのではなく、よく噛んでゆっくり食べましょう!


・食事の場
 いつも外食ばかりするのはよくありません。なるべく家で食事をし、ゆっくりした環境で食事をしましょう。またできれば家族や友だちと一緒に食べましょう。楽しい雰囲気の中で食べる食事の方が、よりおいしいものになります。


運動編
 体をよく動かす人や、運動をよくおこなっている人は、死亡率や虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症、結腸がんなどの発生率が低いといった関連が認められており、心の健康とも関連していることがわかっています。高齢者でも、歩行などの日常生活における活動が、寝たきりの減少や寿命の延長に効果のあることが示されています。このような効果は、「身体活動の強さ」と「おこなった時間」を掛け合わせた「身体活動量」が多いほど有効ですが、長期的にみると10分程度の歩行を1日に数回おこなう程度でも一定の効果が得られることがわかっています。したがって、スポーツや体操など特別におこなう活動だけでなく、通勤・通学、家事、勤労など日常生活のからだの動き全体が重視されます。


まずは心掛け
 身体活動量を増やすためには、状況に応じて、通勤・買い物で歩くこと、階段を上がること、運動をおこなうことなど身体を動かすことを日常生活に取り入れることが大切です。平成8年保健福祉動向調査によると「日ごろから日常生活の中で、健康の維持・増進のために意識的にからだを動かすなどの運動をしている人」が、男性52.6%、女性52.8%となっています。からだを動かすことの実践は、その前段階として「できるだけ心掛ける」という意識の変化があると考えられます。そのため、このような意識をつくっていくことが重要です!


そして歩行
 体を動かすことのうち、最も身近に取り組むことができるのは、歩行です。これは、ウォーキングのような特別に時間をとっておこなう活動の他、通勤や買い物などの活動も含まれます。また、日本では、歩数計を利用している人が20歳以上の16.7%に上り、身近なものとなっていることを考えると、「1日当たり1万歩」などの目標を定めて、取り組むことも有効な方法です。日本人の1日当たり平均歩数は、男性8202歩、女性7282歩(平成10年国民栄養調査〔厚生省〕)となっています。


最後に運動習慣
 運動・スポーツは余暇の時間におこなう活動であり、爽快感や楽しさを求めておこなわれます。同時に、疾病を予防し、活動的な生活を送る基礎となる体力を増加させるものでもあり、積極的な行動として勧められます。「週2回以上、1回30分以上の運動を、1年以上継続している人」という定義で調べると、男性28.6%、女性24.6%が運動に取り組んでいます(平成10年国民栄養調査〔厚生省〕)。男性では30歳代が20.6%、女性では20歳代が16.7%と最も低く、60歳代までは年齢が上昇するに従って取り組んでいる人が増える傾向にあります。運動の強さとしては、中程度、自覚的には「息が少し弾む程度」がすすめられます。それまで運動経験のない人が急に運動を始めようとすると心臓事故や、整形外科的障害を起こす可能性があるので、それぞれが自分の健康状態をよく把握した上で取り組むことが重要です。

 

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