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 いよいよ7月になりました。この時期はテスト勉強で忙しいと思います。テスト勉強の合間に本を読んでリラックスしませんか? 今月は先月のおさらいで新書の紹介と、小説を2冊ずつ載せました。ぜひ読んでみてください。

手紙

17_p5.jpg著者:東野圭吾
出版:文藝春秋

 強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。


 もし自分が主人公ならば? 兄貴だったら? 彼女だったら? 果たしてどのように思うだろうか、どんな行動をとるだろうか。そんなことをかんがえさせられる作品でした。話の内容としてはすごく重たく深いのですがそれを感じさせない時間がありました。また、それをわかちあえる人に巡り会えることはこんなに大切な事なのだと思いました。この作品を読んで、じわりと涙がとまりませんでした。
理工学部1回生/N・T

 

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