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省エネルギー宣言

 今月の特集は「省エネ」についてです。
 家の中でできる省エネから、普段の生活で実践できる省エネを紹介していきます。エネルギーを減らせば、環境にもいいですし、お財布にもいいですよ☆


家の中でできる省エネ
明かりを選びましょう
 家の中の家電で、照明用に使用されている電力は全体のおよそ5分の1ほどです。少ないように思いますが、その他の家電と比べると結構たくさん使っています。省エネにはもってこいの部分です。


こまめに消す
 当たり前のことですが、照明はこまめに消しましょう。人のいない部屋の照明はもちろん、昼間は外から差し込む日の明かりで十分部屋の中が明るくなります。また、照明が明るすぎるということはないでしょうか? 必要な明るさにあった照明を選んでつけることも省エネです。


選びましょう
 最近では、電球型の蛍光ランプも登場しています。白熱電球を蛍光ランプ(暖色電球型)に付け替えると、同じ明るさで省エネができます。
 同じ蛍光灯ならインバータ蛍光灯にしてみましょう。インバータ蛍光灯とは高周波で点灯させる蛍光灯です。通常のものに比べ15%以上省エネです。電球型蛍光ランプもインバータ蛍光灯で白熱電球と同じソケットに取り付けることができます。


冷房するときのちょっとした工夫
 どうすれば省エネルギーに効果があると言われる28℃に設定しても、快適でいられるのでしょうか?

上着を1枚脱ぎましょう
 家の中では楽な格好で過ごしましょう。半袖、半ズボンの格好に着替えることで室温が28℃でも快適に過ごすことができます。軽装にすることで2℃、冷房設定温度を上げることができます。


扇風機を使いましょう
 冷房するときには、ゆったりした風の動きでも汗の蒸発を促し、気化熱を奪うので涼しく感じられます。室温を28℃にして扇風機を使いましょう。ただし、長時間の使用や就寝時の使用は控えましょう。


節水しましょう
 水道も河川水から上水を作り出すためのエネルギーや、浄水場から家庭に給水するエネルギーが必要です。下水も河川や海に排水できるように処理するエネルギーが必要です。ですから節水も重要な省エネと言えるのです。
 例えば、1回の入浴に14分間シャワーを使用したとすると、6回で約1m3の水を使うことになります。これは100Wの電球1灯を約10時間つけっぱなしにしていることに等しいと言えます。


洗濯のとき
 洗濯は、まとめ洗いをし、ためすすぎをすると節水になります。通常の使用では全自動式のものがより節水効果が高いようです。また、風呂の残り湯を使用すると、よごれ落ちがよく、洗剤の力もムダなく利用でき、なによりも節水になるといった一石三鳥の効果があります。


歯磨きのとき
 毎日の歯磨きも、はじめから終わりまで水を出しっ放しではたまったものではありません。口をすすぐときコップを使うと1人1回約5リットルの節水になります。


その他の家電
 家の中には照明や冷暖房機以外にもたくさんの家電があります。これらのなかで、あまり使う頻度が高くないものはプラグをコンセントから抜いておきましょう。また、電源を切るときも、テレビなどは主電源から切りましょう。


電子レンジ
 電子レンジは下ごしらえに活用しましょう。野菜を調理するとき、コンロを使うよりも電子レンジのほうが早くて簡単に火を通すことができ、何より消費電力が少なくて済みます。


家の外でできる省エネ
 家の外でも省エネを実践できます。普段の生活を見直してみましょう。


選びましょう
 少しでも家庭での省エネ効果を上げるためには、「エネルギー効率の良い機器を選ぶこと」、「消費電力量を少なくしていくこと」が大切です。新しく家電を購入する際には消費電力量に注意して購入しましょう。また、エアコン・冷蔵庫は「省エネラベル」が決め手です。このラベルは、国の省エネルギー基準の達成率を表示したもので、機器の性能比較に役立ちます。


省エネラベル
省エネ基準達成率が100%以上の製品には緑色のマークが表示されています。


買い物で省エネ?
 今やスーパーでは1年中さまざまな食材が手に入りますが、野菜をビニールハウスで加温して栽培するためのエネルギーや、魚を養殖するためのエネルギーが使われています。


旬を楽しもう
 旬の食材はハウス栽培や養殖などをしていないので、生産するために余計なエネルギーを使っていません。旬の食材を知っていると省エネできます。


ごみは買わない
 何を言っているんだと言われそうですが、ごみまで買っているかも知れません。買い物をすると必ずといっていいほど包装材がついてきます。これらは結局ごみとして捨ててしまいます。ですから、包装が簡単なものを選んだり、マイバッグを持参したりして買い物をしましょう。


COOL BIZ
 平成17年夏にスタートしたのが「COOL BIZ(クールビズ)」です。もうすっかりおなじみになりましたね。軽装を心がけて夏のエアコン設定を28℃でも快適に過ごそうというものです。学内の教室は28℃に設定されているので暑く感じたら涼しい服装にしてみましょう。


エコドライブ
 通学に自動車は使えませんが、バイクを使っている人はいますよね。最近ではガソリンの値段が上がっていますが、急発進、急加速を控えたり、空ぶかしを止めたりしましょう。ガソリンの使用も少なくなりますし、二酸化炭素の排出量も抑えられます。また、近距離なら徒歩や自転車を活用したり、たまにはバスを使ったりしましょう。


リサイクルも立派な省エネ
 ごみをそのまま焼却すると、焼却に必要なエネルギーや、二酸化炭素などを排出してしまいます。日ごろからリサイクルを心がけ、環境にやさしい省エネをおこないましょう。


分別回収
 何でも燃えるごみにするのではなく、プラスチックなどは再利用できるので分別して回収するようにしましょう。


スーパーなどの回収BOX
 家の近くのよく使うスーパーなどには資源ごみの回収BOXが設置してある場合があります。牛乳パックや卵のパック、食品トレーやペットボトルなど種類ごとに回収しています。自宅であらかじめ洗ってから持って行きましょう。


詰め替え商品
 シャンプーやリンスなどがなくなったときは容器はそのままで中身だけ買いましょう。ごみが減ります。


生協では
 家電製品は旧中川購買部とリンクスクエアショップで取り扱っています。この夏の暑さに向けて扇風機をたくさん用意しています。また、省エネラベルのついたエアコンも販売しています。詳しくはお店においてあるチラシをご覧ください。


牛乳パック回収
 旧中川購買部入り口付近とユニオンカフェテリア入り口付近に牛乳パック回収BOXを設置しています。紙パックのジュースも飲み終わったら洗って切って乾かして回収しましょう。

 

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