ナビゲーションをスキップ

web RUC/Ritsumeikan University Coop Canpus Communicatuon Magazine

今月はブックカフェで取り上げられた
本の中から2冊を載せました。
泣きたい方、そうではない方もぜひ読んでみてください。

くちぶえ番長

POPカードのコメント
 そもそもは小学生向けに書かれた作品ですが、それだけに読みやすく、なおかつ重松清という作家のカラーはそのままあらわれているので、初めの1冊には最適です。
 私たちが忘れ去ってしまった遠い昔、何もかもがおもしろくて、時間があっという間にすぎ去ってしまった子どもの頃にもう一度戻れることでしょう。
著者:重松 清
出版社:新潮文庫

・著者の紹介
 1963(昭和38)年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年、『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年、『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001(平成13)年、『ビタミンF』で直木賞を受賞。著書は他に『流星ワゴン』『きよしこ』『卒業』など多数。


・本の紹介
 小学4年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ窶披€煤Bサイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた1年間の、決して忘れられない友情物語。

 

前へ戻るSITE TOP