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秋(あっき)向いてホイ!!

 秋は涼しい気候で、行楽には最適の季節です。そこでみなさんに、立命館大学の各キャンパスがある京都と滋賀の紅葉が楽しめるお寺や、秋のスイーツが楽しめるお店などについて紹介したいと思います。みなさんの秋のおでかけの参考にしてください。
 また、ここで紹介するものはほんの一部にすぎないので、自分なりの秋を見つけて楽しんでくださいね♪


 

京都

高台寺
●交通案内● 市バス「東山安井停」下車徒歩5分

 

 高台寺は、東山の山のふもと、八坂法観寺の北東にあります。正しくは高台寿聖禅寺といい、豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉夫人の北政所(ねね)が慶長11年(1606年)開創した寺です。庭園は、国の史跡・名勝に指定されており、石組みは桃山時代を代表する庭園です。


 高台寺では10月24日から秋の夜間特別拝観が始まっています。見どころは、偃月池や臥龍池に映るライトアップされた紅葉、光ファイバーを使った方丈庭園の幻想的なライトアップ、京都らしい雰囲気漂う竹林のライトアップなどです。この夜間特別拝観は12月7日までです。


 高台寺の周辺には、歩いて約3分のところに八坂神社などの寺院があります。また、二年坂(二寧坂)や産寧坂などに買物できる場所もあります。祇園にも簡単に行くことがきるので、高台寺は、京都を楽しむにはうってつけの場所です。ぜひ足を運んでみてください。


 

源光庵
●交通案内● 市バス「鷹峯源光庵前」下車すぐ

 

 源光庵は、1364年に臨済宗の寺として創建されましたが、1694年に曹洞宗に改められました。本堂には釈迦牟尼仏と霊芝観音が安置されています。廊下の血天井は伏見城の遺構で、関ヶ原の戦い前哨戦である、伏見城の戦いでの戦死者の霊を供養しています。


 源光庵の堂内には「悟りの窓」と名付けられた丸窓と「迷いの窓」と名付けられた角窓という有名な窓があります。円で大宇宙、悟りとし、禅と円通の心を、四角は人間の生涯・迷いとし、生老病死・四苦八苦を表しています。


 紅葉の季節は、門前から境内まで美しい紅葉で埋め尽くされるので、窓から見ると絵画さながらの風景が広がります。紅葉を楽しみたいなら例年11月下旬と言われています。普段はひっそりとしている源光庵も、紅葉の季節になると多くの観光客が訪れるスポットです。


 

滋賀

石山寺
●交通案内● 京阪バス「石山寺山門前」下車すぐ

 石山寺は、紫式部が参籠して「源氏物語」の想を練ったことで知られています。東寺真言宗の大本山で広い境内には寺名の由来となった天然記念物の硅灰岩がそびえています。紅葉はその岩を彩るように染まり、国宝の本堂や入り口の参道に多く見られます。


 12月14日まで『源氏物語千年紀in湖都大津』のイベントとして、“源氏夢回廊”を展開しています。ここでしか見ることができません。紫式部のロボットが展示されています。趣向を凝らしたさまざまな展示で紫式部と源氏物語の世界を再現しています。


 源氏物語千年紀に伴い、本邦初公開の紅葉の石山寺ライトアップと夜間拝観『特別開催 源氏夢回廊』が実施されます。期間は11月15日から12月7日までです。例年、紅葉は11月の中旬から下旬にかけて見ごろをむかえます。石山寺の美しい紅葉をご堪能ください!


 

日吉大社
●交通案内● 京阪・JR坂本駅から徒歩10~20分

 全国にある日吉・日枝神社の総本宮。千年の都・京都平安京の表鬼門を守る方除・厄除の神社として有名です。猿が神の使いであり、「神猿(まさる)」といいます。「神猿」は「魔去る・勝る」に通じ、魔除け・必勝のご利益をいただけるものとして、信仰されてきました。


 大宮川の渓流が流れる景観の良い森に、見事な建築美を誇る数多くの社殿が散在し、周囲の紅葉に壮麗な社殿が映えて美しい眺めになります。広大な神域に紅葉、カエデが約3000本。雄大な自然との見事な調和で県内屈指の豪華な紅葉を楽しめます。


 日吉大社もみじ祭が11月1日~12月7日まで開催されています。期間中には菊花展の他、ライトアップ(11月15日~12月7日)、狂言の奉納なども予定されています。紅葉は11月初旬に色づきはじめ、見ごろは11月中旬から下旬です。


 

お寺に行こう!!

 お寺に行ってお参りをするときの参拝の仕方、あやふやではありませんか?今さら人には聞けない、お参りのイロハをおさらいしてみましょう。
 一般的には、「二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)」が参拝作法の基本となっています。神社によっては特殊な拝礼作法をおこなっているところもありますが、まずはこの基本をマスターしましょう。

☆二拝二拍手一拝 

  1. 拝殿の正面に立ったら、軽く会釈をし、鈴を鳴らします。鈴は邪なるものをはらう力があると考えられており、鈴の音によって邪気をはらうので、きちんと音を鳴らします。
  2. 賽銭箱に賽銭を投げ入れます。捧げものとして神前に米を撒く風習の名残といわれています。
    大事な米や銭を何の代償もなしに散ずることは私欲があってはできないことなので、賽銭を投げることによって心のもやをはらうという意味があります。
  3. 二拝(二回頭を下げておじぎ)をすることで、神への敬意を表します。
  4. まずは胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらして二拍手。その後、指先をきちんと合わせて祈りを込めてから手を下ろします。
  5. 最後に一拝をして終了。もう一度おじぎをすることで神を送り返します。

 

11月のイベント

(下画像をクリックで拡大表示します。)

 この秋、二条城では、多くの人に世界遺産・二条城の魅力に触れる事をとおして、文化財の保護や継承を大切にするよう呼びかけています。約2ヶ月間にわたり、国宝・重要文化財や庭園の特別公開、お茶会などのいろんな催しが開催されますよ!!
: ごま木に願いごと、名前、年を書いて、護摩の炎が上がった時に山伏に渡すと、その場でお焚き上げしてもらえます。また、力だんごの無料接待も行われます。(午前10時より先着1000名)
: 神苑は源氏物語花の庭と呼ばれ、四季折々の美しさを見ることができます。平安遷都の頃の創建と伝えられる古い社で、方除けの神として信仰を集めています。
: 全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。 商売繁昌・五穀豊穣・開運の守護神として有名です。
: 自然の恵みに感謝し、家内安全、無病息災を祈る祭です。拝殿では神楽巫女による「剣の舞」、「紅葉の舞」、「扇の舞」が奉納されます。

 

 

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