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秋だヨ!! キノコ 全員集合~

きのことは??

 きのことは、菌類のうちで比較的大型の子実体を形成するもの、あるいはその子実体そのものを指します。きのこの多くは植物やその遺骸を基質としていますが、中には動物の糞などの排泄物や死骸を基質とするもの、他種のきのこを基質にするものもあります。また、植物の菌根と呼ばれる器官を形成して共生し、植物から同化産物を供給されて成育するものもあります。通常目にするきのこの多くは地上に発生していますが、トリュフのように完全に地下に埋没した状態で発生するもの(地下性菌)もあります。

 

きのこは体に良いの??

 きのこ類はカロリーが低く、ダイエットに向いています。食物繊維が豊富なので、便秘には欠かせません。食物繊維には、血中や肝臓のコレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化にも効果があると言われています。
 また、大腸がんなど生活習慣病(成人病)の予防に対する有効性が注目されています。一方、きのこ類には毒きのこも多く、誤って食べてしまうと痙攣、嘔吐、腹痛、下痢、貧血を起こします。毒きのこには、たまごてんぐだけ、わらいたけなどがあります。

 

 しめじ 

 しめじは、カルシウムの吸収率を上げるビタミンDの他、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養があります。また、うまみの素でもあるリジンは、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の1種。日本人に不足しがちな栄養素といわれているので、上手に取り入れましょう。昔から、「香り松茸、味しめじ」といわれるように、しめじにはグルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸が非常に多く含まれていますので、味の良さは折り紙つきです。

 

 まいたけ 

 まいたけは、食用として馴染み深いきのこです。栄養学的にはビタミン類やミネラル、食物繊維に富み、亜鉛、ナイアシン、ビタミンDを多く含みます。身体の免疫力を高めるなど、さまざまな効果があるとする研究もなされています。食材としては香りに優れ、また、歯切れも良く、基本的に生食以外ほとんどの調理法でおいしく食べられます。たんぱく質分解酵素を多く含むので細かく刻んだ生のまいたけを肉にまぶしてから調理することで、固い肉も軟らかくなり旨みが増します。

 

 えりんぎ 

 えりんぎは人気のある食用きのこで、フランス料理やイタリア料理などの定番食材のひとつです。シコシコとした食感が特徴で、ビタミンB1や食物繊維が豊富です。手で大きく裂いて網焼きにしたり、バターソテーにすると美味です。えりんぎは食物繊維が豊富なので便秘解消に効果的なのはもちろんですが、最近では脂肪肝を予防する働きがあることもわかりました。たとえばコレステロールの高い食事を取っても、えりんぎを一緒に食べると肝細胞に脂肪が沈着するのを抑えてくれます。。

 

 えのきだけ 

 えのきだけ(えのきたけ)にはビタミンB1、B2、食物繊維、そして発芽玄米などに多く含まれている「ギャバ」も豊富に含まれています。「ギャバ」は神経の鎮静作用や腎臓や肝臓等、臓器の働きを活発にする働きがあり、血圧安定、精神安定よいとされ、高血圧予防にはもってこいの栄養成分です。 そのほかビタミンB2は皮膚や髪、爪などの健康維持に。食物繊維は腸内洗浄作用があるので、コレステロールの排出、便秘改善にもってこいです。

 

 

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