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北海道・東北

ジンギスカン鍋(北海道)

 この鍋の調理には専用の鉄の浅い帽子のような形をした鋳物製の鍋を用います。その鍋は焼く段階で肉汁や脂肪分を野菜に染み込ませるという調理法です。その名の通り羊肉を使用しているのが特徴です。

石狩鍋(北海道)

 石狩鍋はぶつ切りにした鮭と野菜を昆布でだしをとった汁で塩だけで味付けして煮込んだものです。また、酒粕を加えたりバターや牛乳を隠し味に使う家庭もあります。昔、アイヌの人々が鮭と野菜を塩味の汁で煮込んで作った料理が原型と言われています。

じゃっぱ鍋(青森)

 青森・津軽地方に伝わる鍋で津軽弁で「がらくた」を意味する言葉です。タラが代表的ですが、魚のアラやエラ・頭など何でも入れてしまうところから「じゃっぱ」と呼ばれていて素材を余すことなく全部使います。

きりたんぽ鍋(秋田)

 秋田県の鶏ベースのきりっとした醤油スープの鍋です。ごぼう、鶏肉、まいたけ、ねぎ、たんぽ、せりが基本の具材です。また比内地鶏が有名になったことをきっかけに郷土料理として多くの人に親しまれています。

関東

あんこう鍋(茨城)

 あんこう鍋は、あんこうを主な具材とする鍋料理の1つ。「常磐路のあんこう」として福島県南部から茨城県の海岸沿いの地域の伝統料理でしたが、20世紀末以降はその他の地域でも食されるようになりました。「西のフグ、東のあんこう」と称されています。だし汁はみそとしょうゆが一般的です。よく煮ることによってあんこうは骨離れがよく、海のフォアグラとも言われているあんきものコクが出ておいしいです。締めのごはんは絶品です!

柳川鍋(東京)

 柳川鍋(やながわなべ)は開いたドジョウと笹掻きにしたごぼうをみりんと醤油の割下で煮て鶏卵で綴じた日本料理の鍋料理です。一緒にねぎや三つ葉を入れてもおいしいようです。ドジョウの下準備に少し手間がかかりますが、伝統的な郷土料理をぜひ味わってみたいですね。

ほうとう(山梨)

 ほうとうは、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理です。2007年農林水産省が各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれました。ほうとうは小麦粉を練った平打ちの麺を野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込んだ料理の一種です。

近畿

飛鳥鍋(奈良)

 飛鳥鍋とは、奈良県飛鳥地方の郷土料理です。飛鳥時代に天皇をはじめ宮中で珍重されたのが始まりの珍しい牛乳鍋です。鶏ガラベースに白味噌を加えたダシに、牛乳をたっぷり加えたまろやかなスープで、独特の牛乳臭さもなく、コクのあるおいしい鍋です。

湯豆腐(京都)

 湯豆腐は豆腐を使った鍋料理です。良質な水に恵まれた南禅寺周辺では、江戸時代から美味しい豆腐が作られ、この地の名物となりました。湯豆腐のコツはグラグラと沸騰させないことです。豆腐の芯が温まって、ゆらゆらと動き出したら食べ頃です。ダイエット料理としてもおすすめです。

はりはり鍋(大阪)

 はりはり鍋とは鯨肉と水菜を用いた鍋で、大阪を中心とした関西地方の料理です。鯨肉が基本ですが最近では売っていないことが多いので、豚肉などで手軽に味わうこともできます。また、「はりはり」とは、水菜の繊維質によるシャキシャキとした食感からきた表現です。

中国

カキの土手鍋(広島)

 日本一の牡蠣の産地である広島県ならではの土手鍋は、味噌を鍋の周りに塗りつけ、旬の生牡蠣とともに豆腐や野菜をグツグツ言わせる郷土料理。「土手鍋」の名前の由来は、味噌で鍋の周りに土手を作ることからきているとか。海のミルクともいわれている牡蠣のぷりぷり感を味わえる1品です。

ふぐちり(山口)

 ふぐの名産地山口県のごちそうご当地鍋であるふぐちり。地元では「ふく(福)ちり」とも呼ばれているそうです。風味の良いふぐの旨味が、鍋を食べ終えた後の雑炊でもたっぷり味わうことができます。高級品でありますが、一度は食べてみたい鍋ですよね♪ 山口県民がうらやましいです!

九州・沖縄

水炊き鍋(福岡)

 この鍋はだしを使わないで水だけで煮る福岡県博多の郷土料理です。皮や骨付き鶏肉のぶつ切りを使い、鶏肉や骨から出る旨味を活かしています。

薩摩鍋(鹿児島)

 鹿児島の郷土料理です。名物きびなご・さつま揚げ海老・ハマグリなども一緒に煮込んで食べる豪華な鍋で、味噌を加えたり鹿児島名物の柚こしょうを少しあわせて食べるのもおすすめです。

ガサミ鍋(沖縄)

 沖縄の鍋ですが、西表などでは鍋というよりも汁物として食されています。ガサミの身はとてもおいしく、南のタラバガニと呼びたくなるほどのものです。

 

 

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