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立命生でがんばってる人ってたくさんいますよね。

その「がんばってる」ってサークルだったり勉強だったりバイトだったり。

そんな3万人以上の立命生のうちの一例を紹介します!

今回紹介するのはTOMSAWYER所属 I・Yさんです。


活動の内容について

 I・Yさんは国際ボランティアサークルTOMSAWYERに所属しています。TOMSAWYERは、ハビタットフォーヒューマニティというNGO団体の関西学生支部としての活動を中心として活動しているサークルです。ハビタットは世界100ヶ国で、20万軒以上の住居建築をおこなっていて、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」を理念とし活動している自立支援型NGOです。関西学生支部は、6つの大学で合計8個のサークルがあります。その1つである同志社国際居住研究会というサークルの人と22人で、南インドのボンデシェリーに約3週間滞在し、住居建設活動に参加してきたそうです。

 

One Volunteer program breaks everything

言葉の意味について

 「1度のボランティア活動がいろいろな悪い風習を壊す。」この言葉は現地スタッフの方に、ボランティアとカーストをどう思っているかを聞いたときに言っていただいた言葉です。カーストとはインドにあった身分差別のことです。今回関わった家族は低カーストでした。だから彼らより高いカーストの人は決して手伝ってはくれません。私たち外国人が彼らのために家を建てていることは、自分たちには外国から助けに来てくれる人(family)がいるという勇気を与えているそうです。この言葉は建設作業だけでなく、1度のボランティア活動でできることの多さを表しています。

 

活動概要

8月29日
出発
8月31日~9月4日
基礎造り
9月7日~9月11日
壁・屋根造り
9月14日
オランダ人と活動
9月17日
帰国

 

 僕はこのボランティア活動では現地の人に対して、与える側だと思っていました。しかし、現地では家の大切さ、家族を想う気持ち、言葉が通じなくても教えようとする気持ちと、知ろうとする気持ちがあれば伝わるということを知ることができました。そのため僕は活動を通じて与えられることばかりでした。また、僕たちが建てている家に住む人にインタビューをおこないました。夢はなんですかとたずねると「Home is dream」と答えてくれました。僕たちの活動は、家族の夢も作っていることを知り、より早くていねいに家を建てたいと思いました。僕は活動を通してインドに家族ができました。いつかまたインドに行きます。
理工学部1回生 I・Yさん

 

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