生活協同組合(生協)では、出資者、運営者、利用者がすべて組合員です。この組合員とは、生協に加入するために出資金を払った人たちのことを指します。一方、一般の株式会社などは、出資者は株主、運営者は会社役員、利用者は消費者とすべて別々の人でおこなわれています。株式会社は会社の利益を大きくしようとしますが、生協は自分たちの生活をより良くするためにみんなで出資金を出し合って運営しています。生協には助け合いという理念があるのです。だから、生協は組合員のみなさんの声を「総代会」や「ひとことカード」などで反映させつつ運営しています。
組合員になるには??
↓
生協加入が必要です。
加入時に 出資金
30口(1口500円) 15,000円
でお願いしています。
※出資金は卒業時(脱退時)に全額お返しします。
メンバーズカード
立命館生協の組合証であるカードの正式名称は「ICプリペイド機能付きメンバーズカード」といいます。通称「ICプリぺ」と呼ばれています。このカードにあらかじめお金を加金しておくことで、生協店舗での買い物で現金を出す必要がありません。また、利用場所、利用金額に応じてポイントが付き、1ポイント1円として使うことができます。
また、学内に設置されている証明書発行機や証紙券売機を利用するために、ICプリぺは必要ですので、大学生活に欠かせない存在となっています。
ひとことカード
生協には、ひとことカードというものがあります。「生協の白石さん」で一躍有名になりました。この「ひとことカード」は普段なかなか直接言う機会のない、生協への不安や要望を組合員のみなさんがカードに記入し、投稿することでお店に伝えることができるシステムです。投稿された「ひとことカード」は数日後に生協職員らの回答とともに、掲示板に張り出されます。
このひとことカードによって、組合員のみなさんの望むようなより良い生協へと変わっていくのです。組合員が生協の運営に関われる機会のひとつです。最近では、生協への不満や要望だけでなく、さまざまな質問があり、組合員のみなさんと生協のコミュニケーションツールとしても使われているようです。
生協店舗を利用していて何か気付いたことや、要望などがあればどんどんひとことカードに記入して、みなさんの声を生協に届けましょう!
生協のイイところ
10% off
立命館生協では、組合員証の提示をすることにより、10%OFFで書籍を購入することができます。本をたくさん読む学生をサポートしています。
また、立命館生協の組合員の多くは大学生です。ですから、春から教科書の需要が高まります。そのため、毎年春には組合員のみなさんの学びをサポートできるように、教科書販売の特設会場を設けています。
新生活サポート
立命館の多くの学生は下宿をしています。特に新入生は初めて一人暮らしをするということもあり、さまざまな不安を抱えていたり、新生活に必要なものを揃えたりと大変です。このような新入生に対してのサポートも立命館生協は行っています。下宿先の斡旋、家具の販売の他にも、大学の学びに必要なソフトウェアを揃えた生協オリジナルパソコンも販売しています。在学4年間の保障付きなので、大変安心です。
よりよいキャンパスライフ
「受験宿泊」とは遠方から来る受験生をサポートする活動です。宿泊の斡旋や相談会、試験会場まで送るといった活動をおこなっています。受験生にとって慣れない土地での受験はさまざまな不安があるはずです。そんな不安を取り除けるように、ホテルに到着した受験生をカウンターで対応し、現役大学生による受験生との相談会を設けて個別の不安を解消したりなどさまざまなサポートをおこなっています。