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成功への架け橋 ~就活必勝法~

 今年も就職活動(以下:就活)の季節がやってきました。自分の将来を決めるとても大切な時期です。
 この特集では就活に必要な知識や、内定者の具体的な体験談をたっぷりと紹介していきます。立命館生協でのサポートやキャリアオフィスでのサポートも紹介していますよ!
 就活生必見です!!


合同企業説明会

 合同企業説明会とは、ほとんどが就職支援をおこなっている会社が主催している説明会で、広い会場の中、さまざまな企業がブースを出して、各社説明をおこないます。
 広い会場の中で各社趣向を凝らしたブース作りをしており、各社の雰囲気を感じることもできるでしょう。また、「I・Uターン向け」や「理系向け」などテーマ別にブースがまとめられていることもあります。
 せっかくの機会ですので、自分の興味をもったブースに積極的に入り、より多くの情報を持ち帰りましょう。


学内業界・企業研究会

 企業説明会は、立命館内でおこなわれる企業の説明会です。企業の方が実際に大学にお越しになって立命生のためだけにおこなわれる説明会です。この説明会に出ると企業の選考に関わる説明会の出席を優先的にしてもらえたり、実際に選考の一部としたりすることもあります。キャリアオフィスのHPからどの企業がいつ来るのかがチェックでき、予約もネットでできます。業界研究会の方は、マスコミ業界や金融業界など、キャリアオフィス主催の業界研究という名目でおこなっています。


一般的な就活スパン


(上画像はクリックで拡大表示されます。)

OB訪問

 OB訪問とは説明会や企業のパンフレットやHPでは得られない情報を実際に社員の方に会って話し、聞いていくものです。
 訪問するOBは、学部やサークルの繋がりの他、立命館大学のCampus webでも探すことができます。
 面識の無い社会人の方に自分からコンタクトを取り、お話するのは緊張するものですが、貴重な話を聞ける機会です。


リクルーター面接

 リクルーター面接とは、リクルーターといわれる若手社員の方と喫茶店などで話をしながらおこなわれる面接ですが、正式に選考といわれることはありません。
 リクルーター面接がおこなわれるかどうかは業界によって変わってきます。
 普通の面接と違い、アドバイスをいただけたり、学生側から質問する機会も多く与えられたりするため、企業研究や自己分析にも役立ちます。


グループディスカッション

 グループディスカッションは選考の一種で、与えられた一つのテーマについてみんなで話し合い、結論を導き、発表するものです。
 話し合っている様子や発表の様子を面接官が見て、話し合いの中での発言や立ち振る舞いで評価されます。時間内に協力し合い、より良い結論を導き出し、発表の準備まですることが大切です。


これで完璧!就活の流れ

 これから就活で忙しくなる!! でも『就活』っていっても漠然としていて何をしたらいいかわからない…そんな人たちのために今回就活を終え企業から内定をもらった先輩たちから情報を集め、ひとつの就活の流れを作ってみました! これから就活を本格的に進めていこうと考えているあなた、流れにつまづき悩んでいるあなた、この一通りの就活の流れを参考にして『就活』に励んでください。


①自己分析
 字の通り、自分を分析し、見つめ直すことです。自己分析本を買ってやったり、就活支援サイトの自己分析ツールを使ってやったり、方法はさまざまです。自分が今までやってきたことや頑張ってきたこと、大事にしている信念など、今までの自分を振り返ることで、自分が働きたい姿や、やりたいことが見えてきます。また、自己分析をしておけばエントリーシートや面接で聞かれた際にすぐ答えられます。しかし、自己分析は企業研究を徹底的におこなうと活きてくるものだと思います。世の中のさまざまな企業や仕事を調べていくと、視野が広がり、自分を成長させる手段が分かってくるので未来が明るく感じられ、わくわくした気持ちで人生設計ができます。

 

②企業研究
  就職活動で自分の志望企業を探すためにも企業研究は必須です。企業研究の方法としては、説明会やパンフレット、就職支援サイトや企業HPがあげられます。それらを活用して、事業内容や仕事内容、待遇、CSRなどを見ることができます。
 また、客観的に企業を知るための方法として、新聞や経済誌を活用するという方法もあります。他にも、東洋経済社の就職四季報では各社の細かい採用情報や平均年収の情報を調べることができます。
 ただ、会社の雰囲気を知るには社員の方と触れ合うことが必須です。説明会に足を運んだりOB訪問をおこなったりもして、企業分析を進め、志望企業を絞っていってください。

 

③説明会
 説明会には主に、多数の企業が1カ所の会場に集まって一斉におこなう合同説明会と、企業ごとにおこなわれる個別の説明会があります。合同説明会では、一日で何社もの企業を見て回ることができ、多くの情報を得ることができます。有名企業には人が多く集まり、きちんと話が聞けないことがあります。個別の説明会は、その企業について深く知ることができ、質問ができやすい環境にあります。しかし、企業によっては説明会の席がすぐに満席になってしまい、説明会出席が選考の必須条件になっているにも関わらず出席できないという事態になりかねません。もし、満席になっていたら企業に連絡してみると、実際に席を増やしてくれますし、熱意が伝わるだけでも連絡する価値はあります。

 

④プレエントリー
 10月はじめから就活支援サイトや調べた企業のHPから、企業に対して興味があると意思を伝えるもの。興味がある企業には必ずしておきましょう。プレエントリー数は人によって違いますが、多すぎると手に負えなくなります。ただ、登録するだけなら無料ですし、後から興味を持っても受付期限を過ぎてしまっている場合があるので、プレエントリーをする前に自己分析や業界研究などが済んでいるのが一番良いとは思いますが、とりあえず興味をもてそうな企業にはどんどんエントリーした方がいいです。まだしていない人は今からでも遅くないので、まずは企業に採用を受ける意思があることを伝えるためにプレエントリーをしましょう。

 

⑤エントリーシート
  エントリーシートとは企業の入社試験の第一歩です。各社指定の用紙や履歴書に記入し、郵送、または持ち込みで会社に提出します。現在では、採用マイページで記入しデータ送信により提出するという企業も増えています。
 エントリーシートの主な内容としては自己PRや学生時代に頑張ったこと、志望理由が主なものですが、企業によってさまざまで、企画書を書かせたり、図や写真を使ってアピールさせたりなどユニークなものもあります。
 採用担当の方が読みやすいように丁寧に大きな字で書くことを心がけましょう。
このエントリーシート、書き終わりで大きな脱字などしてしまったら、とても萎えますよ。注意力がとても大切です。

 

⑥筆記試験
  筆記試験は大きく分けて、能力試験と性格検査の2つに分けられます。よくおこなわれる試験としては、SPI、SPI2、CAB、GABが挙げられます。これは1冊対策本を買ってやってみるのが一番早いです。センターを受験した人なら能力試験の方はたいていできる気がします。性格検査の方は質問がたくさんあるので、すばやく落ち着いて答えるのですが、面倒です。ただ適当にやってしまうと結果に矛盾が出たりするようなので要注意です。能力試験の問題は基本的な問題ばかりですが、大事なのは他の人よりも多くの問題を時間内に解き、正解するということに尽きます。「筆記は余裕」などとは思わず、まずは一度勉強してみましょう。

 

⑦面接
  企業の方に直接自分をアピールする場です。個人面接と集団面接があり、複数回の面接を経て内定へとつながります。
 企業によって異なりますが、集団面接から選考が進むにつれて個人面接になる企業が多いです。
 集団面接では、周りの就職活動生に左右されず、自分をしっかりアピールすることだけでなく、軽く相づちを打つなど、他の就職活動生の話もしっかり聞くように心掛けましょう。
 個人面接では、面接官をしっかり見て、プレッシャーに負けずしっかり自分のアピールや熱意を伝え、悔いのないようにしてください。
 面接がピークの時期はスケジュールの管理も大変重要ですよ。


学校推薦

  学校推薦(以下、学推)とは、各企業が大学に対して募集をかける求人です。学推で内定をもらったのに辞退してしまうと、大学全体の信用に関わるので絶対にやめましょう!! 立命館は学推が多くもらえるので、志望企業が学校推薦に挙がっていれば積極的に活用しましょう。また、学推を考えている人は、キャリアオフィスの主催する学校推薦の説明会に参加しましょう。説明会参加が推薦をもらえる必須条件になります。


 多くの人が就活をこの時期からスタートします。最も忙しくなるのは2~4月ごろですが、マスコミなど企業によっては、年内や年明けから選考が始まるものもあるので注意が必要になります。
 アドバイスとしては、他人と比較せずに自分のペースで動いた方がストレスも溜まりにくいですよ! 『人は人、自分は自分』と割り切ってしまうことが大切です。ただ周りの人の就活はどんな状況なのかは気になるものなので、情報交換や、気分転換をするつもりで話を聞いたり、自分の話をしたりするのも良いと思います。またこの季節は、インフルエンザなどの体調不良になりやすいので、自己管理は徹底して、悔いのない就活をしてくださいね。法学部 4回生 Kさん


これは必見!! 内定者のぶっちゃけ体験談


電器メーカー

政策科学部 4回生 Uさん自己分析
 私は、実際のところ自己分析はあまりおこないませんでした。電車の中で自分の人生を振り返ったり、銭湯で友達に「俺ってどんな人?」と聞いたりする程度でした。
企業研究
 知らない事で損をしたくないと思っていたので、幅広く業界を見て、企業研究にも力を入れました。OB訪問や説明会など、なるべく多く社員の方に触れて情報を集めるようにしていました。おかげで、自分の進路に確信が持てました。
エントリー
 エントリーシートは体力の限り書いて、24時間の郵便局の常連となって、出しまくりました。2月のピーク時などはもう根性です。面倒くさがりな性格もあり、修正液を使うということも多々ありましたが、それでもさまざまな企業に受けることができました。
面接
 とにかく、目を見てハキハキと後悔のないよう伝えることに注意していました。
 嘘もつきましたよ。突っ込まれてほころびが出るような嘘はつかない方が良いって学びましたね。凹むことも多々ありましたが、自分のためと思い、気持ちを入れ替えて日々大阪へと向かっていました。

 

金融

法学部 4回生 Kさん自己分析
 私は本を買って自己分析などは特にしておらず、電車で暇な時やお風呂に入っている時などに、ふと自分が今までやってきたことや頑張ってきたことなどを振り返る程度でした。
企業研究
 まずは業界研究からと思い、大学の図書館にある銀行業界の本を読みました。企業研究は説明会に行ったり、HPを見て研究したり、実際にいくつかの支店などに足を運んで職場の雰囲気をつかんだりしました。
エントリー
 就活支援サイトからプレエントリーをして、採用が始まったらエントリーシートが送られてきました。それと履歴書を一緒に送りました。エントリーシートは企業の志望理由や銀行業界の志望理由など基本的なものでした。
面接
 テストセンターでのSPI2を通過した後に面接が3回おこなわれました。どの面接も個人面接で密な話ができました。基本的にエントリーシートに書いていることをもとに面接をし、私は今まで力を入れて頑張ってきたことを特に話しました。

 

IT

経営学部 4回生 Sさん自己分析
 私は自己分析の本を一冊購入し、その本に沿って一通りおこないました。それがエントリーシートや面接に直接的に役だったわけではありませんが、自分を見つめなおす良いきっかけになりました。
企業研究
 私は最初から行きたい業界はなかったので、合同会社説明会が役立ちました。そこで名前も聞いたことのない会社に興味を持ち、その業界についても知ることができました。そこから同業他社の会社説明会に参加し、会社を比較して企業研究を進めました。
エントリー
 最初は業界を絞らずにエントリーをし、そして就活が進み、いきたい企業が固まってきてから、その業界を中心にエントリーしました。パスワードやIDの管理が大変なので自分なりのやり方を考えてしっかり管理しましょう。
面接
 話しやすい雰囲気の面接とそうでない面接とありましたが、数をこなしていく内に慣れてきました。面接が終わるごとに、反省をおこない、自分なりに直せるところは改善し、ノートにメモし同じミスをしないように気をつけました。

 

小売

文学部 4回生 Fさん自己分析
 自己分析は長所だけでなく短所も、できるだけプラス思考で考えることがコツです。素直になりすぎず虚勢も張りすぎず、「この自己分析を他人が見た時の印象」を意識して進めると良いと思います。
企業研究
 私の場合、企業訪問やOB訪問はおこなわず、実際選考が進む中で実感する企業の印象を重視しました。なので、企業研究はだいたい企業のHPを見て済ませました。説明会は、合同説明会よりも断然その企業単独の説明会がおすすめです!
エントリー
 私は何か一つに集中して挑みたいタイプなので、数社しかエントリーしませんでしたが、手当たり次第エントリーして選択肢を増やすという就活生も多くいました。これも、とにかく自分に合ったやり方を見つけると良いと思います。
面接
 テストや集団面接は負けん気、個人面接と最終面接は誠意で勝負しました。何よりも良い印象を持ってもらうことが大事なので、身だしなみや表情、声のトーンに気をつけました。話の内容は二の次です。緊張はして当然、笑顔を忘れずに!


信じる、信じないはあなた次第!! 就職活動都市伝説

 とある企業の作文で「勇気とは何か?」というテーマが。ある学生がそれを白紙で提出したら選考通過したそうな…私にそんな勇気はありません。


 とある企業の面接、複数ある面接官の席にヌイグルミが。面接官がヌイグルミを指し、彼に向けて自己PRをしてくださいと…そして、面接の最後にヌイグルミはただのイタズラとカミングアウトされたそうな…お茶目ですね♪


 とある企業の面接で、面接官が学生の履歴書を破き「今、どんな気持ちですか?」と質問したところ、その学生は会社のパンフレットを取りだして破り「こんな気持ちです。」と答えたところ、通過したそうな…私なら泣いて終わります


面接のちょっと変わった質問集

・自分を(色、動物、食べ物、四字熟語)で例えると何ですか? ←結構メジャー
・誰もいない道で信号が赤だったら渡りますか?
・無人島に一つだけ持って行けるなら何を持っていきますか?
・いま、オバマ大統領に会ったらどのような反応をしますか?
・私をご飯好きからパン好きにしてください。

立命館生協の就活サポート

就活本
 就活にまず必要となってくるのは『自分を知る』ことと、企業や業界の『情報』をいち早く得ることにあります。今回も衣笠のB&S、BKCのリンクショップでたくさんの自己分析本や企業・業界本、面接本を用意しておりますので、自分に合った就活本を見つけ出してください。就活を成功させるには行動あるのみ!

 衣笠キャンパス 

存心館B&S 075‐465‐8288

 BKC 

リンクショップ 077‐561‐3921


就活手帳
 就活には必要不可欠なこれ!就活手帳です。これは就活を経験した先輩たちが「こんな手帳があったらいいな」という声をもとに作られたので、とても使いやすくなっています。就活にはスケジュール管理がとても重要で、企業説明会の時間や提出書類の期限などをこまめに書き込むクセをつけておくといいですよ!

 衣笠キャンパス 

至徳館購買部 075‐465‐8282

 BKC 

ユニオンショップ事務室 077‐561‐3924


スーツ
 スーツを買うなら青○や○木はる○ま!! ではなく!! 立命館大学の至徳館購買部&リンクショップです(笑)今年もやりますスーツフェア!! スーツフェアではスーツだけでなくカバンやネクタイなども豊富に販売しています。まずは形からということで自分の身だしなみをきちんとしてから就活に備えましょう!!

 衣笠キャンパス 

至徳館購買部 075‐465‐8282

 BKC 

ユニオンショップ事務室 077‐561‐3924


証明写真
 企業に提出する履歴書やエントリーシートと同時に必要になってくるのが証明写真! みなさんご存じの通り立命館では大学構内で証明写真をとることができます!
 また、生協ではプロのカメラマンに撮影をしてもらえる撮影会をおこなっています。日程を確認しておくといいですよ!

 衣笠キャンパス 

至徳館購買部 075‐465‐8282

 BKC 

ユニオンショップ事務室 077‐561‐3924


キャリアオフィスを活用しよう!! 
 キャリアオフィスでは、就活に関する情報や就活生のサポートだけではなく、相談なども受けつけています。就活生のみなさん、どんどん活用してください。


☆主なサポート

・窓口での相談
・スチューデンツネットワーク
・求人情報、企業情報
・インターンシップの情報提供
・各種支援イベント

☆アクセス



キャリアオフィスからひとこと!!
 大企業、中小企業ともに昨年と比べ、採用の枠に大きな変化はありません。そのため求人の絶対数は変わりませんが、今年の就活生に加え、一昨年、昨年に残された学生同士のイス取りゲームが予想されます。就活をおこなう上で大切にしてほしいのは、"就活"のための就活ではなく、どの会社に自分の身を捧げるのかということを念頭に置いて就活をしていくことです。それに加え、企業研究の一端としてOB訪問などを利用し、社会人に直接お話を伺ったり、自分なりのネットワークを作ったりして、人と関わることを重点に置いて情報を集めましょう。後は礼節などを大切にしながらも"自分らしさ"に自信と希望をもって、貪欲に就活に打ち込んでください!!
キャリアオフィス I氏

生協就活情報 
生協主催講演会
読売新聞人事部長 原田 康久氏
12月上旬開催予定!!

詳しくは立命館生協ホームページへ
http://www.ritsco-op.jp/index.html

 

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