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RUCコメント大賞

 

コメント大賞とは、
  あなたは読んだ本についてコメントをしたことがありますか? という問いに「したことない。」と答える人が大多数ではないでしょうか。本を「読む」だけではなく本についての感想や意見などを「伝える」ことをしてみませんか? あなたの好きな本の魅力を確認し、伝えてみませんか?
  そんなあなたにおすすめしたいのが「RUCコメント大賞」です。全国や立命館大学の読者がコメントを競う『全国コメント大賞』、『立命館コメント大賞』にも同時に応募することができ、より気軽にコメントを応募していただくことができる企画です。
  「RUCコメント大賞」ではグランプリ受賞者などには図書カード数千円分が送られ、本紙RUCにてコメントや顔写真などが掲載される予定となっています。また、グランプリや優秀賞などを審査するのも立命館大学の学生であることも魅力的ではないでしょうか。あなたも友だちに伝える感覚でぜひコメントを応募してみませんか。

 

応募は

BKC
・リンクスクエア入り口/ユニオンスクエア入り口
衣笠キャンパス
・以学館食堂/存心館食堂/諒友館食堂

 

 応募方法は簡単、応募用紙(応募用紙ダウンロード)にペンでコメントを記入した後、これらの場所で応募ボックスに入れるだけです。面倒な手続きは一切ありません。応募期間は6月1日~10月9日までなのでどしどし応募してください。

 

第6回立命館コメント大賞 グランプリ

経済学部3回生 ペンネーム ぼたんさん

凍りのくじら

著者 辻村深月
出版社 講談社

 一番心に残ったことば
  きっと誰かがどうにか、力を貸してくれる。

 

感想 こんな人、嫌いだと思った。主人公理帆子のことだ。自分はみんなと違うのだという高慢さ。だけど自分の居場所が見つけられない孤独感。ひどく手前勝手で鼻に付く驕慢さだけど、どこか覚えのある、そして今も油断すると姿を現しそうになる若気の至り。彼女を見ていると痛くて苦しくて複雑な心境で読み進めた。そんな中、このラストはずるい。このラストの光はずるい。この結末で彼女をストンと受け入れてしまう。自分は「みんな」の中の1人で、特別なんかじゃない。だけど、確かにどこかに、自分を特別と思ってくれる存在はある。そんな、痛くて嬉しいことを気付かせてくれる作品だった。

 

経済学部3回生 ペンネーム ぼたんさん

  本を読み終えて、感情が溢れそうになったことはありませんか。誰かに伝えたくて、もどかしくなったことはありませんか。コメント大賞は、そんな想いを表現し伝える場です。難しく考える必要はなくて、ただあなたの想いを言葉に託してください。もしその言葉が誰かに届き、誰かの心に響いたなら、それってなんだか少しくすぐったいけど、嬉しくないですか? その上、図書カードまで貰えるなんて、なんてお得。参加のきっかけはなんだって構わないんです。
あなたの想いをあなたの言葉で伝えてください。

 

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