ナビゲーションをスキップ

web RUC/Ritsumeikan University Coop Canpus Communicatuon Magazine

京都行脚 by バイセコ~!

 

クリックで拡大表示されます

 

青蓮院門跡

 東山に位置する青蓮院門跡は、別名を粟田御所といい江戸時代には上皇の仮御所にもなった格式高い寺院です。日本三不動画のひとつで、国宝の『青不動明王二童子像』は大変迫力があり、見る者を圧倒するような威圧感を放っていました! また、幻想的な庭園やお堂などによって神秘的な世界が作り出されていて、この紅葉の時期には境内一円が赤く染まり見事な景観が広がります。
  さらに10月29日から12月4日までライトアップが行われます! 元々、青蓮院のご本尊は光そのものであり、天空へ広がる光は宇宙を表し、その光の色は青不動がイメージされています。
  近くにはもみじの名所である将軍塚や、三門が有名な知恩院などもあり、デートにも一人でぶらりと立ち寄るのにも最適な穴場スポットです! 大学から自転車でも気軽に行ける距離にあります。大きな鐘もつくことができますし、駐輪場もあります。ここで秋の京都を感じてみてはいかがですか?

 

 

曼殊院

 私たちが次に訪れたのは、曼殊院です。ここは、趣深い枯山水庭園で、初夏には霧島ツツジ、秋にはもみじでいっぱいになり、名所として有名になっています。また、冬には一面の銀世界が広がります。
  曼殊院は歴史的所蔵物がたくさん納められていて、虎の間や孔雀の間などを近くで拝見することができます。大玄関を入ってすぐ右手には賢人の屏風が飾られています。そして、順序をたどって大書院へ。曼殊院は、大書院を舟、白砂を水の流れにみたて、静かに水面をさかのぼる大舟を表現した庭、鶴をかたどった五葉の松という造りになっています。なぜか順路の最後に、幽霊の掛け軸が飾ってあり、写真撮影をすると後日、自身に良くないことがふりかかると注意書きも添えてあります。気になる人はぜひ訪れてみてくださいね!

 

赤山禅院

 私が訪れたのは赤山禅院です。今回は、自転車で行ける穴場スポットということでした。赤山禅院は坂道を少し登らなければいけませんでしたが、自転車をこいで少し火照った体にひんやり気持ちいい風が吹き込む緑に囲まれた素敵な場所でした。
また横には修学院離宮があり秋には紅葉がとても美しい場所です。この赤山禅院は、平安時代に慈覚大使の円仁による遺名によって創建された比叡山延暦寺の塔頭です。鬼門除けの猿が知られ方除けのお寺として信仰されています。また、境内の中には石坂まさをさんが作詞した「心友」という歌碑が建立されています。ここでは、その内容を載せることはできませんが気になる方は是非現地まで行って見に行ってみてください!


旅の綴り

 とある日の10時。衣笠キャンパス東門に集合し自転車に飛び乗り、京都を感じる旅が始まりました。幸運にも天気に恵まれ、快適なスタートをきりました。
  自転車を走らせること40分、赤山禅院に到着しました。山の近くにあるので、丁度良い涼しさで心地良かったです。その次に向かったのは、曼修院です。お茶室や小部屋が連なる造りで、その中に中庭があり、すごく綺麗でした。ここも山の近くで、風の音と葉っぱのざわめき以外何も聞こえない、落ち着いた雰囲気を堪能しました。そしてなにより衝撃的だったのは「幽霊の掛け軸」です。それと共に貼ってあった「撮影されても責任は負いかねます」との説明書を見て一同ゾっとし、わーわー騒ぎました。その後鴨川沿いにまた私たちは自転車を走らせました。これぞ青春。という感じでした。
  そして三条京阪まで下り、昼食をとりました。そこで食べた昔ながらのお店の親子丼が美味しかったです。店の周りも、和テイストで、ああ京都っていいなぁ、としみじみと感じました。鴨川。お寺。これこそ京都の大学生ならではの特権ではないでしょうか。

 

 

前へ戻るSITE TOP