番外編
セミナーって?
この夏、私たち生協学生委員会は、PeaceNow!! Hiroshima、上級生セミナー、全国共済セミナー、PeaceNow!! Okinawaというセミナーに参加してきました!!
全国のセミナーとは、全国の学生委員が集まり生協や共済の活動について学び、お互いの大学がどのような学生委員会活動をしているのかを交流したり、ひとつのテーマについて議論をしたりする場です。
Peace Now!!って?
その中でも、PeaceNow!!は学生委員だけでなく、一般の組合員さんも参加していただけるセミナーとなっています。
大学生協は組合員の平和で安全な生活を守るために、社会を巻き込んだ平和活動に取り組んでいくことが必要であり、PeaceNow!!はその活動の一環とされています。
今、戦争体験者の多くは75歳を超えました。私たちが直接、戦争体験を聞くことのできる最後の世代と言われています。今回も、広島・沖縄で開催されたセミナーに参加してきました。そこで学んだこと、感じたことをご報告したいと思います。
Peace Now!! Hiroshima
1日目
一日目は平和記念資料館を訪れました。今回訪れて改めて感じることや忘れていたことがあり、考え続けることの大切さを感じました。また碑めぐりでは、私たち以外の他の団体や個人の人、外国の方などたくさんの人が訪れていて、多くのひとが広島の平和について考えていることを知り、感心しました。
2日目
平和記念式典に参加しました。式典にはたくさんの人が参加していて、人々の平和への関心の高さや平和を求める思いに心を動かされました。また、被爆者の人の証言も聞きき、戦争経験者と話せる最後の世代と言われている私たちが、次の世代へどのようにして伝えていくべきなのかを考えていかなければならないと思いました。
3日目
この日のフィールドワークでは被爆建物である旧日本銀行を訪れました。いろんな視点から広島を見つめることの大切さを感じました。また、講演会を聞いて、直接体験したことを聞くのと、聞いたことを聞くのとでは感じ方が全然違うと思いました。東日本大震災についてのディスカッションでは、地域によっての当時の状況や震災後の考え方の違いを知り、東日本大震災に対する考えをより深めることができました。
4日目
テーマ別フィールドワークでは、初日と今の気持ちの変化に自分でも驚きました。4日間で語りつくせないほど本当に多くのことを学び、考えました。Peace Now Hiroshimaに参加して、いろんなことを学んで、これから私たちがするべきことは、多くの人に伝えていくことだと思います。学生委員を発信源として、大学全体でPeace Actionを広めていきたいです。
Peace Now!! Okinawa
1日目
初日は平和記念資料館と平和記念公園へ行き、戦争中の沖縄について学びました。沖縄の過去を学んだあとは、当時の沖縄の人々の生活と今の自分の生活を比較し、自分にとっての「幸せ」や「平和」とはどのようなものかを考えました。普段当たり前のように過ごしている毎日の生活を見直すことで、今、自分が平和な世界にいるありがたさを感じることができました。
2日目
証言者とは、沖縄戦を実際に経験し、戦争の実態を現在生きる私たちに伝える人たちのことです。
戦争の経験者は私たちとほぼ同じ世代です。
そして証言内容は、私たちが想像するものよりはるかに現実離れしたものでした。
戦争からたった60年あまりしかたっていない今、しかし私たちはその戦争の記憶を直接経験者から聞ける最後の世代。
そのことは、決して忘れないようにしなければなりません。
3日目
3日目のフィールドワークは沖縄の戦後についてです。沖縄本土にある、住民の生活の場とあまりに近いため「世界一危険な基地」と呼ばれる普天間基地について学んだあと、基地の跡地を開発し観光地として成功した北谷という場所で昼食をとりました。昼食後は地域の82.6%を占めるほど大きな嘉手納基地を見にいき、その後宿に戻って今日見た基地問題についてグループワークをおこないました。
4日目
最終日は、4日間の学習を振り返り、改めて「平和」について考えました。参加者全体で思いや考えを共有し、このセミナーで学んだことをふまえて自大学の特色を生かせるような新たな平和活動を考えました。
文学部 2回生 Kさん Peace Now Okinawaに参加している大学には、積極的にさまざまな平和活動をおこなっている大学が多く、刺激を受けることができました。また、あらゆる価値観を持った人と平和に関する意見交流をすることで、今までの自分にはなかったたくさんの新しい発見をすることができ、とてもよい経験をすることができました。今回参加して、よりたくさんの人に平和について深く考える機会を持ってほしいと思いました。そのためにこれから自大学でも平和活動をより活発化させていき、Peace Actionを広めていきたいです。
文学部 1回生 Iさん 私はこのセミナーを通して、平和に対する見方が大きく変わりました。中でも米軍基地問題。私たちから見た基地問題は、騒音問題や米軍に脅かされるというものが一番に思い浮かびます。しかし一般に言われる基地問題の裏話を聞いた時、その考えが少し違うと感じました。米軍は、きちんとした世界平和の信念を持っていて、基地の関係者は、携わることが生計を立てる全てになっているなどということです。このことについてもっと多くの人が理解出来るよう、広めたいです。
産業社会学部 1回生 Oさん 私が4日間の活動を通して1番興味をもったのは、沖縄の基地問題についてです。今まではニュースで報じられている、なんとなくマイナスなイメージのある基地という感じでした。しかし今回、一体基地のどこがマイナスな部分なのか? また、基地があることで保たれているアジアの平和や経済効果などのプラスの面があることを初めて知りました。加えてグループワークでは自分にはない他の人の考えを知ることができ、「平和」について多くを学べました。
What's Peace ?
みんなが笑顔なこと。
文学部 2回生 Tさん
可能性を追えること。
国際関係学部 1回生 Sさん
あったかいご飯が食べられること。
文学部 2回生 Fさん
あなたにとって平和とは?
上級生セミナー
経済学部 2回生 Tさん
私は8月17日~19日の3日間上級生セミナーというものに参加しました。この場合の上級生とは3回生以上(院生含む)を指します。このセミナーでは主に上級生の力というものに焦点をあて、上級生だからできること、上級生向けに何かできることはないかということを話し合いました。全国から多くの生協学生委員会のメンバーが集まり、お互いの活動報告をしたり、実際に就活生や院生のライフスタイルを分析したりもしました。
今まで生協学生委員会も多くの活動をしてきましたが、あまり上級生に向けての活動はしていませんでした。今回のセミナーをきっかけにし、上級生ならではの知識・経験を生かした活動を進めていきたいと思います。
全国共済セミナー
経営学部 1回生 Uさん
1日目
僕たちは、8月23~25日と第29回共済セミナーに参加してきました。共済セミナーとは全国から学生、職員さんなど約500名が集まって共済について学習し、その魅力を知り、発展させていこうという学習会です。一日目は共済の歴史や制度について学んでから、実際に給付を受けた人の話や東日本大震災を体験した人の生の声を聴くことができました。
2日目
二日目は学生生活の中にひそむリスクを見つけ出し、そのリスクと共済を結び付けて共済の必要性を学んだり、分科会といって各大学の共済の4本柱(加入・給付・報告・予防提案)についての活動の発表を聞きました。また、フリーセッションの時間には全国各地の学生たちと仲良くなることができました。
3日目
三日目は各地域ブロックに分かれてこの二日間で学んだことの意見交流やそこで出た意見を各班に持ち帰り再び意見交流しました。このセミナーで共済は「たすけあい」の精神でできているということがよくわかりました。また、学生生活にぴったりだということもわかりました。まだ加入していない人はぜひ加入してみてはいかがでしょうか?
共済にに加入するには
衣笠:衣笠センターへ(志学館地下1階)
BKC:リンクショップへ GO!!