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元旦だ!初詣だ!


 初詣とは?

 もともと年蘢り(としごもり)といい、家族の主人が祈願のために大みそかの夜から元旦にかけて氏神様の社に蘢るのが習慣でした。そこから、やがて年蘢りは大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」に分かれ、元日詣が現在の初詣の原形となりました。江戸時代末期までは式神様やその年の恵方の方角の神社に詣でる事が多かったのですが、現在のような寺社に「元日詣」をおこなうのみの初詣は明治以降広まった新しい風習です。神社へ参拝をして、お守りなど縁起物の授与をされたり、おみくじを引いたりと、一年の厄払いや無病息災を願ってお祈りをします。ちなみに、大晦日に除夜の鐘が108つ鳴らされることはご存知ですね? この108つという数字は、煩悩(仏教の教えの一つで、身心を乱し悩ませ悟りを妨げる心の働き)の数、1年間、四苦八苦(仏教における苦しみ)を表しているといわれています。


いざ初詣へ

 明治神宮

 明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后のご神霊をお祀りする為に1920年に創建されました。内苑・外苑に分かれており、その一帯にわたる常磐の森は、憩いの場所として親しまれています。初詣の参拝者数が毎年日本一であることもよく知られています。元日の歳旦祭に始まり、大晦日の大祓・除夜祭に至るまで、一年を通して祭典があります。場所が東京であるため気軽には行けない距離ですが、機会があったら参拝に行くのもいいかもしれませんね。


 八坂神社

 八坂神社は京都の祇園に位置し、日本神話に出てくるスサノヲノミコトなどを祀っています。この神社の「南楼門」は石作りの鳥居の中では最大級の大きさを誇ります。日本三大祭りの一つの祇園祭も八坂神社の祭礼です。周りに観光スポットも多く、観光客やカップルなどで賑わっています。縁起も良い神社なので、初詣をするにはもってこいの場所だと思います。神社の中は広く、お店も多く出ているので休日のお出かけにもオススメですね。興味を持った方はぜひ一度行ってみてください。


 伏見稲荷大社

 みなさんもご存じでありましょう「お稲荷さん」は全国に3万社もあると言われ、その総本宮が伏見稲荷大社です。元来は農耕神でしたが、現在では五穀豊穰・商売繁昌・殖産興業・交通安全など幅広いご利益があるとされて、年間約1000万人が訪れます。毎年初詣には、三ヶ日で約250万人が訪れ、これは関西で最多、全国でも五指に入るとされています。また境内や山中に鳥居が立ち並び、特に千本鳥居があることで有名です。魅力は、「願い事」に応じて住所、屋号・会社名、名前などを大前で奏上し、ご祈念してもらえることです。場所は京都市伏見区深草と遠くないので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?


 初詣のトレンド

 「一年の計は元日にあり」といいますね。年の初めは初詣に行って身も心もひきしめたいものです。初詣は、家族と行くのも良いですが一番大切な人を誘って一緒にお参りするのも良いですよね。初詣デートをするならやっぱり縁結び神社がオススメです! 二人で御本殿に手を合わせ、絵馬に願い事を書いて縁結びの神様にパワーをいただきましょう!


※神社によっては無料で甘酒を配っています。それを飲んで体を温めたら、車に乗って初日の出スポットへ行くのが素敵ですね。下宿生の人や家に車がないという人にオススメなのがレンタカーです。生協ではレンタカーの割引もおこなっていますので、組合員の皆さんはぜひ利用してみてください!


※甘酒ではアルコール反応が出ない人もいます。ですが、体質によって反応が出る人もいるので運転をする人はなるべく飲むことを控えましょう。


あなたならどっち?

 

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