京都・滋賀の冬は寒い
立命館大学は下宿生が半数を超えており、他府県からの学生が多い大学です。京都・滋賀の寒さを知らない1回生にとっては初めての冬。そこでこの寒さを少しでも快適に過ごしていただくための“あったか術”を紹介していきます。
京都・滋賀の平均気温
滋賀 | 月 | 京都 |
---|---|---|
平均最高 10.2℃ 平均最低 2.8℃ 降水量 41.1mm |
12月 | 平均最高 11℃ 平均最低 0℃ 降水量 54mm |
平均最高 7.6℃ 平均最低 0.8℃ 降水量 51.9mm |
1月 | 平均最高 8℃ 平均最低 -1℃ 降水量 56mm |
平均最高 7.7℃ 平均最低 0.7℃ 降水量 64mm |
2月 | 平均最高 9℃ 平均最低 0℃ 降水量 67mm |
京都の気候の特徴
京都は盆地のため、夏と冬・昼と夜とで温度差が大きいですが、中心街はかつてのような底冷えにはなりません。しかし、市街地では今でも寒さは厳しく、北部では雪の日も多いです。
滋賀の気候の特徴
滋賀の気候の特徴として、比叡山から吹く冷たい風があります。京都と同じ気温でも風のせいか滋賀の方が寒く感じられるときがあります。
あったか術その① 服装
朝、目覚めてまず体を温めるなら服装から! 下着にはニット地の厚手のシャツでスリーマー(通称ババシャツ)のあたたかいインナーを。最近では新しい保温・発熱・消臭効果の新しい機能や、やさしい肌さわり、かわいらしいデザイン、低価格商品などと多数の商品展開がなされています。また、新しい機能を使っている商品はトップスのインナーだけではなく手袋やマフラー、靴下、なんとボトムズにまであったか素材は広がっています。体を部分的に温めるのか全体的に温めるのかによっても着方は変わってきます。まずはインナーから。動きやすく快適に着こなしましょう。
肌が空気に触れると寒いので、できるだけ露出せずに着ることがコツですね。マスクをするのも一つの手です。温めるポイントとして、首・腰・足先・手先には特に気をつけましょう。
あったか術その② 食
みなさん、冬の朝は寒くてなかなか家を出られない! なんてことありませんか? ここでは冬のあったか術?食事編?を紹介したいと思います!
まず一人暮らしの方でも簡単にできるのは、お湯を注ぐだけでできるコーンスープなどのカップスープ、お味噌汁などです。スープ類は毎日飲んでも飽きないほど種類も豊富です。しかも、これなら時間のない朝にもピッタリですよね。またボタンひとつですぐに1人分のお湯を沸かすことができる電気ケトルのようなものがあれば大変便利です。
また生姜を使って体を温めるのもオススメですよ! 生姜湯や生姜の佃煮など、とっても美味しいですよ。また、生姜風呂もぜひ一度試してみてください。
他にも、冷蔵庫に残っている食材を使ってスープを作ってみるのも良いかもしれません。コンソメで簡単に美味しく味付けできますし、余りもので作れば節約にもなりますしね。このようなあたたかい食べもので風邪をひくことなく今年の寒い冬を乗り切ってください!
あったか術その③ 大学内
衣笠キャンパスの至徳館購買部とBKCのユニオンスクエア1階のショップでは常にカイロが売られていますが、冬場はあったかフェアを開催しています。フェア用に設けられた棚にはホッカイロ、手袋、もこもこのルームスリッパなどが売られています。家にカイロを忘れたり、急に寒くなったりしたときでもいつでも便利なグッズが売られているので、安心ですね。ぜひご利用してみてはいかかでしょうか。
他にも、ショップで購入できる物として生協より発売されている6種野菜の美味しいヌードルがあります。こんがり醤油味、ちゃんぽん風、坦坦風があります。野菜を売りにしているカップ麺は珍しいですね。お湯を注ぐだけなので持ち運びに便利な上に、ほっこりと温まります。ぜひ一度ご賞味ください!
あったか術その④ ―暖房方法―
あまりお金をかけないで家で暖かく過ごすためには…南草津に住んでいる下宿生にアドバイスをいただきました。
やっぱりエアコンを1日中かけると、どうしても電気代が高くついてしまうからこたつ! こたつにこもるのが一番。こたつに入ったまま寝てしまうことが多いので気をつけないとだめだけど、こたつ布団をたくさん敷いたりすると電気代も安くて済みます。こたつを置くスペースがない人は、ひざ掛けかな? 他にも敷くといえば、ベッドに電気毛布を敷く!
2時間のタイマーをかけるだけでも充分快適に眠れるし、温度調節も簡単にできるからこれはオススメ。あとは湯たんぽ。ほとんどお金はかからないしお湯を沸かすだけならすぐにできるから簡単。最近はいろんな色のものやおしゃれな柄ものがたくさんあるので一度試してみるのもオススメ!
経済学部 2回生 Kさん
あったか術その⑤ ―乾燥対策―
お金をかけずに乾燥対策したい! という方にオススメなのは、一番手軽なものとしてできるのが部屋干しです。部屋干しといってもひとくくりにすると難しいと思いますが、タオルを水が垂れない程度に固く絞ってハンガーにかけるくらいでちょうど良いと思います。他には部屋を少しおしゃれにかざることもできる観葉植物を部屋に置くのも良いでしょう。植物はその蒸散効果により葉から水蒸気を放出してくれます。また鉢の土からも水分が蒸発します。
料理で乾燥対策したい! という方はお湯を沸かすというのが一番手軽な方法ですが、部屋の空気が暖まっていないとただの結露になってしまうので、注意が必要です。
そこで乾燥肌の対策になるのが鶏肉らしいです。とくに、皮と身のあいだのプルプルしたところが効くそうです。ぜひ、この冬はあったかお鍋などに鶏肉をいれて食べてみてくださいね。
冬のあったか術をたくさんご紹介しましたが、どれか役に立ちそうなものはありましたか? ぜひ今年から実践してみてはいかがでしょうか。