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フェアトレード団体 Beleaf&E-LOHA

 

Beleaf

 

★団体紹介
  立命館大学を拠点とし、フェアトレードをひとつのキーワードとして活動を展開しています。「フェアトレードが全て」ではないと思いますが、自分たちが納得できる世界で、納得しながら生きていきたいと考えています。フェアトレードに関するそれぞれの想いを共有し、膨らませ、互いに学びあい、行動していきたいという、メンバーが集まった団体です。大学公認のサークルとして活動中です。

 

政策科学部 2回生 Sさん  僕も最初はあまり興味がなかったけど、実際に参加してみると、これからの将来にとてもためになる内容で、僕自身もすごく楽しめました。なので、興味がある人もない人も一度活動に参加してみてください。もちろんどなたでも大歓迎します。

 

★フェアトレードとは
  「フェアトレード」とは、直訳すると、「公平な貿易」となります。現在の自由貿易は、発展途上国の人々にとって、貧困を拡大させる恐れがあるという問題意識から始まったのが、「フェアトレード」です。フェアトレードは、より公平な条件の下、国際貿易を行うことを目指しています。特に「南」の弱い立場にある生産者や労働者に対し、良い条件を提供し、権利を守ることで持続可能な発展に貢献することが可能な貿易方法です。多くのフェアトレード商品には、FLOという団体から認証された緑、黒、青から成り立つフェアトレードマークがついています。

 

★活動内容
  フェアトレード団体「Beleaf」では、フェアトレードという一種の貿易方法を学生のみならず、地域の方々など、学内外で広めるために、主に3つの活動を行っています。1つ目は、大学内の生協店舗にフェアトレードのチョコレートなどの商品を置いていることです。People Treeのチョコレートは1つ290円しますが、売り上げは良いそうです。2つ目は、鳥の笛プロジェクトです。Beleafの活動は、このプロジェクトから始まりました。タイのNGO団体である、The Mirror Art Foundationから「鳥の笛」という、鳥の笛のチャーム付きのネックレスを取り寄せ、色々なイベントや、京都のシサム工房さんなどで販売したり、親子で参加できる絵付け教室といったプログラムなども協力して行っています。これでは実際にタイのお母さん(生産者)たちとお話をして買い付けなどの活動を行っています。これに関連して、大学の長期休暇を利用し、タイへお仕事や状況の視察に行っています。実際に生産者の方々とコミュニケーションをとることで、モチベーションアップにつながります。3つ目に、ワークショップがあります。学園祭や新歓祭などで、Beleafはブースを設置し、そこで、自分たちの活動(鳥の笛など)や、フェアトレードについて、参加者に知ってもらえるようにワークショップを行っています。また、近くの高校に出向き、商品に触れてもらったり、プレゼンを行うことで、世界が抱えている大きな問題(児童労働、等)への関心につなげていければ良いと考えています。最後に毎週月曜日に衣笠キャンパスの教室で、全体ミーティングを行っています。集合する場所は毎週異なりますが、事前にツイッター等で発表があります。
  鳥の笛とは、タイの山岳少数民族が生活向上と文化継承をサポートするミラー財団において、女性の手工芸品販売と裁縫の訓練のためのフェアトレードプロジェクトの一つ。今のところデザインの種類は12種類あり、フェアトレード団体「Beleaf」は、この鳥の笛をもっとたくさんの人に知ってもらうため、全種類をわざわざタイから仕入れてイオンや立命館内のコンビニなどに協力してもらいながら、広めています。ちなみに通常は一つ1365円のところイベント時は1000円で販売しています。
  Beleafは毎年春に、タイにスタディツアーへ行き現地の人とのコミュニケーションや新商品の調達などを行っています。
  この企画は、サークルに入ってなくても参加することができます。

 

E-LOHA

 

★団体紹介
  「E-LOHA」は「産学共同アントレプレナー教育プログラム」というコースの中で、ビジネスプランを考える、という授業がきっかけでできた団体です。設立した前代表の武貞を中心にLOHASという概念を広める活動をしていくのが始まりでした。活動を行っていく中で、「LOHAS」の定義する領域が広範囲であるため、その中でも「消費活動・消費選択」に絞り、活動を行っていくよう方向性を定めたのが、現在の活動につながっています。「消費選択を社会の幸せにつなげる」ことが私たちの団体理念であり、生産者の方と消費者、そして社会全体がHAPPYになれるような気づきの機会やきっかけをつくることが私たちの役割です。設立から約2年が経ち、3年目を迎えました。メンバーは3回生5人、2回生2人の全員で7名とまだまだ若くて小規模な、成長段階の団体です! マーケティングや、デザインマネジメントの知識などを得て、使うことができます。活動拠点はBKCアクロスウィング5階プリインキュベータルーム1です。

 

★活動内容
  私たちはマーケティング支援活動を軸に活動を行っています。具体的には、地域性の高い商品や地域に貢献したいという想いを持った企業様や生産団体様と提携し、パッケージデザインや販売促進、商品開発などの提案をさせて頂きます。学校を通じての紹介や、自ら中小企業が集まる交流会などに足を運び、案件を頂きます。その後詳しくお話をお伺いして、企業様が求めている要求に応えつつ、学生という立場からより消費者の方に近い目線でその商品の良い面を引き出していきます。プロではないからこそ生まれるアイディアというものがこの事業での特徴だと考えています。例えば、現在キャンパス内の生協店舗で販売されているのですが、青花(血糖値を下げる効果があります)という草津市の花を使った商品「青花チーズスフレ」があります。このパッケージデザインは、わたしたちの団体が生産者さんと考えました。他にも、コリンキーというかぼちゃのお漬物のデザインも生産者の方々と協力し、行いました。その他に、消費者(主に学生)を対象にし、「消費活動」をテーマにイベントの企画から運営までを行い、日々の消費選択を見直すきっかけづくりを目的としています。そのイベントから派生した事業として、自ら畑を耕し、作物を育てるなど農業なども行っています。今後は、栗東市のいちぢく生産組合様との取り組みや滋賀県の特産品の紹介サイトへの参加を考えています。更に新たな取り組みとして、「コミュニティートレード事業」を考えています。東日本大震災で風評被害にあった企業様や生産者団体を対象に、今まで経験を生かし、支援事業を行っていきたいと考えています。

 

★代表者から
  私は、自分が何をしたいのかを探していたときにちょうど募集を見て、これがしたいというよりは何かしたいという想いが先行して即入団したのですが、思っていた以上に現メンバーや先輩たちから受ける刺激がすごく大きかったと思います。自分の存在意義というものを団体内だけではなく、社会の中でも「学生」という肩書をはずして考えるきっかけにもなりました。一番良かったのは、ひとつの事柄に本気になれる仲間と話し合って作り上げていく経験ができたことです。もし大学で本気で取り組めるものがまだ見つかっていない人がいたら、学生時代のうちに何でもいいので本気で取り組めるものを見つけてほしいと思います。E-LOHAに感じるものがあるならば、一緒に活動してみませんか?

 

★今まで
  「E-LOHA」は設立から2年とまだ若い団体でかつ活動人数も7人と少ないため、なかなか自分たちの思うように事が進まず日々悪戦苦闘しています。しかしE-LOHAのメンバーはもちろん、活動に関わってくる企業の方々や学生など多くの人々から支えてもらうことで少しずつですが自分たちの目標に向かって前進しています。また幅広い年代の方々と触れあう機会が多いため大学では学ぶことのない多くの経験をし、色んな方面から刺激を受けることが出来る団体です。マーケティングに関心のある人・本気になれるということを見つけたい人には特に入ってもらいたい団体なので、興味を持った人は学部・回生問わず話を聞きにきて下さい。私たちと一緒に「本気」になって大学生活を送ってみませんか?


生で食べられるかぼちゃのお漬物「コリンキー」です。



青花を使った青汁とお茶です。ひとつ500円で買うことができます。



 

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