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総代会ってな~に!?

 

総代会とは?

 

 総代会とは、今後の生協の方針について決定する最高議決機関のことです。生協法により事業年度に必ず1回以上開催されることが義務化されています。行う内容としては大学内の生協店舗の現状について話し合い、問題点や改善点を見つけ、改善策や打開策をあげること、昨年度の生協店舗の活動報告、組合員による出資金の総額および決算報告、生協役員の選任選挙、生協の今年度の活動方針の決定や予算の承認などです。総代会には生協店舗職員、総代が参加し、職員は総代会において決まったことを実行し、総代は話し合ったこと、決定されたことなどをほかの生協組合員に伝えます。

 

総代会までの流れ

 

4/12~4/20 総代立候補受付

 

①総代勉強会
衣笠 4/24(火)  BKC 4/23(月)

 

②総代交流会
衣笠 5/16(水)  BKC 5/17(木)

 

5/26 総代会

 

総代とは?

  総代とは総代会に参加する生協組合員のことを指します。立命館大学には2011年5月の時点で、約5万人の生協組合員が在籍しています。それだけの大人数が一箇所に集まって話し合うことは難しいことです。そこで、総代が生協組合員の代表として総代会に参加します。総代は生協組合員内に選挙区(学部別など)をつくり、各選挙区から選ばれます。総代は総代会において発言権と議決権を持っています。そのため、さまざまな意見を持つ人が総代として総代会に参加するよういろいろな選挙区から選ばれます。

①総代勉強会
 総代勉強会は総代会についてしっかりとした知識を得て、生協の最高議決機関である総代会について十分に理解したうえで参加していただくために行っています。今回の総代勉強会では特に総代会の意義を理解していただくために2つの行程を用意しています。
 1つ目は、総代会、総代のことに対しての理解を深めます。そのため総代会とは何をする場で何をしなければならないのか、総代の役割についてを十分理解していただくことが必要になります。
 2つ目は、総代会当日に議論される議案について説明します。議案とは総代会で審議される議題のことで当日採決する権利を総代が持っています。よって総代が議案の理解を深め活発な総代会を目指すために行っています。

②総代交流会
 総代交流会では、これから一緒に総代会を作っていく中でより活発な議論をしていただく必要があります。また総代は1年を通して生協の運営を携わっていかなければなりません。そのための第一歩がこの総代交流会です。交流会では立命館生協および大学生の現状を踏まえてあらかじめいくつかのテーマを設定して議論し総代のアイディアを募集する場を用意しています。さらに総代交流会は試食会を用意しています。これから食堂で提供されるセットランチメニューや購買での健康的な食事を提供するためのお弁当などを組合員に提供する一歩前に試食していただき直接意見をいただこうと考えています。そして総代会に向けて議案を読み込み、実際に当日に発言ができるような準備をしていきます。総代会当日どうしても十分な時間がとれないので議案に対しての質疑応答なども行いしっかりと総代会に参加していただくサポートを行います。

 

総代会で実現されたこと

両キャンパス 食堂レイアウト変更

 以前から両キャンパスの共通の課題として昼食時の食堂混雑の問題が出ており、それらを解消するために衣笠の諒友館食堂とBKCのユニオンカフェテリア1階のレイアウト変更を行いました。少人数で食事をする人に焦点を当て、カウンター席の設置や2人席の増加することにしました。
 今回のレイアウト変更により、食堂の混雑もある程度緩和されはしたものの、まだまだ昼食のピーク時には座れない人も多いので今後さらにレイアウト変更以外の面からも検討していく必要があります。

 

衣笠 東側プロジェクト

 諒友館地下のCafeROSSOに売っているパフェやクレープなどのスウィーツを、キャンパスの東側にある以学館で販売するための事前企画が「東側プロジェクト試食会」でした。この試食会では、まずは普段以学館を利用する人にROSSOのメニューを知ってもらい、知名度を上げることを目的として、ROSSOの人気メニューをそれぞれミニサイズにして試食として無料で提供しました。アンケートでも好評との声が多く挙がり現在、東側プロジェクトとして実現させるため企画を検討中です。

 

衣笠 チャリティー夏祭り

 東日本大震災を受け、私たちにも何かできることはないか。義務や使命感ではなく、学生が自ら望んで参加したいと思えるような活動をしよう。ボランティア団体ではなく、私たち生協学生委員会だからこそできることを。そうして総代会から生まれたのが、この生協チャリティー夏祭りでした。この企画は、生協店舗の力を借りながら、売上のすべてを被災地への募金として寄付することで、学生にとっても被災地の人々にとっても力になる企画とすることを目的として行われました。また、ボランティア団体との協力や大学HPへの掲載など、広い繋がりを持った活動となったのも大きな特徴です。当日はとても盛り上がり無事成功を収めることができました。

 

衣笠 西側プロジェクト

 西側プロジェクトとは、学部棟が密集し昼時の混雑が問題視され続けてきた西側広場のエリアで、以学館で販売されている焼き立てパンの即席販売テントを設け、混雑緩和と同時に以学館の焼き立てパンを西側広場でも買えるようにするという一石二鳥のプロジェクトです。これは、昨年の総代会で出た組合員さんの「西側広場の混雑を解消してほしい」「以学館の焼き立てパンをもっと色々なところで買いたい」という意見をもとに実現したもので、初めは試験的にテントを設けていましたが、アンケートの声を受けて常駐化することが決まり、今では西側広場のお昼の景色のひとつとして赤い屋根のテントが定着しています。

 

BKC 朝チケセット

  BKCでは260円分の朝チケと呼ばれる食堂で朝食を摂ることができるチケットが好評です。以前までは260円分ジャストでの食事の組み合わせがなく、毎回釣銭をチケットと一緒に払っていたのですが、利用者から「使いづらい」「支払いが面倒くさい」との意見が出され、260円の朝チケセットが販売されるようになりました。
 このセットによりチケット1枚で簡単に支払うことができるようになったことに加え、セットメニュー自体が30円近く通常より安くなっているため、朝チケを使うことでのメリットをより感じられるようになりました。
 この朝チケセットはユニオンスクエア2階のベーカリーでも利用できるため、毎朝違うタイプの朝食を摂ることもできます。

 

BKC マンガフェア

 組合員の意見が多く出る総代会という場で、「漫画をリンクスクエアに置いて欲しい」という声が多くありました。
 その意見を踏まえてアンケートを取り、試験的に販売したところ反応が良く今も続けて置いています。
 最近は、「置き始めたんだ~」などの声も売場で上がっていますが、飛躍的に売上が伸びているわけでもありません。また先日の某人気コミックにしても事前注文で70冊オーダーのところ20冊ほどの入荷ですぐ売り切れてしまうなど特定の売れ筋アイテムについては、仕入れがまだまだ成功していません。

 

昨年の総代会参加者の声


国際関係学部 2回生 Kさん  昨年、私は総代会に参加して、大学生協の持つ力の大きさを感じ、自分たちで学生生活をより良いものにすることができるという実感を得ることができました。総代会というと一見、堅苦しそうなそうなイメージに思えますが、実際の総代会ではグループ討論を通して、そのとき感じている学生生活のリアルな要望や不満を回生や学部を気にすることなく自由に発言することができ、さまざまな活動を通して学生生活のサポートに関わることができる立命館生協の学生委員会に所属することを決意しました。


経済学部 2回生 Kさん  私は1回生のとき初めて総代会に参加しましたが、最初は総代会がなんなのかよく分かりませんでした。しかし、先輩たちから総代会について教えてもらうにつれて凄く興味を持ち、私も出てみたいという気持ちが強くなりました。そして、いざ出席してみると、今の大学生活に不満を持っている人や大学の現状を改善したいと思っている人など多くの人が自分の意見を発言していて、学校を変えたいという強い意思の表れにとても感動したのを覚えています。今度はただ出席するだけでなく、自分の意見を総代会の場で発言していきたいと思います。


自分の声を届けてみませんか?

 

 

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