総代会とは
総代会とは生協法に基づいて年に一度開催される生協の最高議決機関です。生協のこれからの方針や予算案決算報告等を組合員の代表である総代に提案、審議し、この先一年の目標を共に確認し、より良い生協を創っていくための始まりの場となります。総代会で発言された意見や総代会の採決によってこの先の立命館生協の運営を改善し、組合員の声を現実にする。それが総代会の役割です。
立命館生協に「モノ」申す!
2012年度 総代会までのスケジュール
総代立候補期間 4/12~4/20
総代とは組合員の代表です。総代会では発言、承認の権利を持ちます。総代になりたい人はこの期間中に立候補してください。
立候補受付場所
衣笠キャンパス:衣笠センター
BKC:BKCセンター
朱雀キャンパス:朱雀点コンシェルジュ
APU:APUショップ
総代勉強会 衣笠4/24 BKC 4/23
総代の役割、総代会の詳しい仕組み、意味などを模擬総代会の実演などによって学習します。
総代交流会 衣笠5/16 BKC5/17
生協に対しての意見を集めて、その要望を実現するために議論します。そして総代会に向けての提案をします。さらに新メニューや新商品の試食会があります。
総代会 5/26
総代会では、生協の方針・取り組みに対して、賛成、反対の意見や生協に対して具体的な提案もできます。
総代会はもちろん組合員であれば誰でも参加できます。
生協への要望をぶっつけてみよう。
第86回通常総代会アンケート あなたの意見を待ってます。
※集計したアンケートは総代交流会で発表し、各店長から回答をいただきます。
※立命館生協の組合員であればオブザーバーとして総代会に参加することができるのでみなさんご参加ください。
アンケートフォームQRコード
衣笠キャンパス
BKC
(予定)
スケジュールに沿って総代会を学んでみよう!!
第一号議案
第一号議案とは、生協が昨年度の総代会で決定した2011年度の方針と予算に基づき、どんな取り組みを行い、どのような経営状況だったのかを報告し、組合員の代表である総代のみなさんに承認をいただくための議案です。
なぜ承認が必要なのか。
どうして承認をとる必要があるのでしょうか。それは、生協のオーナーは組合員のみなさんだからです! 生協の活動は、生協加入時に組合員のみなさんからお預かりした出資金を元手に行われています。
つまり、組合員のみなさんは生協の利用者であり、オーナーでもあるのです。
そのため、オーナー(出資者)である組合員のみなさんに、出資金を元手に1年間どんな取り組みや経営が行われたかを報告し、承認してもらう必要があるのです。
ちなみに、総代会に参加する総代さんは、それらの組合員の代表であり、直接承認するかしないかの判断をする権利をもっています。
実際の決算書類
組合員のみなさんに経営状況を報告するための書類として決算書類というものがあります。※1に掲載している表はその中のひとつの「貸借対照表」、※2に掲載している表は「損益計算書」というものです。決算書は経営状況を示す成績表です。
他にも第一号議案の中には「キャッシュフロー計算書」があります。キャッシュフロー計算書は資産の増加・減少の原因や現金の残金などを読み取ることができるものです。
1.貸借対照表
※1
資産
資産とは、立命館生協の保有している財産を示しています。
現金や機材などの資産の内訳を示しています。
貸借対照表とは…
貸借対照表とは、今の生協にどれだけの資産があるか、またどれだけの借りているお金があるかを表したものです。表の左側が生協の資産、表の右側が借りているお金等の負債を表しています。
表の右下の「純資産の部」にある「組合員資本」が組合員のみなさんから預かっている出資金で、生協の活動の資金です。
その下にある「剰余金」というのは、翌年に繰り越すことができる資金です。剰余金がマイナスだと、(赤字)ということになります。
ちなみに、生協は一般の企業と違い非営利組織なので、剰余金を増やすことを目的とはせず、より多くのサービスや品質で、出資者である組合員に還元することに重点を置いています。
2.損益計算書
※2
損益計算書とは…
損益計算書とは、企業がある一定期間にどれだけの黒字・赤字を出したのかを示す決算書類です。供給高などの収入と費用、経費がいくらかかっているかが記載されています。
当期剰余金がプラスの場合、当期は黒字となります。ですが欠損金があるとトータルでは赤字となってしまいます。
用語解説
供給高
供給高とは売上高のことで、組合員が生協をどれだけ利用したのかを金額で見ることができます。
また、総供給高を組合員数で割ることで組合員1人あたりが1年間にどれだけお金を使ったのかがわかります。
事業総剰余金
事業総剰余金とは、売上の剰余金と共済や、その他事業での収入の合計のことです。生協の売上高(供給高)から仕入代金を差し引いた金額にあたります。
事業経費
事業経費とは、活動にかかる経費です。該当する費用は、人件費や物件費に大きく分けられます。人件費の中には役員や職員の給料や賞与などが、物件費にはレジ代や宣伝費用等が含まれます。
当期剰余金
当期剰余金とは、一年間通してどのくらい黒字だったのか、赤字だったのかを示しています。
監査について
生協は、総代会で決算書を用いて一年間の経営結果を組合員のみなさんに報告し、総代にその報告に偽りがないか・公表する決算書等が適正に表示されているかどうかを第三者の視点から調査し、健全に運営されているかどうか評価することを監査といいます。
そして生協の監査を行う人は監事です。監事は、会計監査だけでなく業務監査も行い、立命館生協の食堂や、書籍などの業務を監査しています。例えば、食堂のドレッシングの賞味期限が切れていないか、衛生的な環境で食堂が運営されているかなどをチェックします。
※この資料は、昨年の立命館生協の総代会で公表した昨年の決算報告です。2011年決算報告は2012年第86回総代会の議案をご覧ください。
これで第一号議案を読めるようになったかな? 総代会当日までに読めるようにがんばろう!
第二号議案って?
総代会では、第一号議案に続き、第二号議案というものについても議論します。第一号議案では前年度の生協の取り組みや、経営状況を報告しました。それでは、第二号議案とはどんな内容の議案なのでしょうか?
第二号議案とは、第一号議案の話を踏まえた上で、「今年はこんなことを重点的に取り組みます!」という生協の目標宣言です。まずは今年度の位置づけと立命館生協の現状を確認し、その上で特にどんなことを頑張ろうとしているかを「重点課題」として設定しています。さらに、予算提案として、今年はどういった経営目標で頑張っていくのかという内容を書いているのが、総代会の第二号議案です。実は私たち学生にとってもすごく身近な内容が書かれているのです!
生協はこの第二号議案に書かれたことにもとづいて、これから一年間活動していきます。生協の活動方針を決める第二号議案を承認するかどうかを決める総代会。どんなに重要な場なのか… みなさん、わかってきましたでしょうか?
昨年の取り組みは
①西側プロジェクト 衣笠キャンパス
西側プロジェクトは総代会であがった意見から誕生した企画で、西側広場のお昼時の混雑の緩和を目的として行いました。昼休みに以学館地下コンビニの焼きたてパンと、ゆんげCafeのサンドイッチを西側広場にテントを建てて、1週間の期間限定で販売しました。お昼時の混雑の緩和とともに、以学館地下コンビニの焼きたてパンとゆんげCafeのサンドイッチをより多くの人に知ってもらうきっかけにもなりました。販売期間中は連日多くの人に利用していただきとても好評でした。同時に食堂の混雑も緩和され、西側プロジェクトの目的も達成することもできました。また利用者にはアンケートに協力していただいた結果、今後も販売を続けてもらいたいという意見が多く集まりました。そのため販売期間終了後も、常駐して焼きたてパンやサンドイッチなどを販売することになりました。
②co-op商品フェア BKC
昨年の総代会での意見で生協のショップはとても便利だが、生協らしさがあまり見えないという意見がありました。
この意見を反映させるために、まずは生協で販売されているco-op商品を組合員の方により深く知ってもらおうといった思いから始まった企画です。
内容はユニオンスクエアのショップ前でお昼休みなど比較的人の多い時間帯にco-opのお菓子を食べてもらうといったものです。気に入ってもらえればその場で購入していただきました。
結果的にco-op商品の売上も上がり、より多くの人にco-op商品を知っていただくことができました。今回はお菓子を前面に押し出しましたが、お菓子以外にカップ麺などもco-op商品で販売されているのでぜひご賞味ください。
今後もこのような企画を提案していき、便利さも兼ね備えつつ生協らしさが出た店舗づくりに励んでいきたいと考えています。
③食堂改善 衣笠キャンパス BKC
衣笠キャンパス
諒友館食堂の周りには3学部の基本棟があります。そのためお昼時にはとても混雑し、3限に間に合わないといった理由で多くの学生が食堂利用を諦めるという状況にありました。総代会でそのような声を受け、キャンパス整備プロジェクトの一環として学生オフィスや学友会の方の協力によって実現したのが諒友館のレイアウト変更です。席数を増加しただけでなく、回転率のアップや空席の減少などの効果を見込んで考えられたレイアウトになっています。利用しやすくなった諒友館食堂で楽しいお食事タイムを!
BKC
ユニオンスクエア1階の食堂は以前は席数が少なく、長い机ばかりのレイアウトだったため昼休みの時はいつも混雑していました。昨年の総代会ではこの状況をなんとかしてほしいという声があがりました。そこでレイアウトを一斉に変更することになり、椅子も机も新しいものになりました。具体的には、席は基本的に二人席になり、一人でご飯を食べる人のために窓際にカウンター席を設置しました。さらに椅子はカバンにかけることができるように少し変わったデザインになりました。席数もかなり増え、机を臨機応変に動かせるようになったので、以前より使いやすくなりました。
今年は…
組合員(総代さん)と一緒により良い生協に!!
2012年ビジョンって…?
1.健康・快適なキャンパスライフを創造する。
2.学びのコミュニティの充実と発展に貢献する。
3.学生の自立成長を応援し「環境」「平和」「地域」を大切にする
「2012年ビジョン」というのは、2009年から2012年にかけて4年間をかけて達成していく目標として、2009年の総代会で承認された活動計画です。そして、その最終年度である2012年は立命館生協創立50周年の節目の年となります。
2012年ビジョンには上に掲げたように大きな柱がいくつかあり、それぞれを達成するために、理事会や生協の職員、生協学生委員会は数々の活動を行ってきました。
今年は2012年ビジョンの最終年度ということで、生協学生委員会と総代さんと理事会、生協の職員が一緒になって、具体的に「書籍」「食」「震災支援」の課題について取り組んでいきたいと考えています。さらに昨年の総代会で出た意見の実現へ向けて「ICプリペイド機能付きメンバーズカードと学生証の一体化計画」に向けた運動も、ともに進めていきましょう!
2009年~2011年でやってきたこと
食生活相談会
この企画は組合員の方に自分の体についてもっと知ってもらい、健康について考えてほしいという思いから始まった企画で、衣笠キャンパス、BKCで主に年2回行われています。どちらの食生活相談会にも栄養士の方に自分の食生活について相談することができます。
また相談する以外にも自分の肌の乾燥具合などを知れるお肌チェックや、体の部位ごとの脂肪量などが分かる体組成なども行っていて毎回多くの組合員の方がこの企画に参加されます。
キャンパスごとに少し内容が違う部分もありますが、どちらに参加しても自分の健康を見直すことができる企画です。
学び交流会
今年、初めて行った活動のひとつとして「学び交流会」という新入生や保護者を対象に大学生の学びを知ってもらうことを目的とした企画があげられます。
「学び交流会」では、高校とは違う、大学生活においての勉学だけでない学びを知ってもらうために、自分の目標を見つけて、それに向かってさまざまな努力をしている現役の大学生の声を直接聞ける場をメインとして設けました。そしてそこで、新入生が大学4年間の目標、またそのために今やるべきことを見つけるきっかけづくりになればと企画しました。
パーティー
新入生同士や同キャンパスだけにとどまらない他学部、先輩、後輩との交流の場として私たちは、2月に特別入試合格者の集い、3月にウェルカムキャンパスフェスタを設けています。これらのパーティーで新入生は先輩から大学生活を聞き、これから始まる生活の不安などを解消することができます。また友だちを作るという目的だけでなく、学校の施設案内を含めたウォークラリー企画、昼食は食堂を利用してもらうことにより、生協店舗を知る機会になります。そしてパーティーを通して、生協学生委員会にも興味をもってもらえるようにパーティーの中で日々の活動紹介の時間も設けています。
地域周辺マップの作成
2011年新学期から大学周辺のマップを作ってほしいとの声をいただき作成し始めました。このマップには衣笠キャンパス、BKCそれぞれのキャンパス周辺の情報を載せています。自分の通うキャンパス周辺の情報を何も知らない新入生に、少しでも便利で快適に生活してもらえるように飲食店から自転車屋など幅広い情報を提供しています。特に下宿生にとってはスーパーや病院の場所などは絶対知っておきたい場所だと思われるので、そういった部分は情報量を多くし、病院については診察時間なども載せています。入学後も何かあった時、ふとした時など様々な場面で活用できるマップになっています。
~内容~
①立命館生協の2012年度の位置付け
・2012年ビジョンの最終年度
・立命館生協50周年 他
②2012年に力を入れる取り組み(重点課題)
・2012年の重点課題
・2012年新学期の取り組みの成功を受けた更なる向上の取り組み
・立命館生協設立50周年の取り組み
③2012年度の予算
・2012年ビジョン最終年度の実践と時期ビジョンの検討
新学期の取り組みって…?
立命館生協では毎年4月に入ってくる新入生の入学、新生活準備のために様々なサポートを行っています。2012年新学期には通学の不安を取り除くため、自宅から通う学生と保護者を対象にした説明会を行い、大学での学びを知ってもらおうと学び交流会も行いました。
この他にもより安心して学校生活を送ってもらうため学生総合共済、学生賠償責任保険、学生生活110番などの加入を推進してきました。これらのことを総称して新学期の取り組みとしています。
大学生がふらっと立ちよりたくなる本屋をつくります!
書籍について
食堂や購買だけでなく、大学にある本屋も生協店舗のひとつです。生協の本屋は大学生のための本屋なので、大学生にとって必要となる教科書や参考書など「must」な本と、話題の新刊や雑誌、マンガなど大学生が欲しいと思う「want」の本を取り揃えています。さらに、生協の組合員になると10%OFFで利用できる特典もあるのです。しかし、それらの品揃えや特典が知られておらず、ニーズに合わない本屋だという誤解がうまれています。さらに、入りづらい雰囲気、利用しづらい本の配置などの改善も含め、今年の総代会をスタートに店舗改革を行います!
女子向けメニューを開発します
食について
立命館生協では組合員の方のニーズに合った食堂メニューを提供したいと考えています。その中の一つとしてBKCでは「女性向けメニュー」が挙げられます。BKCでは、キャンパス全体で男性の割合が多いため食堂、ユニオンショップでは揚げ物や量の多いものばかりが並んでいます。そのため女性は残してしまいがちということが学生生活実態調査で分かりました。女性の組合員にも満足してもらうため、量よりも質を重視したメニューを提案していきます。また衣笠キャンパスの方でもより栄養バランスのすぐれた女子向弁当の開発を進めています。
ICプリペとは…
ICプリペイド機能付きメンバーズカードは、大学生協の組合員になると発行されるカードです。
このカードには、プリペイド機能がついているので、お金を加金して、購買や食堂などでスムーズに精算することができます。また、このカードを使って精算するとポイントが付き、1ポイント=1円として利用することができます。
また、このカードを使うことによって、在学証明書などの発行手数料の支払いなどができます。
課題
今、ICプリペには2つの課題があります。1つ目は、近いうちに現在の接触式の読み取り機が主流ではなくなること。2つ目は、全国的にも非接触型に移行しており、今の接触式カードの確保が困難になっていること。この2つの課題は、現在の学生証にも当てはまることです。
一体化
ICプリペと学生証を一体化することのでうまれる複数のメリットのうち、最大のメリットとしてはカードが1枚になることです。大学内で使用するカードが1枚になることで、持ち運びも楽になり、利用しやすくなります。さらにコスト削減というメリットもあります。
学生証との一体化は大学側、学生側、生協側の三者にとってメリットが多いです。しかし、これを実現するには学生の要望が大きいことを大学側に訴える必要があります。したがって、各学部の学生大会とも連携して、生協だけでなく学生の意見としても大学側に訴えていきたいと考えています。
非接触化
非接触式のカードは、現在さまざまな場合で使用されています(例ICOCA)。接触型の読み取り機の問題などを踏まえると、ここ近い内に非接触型に切り替えることは必然になるでしょう。
また、非接触型カードは接触型カードに比べ、書き込める情報量が増えます。そのため、今までできなかった便利な機能を増やすことが可能になります。
それについては、以下の文章で他大学の例も参考にしながら、詳しくご紹介していきたいと思います。
一体化・非接触化の大学の話
龍谷大学
龍谷大学3回生 Kさん
いつ始めたのか?
2010年度までは学生証と生協組合員証は分かれていましたが、2011年度から組合員証と学生証が一体化になりました。同時にICカードの非接触化も開始しました。
一体化・非接触化のメリット・デメリット
従来の接触型では、一度組合員証を読み込まなければいけないのに対し、非接触型ではかざすだけなので、レジでの支払いスピードが格段に速くなりました。さらに、学生証はほぼ全ての学生が持ち歩くため、一体化により現金で支払う学生が減り、学生証に加金して支払う人が増えたのもレジの混雑緩和につながりました。
デメリットとしては、学生証を失くすとICカードで支払えなくなることや、図書館で自習室を借りる際に、学生証を提出するため、その状態で生協の購買や食堂に行けないなどがあげられます。また、龍谷大学で一番大変だったことは、組合員と非組合員の見分けを付けることです。そのために組合員かの認証のため、学生証をかざさないといけないのが面倒な点です。
学生証の活用方法
学生証と組合員証が一体となったことで、これまで現金でしか発行をすることのできなかった就職活動で必要な証紙などの各種証明書が電子マネーで支払うことができるようになり、生協でしか使えなかった電子マネーが大学でも使えるようになりました。
また、学生証を持っているだけで食堂、コンビニなどでお金を支払うことができるようになったので、従来、組合員証と学生証の二つが必要とされていましたが、これ一枚になったことにより、非常に使いやすくなりました。
立命館大学へひとこと
一体化することで、カードが1枚になり管理がとても楽になりました。また、同時にレジの混雑緩和に大きな効果が表れました。学生数が多い立命館大学にはぴったりだと思うので、ぜひ一体化することをオススメします。
広がる活用法…
ハンディPOS
非接触ICカードに切り替えた他大学生協のなかには「ハンディPOS」という機械を開発・導入が始まりつつあります。これは普段お店にあるレジを持ち歩けるようにした簡易レジで、お弁当販売など臨時仮設の店舗でもチャージしてある組合員カードなら決済ができるというものです。店舗と同じ設定でポイントもつけられます。
また、ハンディPOSなら詳しい利用状況などのデータが取りやすく、より詳しい分析をすることができます。組合員のニーズにあった品揃えにも役立ちます。
オンラインチャージ
食堂で「ICカードで払おう」と思ったら残金がなかったうえにお財布に現金もなかった…なんてことはありませんか? ほかにも食事代として親御さんからもらったお金をうっかり別のことに使ってしまったとか。
現在検討中のICカードの仕組みのひとつに、これらの解決方法となりえる「オンラインチャージ」という仕組みがあります。
これは保護者の方から指定の口座にお金が振り込まれると、そのデータが生協のレジに配信され、対象の組合員の方がレジでカードをかざすとデータを読み取ってチャージされる、という仕組みです。
学生生活の中で…
近年、非接触型ICを埋め込んだ学生証に切り替える動きが多くあります。他大学の例を挙げると、講義の出欠に利用したり、建物の入退館管理に利用したりしています。
非接触型ICは多くのデータを書き込むことができるので、学内パソコンやプリンターの認証など今後はもっと多くのことに活用されるのではないかと考えられます。
また決済機能のあるカード(生協カードなど)と提携(一体化)すると、1枚のカードで認証と証紙・証明書費用などの支払いができるようになります。
まとめ
他大学の意見や今後広がる活用法を参考にすると、立命館大学でも非接触化・学生証との一体化に向けて動き出していく必要があると考えられます。
現在立命館大学では毎年食堂の混雑問題が挙げられていて、昨年は両キャンパスの食堂でレイアウト変更が行われました。しかし、混雑問題はまだまだ解消されないままでいます。非接触化にすることはそれらの問題を解決するとともに、今後活用法をひろげていくことでさらに便利なツールになっていくことに間違いないでしょう。
ぜひ、今年の総代会でICカードの非接触化・学生証との一体化の実現に向けてみなさんの声を届けていきましょう!
立命館大学でもぜひ実現させませんか?
東日本大震災
2011年3月11日、未曾有の大震災が発生したのは、記憶にも新しいことです。日本観測至上最大のマグニチュード9.0を記録し、岩手・宮城・福島の東北三県だけでなく、東京や千葉などの多くの地域に被害をもたらした東日本大震災。死者は1万5千人を超え、行方不明者は未だ約3千6百人を越えています(※1)。被災地には原発問題や避難生活などの多くの傷跡が残っています。
2012/2/12 宮城県七ヶ浜町沿岸部
波に押され形が変わり
未だ処理されていない車両の様子
大学生協の震災対応
震災が起きた直後、多くの企業や団体個人単位での震災支援がスタートした中で、大学生協自体も震災支援をスタートさせました。発生当時の炊き出しや、食料提供だけでなく、被災者救援募金活動や宮城県七ヶ浜町への学生ボランティア派遣、学生総合共済の給付、父母を亡くされた方、実家・自宅が全壊された方に対するお見舞金制度など、さまざまな形の支援体系を作り、たくさんの大学でそれらが行なわれています。
立命館生協の震災対応
学生総合共済扶養者事故死亡保障 |
1名 | ご卒業まで毎月 10万円 |
衣笠・BKC募金メニュー(5万7062食) |
1食10円募金・57万0620円 |
---|---|---|---|---|
学生総合共済父母死亡お見舞金 |
1名 | 1件10万円 | 義援金おにぎり(6万5406食) |
1個10円募金・65万4060円 |
大学生協連お見舞金(ご父母死亡) |
1名 | 1件3万円 | 店頭募金・出資金募金 |
138万0071円 |
大学生協連お見舞金(ご自宅全壊) |
6名 | 6件18万円 | 東日本大震災チャリティー夏祭り |
4万1200円 |
大学生協連お見舞金(原子力災害) |
2名 | 2件2万円 | 高田高校辞書プロジェクト |
367冊(辞書・参考書) |
生協マンション家賃減額措置 |
3名 | 半年間家賃半額 53万7000円 |
立命館生協募金額累計 264万5951円(※2)
2012年3月31日現在
これからの「復興」支援
全国各地からのさまざまな募金活動や救援活動、ボランティア活動の甲斐もあり、震災の発生から1年経った今、東北は復興へと少しずつ歩み始めています。しかし、それと平行して進み始めているのは、私たちの記憶の中で東日本大震災が過去のものなりつつある現実です。今もなお被災地には多くの傷跡が残っています。1年経った今からだからこそ、継続的な支援が必要なのです。そこで、立命館生協として、継続して募金や募金メニューを続けるだけでなく、立命館の学生全体に向けて、この東日本大震災について広く知ってもらう機会を多く作っていこうと思っています。そして、一日でも早い復興の為にみんなでできることを一緒に考えて生きたいです。
他人事じゃない
私たちにできることはまだたくさんある
一日でも早い「復興」に向けて私たちにできること。
※1 2011.11.1 内閣府調べ
※2 共済金・お見舞金・家賃減額措置等は除きます
募金送付先:
大学生協連学業継続支援募金 送金済 148万9679円
立命館被災学生支援金 送金済 81万1211円
50周年記念企画
今年は立命館生協50周年の年にあたります。立命館生協のキャラクター募集企画に始まり、この一年間店舗でも様々な企画を準備しています。食堂でのOFF企画や、購買の割引セール、ポイント5倍キャンペーンなどさまざまなイベントなど楽しい企画盛りだくさんです! みなさん、楽しみにしておいてくださいね~♪
※組合員限定の企画もたくさんあります。まだ生協に加入していない人は、是非この機会にご加入ください。
加入手続きは
衣笠キャンパス :衣笠センター(志学館地下)
BKC :BKCセンター(リンクスクエア1階)
朱雀キャンパス :朱雀店コンシェルジュ(中川会館1階)
附属中高店 :購買カウンター
50年のあゆみ写真集
立命館生活協同組合設立総会
広小路食堂の様子
広小路学舎
第11回総会
破壊された生協本部の様子
志学館北側の仮店舗
広小路研心館地下通路の店舗(76年)
新中川会館地下(79年)
以学館購買部
喫茶「ゆんげ」バラエティライブ
全学健康デー(78年)
喫茶ゆんげ(87年頃の様子)
鮮魚市(教職員委員会のとりくみ)
存心館プレイガイド(87年頃の様子)
RUC創刊号
存心館食堂(88年頃の様子)
下宿斡旋の様子
新生活用品の販売
国際関係学部軽食堂の様子
存心館書籍フェア(89年頃の様子)
全学健康デーの取り組み(89年)
全学健康デーの取り組み(89年)
BKCユニオンカフェテリア
リンクスクエア食堂・ショップ竣工式(97年)
APU食堂の様子
ゆんげCafe改装オープン
朱雀店の様子