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朝ご飯、食べていますか?

管理栄養士からのメッセージ

入学式、新歓祭など、4月は行事が多く、慌ただしい日々が続いていた人が多いのではないでしょうか? 忙しいと、どうしても生活スタイルが乱れがちになってしまいますよね。特に近年よく取り上げられるのが、朝食の摂取率の低下です。あなたはちゃんと朝食を食べる習慣がありますか?
国民健康・栄養調査によると、朝食抜きの生活をしているのは20
代男女にもっとも多くなっています。立命館大学でも、特に下宿生において、朝食を食べている人の割合が5割程度と低い値になっています(生協 学生生活実態調査より)。
なぜ朝食を食べないか、その理由は「できるだけ寝ていたいから」「身支度などの準備で忙しいから」「面倒だから」というのが大半で、中には「以前から食べる習慣がないから」という回答も存在します。
忙しいと疎かにしがちな朝食ですが、朝食にはたくさんの役割があります。


①脳を活発に働かせる
脳はエネルギーの消費量が多く、夜寝ている間にもエネルギーを消費しています。朝の脳はエネルギー欠乏状態。朝ご飯を食べないと、脳が活発に働くことができず、ぼーっとしたり、イライラしたりします。


②体温を上昇させる
夜寝ている間には、体温は下がっています。活発な身体活動には、体温上昇は大切な要素の1つ。朝食を食べることで体温が上昇し、脳や身体を活性化します。


③お腹スッキリリズムを作る
健康にも美容にも美肌にもダイエットにも!大敵なのが便秘です。朝食をとることで腸に刺激を与え、毎朝スッキリリズムに繋がります。


④大切な栄養源
軽くすまされがちですが、朝食も大切な栄養源です。1回の食事が抜けることで、1日に必要とされる栄養素が不足する可能性が高くなります。朝食摂取の影響については多くの研究が行われており、朝食を食べる習慣がある人の方が、希望する企業に入れた確率が高い・年収が高い傾向がある、などのデータもでてきています。


いかがでしょうか? 朝食、大切だと思いませんか? 食べる習慣のない人は、まずは朝に何か口に入れることから始めましょう。毎日食べている人は、そのバランスを見直してみましょう。食品数を増やすことでバランスはぐっと良くなりますよ。
1日の始まりである朝を充実させて、快適な1日を、快適な学生ライフを楽しんでくださいね。

 

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