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『みんな』でつくり、『みんな』でささえる『みんな』のための立命館生協2020年ビジョン

 協同組合は、共同で所有し民主的に管理する事業体を通じ、共通の経済的・社会的。文化的ニーズと願いを満たすために自発的に手を結んだ人々の自発的な組織です(協同組合のアイデンティティーに関するICA声明)。つまり、組合員一人ひとりが、自分たちに共通する「願い」や「思い」を「共同」して実現していくことを目的として存在しています。 「みんな」とは、立命館大学の組合員全てを意味し、立命館に通学または通勤する学園構成員(学生、院生、生徒、教職員、生協職員等)を表しています。

 立命館大学生協は協同互助の精神に基づき、組合員一人一票の原則に基づく民主的運営を通じて、「組合員の学生生活の文化的・経済的な状況を改善し、また向上し続けること」を「使命」とします。そのために、立命館生協は組合員一人ひとりの気づきや思いをつむぎや実現していきます。

 

組合員の「生きる力」を育む立命館生協

 立命館生協の組合員の多数をしめる学生は、自立した社会人となるための学びと成長の過程にあります。立命館生協は、学生の「生きる力」を生協の利用と運営、学生総合共済に代表される組合員相互の「助け合い」を通して「育んでいく」生協を目指します。また生協が組合員個々人の思いを実現する場を設けることによって、人間的な成長を促すようにしていきます。立命館生協は、学びと生活のコミュニティにおける「共学・協同の体験」を通して、組合員が厳しい現代社会を「生きる力」を育むことを目指します。

・学生、生徒の「成長」「発達」「自立」のための「場」や「機会」の提供
・「コミュニティ・心の居場所?の創造・友達作り、つながり作り応援、先輩から後輩への体験や経験の提案・啓発
・一人ぐらし応援、食育、読書推進、異文化体験(海外旅行・語学研修)提案・社会体験(インターンシップ・ボランティア)、就活応援(自己分析・表現力)

 

一人一人が大切にされる「インクルーシブ」な立命館生協

 インクルーシブとは、日本語で「包摂」「包含」とも言われますが、協同組合の【第一原則】自主的で開かれた民主制では「協同組合は、性別による、あるいは社会的・人種的・政治的・宗教的な差別は行わないこと」を明確にしています。この視点をあらためて確認した上で、多様な組合員を擁する総合学園の生協として、生協運営や店舗のサービス、取り組みにおいて一人ひとりの組合員が尊重され、多様性が受容される生協を目指します。

・キャンパス特性(ニーズ)と文化(カルチャー)の尊重、キャンパス間連携
・国際化に伴う国際学生?留学生?へのサポート、バリアフリーの視点
・より良い消費者、社会人となるための消費者教育・持続的な震災復興支援活動、防災・災害対応、防災教育
・「平和」な社会の実現に関する啓発活動、組合員がすすめる環境保護活動
・総合広報の重視、組合員の参加の保障(出資・利用・運営)

 

学園の自治を支え、地域社会に積極的な役割を果たす立命館生協

 「使命」を果たし「ビジョン」を実現するうえで、学園、学内パート、学生諸団体との協力、連携を積極的にすすめることで学園の自治を積極的に支える立命館生協を目指します。そして多キャンパス環境の立命館学園では、一つひとつのキャンパスが、地域社会と連携、協力して地域社会における積極的な役割を果たしていくことを目指します。具体例としては、以下のことがあります。

・学内諸団体との協力、連携
・キャンパスと地域をつなぐ役割、地域社会活性化への貢献

 

いつの時代においても愛され、期待され続ける立命館生協

 組合員の生活を支え続けるために、健全な経営状態を確保し続けることを「2020年ビジョン」の「経営方針」とします。そのために生協役員と生協職員は協同組合の学習と教育訓練を重視し、協同組合の価値を尊重することで、「2020年ビジョン」を職務を通じて効果的に、また組合員と共に実現することを目指します。組合員の願いと要望に応える「心(喜び)」と「技(力量)」を兼ね備えた生協役員、生協職員として立命館生協の信頼を高め続けることを目指します。

・生協役員、生協職員の学習と教育訓練の推進
・「2020年ビジョン」の実現に効果的に貢献する生協役員と生協職員

 

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