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「テーマのある旅」に行って一生の体験をしよう

「テーマのある旅」とは?

 大学生協が企画・実施を行っている「テーマのある旅」の旅行プランは普通の観光旅行とは違い、訪問した国の社会制度やその国が抱える問題を見学・視察を中心としたスタディーツアーとなっています。プランにはアジア、ヨーロッパ、南米、そしてアフリカなどの国が用意されていて、それぞれの国によって様々な内容の企画が用意されています。

 

スタディーツアーとは?

 スタディーツアーは観光を目的とした旅行と大きく異なっていて、NGOなどが活動している現場を訪れることが目的のツアーとなっています。  実際に現地に行き、その国の人々と直接交流することによって、その国の現状を肌で直に感じてより深く理解したり、問題解決の方法を考えたりします。またスタディーツアーは観光ツアーでは通常いけないような所へいくことができ、以前旅行した国や地域であってもまったく違った側面を見ることができます。

 

オランダ教育・社会視察研修

~共生と多様性、子供の幸福度世界一の国から学ぶ~

 オランダは2007年のユニセフの調査で、先進国21ヶ国中「子供たちの幸福度世界一」に輝きました。これは「物質的な豊かさ」ではなく、「主観的評価による幸福」であることが世界から注目されており、オランダの子供たちが「自分は幸せだ」と感じているのはなぜなのだろうか?このツアーでは実際にオランダの教育施設を訪問して実際に教師や子供たちの様子や、教室内の机の配置、装飾などを見て日本とは違う工夫を見つけて「幸福度世界一」を生みだす教育や市民社会について考えていきます。

 

アジア・ピーススタデイーツアー

~ベトナム学生交流と世界遺産アンコール遺跡を訪れる~

 世界遺産「アンコールワット」の国カンボジア、急速な発展をとげるベトナム。この二つの国は長い間、戦争の中におかれてきました。20世紀にベトナムが戦った国はフランス、日本、中国、アメリカと多くの国と戦争をしてきました。特に、ベトナム戦争時にはアメリカ軍により使用された枯葉剤により、30年たった今もなおその後遺症に苦しむ人々がいます。またポル・ポト政権下のカンボジアでは都市機能は麻痺、学校は廃止、やがて大虐殺が行われた過去があります。このツアーではポル・ポト政権時代虐殺を後世に伝えるためのトウーレンス博物館や枯葉剤被害障害児童施設を回ることにより平和の尊さを考えていきます。

 またベトナムの学生との交流会もあるためお互いのことを話会うことができ国際的な交流もすることができます。

 

自立を目指すHIV孤児施設バーンロムサイ

~タイ・チェンマイ子供たちの「生きる」を支える旅~

 「バーンロムサイ」は両親をエイズで亡くし、自分達もHIVに感染した孤児たちの生活施設です。現在は30人の子供たちが暮らしています。ここでは、洋服やバックなどのもの作り、ゲストハウスの運営をすることで、寄付だけに頼らない、自立運営を目指しています。このツアーでは実際に施設に行き、絵本の読み聞かせを行います。子供たちが読んでいるのを聞いてうれしそうな顔をしている姿をみると読んでいる方も幸せな気持ちになってきます。

 

アメリカ社会視察とボランティア

~教科書にでていない現代アメリカに触れる~

 これを読んでいる人の中にはアメリカにいったことがある人も多くいるでしょう。しかし観光で訪れただけではその国の本当の姿に出会うことは難しいでしょう。このツアーではサンフランシスコで様々なボランティアを経験することができ、多様な人々とボランティアを通して出会うことによって、アメリカにおけるNPOの原点や多民族・多文化社会について学ぶことができ、これまで見えなかったアメリカの一面を見ることができます。

 

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