第1号議案
4月号で総代会について詳しく説明をしましたが、今回総代会の報告ということで、もう一度復習したいと思います!
第1号議案とは?
第1号議案とは、生協が昨年の総代会で決定した2012年度の方針と予算に基づき、どんな取り組みを行い、どのような経営状態だったのかを報告し、組合員さんの代表である総代のみなさんに承認をいただくための議案です。
どうして毎年承認をとる必要があるのでしょうか?
それは、生協のオーナーが組合員さんのみなさんだからです! 生協の活動は、生協加入時にみなさんからお預かりした出資金を元手に行われています。つまり、組合員さんのみなさんは、オーナーでもあり、利用者でもあります。そのため、オーナーである組合員さんを代表して、総代のみなさんに承認をいただいているのです。
今年の活動
2012年度の活動として、新学期活動では「保護者説明会」を開催し、「自宅生「への情報提供や取り組みを強化しました。また、「立命館生協設立50周年記念事業「に取り組み、マスコットキャラクター「こーぷん」の公募・選考の取り組み、店舗での??周年記念の特別セール、生協学生委員会によるGIサンタ企画、立命館生協50年史の編集などの記念事業を実施しました。持続的な震災復興支援活動では、継続的なボランティア派遣の取り組みや食堂における被災学生支援募金メニューの取り組みなどを行いました。
予算については、総供給高は、60億9857万円となっていて、約5800万円の当期剰余金を確保し、2012年ビジョンの経営目標である、累次欠損の解消をすることができました。
第2号議案
2013年度第2号議案
(1)立命館生協2013の位置
・立命館生協創立50年のあゆみをふまえ、新ビジョンを策定する年度
・長岡京キャンパス、大阪茨城キャンパスの開学、開店準備の本格推進年度
・既存キャンパスの設備方針の検討と店舗、事業再編を推進する年度
・2015年への準備と備えを着実にすすめる年度
・京阪神北陸の事業連合の機能統合3年度目│経営貢献度を高める年度
・2012年度に施行した新人事制度の運用と定着をはかる年度
(2)2013年度の重点課題
・2013年度新学期の成功で、新入生・保護者の円滑な新入学準備サポート
・非接触ICカードの導入、存心館ブック&サービスの全面改装
・新キャンパスの開学、新店舗開設準備の推進
・衣笠、BKC既存キャンパス整備プランへの提言・具体化
・立命館生協の「使命」と次期ビジョンの策定
・持続的な震災復興支援活動の実施
・内部統制の整備と経営リスクの適切な想定と対応
第2号議案とは
第2号議案とは、2013年度の予算と方針です。昨年までの立命館生協の到達点を踏まえたうえで、「2013年度はこれを重点に取り組みます!」という生協の目標宣言です。第2号議案では、まずは、今年度の位置づけと立命館生協の現状を確認し、そのうえで特にどんなことを頑張ろうとしているかを重点として設定しています。さらに予算案として、今年はどういった経営目標でやっていくのかといった内容が書かれています。実は、方針・予算などとっつきにくいように見えますが、学生にとってとても身近な内容が書かれているのです。
総代会1日の流れ
Start!!受付
13時30分に受付を開始し14時まで行いました。受付では、名前と組合員番号を記入してもらい総代会の資料を渡していました。14時30分に総代会開会を行い、総代会が始まりました。初めに議長選出を行い、その後理事長と来賓からの挨拶を頂きました。
第1号議案 第2号議案
14時50分から議事を開始し第1号議案の提案が行われました。その後、幹事会報告が行われ、第2号議案以下の提案が行われました。15時45分より20分間の休憩があり、16時05分より討議が開始されました。17時まで討議は行われ、17時より議場閉鎖をし、議案採択と役員選挙がおこなわれました。
新理事監事
理事
監事
Stop!!再決 開票・丼コンテ
17時50分から議場閉鎖を解除し採決を行う間丼ぶりコンテストと島田店長からPPTが行われました。丼ぶりコンテストで1位になった商品は実際に食堂で売り出されることになっており、「半熟卵のロコモコ丼」「梅唐揚げ丼」「ネバネバトロロ丼」「豚照り温玉丼」の4種類の丼ぶりの中から1位を決めました。18時から選挙結果報告が行われ、新旧役員の挨拶が行われました。
Goal!!終了! 交流会
18時15分より投票が始まり、その後19時より行われる総代会交流会の場所への誘導がスタートしました。総代会交流会は立食形式で行われ、議案採択されたハラルの食材を使ったメニューなども並びました。また、グループに分かれ立命館に関するクイズを行ったり、丼ぶりコンテストの結果発表も行われました。普段話すことがない理事長や理事監事の先生方と総代が話す姿も多くみられ、良い交流が行われました。
こんな発言・応答が出た!
経済学部2回
学内コンビニでのエコポイント制を導入にしてほしいです。学内のコンビニでレジ袋を使わなかった場合、生協カードにエコポイントとして1円加算するようにします。これは、ビニール袋をすぐ捨てる人が多いので、それを防ぐためです。薬局やスーパーでは、レジ袋有料化などレジ袋に対する意識は高く、生協にあっても不思議ではないはずです。他のコンビニとの明確な線引きの一つとして、実現してほしいです。
国際経営学部2回生
COOPの利用者が他の通販サイトではなく「○○よりCOOPだよね」ということが当たり前になってほしいと考えています。そのためにまず、COOPのHPにCOOP商品の一覧が見えるようにしてほしいです。また、時期的なフェア等の広報もおこない、書籍に関してネットページから発注できるようにしてもらいたいです。このことにより、マーケティングが効果的に行えるようなります。また、広報も行いやすく、システムがしっかりすればこんなものを置いてほしいという希望が今以上に集まりやすいと思います。
経営学部1回生
リンクショップの店舗を広げて、ドリームクロスカフェを入れたり、ソファーなどを置いてくつろぎの空間にしてほしい。そうすることで、待ち合わせの場所にもなり、利用者増にもつながると思います。また、店舗も広くなれば、図書検索システムも入れてほしいです。また、ミールショップの営業時間が短いので延ばしていただければ、さらに本屋を利用する人も増えるのではないかと思います。
政策科学部2回生
一つのメニューで必要な栄養素を、そして野菜を多く採れるメニューを提供して欲しいです。加えて、現在行われているチャリティーメニューのように寄付付きにすることで学生食堂を利用する方々に身近にできる社会貢献の機会も提供します。具体的には、「あなたがこのランチを食べるとアフリカの子供に給食が1食届く」というシステムです。世界には、10億人の飢餓がある一方で、先進国を中心に10億人の飽食、メタボが深刻な問題になっています。この2つの世界的社会課題の改善を、おいしくヘルシーな食事を通して実現していきたいです。食堂利用者の意識改善のため、ぜひ立命館生協の食堂でこのシステムを導入していただきたいと考えます。
情報理工学部1回生
現在食堂での料金支払い方法は、現金、生協カード、ミールチケットの3つの方法がありますが、ミールチケットでの支払いの際に、ミールチケットの券面額以下の値段の支払いの場合、おつりが出ないことや、ミールチケット券面額を超えた場合、生協カードでの支払いができないことなど支払体制に不満があります。私はこの支払い体制を改善してほしいです。
経営学部2回生
立命館大学はさらなるグローバル化をめざし、BKC国際寮の建設や交換留学の制度の強化をおこなっています。それによって、様々な条件を持った留学生が立命館大学で学んでいます。全メニューの英語表記やメニューの材料を表示することを提案します。留学生以外にも日本学生に対するアレルギー対策にもなると思います。
産業社会学部1回生
今ある現状を受けて、RUC新入生歓迎号、大学周辺マップを改善してほしいと思います。具体的にはマップ全体の見易さ、病院の口コミ、街灯の少ないところの告知、学校周辺の行事予定、バス路線の追加、などの改善をしてほしいと考えています。また、?立命太郎?という授業の教室表示やシラバスを掲示してくれるアプリを生協でも作るといいのではないかと思います。紙のマップは1回生しか見ることができませんが、アプリにすることで在学生も見ることができます。そして、不審者や事故の情報もリアルタイムに見ることができるので、このようなアプリを導入することを提案します。
全体で34通の「発言通告用紙」(総代会で発言を希望する者が提出する書類)が提出され、時間の関係でそのうち15人の組合員さんから発言をしてもらいました。発言はテーマやキャンパスごとでまとめられ、理事会の担当役員からその場で回答やコメントがありました。今回の総代会で出されたことをきっかけに、これから理事会、学生委員会や生協職員さん、そして当日参加した総代さんにも引き続き意見やアイデアをもらいながら要望の実現・具体化に向けて活動が始まります。組合員の皆さんもぜひ積極的に参加してください!!