ナビゲーションをスキップ

web RUC/Ritsumeikan University Coop Canpus Communicatuon Magazine

突撃今年の理事監事

7、10月号に引き続き、5月に行われた総代会で新しく決まった教員監事の澤田博昭さんと、教員理事の杉山正純さんにお話しをおうかがいしたいと思います。

国際部留学生課 澤田 博昭さんです

生協学生委員会(以下生):
学生時代はどんな学生生活を送っていましたか?
澤田さん(以下澤):
私は学生時代、キークス(バンドサークル)と経済学部自治会、そして生協の総代もしていました。
生:
いろいろなことにチャレンジされていたのですね!澤田さんが学生だったときと比べて、生協はどうなったと感じますか?
澤:
はじめて大学生協を知ったのは受験宿泊(今の特別入試合格者の集い)の時です。生協は昔よりずいぶんとお洒落になり、馴染みやすくなったと思います。ちなみに、就職活動は地域の生協ばかりをまわっていました。
生:
学生のころから生協で関わろうと思っていたのですね(笑)現在はどのような仕事をしていらっしゃいますか?
澤:
現在は主に留学生の受け入れの仕事をしています。例えば、奨学金など経済的支援、国際寮など留学生の宿舎確保、在留資格の申請支援などです。
生:
なるほど。普段苦労していることはなんですか?
澤:
留学生はそれぞれ違った事情があるのでそれに合わせた支援をすることです。立命館大学には大学院生も含め正規生だけでも約1200名の留学生がいます。そのため、日本語が得意な学生、苦手な学生、近い国からの学生、遠い国からの学生など多種多様な学生がいて、いかに個々に対応できるかが課題です。
生:
留学生は主にどこの国から来ているのですか?
澤:
中国と韓国が全体の8割を占めています。インドネシア、ベトナム、マレーシア、台湾の学生が多いです。留学生は日本語か英語を使用できることが前提で入学しています。
生:
そんな前提があったのですか。知りませんでした!これからどんな仕事をしていきたいですか?
澤:
これからは立命館大学全体での更なる国際化、グローバル化を推奨していきたいと考えています。より多くの国で、グローバルに活躍できる人材が育ってほしいと思います。そのために例えば海外で学ぶための奨学金などの支援が必要となってくるので、そのような条件を改善していきたいと思います。
生:
今の学生に期待することはありますか?
澤:
もっと留学に積極的に参加してほしいです。また、留学生ともっとコミュニケーションをとってほしいと思います。
生:
総代会でも留学生とのコミュニケーションを取れる機会が欲しいといった要望があったので、私たち学生委員も頑張らないといけないところですね!これからどんな生協になってほしいと考えていますか?
澤:
生協は他の小売業と同様に営業をしてしまったら、どこか生協らしさを失ってしまうと思います。だから、生協の良さを組合員でよく議論して存在意義を失わないようにすべきだと思います。
生:
最後にメッセージをお願いします。
澤:
多くの企業が海外で活動しており、これからの社会は日本人も海外にどんどん出ていく世界であると思います。そのためにも、若いうちに海外を経験するべきだと思います。海外に行けば日本を客観的に見ることにもつながります。実際に行くことに意味があるのです。例えば、国としての中国や韓国と日本との関係は様々に問題がありますが、実際、現地の方は本当に優しい方ばかりです。そのようなことも感じることが大事だと思います。
生:
今日はありがとうございました。

APUアカデミックオフィス 杉山 正純さんです

生協学生委員会(以下生):
杉山さんは普段APUのアドミニストレーションオフィスというところで働いているそうですが、普段どういったお仕事をされているのですか?
杉山さん(以下杉):
普段は入学式の運営の手伝いや学生向けの防災をおこなったりとキャンパスの管理系のことをしています。
生:
なるほど、学生が満足できるような学校にしていくお手伝いをされているのですね!杉山さんは学生のころどういったことをしていましたか?
杉:
私は、関西学院大学出身で、何でもやってみる学生でしたね。ビジネスコンテストに参加したりしていました。
生:
とても意欲的な学生だったのですね!杉山さんはAPUで職員の運動会を企画したと伺いました。
杉:
そうなんです。職員になって1年くらい経過したタイミングで、ふと、他のオフィスの職員の方々がどんな人なのか、何をしているのか知らないな、と思ったのです。それを解消出来ないかな、と思い、この夏に運動会を企画しました。
生:
人を知ることは、とても大切ですよね!学生のころの多くの経験があったからできたことだと思います。ところで、杉山さんが学生のころの生協はどうでしたか?
杉:
自分が学生だったころは、キャンパスが郊外にあったので寮での食事みたいなもので、「食べるなら生協」といった感じでした(笑)
生:
食べるなら生協ってすごいですね(笑)では、APUの生協はどう思いますか?
杉:
そうですね、とてもバラエティに富んでいると思います。留学生が多いのでハラルフードもありますし。
生:
84ヶ国から来た留学生がAPUにはいるんですよね。普通の大学と違うなと感じることはありますか?
杉:
自信を持って夢を語っている人が多いですね。恥じらいを感じていない学生が多くてすごいと思います。
生:
日本人だとどうしても他人の目が恥ずかしいと思ってしまいますよね(笑)生協に期待していることは何ですか?
杉:
そうですね、飽きない生協にしてほしいですね。大学ってだいたい4年通うじゃないですか。ということは、生協に4年通うようなものだと思います(笑)ですから、常に模索してほしいですね!たまに大きくメニューを変えるといったことをしてもらえると嬉しいです。
生:
そうですよね、学生ならまだしも職員さんだとさらに長く生協を利用することになりますよね。では最後に、学生に期待することを教えてください。
杉:
そうですね、私はみんなに「自分は大学でこういうことを学びました。」と言えるような学生になってほしいと思います。何気なく過ごすのではなく、大学を有効活用してほしいです。2、3回生になって自分の生活を振り返ってモヤモヤしてほしいです。あと、大学側は学生の実態をしっかりと把握できていないので、学生が何を考えているか自分たちから発信してほしいですね。
生:
生協もひとことカードなどで出された要望で動いているので、同じことが言えますね。組合員の意見をもっと引き出していきたいです。
杉:
そうですね。私は、学生の思いをかなえられるような職員になりたいです。そのために、自分から働きかけて多く学生と関わり、学生の想いを引き出していけるように頑張りたいです。
生:
わたしたちも組合員に積極的に関わってよりよい生協にしていきたいと思います。本日はありがとうございました。

 

前へ戻るSITE TOP