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2021年度 第95回総代会 開催報告

5月22日(土)、立命館生協第95回総代会を開催し、全ての議案を可決・閉会いたしました。総代会には15名の総代が実出席し、書面議決とあわせると、125名が出席されました。議案討議には10本の会場発言と14通の書面発言があり、コロナ禍のもとでの、生協への要求、要望が活発に議論されました。実出席できなかった総代の方はZoomでライブ視聴し、議案への質問をお寄せいただきました。

総代会討議内容について

総代のみなさんには事前に書面でもご意見をお寄せいただき討議にご参加いただきました。当日のご発言10名分、事前の書面発言14名分、当日Q&Aでの質問につきましては以下に理事会からの回答も併せて掲載いたします。

総代会発言(会場発言)

リンクエリアの営業・教科書販売について  学生総代 情報理工学部3回生 南さん
リンクスクエアをオンライン期間でも開けてほしい。他の学部、院生からも多く意見が寄せられました。ユニオンしか開いてないと、リンク付近の学部・院生はコンビニが遠くて使えない。行くのがめんどくさくて食生活が乱れて栄養バランスが悪くなってしまうので、オンライン期間であっても全学生に安定した食生活を送れるような環境を作ってほしい。
教科書のオンライン販売のシステムについて。送料が高い、ICカードの残高が使えないことから、今期の対面販売では長蛇の列になってしまった。経営面で厳しいことは承知しているが、利便性の向上を図ってほしい。

100円朝食とROSSOの営業時間について  学生総代 法学部3回生 今中さん
100円朝食の営業時間の延長について、コロナ禍で今すぐには難しいとは思うが、長期的には100円朝食の営業時間を延長してほしい。1限を受ける前の時間帯を設定しているが、上級生になってくると2限あたりに登校することが多いので、せめて2限目あたりまで営業していただけると助かる。
あわせて、諒友館地下のROSSOを朝から開けてほしい。同じような理由で、100円朝食が1限前で終わってしまうので、2限の前に登校する人向けに朝からオープンしてほしい。
至徳館購買部に目薬を置いてほしい。免許の関係で難しいかもしれないが。
どれも、学生がコロナ禍で少ない中で難しいと思うが、今後に向けて検討してほしい。

テイクアウトサービスの拡充について  学生総代 文学部3回生 谷山さん
第2号議案において「生協食堂の営業時間をキャンパスの滞留人口に基づいて随時見直しを行う」とあるが、これはいかがなものか。コロナ禍のあおりで、食事、特に夕食の確保に苦労している学生が非常に多いと聞いている。衣笠キャンパスの学生は食堂のためだけにキャンパスに来る学生も多いと聞いている。彼らの中には自炊が全くできない人が結構いる。それにもかかわらず、現在オンライン基本期間で昼の営業のみとなっているが、学生組合員にとっては栄養上の問題があるのではないか。ただ、単年度で大きな赤字が出ている中なので、私の方で提案したいのがテイクアウトサービスの拡充。特に夕方時間帯に食事をしたいという学生が結構いるので、テイクアウトを拡充することで最低限の経費で学生組合員の食事を確保できるのではないか。

書籍割引販売について  院生総代 社会学研究科M3 仙田さん
厳しい生協の経営状況を聞き、私自身学部、院生と7年間生協の方にお世話になっており、大変感謝している。7年も大学にいると学ぶということはお金がかかることを痛感している。教科書をはじめ学術書などは3000円4000円5000円と当たり前にするもので、生協の組合員であると10%割引で購入できることはありがたいと思っている。一方、昨年度4月5月は完全閉店していて痛い思いをしたため、本当に生協は私自身の生活にかかわるものだと思った。ただ、今年度の対面販売の場面で、特に新入生が長蛇の列になり混乱もあったが、SNS広報や生協職員の誘導などに感謝している。なので、今後も学生・院生に欠かせない教科書、書籍販売は、厳しい経営状況ではあるが維持をしてほしい。

BKC総代交流会で出た意見について  食マネジメント学部2回生 福田さん
BKCの総代交流会での意見について、今の学部生は人とつながりを持っているのかという点について、やはり過半数の人はつながりがないという意見だった。この状況なので新歓などの活動もあまりできていない状況なので、何か改善など検討できないか。つながるサポートを生協にお願いしたい。話す場所、会議の場所、就活や勉強のことを話せる場を設けてほしいという意見があった。
また、夕食の定食についての意見があった。小腹がすいたときに食べられる量のものや、定食以外のものも販売してほしい。
あわせて、食堂やショップの混雑の緩和についても意見があった。時間割が変更になり、昼休み時間が短縮されたので食堂、ショップで短い時間で購入する人もいるので。
ダイエットメニューの販売についても意見があり、サラダパスタやごはんが少なめのお弁当の販売の要望や食堂でもヘルシーなメニューを増やしてほしいという意見もあった。
また、昼休みに食堂が混雑しているのを見て利用するのをあきらめるという意見もあり、テイクアウトメニューを拡充してほしいという意見があった。

OIC総代交流会で出た意見について  政策科学部2回生 横山さん
OICは、他キャンパスに比べても対面授業が少なく人間関係の希薄化という問題が大きいと考えている。オンラインでの人間関係の構築は難しい。少人数でも対面でつながりを感じられる機会を作ってほしい。また、オンラインでの企画なら継続して行うなど工夫が必要だと思う。
SDGsの取り組みについて、そもそもSDGsがなんなのかを知らない学生も多いので、生協でSDGsそのものを知ってもらえる機会を増やし、17個の目標の中から取り組みやすいものをピックアップして、呼びかける必要があると思う。それぞれの行動がSDGsのどの目標にあたるかを提示することで理解が拡がるのではないかと思う。

衣笠総代交流会で出た意見について  産業社会学部2回生 石倉さん
衣笠キャンパスの学生からの意見をまとめて。BCPレベルが上がる前は週に3~5回程度大学に通学していた。しかし、BCPレベルが上がり、ほとんど登校できていない状況。
BCPレベルが上がる前の食堂への要望は、複数食堂が営業しているが1店舗に集中してしまっていたため、混雑緩和を求める意見が多くあった。また、夜の営業を求める声や営業時間を増やしてほしいという声が目立った。
また、学びに関しては留学や就職に不安を持つ声が目立ち、コロナによって変化した就活について実体験を聞きたいという声が上がっている。
最後につながりについて、対面での活動がいまだ難しく、サークルなど本来つながりをつくれる場所が減少していることに対しての不安が見受けられた。また、情報収集する側だけでなく、運営側も情報発信に困難を感じている。友達ができたとしてもオンライン授業で会う機会がなく、また先輩と知りあう機会がほとんどないため、つながりについて悩みを持つ学生がとても多い。つながりにもう少し自信が持てる機会の提供を求める。

学習支援の拡充について  学生総代 映像学部2回生 宮島さん
学習支援の拡充について。現存する学部での授業では取り扱いされていないが、各学部がそれぞれ持つキャリアモデルにつながる学習講座の開設を要求する。
理由は2点あり、1点目は、各学部が掲げるキャリアモデルに対し、学部の授業のみでは補いきれないものがある。映像学部で例示すれば、映画芸術・社会映像・ゲームエンターテイメント・クリエイティブテクノロジー・映像マネジメントの5つのゾーンを学びのフィールドとし、それらを横断しながらアート・ビジネス・テクノロジーの3観点を補うため、総合大学ならではの理論の習得、またそれに基づく実践を行うことを映像学部の学習内容としている。その上で、プロデューサー・クリエーター・エンジニア・リサーチャーの4つのモデルを映像学部の目指すキャリアモデルとしている。映像学部には現在5ゾーンに関する基本的な授業はあるが、ゾーンをまたいだ授業はほぼないに等しい。例えば、映像芸術の知見とクリエイティブテクノロジーの知見を混ぜたMV制作講座の様なものである。このような事例は他学部にも潜在的に存在すると考えるので、ワークショップのような形で実施してほしい。
2点目にここにあげたことは学習支援の一環であるので、生協として開講していただく意義があるから。生協では現在パソコンスキル講座を開講しており、ここでは単なるパソコンの使い方だけでなく、レポートやプレゼンで必要となる情報収集・整理・構造化について発想法として取り扱っている。その延長線上の講座として各学部の学習に関する現状と課題を整理して実施してほしい。

学生生活の支援について  政策科学部2回生 ソンさん
大学は学びの空間でありながら、人生で一番輝く瞬間でもある。しかし、新型コロナウイルスの影響で、大学生活が崩壊しています。コロナ禍がいつ終わるか予測できないため、20、21年度の入学の学生だけでなく今後入学してくる学生にも対応していかないといけないと思う。また、立命館大学は他大学に比べても留学生が多い大学であるので、留学生への対応もしなければいけないと思う。

総代会での発言に対する生協理事会からの回答

衣笠キャンパス総代交流会の意見から。
4月上旬に1つの食堂に学生が集中しているのではという意見が出ていたが、開講当初は曜日により利用の偏りが見られたが、利用誘導の結果、4月12日~の週の12時台の利用者数は一定の分散化が図れた。対面授業が再開したら引き続き利用分散を図っていきたい。
また、コロナ以前の2019年と比較すると、12時台の食堂・コンビニの利用者数は開講から2週間で衣笠・BKCで約30% OICでは約40%減少している。一方昼休みの時間が10%短くなったことが、利用者が減少しているのにかかわらず、混雑感の改善に結びついていないことが考えられるので、昼休みの時間をもとに戻すことが必要だと感じている。生協としても大学に要請していく。

学びについての意見もいただいた。就活のサポートを生協としてすすめていきたい。また、就活を経験した先輩とのつながりと交流ができる取り組みを行っていきたい。

BKC交流会では、食堂に対する意見が多く出た。
食堂の利用者数はコロナ禍以前の2019年と比較すると、対面授業が基本の期間でも約40%減少。オンライン授業が基本の期間では80%の減少。食堂経営は大きな赤字の計上が見込まれる状況で、登校数が大きく減少している状況だが、生協としては対面授業が基本の期間は朝昼夜の3食の提供を何とか継続したい。
また、ダイエットメニュー、テイクアウトメニューの改善、夕食の定食形式での提供への改善について意見があった。従来の提供方法で夕食の提供を継続するとさらに赤字が増大し、提供そのものが困難になる可能性があるため定食スタイルでの提供を春から試行している状況。提供して2週間でオンライン授業中心になり夕食の提供を一時中断しているが、再開後、メニュー内容やサイズも含めてご意見をいただきながら改善していきたい。

OICの総代交流会より、SDGsの取り組みについて。
SDGsの17の目標を知らせることから、生協としては取り組みをすすめていきたい。脱炭素、脱プラスティックは世界的にも加速していくものと考えられ、生協としても積極的に取り組みをすすめていきたいが、同時に消費生活のあり方や、わたしたちのライフスタイルの見直しも必要になるのでは。

3キャンパス統一で、学生同士のつながりについての意見が多かった。
つながりを実感できるキャンパスライフの実現は2021年度の第一の重点テーマであり、様々な角度から取り組んでいきたい。生協学生委員会では2月3月にかけて新入生対象にウエルカムキャンパスフェスタや下宿生交流会を実施し、参加の新入生から好評だった。これからも継続して新入生の交流企画や人と人のつながりを感じられるような取り組みを行っていきたい。

店舗への要望について。
現在オンライン授業基本期間で、4月19日以降生協の営業店舗、営業時間が大幅に変わっていることに対しての意見が多く寄せられている。6月7日以降授業がどうなっていくかについて大学も検討をすすめているとおもうが、生協としても大学の基本方針を踏まえながら検討していきたい。オンライン授業基本期間でもどのくらいの学生が登校するのかは大学の方針によって幅がある。その状況を見ながら営業店舗や営業時間を決めていく必要がある。
昨年の秋セメスターは可能な限り店舗を開けて営業をしたが、1日100名も利用しない大食堂もあり途中で閉めざるをえない状況になった。
一旦営業店舗を限定していても、利用の状況や要望によって開けても一定の利用が継続する見通しがたてば営業を再開していくことも可能。特に立命館はキャンパスごとに環境が違うため、各キャンパスの状況に合わせていきたい。

100円朝食について
対面授業中心期間になれば再開していきたい。ただ、オンライン授業基本期間といっても今のままの登校状況なのか、多少なりとも増えていくのかによって扱いも変わる。大学の見通しを確認しながら。

教科書販売について
教科書宅配代引き手数料について、春の混雑状況についての意見。衣笠、BKCで長蛇の行列ができたことは、反省している。改善点は、大学の教学部とも協議し学部によって購入日を分散するなどをしていきたい。今年はオリテ期間が短く、利用が集中した。基本的には長蛇の列にならないよう対策をしたい。

また、宅配の決済手数料について、できるだけ安くなる方法を模索したい。

目薬の取り扱いは免許の関係で難しい。

テイクアウトの強化についての意見。この間、コンビニ店舗へのホットショーケース導入など、テイクアウト強化に取り組んできたが、引き続き強化を行っていきたい。

自炊ができない。食堂を開けてほしいという要望。その通りだと思うが、一方、生協では管理栄養士もいるので自炊のしかた提案も、学生生活で身につけたい力という点で併せて取り組んでいきたい。

多用な学びについて。重要な指摘。この間、パソコンスキル講座からいろいろ講座を広げてきている。大学生活スタートアップセミナー、将来的な留学を見据えた講座など開発してきている。大学の正課として開講すること、生協が取り組んで開講するものに分かれてくると思うので、生協で取り組むべき学びの支援について検討していきたい。

書面発言

食堂の混雑対策について  学生総代 文学部2回生 吉村さん
営業店舗・営業時間の見直しについて、特に食堂や混雑時の書店で、人数の見える化をする必要がある。私は火曜日に2,3限が連続授業となっており、対面授業が基本だったときは存心館食堂の人の多さにあきらめて、お弁当を持ってくるか3限後に食べるなど食堂を利用できないことがあった。しかし、諒友館食堂は比較的空いているなど、食堂間で差がある。お昼時間が40分とさらに短くなった今、リアルタイムで食堂の空状態を知りたい人は多いのでは。
さらに見える化することで、コロナ対策も進むと考えられる。食堂の人の多さに不安を感じており、できるだけ空いている時間帯に食堂に行きたい人もいる。リアルタイムで空き状態を示すことは感染対策や混雑の分散にも役立つと思う。混雑の分散に関しては、一定期間の食堂の込み具合を測定し、いつが一番混むのかを見える化することも有効な手段だと思う。
営業店舗・営業時間の見直しはコスト削減のためには必要なことだと思うが、単に調査をするのではなく、その結果を利用者にも共有することで、新たな動き(この食堂を使おう、この時間帯に使おうなど)が出てくるのでは。

<回答>
春セメスターの開講二週間の衣笠キャンパスは、存心館食堂に利用が集中する傾向があったことから、諒友館食堂、以学館食堂への利用分散を案内し、一定の効果を得ることができました。キャンパス西側で2限目を受講される方は、諒友館食堂、諒友館地階ROSSO、できた亭等の利用をお願いいたします。各食堂の利用状況についても、利用者のみなさんに共有することで、利用の分散をよびかけていきたいと思います。
お昼休みは、混雑しますので可能な方は空コマでの利用をおすすめしていきます。営業店舗の見直しは極端に利用が僅少な店舗を対象としていますが、見直す場合はその理由を含めて明示してすすめていきたいと考えます。

混雑緩和について  学生総代 法学部3回生 石倉さん
現在はコロナ禍の影響で大学に登校する学生は減りましたが、平常時であれば存心館食堂は混雑を極めています。我々、学友会法学部自治会も学部との協議で改善に努めてはいますが、生協の協力が不可欠。
また、今年度のオリエンテーション期間の存心館の列整理の初動を学友会が行った際もご協力いただきありがとうございます。今後とも学生団体とのご協力をお願いしたい。

<回答>
学友会のみなさまには、オリテ期の存心館の列整理など多大なご協力を頂き大変感謝しております。よりよいキャンパス環境の実現にむけて是非協力を強めていければと思いますのでよろしくお願いいたします。

給水機について  学生総代 文学部3回生 高橋さん
新型コロナウイルスの影響で、学内の食堂における給水機の使用ができなくなってしまったのが非常に残念。自販機で買えば済む話ですし、そのお金がもったいないなら水筒で飲み物を持ってくれば解決することではありますが、食事中にコップ一杯だけ水が飲みたいということがあるし、そうでなくても給水機はあれば立命館生、食堂を利用する全員が喜ぶのでは。感染症対策でいろいろと厳しいもんだはあるとは思うが、給水機を復活していただきたい。

<回答>
ご意見ありがとうございます。給水機を以前の状態で復活させると、食堂の混雑が大幅に悪化することが確実なことから、すぐに復活させることは難しいと考えています。感染拡大が完全に沈静化した段階で、あらためて再開の可否は検討したいと思います。停止期間中は利用者のみなさまには、水筒のご持参にご協力をお願いしたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

生協組合員カードと学生証の一体化について  学生総代 政策科学部3回生 井口さん
生協組合員カードには生協関連施設等で使用できる電子マネー機能が搭載されているが、学生証と一体化できないか。現在、学生証と生協カードを使い分けしなければならず、とても不便。一体化することで、利用者の省力化や支払い時のカード間違いによる混雑緩和が期待できる。実際に一体化をすでに行っている大学もあるので、検討してほしい。

<回答>
ご指摘の通り現在の生協カードのあり方については、利便性の観点から変更していく必要があると考えています。ご提案いただいている学生証との一体化ではなく、現在のICカード型から、スマホで表示する方式への変更を検討しており、具体的内容が確定いたしましたらお知らせをしていきます。

テイクアウトや品ぞろえの充実について  学生総代 産業社会学部3回生 細田さん
食堂の主菜・副菜・丼・麺類などをテイクアウト商品として別で売り出してほしい。コロナ禍ということもあり、家で買って食べたい。
至徳購買の品ぞろえがあまりよくない。もっと食品や文具などの品ぞろえをよくしてほしい。偏りがあるように思われたので、学生アンケート等を取ってニーズに合ったものにしてもらいたい。

<回答>
テイクアウト商品を強化して、昼休みの食堂混雑の緩和をはかりたいと考えています。アンケートや懇談会で意見も集約していきたいと思いますが、具体的な要望は、一言カードで、要望を投函いただけるとありがたいです。店舗スタッフにもお気軽にお声がけいただけるとありがたいです。

資格講座情報について  学生総代 産業社会学部2回生 中島さん
大学生協WEB資格講座の存在やたくさんの講座を受けることができるということは知っていて受講したいと思う一方で、どの講座を受けるべきか判断することが難しい。そのため講座選択に役立つ情報がもう少しあるとうれしい。それによって取りたい資格が決まればWEB資格講座に申し込みたいと感じる。
パソコンスキル講座のスタッフをしているが、オンラインではうまく教えるのが難しいと感じている。そのためもし希望者がいれば追加で対面での講座を開くことができるとよいと思った。

<回答>
貴重なご意見をありがとうございます。講座選択の判断材料となるガイダンスを検討してみたいと思います。ガイダンスで提供を希望する情報内容を是非教えていただけないでしょうか。また、パソコンスキル講座の開催形態についてのご提案は、講座スタッフのふりかえりの中でも是非ご提案いただければと思います。今後の追加講座や、来年度の講座の計画に活かしていければと思います

食堂のお茶の提供について  学生総代 経済学部4回生 松田さん
食堂を利用の際、現在はお茶が有料だが、少し高いと感じている。100円ほどではあるが、食べ物と一緒になると500円を超えてしまう。値段を少し下げていただきたい。もしくは、サイズの小さい飲みきりサイズのお茶を用意していただきたい。それだと安く抑えることができるのではないか。

<回答>
ご意見ありがとうございます。給茶、給水のサービスは、給茶・給水時の密回避と混雑緩和を目的に取りやめました。その際に急に飲み物がなくなるのも・・・と販売を始めたという経過ですので、食堂に関しては必ずしもペット飲料を購入して欲しいという考えではありません。この機会にマイボトルの持参などご検討いただけたら大変ありがたいです。

食品ロスについて  学生総代 法学部2回生 三宅さん
生協食堂の営業終了時に売れ残っている食品が見受けられるが、食品ロスが問題視されている中で、何らかの対策を行っているのか。食品ロスに対しての現状や今後の指針もお聞きしたい。

<回答>
現在、衣笠キャンパスでは食堂のカット野菜の残菜をキャンパスにある衣笠農園の堆肥として提供し、その農園で摂れた野菜を食堂で提供していますが、基本的に食堂は食数計画を、ショップは発注の精度をあげていくことで食品ロスを最小限としていく方針です。

朱雀キャンパス店舗について  教職員総代
朱雀キャンパスの食環境について。コロナ対策としてビュッフェコーナーがなくなり、弁当式での販売のみとなったことで「野菜をもっと食べたい」という朱雀の職員からよく聞く。野菜のみ詰めたサラダカップがあるが、キャベツの割合が高く緑黄色野菜中心のものを希望する声があります。おかずのパックになっているものは、揚げ物、肉類が多くあるため、これまでビュッフェで野菜を多く食べていた層からは不評のようです。

<回答>
ご提案ありがとうございます。お野菜のご要望の件、店舗スタッフにも共有し改善をはかっていければと思います。

食堂でのお茶、水の提供について  学生総代 文学部3回生 望月さん
食堂の運営時間の延長と食堂でのお茶、水の提供再開を希望。運営時間の短縮により、昼食のみの利用にとどまり、従来の朝食・夕食としての利用が制限されてしまい、学生の健康面のサポートが不十分だと感じられる。
お茶・水の提供はコロナウイルスの影響で中止されているが、1本100円のお茶・水を購入するのは学生にとって経済的負担が大きいです。もとから1杯づつ紙コップに入れた状態での再開など検討してほしい。

<回答>
営業店舗、営業時間については、キャンパスのBCPレベルと授業形態をふまえて変動しています。オンライン基本期間については登校数が少ないため食堂営業は昼食時間に限定していますが、対面授業基本期間にもどれば営業店舗、営業時間はもとにもどしてまいります。また、給茶、給水のサービスは、給茶・給水時の密回避と混雑緩和を目的に取りやめましたので、すぐの再開は困難ですが、感染拡大が収束した段階であらためて検討したいと思います。当面の期間、水筒での持参等 ご協力をお願いいたします。

学生支援とパソコンスキル講座について  学生総代 経済学部3回生 吉貝さん
生協がコロナの影響で経営危機になっているのは理解しているが、学生も生活苦を強いられる状況が続いており、日に日に苦しみがでかくなっている。学生への支援を大学に掛け合ってほしい。
パソコンスキル講座の専門的分野枠をつくらないか?私は昨年から講師をしているが、講座の内容は基礎でとても分かりやすい内容になっているが、word、Excel、Power Pointいずれももっと根掘り葉掘り教える内容がある。講義でわかりやすい先生はパワポが見やすい。もっと上手なパワポを作りたい、Excelを上手に活用して授業で応用したい、One Noteを使って計算したいという学生はいると思う。全学年を対象としたパソコン応用講座を開設してもらえないか?

<回答>
コロナ禍が長引く中、学生の皆さんには勉学に限らず経済的な面や人間関係など幅広く厳しい状況になっているものと生協でも認識しています。生協で取ったアンケート結果や、各種企画で聞く声などは、大学にも報告し、生協の立場からも提起を行っています。今回のこうした発言内容もきちんと伝えていく予定です。
またパソコン講座について提案をいただきありがとうございます。生協でも就職を控えて改めて操作が不安な層がいるのでは?とか、レポートについてより高いサポートが必要な学生がいるのでは?と提案したこともありますがその時は多くの申込み・・とはなりませんでした。ただコロナ禍でパソコンの必要度が増したり、卒業後の働き方なども変わったりしていくなかで、ご提案のようなニーズが新しく出てくることもあると思います。どんな層にどう提案したら受け止められるのかを把握して、新たな講座・学び支援も広げて行けたらと思います。その時はぜひ力をお貸しいただければありがたいです。

当日Q&A 総代会の視聴ウェビナーに寄せられた質問への回答

新型コロナウィルスの影響による、食堂のメニューの金額の引き上げは今後、発生しますか?

<回答>
仕入れ価格が大幅にアップした場合に見直しが必要となる可能性がありますが、現時点で
あらたに改定が決定しているものはございません。この間、登校が減少し食堂の利用が減少することで、仕入れ条件が悪化するケースもあることから、対面授業基本期間の再開を心待ちにしています。