12月21日(月)、読書マラソン第5回立命館コメント大賞の表彰式が朱雀キャンパスで開催されました。
当日は8名の大学受賞者のうち5名、付属校 20名の受賞者のうち宇治高校より1名が出席しなごやかなうちに式は進んでいきました。
山田詠美の『僕は勉強ができない』で
野坂昭如さんの『戦争童話集』で昨年に続き
東野圭吾の『手紙』で宇治賞を受賞されたペンネーム こほちんさん
ご自身の青春時代の読書生活と受賞者への期待をお話し頂きました。
懇親会での受賞者からのひと言
受賞作について
しんえもん :『疾風ガール』はふざけて書いたのに受けとめてもらってうれしいです。
色ざんげ :グランプリをいただいた『海と毒薬』は高校時代読書感想文を書くために読んだのが最初です。生体解剖をしていて、罪を犯すことに無感覚なのに罰は恐れる。医学に従事していくものとして、生命倫理を考えされられました。
サイッコ :昨年たった一枚出したところBKCキャンパス賞をいただきました。今年はがんばって5枚書いてみました。もう卒業なので学生時代の想い出になってうれしいです。
こほちん :『手紙』は自分にとって今年いちばんの本です。
独虫 :僕は本を読んで感想を印象の強いうちにすぐパソコンに打ち込みます。今回はそれをハガキに書いて応募したのですが失敗しました。[みんながえーっとなった顛末は問い合わせていただければこっそりお教えします](事務局)
どんな作家や作品が好きですか。また今年読んでいちばんの本は?
色ざんげ :母が読書家のおかげでまわりに読む本がたくさんありました。 『天国の本屋』シリーズが心に残っています。
友美 :なんといっても重松清です。『その日のまえに』を読んでノックアウトです。今年のいちばんは『朗読者』です。
サイッコ :藤沢周平が好きです。あと心に残った本は荻原浩の『明日の記憶』や横山秀夫の『半落ち』です。今年のいちばんは新田次郎の『八甲田山』です。
こほちん :父がすごいマンガ好きで、少年の心を忘れないタイプ゚の人で、僕も『名探偵コナン』が大好きになりました。その影響でミステリファンになりコナン・ドイル、クリスティに手を伸ばし高校になってからは伊坂幸太郎を読みはじめ、彼がリスペクトしているという理由で村上春樹の『ノルウェイの森』を読み、春樹からフィッツジェラルドの『グレートギャツビー』を読みました。今年のいちばんはドストエフスキーの『罪と罰』です。
独虫 :伊坂幸太郎なら『アヒルと鴨のコインロッカー』が好きです。『陽気なギャングが地球をまわす』も いいですね。三浦しをんの『風が強く吹いている』も好きです。今年読んだのでいちばんの本は有川浩『フリーター、家を買う』です。
しんえもん:僕は万城目学の『鴨川ホルモー』です。映像より断然本がいいです。今年のいちばんは中山カホの『ケッヘル』です。
などなど 本と読書についてのお話がつきない懇親会となりました
選考委員及び主催者 出席者
- 図書館:
- 吉田美喜夫図書館長 | 大学職員 栗谷 石井
- 立命館生協:
- 中西一正理事長 | 酒井専務理事 | 佐藤常務 | 生協職員 篠原 山西
受賞作品については後日 本ホームページにて紹介いたします。