TRANSLATE

PickUp

2010.06.15

「治道トマトに会いに行こうツアー!」に行ってきました!!

ニュース

tidoutomato.jpg 治道トマトの説明
hakodume.jpg トマトの箱詰め
seisansha.jpg 生産者の堀内さん
sankasha.jpg 参加者のみんなで

  6月6日今回私たち生協学生委員会は奈良県大和郡山市の治道というところに行ってきました!そこでは、現在食堂で取り扱われている治道トマトというトマトを作っています。
 まず出荷場を見学し、従業員さんの指導を受けながら、トマトの箱詰め作業を手伝わせていただきました。やはり従業員さんのように上手くはできず、苦戦しながらも楽しくお手伝いをすることができました。

 そのあと農協の会館に移動し、生産者である堀内さんのお話を聞きました。トマトができるまでの苦労や工夫、これからの問題などはとても興味深く、貴重な時間でした。その中でも印象に残ったのは、連作障害を防ぐ農業のやり方です。一般的な連作障害を防ぐ為の方法は土の改良や種の品種改良ですが、この治道地方では化学的な方法ではなく、その年トマトを植えたら、翌年は米作りをするという、治道地方に江戸時代から伝わる伝統的な方法で行われていました。そして、最低限の水で栽培することで栄養が凝縮し、トマト自身の力で育てるため、より甘く大きくてもおいしいトマトが出来上がるそうです。また後継者問題のお話もあり、このまま農業をする人の人口が減り続けると、経済まで悪化していくという事を聞いて、人間の生活の基盤である食をないがしろにすることは、人にとっても経済にとっても深刻な問題であり、もっと若者が農業に関心を持たなければならないと感じました。

 次に私たちは実際に田植え体験をしました。学生委員のほとんどが田植え初体験であり、初めての土の感覚に驚きながらも、1本1本丁寧に植えることで、食のありがたみを再確認することができました。そしてトマトのビニールハウスも見学させていただき、堀内さんが大切に育てているトマトを間近で見ることができました。

 今回紹介した治道トマトは各食堂にある、おばんざいバーや野菜冷麺に使われています!とっても甘くておいしいトマトです!6月までの期間限定なので食堂をどんどん利用して治道トマトを食べましょう!