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2011.03.17

みやぎ生協から全国の生協へのメッセージが届きました

震災対応について

2011年3月16日

 

全国の仲間のみなさまへ

 

東日本大震災と大津波による甚大な被害に対する
全国からの緊急支援に心から感謝申し上げます。

 

みやぎ生活協同組合
理事長 齋藤昭子

 

 みやぎ生協をはじめ被害を受けた地域の生協は、県民のみなさまの生活を維持し、復興に役立つよう事業の継続に全力を上げています。

 

 今回の東日本大震災と大津波は過去経験のない激甚災害となりました。多数の人命が失われ、今もって多数の人びとの安否が不明です。宮城県警は3月15日、県内で亡くなった方は1337人と発表しました。マスコミの報道では、全国で亡くなった方が3373人、全国の不明者は6746人、1923年の関東大震災以来となっています。多くの不明者の捜索も余震が続き、困難をきわめております。仙台市内をはじめ県内の避難所1200箇所に30万人強の方々が身を寄せております。厳しい寒さの中、食料と暖をとる緊急物資・衛生用品・粉ミルク等がとても不足し、あわせて緊急物資を運ぶ軽油・ガソリンも困窮しています。

 

 みやぎ生協でも多くの事業所に甚大な被害が発生しています。また、未だ連絡が取れない職員もおります。その中で、どの事業所も復旧に向けて全力を挙げ取組んでいます。困難ななかでも店舗を開け、自治体からの緊急物資を配送し続けています。みやぎ生協の役職員は、「必ず復旧させ、メンバーと我々の生協を守りましよう」と誓い合っています。復旧へ向けたわたしたちの取組みは一歩一歩ですが、確実に前進しています。電気や水道などのライフラインも徐々に復旧し始めました。避難されている方々への救援物資、店舗で販売する商品など、日本生協連や多くのメーカーさんなどのご協力をいただき、各方面への配送が行なわれています。

 

 全国からの人的・物的支援に心から感謝申し上げます。ともすれば心が折れてしまいそうな状況のなかでも、東北の生協は、県民のみさまと力を合わせ、必ずこの困難を乗り切っていきます。

 

 引き続き、支援をよろしくお願いいたします。