開講2日目の9月29日（火）、衣笠ブックカフェを開催しました。
今回は、学生さんがみんな忙しい時期で、3名の参加に留まりました。
文学部3回生、法学部5回生、産業社会学部4回生の方々です。
人数は少ないけれど迫力のあるコアな討論が続きました。

	罪と罰　ドストエエフスキ－です。罪を犯してしまったラスコ－リニコフの心の葛藤がリアル。判事との心理戦がすごい。追い詰められた主人公の心境が迫力で迫る。 読むのに体力はいるが、書いた人は病気持ちに違いないかも？！ ソ－ニャがとてつもなくかわいいのが救いです。
	ゴ－ストスナイパ－　ジェフリ－・ディ－ヴァ－。 四肢麻痺の状態で体が動かに主人公。なのに科学捜査の達人で犯人を追い詰める。 この作家は『ボ－ン・コレクタ－』が有名ですが、どんでん返しの魔術師と呼ばれています。
	NARUTO　終わりましたね。ノベライズを書いている東山彰良は、葛藤を書くのが得意です。このコミックは、気持ちをキャラに入れ込み過ぎて得意になっているおかしさがあります。戦闘力のインフレですね。全７２巻、終わることができたんですね。よかった。よかった。

今回はSFやミステリ－ファンタジ－ものを中心にたくさんの本の話題がでました。
ブックカフェとは、なんでも好きな本について語り合う場です。次回は10月29日（木）18時から「ふらっと」で開催いたします。誰でも参加できます。お待ちしています。