サークルの入り方
課外活動を始めたいけど、いろいろありすぎて、どうしたらいいのかわからない!そんなあなたのために、ここではたくさんあるサークルの中からどうやって選び、入るのかを紹介します。
充実した大学生活にするための選択肢はたくさんありますよ。
あなたの可能性を広げてみよう!
新入生が入学すると新入生歓迎期間が始まります。新歓期には多くのサークルが勧誘ブースを出します。ほとんどのブースで直接先輩たちと話す機会があります。気軽に話を聞いてみたり、質問してみたりしましょう。
入りたいサークルが見つかったら、普段の活動にも参加してみよう。ビラや冊子などではわからない活動の雰囲気を、実際に感じることが出来ます。新歓期なら、説明会やお花見などをおこなうサークルもあるので、積極的に見に行ってみましょう。
自分にあったサークルを決めたらいよいよ入部です。サークル冊子やビラに載っている連絡先に思い切って連絡してみましょう。きっと大学生活が価値のあるものになるはずですよ。
サークルにはいるとどんな感じ?
サークルに入ると、そのサークルで技術・学びを身につけることができるのはもちろん、友だちをたくさん作りやすい環境に触れることができます。学校行事である学園祭典でもサークルで模擬店を出しているところも多いです。ほかにもステージでの発表などもあります。このように、サークルに入ることで大学生活をより一層充実させることができますよ。
私が所属しているダンスサークルは、毎日練習がありますが自主練がほとんどなので毎日行く必要はありません。ただ、学園祭などの前は毎日授業が終わってから夜まで練習します。忙しいけど勉強との両立もできます。バイトもできますが、なかなか大変だと思います。私が所属しているサークルは、自宅生と下宿生が半々くらいなので通いでも大丈夫です。ただ、練習が遅くまであったときは下宿生の友だちの家に泊まることもあります。サークルは大変なときもありますが、他学部にも友だちがたくさんできるので、入ることをおすすめします。 情報理工学部 1回生 Tさん
僕はサッカーサークルに入っていて、練習は平日に週2回やっています。練習も試合も18時くらいから始まるので講義とかぶる心配はありません。また通いの人も帰りのバスや電車の時間の心配もせずに余裕を持って帰ることができます。あとはサークルをしながらバイトもすることも心配しなくて大丈夫です。だいたいのサークルが週1回か2回でおこなわれているので、サークル以外の時間もきちんとあります。その時間の使い方は自分次第です。積極性を持って、この自由な時間を有意義に使って大学生活を満喫してください。 経済学部 1回生 Tさん
サークルと部活のちがい
サークルとは!?
みなさんはサークルと聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?立命館大学では、みなさんがイメージされているようなサークルとは、登録団体のことを指します。サークルの区分として、登録団体→任意団体→同好会→公認団体の順に並んでおり、公認団体とは、下記で述べるいわゆる部活となり、それに近づくほど権利や義務が多くなります。登録団体は、大学からの資金援助や(特別活動を除く)BOXという部室も与えられていません。
そのため活動は多種多様であり、公認団体にくらべて比較的フランクです。また、登録団体は自分たちで作ることが可能で、気軽に参加しやすい団体です。
部活とは!?
部活とは一般的に体育会と呼ばれるものです。立命館大学には約60ほどの体育会が存在します。これらの体育会は、「~部」または「~同好会」と呼ばれるもので、大学側から正式に認められた公認団体、同好会として活動をしています。「~部」とつくのは、公認団体であり高校のクラブに一番近いといえます。公認団体には、BOXという部室や、大学から資金援助を与えられています。そのため、活動はとても熱心で上記であげた登録団体(サークル)よりも厳しいものとなります。また、登録団体(サークル)とは異なり、上下関係なども厳しいといえるでしょう。
体育会団体
球技や陸上、武道などスポーツをおこなっている団体です。さまざまな分野の活動においても優秀な成績を収めています。チームの勝利のみならず、ゲームや練習を通じて己の精神力の育成も図っています。全国規模の大会に進む団体もいくつか存在していて、いくつかのはなばなしい成績を収め立命館大学体育会の名を全国に広めてきました。これらは選手たちの弛まない努力とともに、その活動環境がもたらした結果であると考えていて、応援・支援していただいている大学関係者、地域住民のみなさまには心より感謝の気持ちを込めて還元もしています。
また、体育会の活動を広く、より多くの人に知っていただくための活動をいくつも実施してきました。入学期の新歓企画、春秋立同戦、アメリカンフットボール応援企画、体育会と非体育会員、地域住民の方々を結ぶ架け橋をいくつも提供してきました。これにより立命館大学体育会は学園と地域の内外に渡って高い評価を受けるようになりました。選手一同は立命館大学体育会の更なる発展のために日々努力しています。
学術団体
学術とは、言い換えてみると学問のことです。大学での学びは、問い問われることによってあるものごとを突き詰めていく、そういった研究と呼ばれる内容が主になっています。課外活動という場で仲間たちと繰り返す学び、政治や国際問題、マスコミや言語、自然科学などさまざまなテーマの学問の研究をおこなっているのが学術部のサークルです。講演会やフィールドワークなど、おこなう内容もさまざまです。学術部には法学系や経済・経営系、社会系、語学、学際、国際、理工系などたくさんのサークルがあります。それぞれの団体がみなさんのことを歓迎の意をこめて勧誘していることでしょう。○○研究会など難しそうに感じられるかもしれませんが、話を聞いてみたら、みなさんが興味の活かせるものからもっとのびのびしたもので、たくさんの人が学びを実践しています。良い刺激を受け合うこともでき、お互いを高めあうこともできます。それに学術サークルにはそれぞれ活動内容の中にさまざまな可能性を秘めているので、そのサークルに入ることで可能性を広めることもできます。
学芸団体
学芸に分類される団体は音楽サークル、演劇サークル、文学サークル、伝統芸能サークルなどジャンルはたくさんありますが、彼らに共通していえることは「表現することを目的とする集団」ということです。何かを思い、何かに感動し、何かを表現することを目的とするサークルです。同じような団体でも、活動内容はまったく違ったりするのでよく見極めましょう。学芸サークルに所属したら、たくさんの表現練習をすることと思います。その方法は演劇、合唱、演奏、絵画、文章など前述の通りたくさんありますが、全てを通して「自らを表現する力」が身につくと思います。多人数で表現するにせよ、自分1人で表現するにせよ、基礎になるのは個人の表現力です。はじめは表現力がなくても構いません。団体に所属してから、他の人たちと交流していくうちに、練習・稽古の中で身につけていけばいいのです。また、表現することを目的とした集団ですから、意見のぶつかり合いなどもたくさんあると思います。その中で議論し、他人の考え・気持ちを理解し、協力し、問題を解決する。人との上手な付き合い方も身につきます。人間的にも大いに成長できる団体です。