Merry X,mas
特別な日には
特別な本を…
特別なあなたに
クリスマス・カロル
どケチな上に気難しいスクルージにも、毎年クリスマスイブは訪れる。今年もいつもと同じ、ただただ騒がしく煩わしいだけのはずだった。しかし、その年に彼の前に現れたのは3人の幽霊だった。いつもとは違うクリスマスの予感…
3人の幽霊に、それぞれ過去・現在・未来を見せられた時、スクルージに変化は起こるのだろうか?
これは何も特別な話ではない、すべての人に送る不朽の名作。
著者:チャールズディケンズ
出版社:新潮文庫
グッド・マン
この本の主人公の男性はある会社の社長、毎晩仕事で忙しい日々をおくっていましたが、ある日会社の清掃員である1人の老人に出会います。その老人は仕事でいっぱいいっぱいの社長の姿を見て、本当に幸せになるにはどうすればいいかを毎週会うたびに1つずつ教えていきます。そして、その通りに実行していけば必ず幸せになれるというのです。この本の一番の魅力は、清掃員で人生の先輩である老人と1社の社長で人生の後輩である男性という不思議な関係で物語が進んでいくところにあります。最後の1つを聞き終えた社長は果たして本当の幸せを手に入れるのでしょうか?
著者:トッド・ホプキンス、レイ・ヒルバート
出版社:講談社
またまたやってきました読書の秋!今回はいつもより1ページ多い、2ページでお届けいたします。1ページは絵本特集、1ページはミステリー特集となっており、絵本特集では大人が楽しめるような本を紹介しております。いつもと違った本を楽しむのはどうでしょうか?ミステリー特集ではミステリーの王道から最新の話題昨まで広く紹介していきます。
―真の絵本ならば大人でも楽しむことができる。―
王道
100万回生きたねこ
あなたも子どものころこの絵本を1度は読んだことがあるのではないか?しかし、この本はひょっとすると大人のための絵本かもしれない。とはいうものの、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができる。
それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。大人になった今、もう1度この本を読んでみてはどうだろう。
作・絵:佐野洋子
出版社:講談社
―絵本は楽しもうとして読むのではない、楽しいからこそ読むのだ。―
文字なし
アンジュール
絵本を開いた瞬間衝撃が広がった。文字がまったくない。ただ、目の前には絵がページに書かれてあるだけだ。そこには何の音もない。静寂がそこにはあった。自分がいる世界が静寂に包まれる。現実に音がなくなっているわけではない。
この絵本を読むたびに絵本がどうあるべきか考えさせられてしまう。絵本としての原点には文字は必要ないのだろうか?そうではないかもしれないが、この強烈なモノクロの絵は文字を受け付けなかった。特殊といわれればそれで終わりかもしれないが、私にはこの絵本が原点に感じられてしょうがない。
作・絵:ガブリエル・バンサン
出版社:BL出版
透ける
BROOCH
トレーシングペーパーに描かれた繊細なイラスト、子どもの手では、破れてしまいそうなページ、まさに大人が読むにふさわしい。
ゆっくりとページをめくるたびにほんのりと透けて、重なり合いながらページからページへとつながっていく不思議な世界観。心がやさしくなっていく宝物のような物語に、読後は胸のすくような感覚が。きっと何度も読みかえす大切な1冊になりそうです。
作:内田也哉子 絵:渡邊良重
出版社:リトルモア
―絵本を最後に読んだのはいつだろうか?―
飛び出し
不思議の国のアリス
アリスや動物たちが動く仕掛け、伸びるホールを覗けばアリスの吸い込まれていく姿がとてもリアル。
ページを開くたびそこにいるキャラクターに魅了されてしまう。まるでその瞬間そこに居て、行動しているかのような錯覚を起こしてしまいそうになる。これは絵本であり、そしてある意味芸術作品ともいえる。この本は童心に戻るための1番の本かもしれない。ぜひご一読をおすすめする。
作・絵:ロバート・サブダ(著)、わくはじめ(著)、ルイス・キャロル(著)
出版社:大日本絵画
Mystery
―真犯人は?― ―頭脳への挑戦―
―衝撃のラスト― ―深まる謎―
―ダイイングメッセージ ―復讐―
―読めない展開― ―誰も信頼できない―
巷説百物語
巷説百物語シリーズの1作目。収録作品は「小豆洗い」「白蔵主」「舞首」「芝右衛門狸」「塩の長司」「柳女」「帷子辻」の7編。レギュラーの登場人物は、皆ひと癖あり、物語を効果的に演出してくれる。京極ワールドの特徴である妖怪の不気味さ、謎解きの意外さ、物語を逸脱して語られる蘊蓄なども楽しんでいただきたい。登場する妖怪たちは、人間の心の闇や業(ごう)が形を成した末の「悲しい姿」である。その姿は、綺麗事ではない「丸裸にされた人間の心そのもの」だともいえるのではないだろうか。「犯人が妖怪だなんて、推理できるわけがない」なんていわずに、いざ京極ワールドへ。
作者:京極夏彦
出版社:角川書店
そして誰もいなくなった
ミステリーの女王が仕掛けた最高の傑作。登場人物は、U・N・オーエンと名乗る富豪にインディアン島へと招待された、十人の男女である。彼らが島に着いても、肝心の招待主が姿を現すことはなかった。そして客が全員食卓についたとき、どこからともなく彼らの過去の犯罪を告発する声が響いてきた。…童謡は唄われ始めた。さまざまな職業、年齢、経歴の十人が、過去の罪によって裁かれてゆく。童謡の通りに1人、また1人と消えていく様子は、精密機械のようですらある。あなたは最後まで、事件の真犯人と、その動機を知ることはないだろう。
作者:アガサ・クリスティー
出版社:早川書房
告白
今、書店に行くとミステリーの売り場で必ず見かける話題の1冊、「告白」。とある中学校で、教師と生徒が繰り広げる復讐劇。第一章から第六章で構成されており、各章ごとに違う人物の視点で描かれているため、各々の感情のすれ違いが痛いほどに感じられる。各章を読むごとに価値観、倫理観、善と悪の判断が何度も変わる。変えさせられる。1度、読み始めると、ラストまで止まらない、引き込まれる文章である。ラストまで読了した後は、後味の悪さとともに、爽快感をあなたに与えてくれるだろう。現代社会に潜む、みたくない人間の負の部分。秋の夜長に覗いてみませんか?
作者:湊かなえ
出版社:双葉社
今年も秋がやってきました。秋といったらやっぱり「読書の秋」!皆さんも本が読みたくなってきたのではないでしょうか?今回は「読書の秋」にぴったりの小説を用意いたしました。青春、ミステリー、読書の秋にぴったりの題材だと思います。普段目を通すことの少ない古典、童話もこの秋の夜長にしっぽりと読んでみてはいかがでしょう。この秋ならではをお楽しみください。
青春
砂漠
麻雀にボウリング、海にキックボクシング!!まさに、大学生活のすべてを詰め込んだ1冊。バカ騒ぎして調子乗って、そんでもって痛い目みる。大学生は楽しいだけじゃない、辛いことも、やるせないこともある。それでも立ち直って、笑顔で卒業するために毎日を過ごしていく。そんな春夏秋冬に胸を踊らせる夜も、たまにはいいじゃないか!読めばきっと「マジかよっ!?こんな大学生活送りたかった(泣)」と君は言う………なんてことはまるでない(笑)。
タイトル:砂漠
作者:伊坂幸太郎
ミステリー
ゴーレムの檻
本書はミステリー好きの博物学者、宇佐見護博士が謎を解いていく、連編小説である。この小説の主人公である宇佐見博士は、謎解きの合間に、度々幻想の世界に行ってしまう。なんとも有り得ない設定だが、彼が幻想の世界で得たヒントは、現実世界の謎を解く上でキチンと重要な役割を担っているところが面白い。M・C・エッシャーの絵画が現実化した世界、世界を閉じ込めようとする男など、突拍子もないアイディアが産み出す、見事な「理論」を体感してほしい。
タイトル:ゴーレムの檻
作者:柄刀一
古典
竹取物語
10月といえば“月”ですね。「今は昔竹取りの翁といふものありけり」そんな懐かしい文句と共に、お月見をするなんてのも、なかなか乙なものではないでしょうか?普段なかなか読む機会のない古典も、シチュエーションさえピッタリならすっと頭に入ってくるかもしれません。…それはそうと、かぐや姫ってかなり意地悪ですよね。求婚者としては「ゴメン、あなたとは結婚出来ない」って面向かって言われた方が、すっきり諦められると感じるのは僕だけなのでしょうか??
タイトル:竹取物語
作者:不明
童話
Never-ending-story
こどものころ、枕元にそっと明かりをつけて、親の足音にビクビクしながらも、夢中になって徹夜で本を読んだ。そんな気持ちを思い出すことの出来る1冊がこちら。本の表紙が物語中に出てくるものと同じだったときには、思わず顔をあげ、辺りを確認してしまいました。こども心に「Never-ending-storyなのに一晩で終わってしまうなんて!!」と憤慨したことも、今ではいい思い出です。大学生になった今こそ、純粋に読書をすることの楽しみを思い出してみてください。
タイトル:Never-ending-story
作者:ミヒャエル・エンデ
今年も梅雨の季節がやってきました。外で元気に遊べない代わりに、家の中で読書をしてみてはいかがですか? 今月の読書百遍のコーナーではしっとりした気持ちになる本などを読書マラソンに参加している人たちのポップカードをもとに紹介していきます。本を読んで落ち着いた生活を送りましょう!
片眼の猿
映像化絶対不可能! まさに小説のアクロバット! ダマされないワケがない!! 「何だこのふざけた話は?」読み始めたときに誰もが抱くであろうこんな思いは読み進むうちに快く覆されるでしょう! フツーの推理小説では飽きたらない人必読!!
著者:道尾秀介
出版社:新潮社
無銭優雅
色恋沙汰にしか興味のない作家、山田詠美が四年ぶりに書き下ろした、たまらなく間抜けで切ない恋! 恋をしている男と女の愚かさと間抜けさとかっこ良さをさまざまな形で描いてきた著者が名作の名シーンを織り込んで放つ恋愛小説。読むとなんともいい気分になります!
著者:山田詠美
出版社:幻冬舎
マドンナ
恋する男性諸氏、必読! (バカさ加減を笑ってくれる女性も歓迎!)年下の部下に恋する男の姿が可愛らしくも切ない「マドンナ」がとにかくいい! いくつになっても恋をすることは甘酸っぱくて、少し愚かで、かっこ悪い! けどかっこ良い! 何てことない会社の日常を生きる人々を描いた小説集がこんなにもスリリングで笑えておもしろいとは! 奥田英朗は最高だ!
著者:奥田英朗
出版社:講談社
僕はここにいる
はじまりは、瓶の音だった。夜の庭に響く、聞こえるはずのない音。中一の春。新しい町で幸せに過ごしていくはずだったのに、いつしか家の中には険悪な空気が流れ、そしてある夜、それは、哀しい空気へと変わってしまった。なす術もなく立ちつくすあたしの前に現れた不思議な雰囲気をもつ人。彼が教えてくれたことは…。心に染みる、せつなく美しいファンタジー。
著者:飯田雪子
出版社:講談社
人生という名の手紙
生きること、愛すること、障害というもの、家族というもの、男というもの、成功と挫折。生きていくうえで忘れてはならない大切なことを深い洞察で綴ったハートウォーミング・ストーリー。人生で立ち止まったとき、あなたの心に染みとおる1冊。
著者:ダニエル・ゴットリーブ
出版社:講談社
新しい生活が始まり五月病にかかっている人もいるのではないでしょうか。そこで、今月の読書百遍では“抜け出そう!五月病”というテーマに沿って、4冊の本を読書マラソンに参加している人のPOPカードから紹介したいと思います。
泣きたいときの一冊
カラフル
再チャレンジの機会を得たぼくの魂。新しい家族の下にやってきたぼくはさまざまなことを体験する。P17ではお兄ちゃんの気持ちに触れて泣いた。わりと初めのころ「5千年前に生まれていればよかった。」と遠い目を感じたとき「願うとおりの終わり方だといいな。」と思った。そしてそのとおりのエンドだった。「ばんざい」と喜びながらページを閉じた。嬉しかった。
著者:森絵都
出版社:文芸春秋
笑いたいときの一冊
鴨川ホルモー
いちばん心に残ったところ
不思議な存在のものたちがいる。ホルモーとは、その代理戦争である。京大音楽会にたまたま勧誘されたのをきっかけに、巻き込まれてしまう主人公たち。ありえない!と、叫びながらひきこまれてしまう。上質のエンターテイメントである。
ここがおすすめ
青春ものらしく〝恋するせつなさ〟がすべての原動力となっているところがみどころです。
著者:万城目学
出版社:角川書店
青春に浸りたいときの一冊
砂漠
「いざとなれば、砂漠に雪を降らすこともできるんだ!」…なんてことはまるでない、くすぶっている大学生活に!たとえ世界で誰かが飢えていても、テロのニュースが少し気になっても、明日の合コンや今期の単位に心乱されてしまっているあなたに!この小説は大学生のうちに絶対読んでおいた方がよい青春小説です!
著者:伊坂幸太郎
出版社:実業之日本社
元気になりたいときの一冊
幸福な食卓
哀しくても切なくても憤っていても人との距離感がつかめなくても朝の食卓は続いていく。語りつがれる「父さんは今日で父さんを辞めようと思う。」という最初の名言。いっきに瀬尾ワールドにひきこまれてしまう。これは家族たちの〝再生〟の物語。そして〝つながり〟を確認する物語だ。泣きそうになる。
著者:瀬尾まいこ
出版社:講談社
新入生のみなさんご入学おめでとうございます。みなさん、読書はしていましたか。読書をしていたという人も、これからしたいと思っている人にもぴったりな、読書マラソンというものを知っていますか。今回の読書百遍では読書マラソンを紹介しようと思います
読書マラソンとは!?
本を継続的に読んで、4年間で100冊以上を目指そうという全国の大学でおこなわれている企画で、本の感想を生協に出すと、1ポイント分のスタンプがもらえ、10ポイントごとに生協利用券などのプレゼントがもらえます。また、個人的な読書記録にもなり、達成感も得られます。「読書マラソン」は、自分が読んだ本の感想コメントを書き、その感動をほかの学生たちに伝えることができます。また、その感動がほかの学生に伝わっていき新たな読書につながるという連携を生み出しています。
読書マラソンの流れ
1 エントリーをする(カードをカウンターに持っていく)。その場で15%OFF券がもらえる
↓
2 本を読む
↓
3 POPカードに感想を書く
↓
4 スタンプカードにハンコをもらう
↓
5 ハンコが10個たまると割引券がもらえる
↓
6 POPカードと本がいっしょに並びます
↓
7 ほかの人の感想を見ることができます
素晴らしいコメントは表彰されるのでそのコメントを紹介します
グランプリ
サラエヴォ・ノート
「民族浄化」で有名な旧ユーゴスラビア紛争。この本は激戦区サラエヴォを実際に見聞きした著者によって書かれた「文明への告発書」である。この本のすばらしい点は、サラエヴォを安易に「悲劇の地」として描くのではなく、横行していた不正義を告発しつつ、地獄のような戦場にいながらも、シニカルで屈強に日々の生活を過ごす非支配市民たちのみずみずしい生命を映した「人間賛歌」の本であることだ。不正義が横行する現代。それが我々の追い求めていた社会ならば正義とは何なのか。
著書 J・ゴイティーノ
出版社 みすず書房
ペンネーム てら
衣笠キャンパス賞
鬼の研究
鬼は難しい。日本の人びとの裏世界を暗躍する鬼なのだから、その姿を捉えることは難しい。だから当然、この本も分からない。分からないからこそ面白い。何度読んでも同じ箇所を読んでいるにもかかわらず、新しい発見がある。多くの物語の中で語られる鬼、そのディティール、その背景、王朝の暗黒部を生きた鬼の意味を、歌人独特の流れるような言葉で書き連ねてゆく。特に中世の般若に特別の思いをこめ、その立場を共感し、その生き方に、人間的な思いをはせる…人に近き存在でありながら、決して同一のものではない「鬼」を、同じく苦の世に生きるものとして見る姿勢に感動する。
著者 馬場あき子
出版社 ちくま文庫
ペンネーム 骨
BKCキャンパス賞
明日の記憶
若年性アルツハイマーと診断された50歳の主人公。不治の病に絶望し、記憶を奪われることに恐怖し、苦悩しながらも病魔から必死で逃れようとする主人公に、私は同情したのだ、前半は。会社を辞め、娘が結婚し、孫が誕生すると、彼は絶望の中に小さな希望を見いだし、苦悩は痴呆に優しく目隠しされ、心は次第に穏やかなものになっていく。終盤の彼はまるで聖者のようだった。彼の心はほとんど空っぽになった。だが彼の心の中には、私たちが忘れてしまった美しい光が残った。私は、もう彼に同情しない。
著者 萩原浩
出版社 光文社
ペンネーム サイッコ
全国にはばたいたで賞
流星ワゴン
絶望、裏切り、孤独。これらの先にある究極の概念は、死、だ。思い通りにならない日々を過ごしていくなかで生きることをやめてしまいたいと思った経験は誰にでもあるだろう。だけど、たとえ望まない現実であってもそれを受け入れられる強さが持てたのなら、いつだってやり直していくことはできる。未来を変えていくため、そして現実とたたかっていくために最も必要な武器は、僕ら自身の覚悟であると、切に感じた。
著者 重松清
出版社 講談社文庫
ペンネーム Y
幸せな人も、まだ予定がない人もステキな夜を☆
キッチン
唯一の肉親である祖母を亡くしたみかげが、祖母と仲の良かった雄一とその母(実は父親)の家に同居する。日々のくらしの中、何気ない二人の優しさにみかげは孤独な心を和ませていくが…。続編「満月」と、短編「ムーンライト・シャドウ」も収録。三作とも、吉本ばなならしい透明感のある恋愛が、ていねいに描かれている。読んだ後に優しい気持ちになれる、永遠のベスト・セラー小説。
著 書:吉本ばなな
出版社:角川文庫
ライオンハート
離れた瞬間から会う瞬間を待ち続けている。生まれる前も、死んだあとも――。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。いくつもの時代を必死に生き、時を越え、空間を越え、細胞に刻まれた想いだけを頼りに、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけれど、深く愛し合って――。求め合う二人の感情を精鋭・恩田陸が描く。異色のファンタジーラブストーリー連作集。
著 者:恩田陸
出版社:新潮文庫
放課後の音符
大人でも子供でもない、どっちつかずのもどかしい時間。まだ、恋の匂いにも揺れる17歳の日々――。背伸びした恋。心の中で発酵してきた甘い感情。片思いのまま終ってしまった憧れ。好きな人のいない放課後なんてつまらない。授業が終った放課後、17歳の感性がさまざまな音符となり、私たちだけにパステル調の旋律を奏でてくれる…。女子高生の心象を繊細に綴る8編の恋愛小説。
著 書:山田詠美
出版社:新潮文庫
つめたいよるに
たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日乗った電車で、わたしはハンサムな男の子に巡り合った…。出会いと別れの不思議な一日を綴った「デューク」。コンビニでバイトする大学生のクリスマスイブを描いた「とくべつな早朝」。デビュー作「桃子」を含む、現実と幻想の境界を美しく描いた珠玉の21編を収録した待望の短編集。クリスマスを扱った作品も収録されているので、聖夜にぜひ。
著 書:江國香織
出版社:新潮文庫
他にもみんなのオススメは…?
『アヒルと鴨のコインロッカー』
初対面の青年が「本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はたった1冊の広辞苑!? 清冽な傑作。
著 書:伊坂幸太郎
出版社:創元推理文庫
『永遠の出口』
誕生日会をめぐる小さな事件。ぐれかかった中学時代。くだけちった初恋。主人公・紀子の九年間を描いた物語。
著 書:森絵都
出版社:集英社文庫
『時をかける少女』
時間と記憶をめぐる事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。
著 書:筒井康隆
出版社:角川文庫
衣笠キャンパス存心館地下にあるブック&サービスでは、皆さんおすすめの本の紹介を募集しています。
皆さんも、ポップカードを利用して、素敵な本を紹介してくださいね!
今月の読書百遍では芸人が書いた本を特集しました。メディアで話題に挙がるものの、読んだことはないという人は多いのではないでしょうか。読書の秋はまだまだ続きます。
これを機会にぜひ読んでみてください。
ドロップ
品川庄治の品川裕が自分の高校時代の経験をもとに書いた小説。優等生のヒロシが不良になりたくて公立高校へ転校したことで個性あふれる仲間と出会い、ケンカに恋に明け暮れる毎日を過ごす。仲間割れや強敵とのケンカ、信頼する人の死などを通して成長していくヒロシの姿が軽快なテンポで描かれている。
著 書:品川ヒロシ
出版社:リトルモア
ホームレス中学生
お笑いコンビ麒麟の田村裕の自叙伝である。突然、父親に解散と言われ家族がばらばらになり、公園で暮らす田村裕のさまざまな物語がつづられており、家族愛や兄弟愛、人との出会いや普段ある物の大切さを改めて感じさせられる作品になっている。
著 者:田村裕
出版社:ワニブックス
佐賀のがばいばあちゃん
元B&Bの島田洋七が自分の幼少期の経験をもとにした作品。主人公の昭広は佐賀の田舎に預けられ、そこで陽気で明るい、そしてとても貧乏なばあちゃんに育てられる。そんなばあちゃんの、さまざまながばい(佐賀弁ですごいという意味)エピソードがつづられた読んでいてとてもポジティブになれる一作である。
著 書:島田洋七
出版社:徳間書店
陰日向に咲く
さまざまなキャラクターを演じる一人芝居をネタにする劇団ひとりらしく、5篇の短編小説の主人公たちは、全員がどこか世間とずれていて、滑稽にすら思える。だが、彼らにはしっかりした思いや考えがあり、真剣に生きている。そんな世間の陽の目をみない陰を歩む人物たちを巧みな心情描写で描いた作品となっている。
著 書:劇団ひとり
出版社:幻冬舎
松本人志の怒り 青版
ダウンタウンの松本人志が今の時代、今の社会への怒りをぶちまけた一作。機能が多すぎて使いづらい家電、挨拶ができない人、性について…怒りの対象はさまざまである。そして、その怒りのポイントも思わぬ点であったりするが、しっかり的をえている。「そういえばそうだなぁ…」と何度も頷いてしまうそんな作品である。
著 書:松本人志
出版社:集英社
バカポジティブ
関根勤の今までの経験から素直に内容が書かれていて、ネガティブな人や気持ちが沈んでいる人でも読めばどこか肩の荷が下りるような一作である。何気ない大切なことがわかりやすく、読みやすい文で書かれていてとても納得、共感できる作品だ。
著 書:関根勤
出版社:マガジンハウス
芸人はお笑いだけじゃない!!「芸」がある。それが芸人だ!!
読書の秋今年も到来!!
今回は読書が苦手な人もイメージしながら読みやすい映画、ドラマ化されたものを集めました。涼しい「読書の秋」にぜひ色んな本を読んでください。
容疑者Xの献身
天才科学者湯川が事件の謎に挑む東野圭吾のガリレオシリーズ。あなたは、ここまで一人の女性を愛せるか? 天才数学者である石神は愛する女性を守るために完全犯罪をもくろむ…。数学のみが生きがいである男の純粋さが生んだミステリー。精巧に仕掛けられたトリックに読み進めるごとに読者を捉えて離さないことは間違いない。
ドラマ化された「探偵ガリレオ」「予知夢」に続き、本作はドラマ「探偵ガリレオ」の劇場版として今秋に公開される。
著 書:東野圭吾
出版社:文藝春秋
池袋ウエストゲートパーク
東京、池袋―。その街でおこる殺人、失踪、ギャングの抗争…様々な事件を池袋西口公園の側に住む「池袋のトラブルシューター」こと真島誠が解決していく様を軽快なテンポでつづった小説短編集シリーズの第1作。ストリートを舞台に1癖も2癖もある登場人物によって巻き起こされる事件はどれも狂っていて面白い。シリーズは現在8作目まで出版されており、そのうち本作と2作目の「少年計数機」3作目の「骨音」まで2000年にドラマ化された。
著 者:石田衣良
出版社:文芸春秋
13階段
「―犯行時刻の記憶がない―」そんな死刑囚の冤罪を晴らすために弁護士に雇われたのは、刑務官の南郷と前科を背負い仮釈放中の青年である三上。迫りくる「死刑」という期限を前に無実の命を救うことができるのか。二人は「階段」という唯一の記憶を手掛かりに調査を進めていく。その過程で明らかになる真実や登場人物の心情描写はスリリングかつ繊細だ。
本書は著者高野和明のデビュー長編だ。そして、刊行間もなく映画化が決定し2003年2月に公開された。
著 書:高野和明
出版社:講談社
GO
都内の私立高校に通う在日韓国人である杉原は毎日ケンカに明け暮れていたが、友人の主催するパーティーで桜井という女の子と出会い恋に落ちる。国境とか国籍とかいう枠を抜け出し「広い世界」を見たいと望む杉原の恋や友情そして彼を取り巻く差別を描いた作品。差別という重いテーマだが、決して重い話にはなっておらず疾走感あふれる展開に一気に読めてしまう。
直木賞を受賞した本作は2001年に映画化され 多くの映画賞を受賞した。
著 書:金城一紀
出版社:講談社
映画・ドラマも楽しもう
今回紹介した著書原作の映画・ドラマです。原作と見比べてみて違いを探してみるのも良いかもしれません。「池袋ウエストゲートパーク」は原作とドラマでは登場人物の性格など大きく違いがあり、また違った楽しみがあります。
容疑者Xの献身
フジテレビジョン
監督:西谷 弘
主演:福山雅治
柴崎コウ
池袋ウエストゲートパーク
TBSテレビ
脚本:宮藤官九郎
主演:長瀬智也
加藤あい
7月に入り季節はもうすっかり夏になりました。定期試験が終わるといよいよ夏休みです。本を読みたくてもおもしろそうな本が見つからない…と思ったことはありませんか? そんな時はPOPカードに注目してみてください。その本のあらすじや読んだ人のコメントが書かれているので、あなたの本さがしの手助けになりますよ。今回はPOPカードのコメントをいくつか紹介していきます。暑さに負けて、ついだらだらとしてしまうこの長期休暇に、本を読んでみませんか?
窓際の死神
おとぎばなしをモチーフに死神〈アンクー〉の存在を自覚する女性の心の闇を描く。死神はけっして人間には見えない。でも人の死を願ったり、死に近い人は見えたりすることもある。死と向き合うことで、生の尊さがより浮彫りとなる。感動的ミステリー。
著 書:柴田よしき
出版社:新潮文庫
輪違屋糸里 上・下
以前ドラマ化された「輪違屋糸里」原作です。英雄としてでも悪役としてでもなく、一人ひとりを「人」として描いた作品です。言葉のもつ力を感じてください。ドラマとは一味違う「輪違屋糸里」をぜひ読んでみてください。
○いちばん心に残ったところ○
「恨みは水に流し、恩は岩に刻んで生きな。人間は人間らしう生きられへんということも、よう知ってます。」というセリフ。
著 者:浅田次郎
出版社:文春文庫
アヒルと鴨のコインロッカー
大学生になったばかりの椎名とペットショップ店員の琴美、それぞれの視点で、一見、全く関係のない話が綴られていきます。椎名の話は不思議に、アンニュイに。琴美の話は、温かく、どこか悲しげに。最後に2つが結びついた時、思わず「どうして」と言ってしまいます。
著 書:伊坂幸太郎
出版社:東京創元社
ショートショートの広場
オビの言うとおり! 「面白さをギュッと凝縮」しています。7ページ以内のショートショートは、アイディアとびっくりするようなオチでいっぱいです。読むべし!
著 書:阿刀田高編
出版社:講談社文庫
杜子春
唐の都に暮らす若者、杜子春は一文無し。ある春の夕方、不思議な老人と出会い、仙人の道をめざして旅に出た杜子春は、人間にとって財宝や仙人よりも大切なものを身をもって学ぶこととなる…。
著 書:芥川龍之介
出版社:IBCパブリッシング
わたしの外国語学習法
この本を読むと自分でも外国語を楽しく学び、外国語学習が一種の精神的スポーツのような気がしてきます。著者が惜しげもなく、自身の外国語学習法を披露してくれて、とても参考になります。
著 書:ロンブ・カトー
出版社:ちくま学芸文庫
カンタビルの幽霊
幽霊が住み着いているカンタビル邸にアメリカ人のオーティス一家が引っ越してきた。幽霊など気にもとめないオーティス一家を何とか怖がらせようとする幽霊。しかし、まったく相手にされず、逆にひどい目にあわされてしまう。しかし心やさしい長女バージニアだけは気の毒な幽霊の話に耳をかたむけるのであった…。
幽霊がとてもけなげで何だか、かわいそうです。
著 書:Oscar Wild
出版社:IBCパブリッシング
今回の読書百遍はいかがでしたか?
ぜひこの夏休みにお気に入りの1冊を見つけてみてください。
また、みなさんも「読書マラソン」に参加してPOPカードを書いてみませんか? 読書マラソンは衣笠キャンパスは存心館のB&S、BKCはリンクショップにてエントリーできます。
梅雨に入り雨の日も多くなってくる6月。きっと外に出ることもなく家で過ごす日も増えてくることでしょう。そんな梅雨の時期こそ読書にいそしむチャンスです。どうせ雨で家に引きこもるならその時間も有効に使いましょう。
ここでオススメしたいのが詩。詩は一作一作が短いので、少し時間が空いたときにでも読み切ることができます。
詩に触れる
詩とは、短い文章で感情や叙情を表現するものです。短い文章で感情を表現しなければいけないので、さまざまな表現上の工夫も発達しています。
詩には、大きく分けて定型詩と自由詩という2つの種類があり、定型詩とは韻を踏む、音節の数に規則を持たせる、文字数を合わせるなどの具体的な制限があり、和歌や俳句といったものはこの定型詩に含まれます。そして、自由詩というのはそのような制限を持たない詩のことをいい、現代詩はほとんどがこの自由詩です。
書店で現在多く見られるのは明治から昭和初期にかけての時代に書かれた近代詩と第二次世界大戦後より主流になった現代詩です。近代詩は現在使われてない口語表現や漢字などもあり、読みにくさを感じるかもしれませんが、詩は作者の感じたことをストレートに表現するものであるため、きっと何かを読み取ることができると思います。
おススメの詩集
新訳 宮沢賢治詩集
「銀河鉄道」などの作品で有名な宮沢賢治の詩集。故郷である岩手の自然の風景を詠んだ詩や宮沢賢治が妹を失ったときの悲しみをストレート表現した詩などが収録されています。そのときそのときの宮沢賢治の感情が感じられる1冊です。
有名な詩「アメニモマケズ」も収録されています。
著 者:萩原朔太郎
出版社:集英社
にんげんだもの 逢
ひとつひとつの言葉が心に響いてきます。悩んだり、困ったり、落ち込んだりしたとき、独特の書体で書かれた言葉がきっと癒してくれることでしょう。
わかりきっていることを再認識させてくれる、読んでいてハッとする言葉が詰まった一冊です。
著 者:相田みつを
出版社:角川書店
青猫
どことなく官能的な印象を受ける一作です。そして、それと共に孤独や人間の弱さといったネガティヴなものもまた、隠すことなく前面に押し出している印象もまた感じます。
叙情詩人萩原朔太郎の代表作であるこの1冊をぜひ読んでみてください。
著 者:萩原朔太郎
出版社:集英社
こころ
読んでいると何となく温かい気持ちになれる1冊。写真と詩でつづられる詩のひとつひとつの作品にどこか温かさが込められています。
ぜひ手にとって読んでほしい1冊です。
著 者:きむ
出版社:いろは出版
立命館ゆかりの詩人
平田 俊子
立命館大学文学部日本文学学科を卒業。2004年に「詩七日」で萩原朔太郎賞を受賞するなどの功績を挙げています。
ブラックユーモアあふれる彼女の作品は一読の価値アリ!!
詩七日
出版社:思潮社
金堀 則夫
立命館大学を卒業。詩誌「交野が原」や「石の森」を主催し、また、日本現代詩人会会員、日本詩人クラブ会員、日本ペンクラブ会員、関西詩人協会運営委員、日本現代詩歌文学館評議委員を務めました。
著 者:かななのほいさ
出版社:土曜美術社出版販売
こんにちは。爽やかな季節になってきましたね。新学期のあわただしさもひとまず落ち着いてきたのではないでしょうか。ゴールデンウィークや空き時間に本を読んでみませんか? 今回の読書百遍では「新書」を紹介していきたいと思います。
新書ってなぁに?
そもそも新書とはどのようなものなのでしょうか。新書というのはジャンルをさすものではなく、173の大きさの「新書判」の本ならすべて新書であるといえます。
新書は大きく2種類にわけることができます。1つは「教養新書」と呼ばれるもので、教養や社会問題など学術的な種類の内容のものです。もう1つは「実用新書」と呼ばれるもので、実用書やハウツー本といわれる手引書などがこの種類の内容のものです。
新書の魅力
新書の魅力は、1冊の本で1つのテーマを取り上げているため、種類が豊富にあり、探している本を選びやすいという点があげられます。初めて知る世界についての初めの1冊としても有効ですし、不得意な分野を知るための入門書としてもおすすめです。
そして、書き下ろしの作品がほとんどであるため、社会問題など今の世の中についてタイムリーに詳しく知ることができる点も新書の魅力としてあげられます。
若者の法則
何で電車の中でお化粧したり、ものを食べたりするのか。今どきの若者の、一見理解不能・非常識とも思える行動の奥に隠された、若者なりの論理を精神科医の視点で綴っています。
身近な話題ばかりでとても読みやすく、私たちの世代からみても新しい発見がたくさんある1冊になっています。新書にとっつきにくさを感じている人にも、ぜひおすすめです。
著 者:香山リカ
出版社:岩波新書
「むなしさ」の心理学
なぜ満たされないのか
日々の生活の中でむなしさを感じたことはありませんか? むなしさとは、私たちの人生に何が欠けているかを告げ知らせてくれる貴重なメッセージだと著者は伝えています。自分が感じたむなしさから目を逸らさずに向き合うことで内に秘められている何か大切なものに気づくことができる1冊です。
著 者:諸富 祥彦
出版社:講談社現代新書
ニュースの言葉―日本の世界と今がわかる
イラク、北朝鮮をはじめ世界はもちろん、憲法や自衛隊派遣で日本も大きく揺れる今日。ニュース用語は日々の動きを理解するのに欠かせません。ニュースに頻繁に登場する実はどういうものかよく知らないという用語を、事件・できごとと関連づけながら、やさしく解説しています。
毎日中学生新聞編集部
岩波書店
BKCのリンクスエア1階にあるリンクショップでは、毎月様々なフェアをおこなっています。今月のフェアは、初夏の風の中、サイクリングを楽しむ本を紹介する「自転車を楽しむフェア」、大学生が読んでいる作家の最初に読んでみたい1冊をピックアップしておすすめする「大学生が読んでいる作家フェア」、最近話題の作家の本を紹介する「注目作家フェア」などです。他にもいくつかのフェアがあり、学生がおこなっているフェアもありますので、リンクショップを訪れた際にはぜひ見てくださいね。
みなさん今月の読書百遍はいかがでしたか? 普段あまり本を読まない人や小説しか読まない人も、これを機に新書を読んでみてくださいね。今、学んでいる分野にとらわれず、興味のある分野をどんどん開拓してみてはいかがでしょうか?
読書マラソン?
本を継続的に読んで、4年間で100冊以上の本を読むことを目指して、全国の大学でおこなわれている企画です。立命館大学でも2004年の春にスタートし、多くの人がエントリーをされ、さまざまなオススメカードが出ています。
POPカード?
読書マラソンに参加している人たちが、読んだ本の感想や見所、オススメポイントなどを記入するカードです。本を選ぶ人たちに役立つ情報を、同じ読者の視点から発信されています。
コメント大賞?
数多く出される感想コメントの中から、特にステキなコメントを選び、賞を設けて表彰する制度です。全国読書マラソンコメント大賞に加え、立命館大学では大学の協力のもと、大学内オリジナルのコメント大賞もあります。
その他表彰制度
全国読書マラソンコメント大賞に加え、立命館大学内のステキなコメント大賞はもちろん、4月から3月まで、1年間を通してPOPカードをよりたくさん出してくれた人を表彰する制度もあります。
読書マラソンの流れ
エントリーカードを持って、書籍のカウンターへ今すぐ行ってみよう♪
営業案内
衣笠キャンパス
○存心館ブック&サービス
(平日)10:15縲怩Q0:00
(土曜)10:30縲怩P5:00
BKC
○リンクショップ
(平日)10:15縲怩P8:30
(土曜)10:15縲怩P4:00
本を読むことは楽しい!! 読書は今までに知らなかった世界が広がるし、人間の持つさまざまな知恵や遺産と時を超えて対話をすることができます。 リンクショップ 山西さん
生協の読書マラソンは、読んだ本の印象や感想をカードに書いて出すことで、売場に自分が書いたコメントと一緒に本が並びます。
そこで同じ学生の仲間との本に対する交流が生まれます。
またコメント提出の度にスタンプカードのはんこが増えて割引券や励ましグッズをもらえます。
そのほかBKCでは学生さんが企画するブックフェアや本について何でも楽しく語り合う「ブックカフェ」なども開催中です。
読書マラソンに参加しましょう!
立命館大学出身の作家特集
長い夏休みが明け、学園祭も終わり、ふと気がつけば、もう冬休みですね。みなさんはこの夏何か本を読みましたか? 読んだ人も読まなかった人も、冬こそはゆっくり本を読みましょう。今回は、私たちの先輩にあたる4人の作家を紹介します。これを機に、さまざまなジャンルの本にも手を伸ばしてみてくださいね。
福井市生まれの漢文学者。立命館大学法文学部漢文学科卒業後、立命館大学予科教授、立命館大学専門部教授、文学部助教授、文学部教授、大阪大学文学部講師として活躍。昭和37年に橋本循、吉川幸次郎博士に勧められて、[興の研究]を京都大学に博士論文として提出し、文学博士の学位を授かる。その後、平成18年10月30日に内臓疾患により死去するまで精力的な研究活動を続けた。
作品名:字統
出版社:平凡社
主な著作
『白川静著作集』(全12巻)
『説文新義』(全8巻)
『字統』『字訓』『字通』
『甲骨文の世界窶伯テ代殷王朝の構造』
『漢字百話』など
コウ(カウ)
さいわい・ねがう
窶博闃Bの形。字は明らかに手械の象。
罪人を執えるを執、報復罪を加えることを報という。
幸はもと僥倖の意に用い、「朝に幸位なく、民に幸生なし」とは、僥倖をもってことを望みがたい意。
立命館大学出身の作家特集
長い夏休みが明け、学園祭も終わり、ふと気がつけば、もう冬休みですね。みなさんはこの夏何か本を読みましたか? 読んだ人も読まなかった人も、冬こそはゆっくり本を読みましょう。今回は、私たちの先輩にあたる4人の作家を紹介します。これを機に、さまざまなジャンルの本にも手を伸ばしてみてくださいね。
平成14年、立命館大学政策科学部在籍中に、『クビキリサイクル』で第23回メフィスト賞を弱冠20歳で受賞。「京都の20歳、西尾維新」のキャッチコピーでデビュー。
西尾維新というペンネームは、ローマ字で書くと「NISIOISIN」であり、Oを中心に点対称となっており、また回文でもある。
作品名:クビキリサイクル
出版社:講談社
主な著作
『戯言』シリーズ(全9巻)
『化物語』(全2巻)
『新本格魔法少女りすか』
『ニンギョウがニンギョウ』
『刀語』シリーズ(全12巻)など
窶柏「界は優秀に厳しい。
世界は有能に厳しい。
世界は縞麗に厳しい。
世界は機敏に厳しい。
世界は劣悪に優しい。
世界は無能に優しい。
世界は汚濁に優しい。
世界は愚鈍に優しい。
立命館大学出身の作家特集
長い夏休みが明け、学園祭も終わり、ふと気がつけば、もう冬休みですね。みなさんはこの夏何か本を読みましたか? 読んだ人も読まなかった人も、冬こそはゆっくり本を読みましょう。今回は、私たちの先輩にあたる4人の作家を紹介します。これを機に、さまざまなジャンルの本にも手を伸ばしてみてくださいね。
福井県出身。幼い頃、京都の禅宗寺院相国寺塔頭、瑞春院に小僧として修行に出されるが、あまりの厳しさに出奔。 その後、連れ戻されて等持院に移る。その経験がのちに『雁の寺』、『金閣炎上』の執筆に生かされた。
昭和12年、立命館大学国文科を中退する。平成元年、心筋梗塞で倒れ、その後も網膜剥離の手術を受けるなどしたが、執筆意欲は衰えず、死去の場所も長野県にある仕事場であった。
平成16年肺炎により死去。
作品名:五番町夕霧楼
出版社:新潮社
主な著作
『雁の寺』『金閣炎上』
『霧と影』『飢餓海峡』
『フライパンの歌』など
窶伯ワ番町は、京都人には「ゴバンチョ」と少し早口でよばれる語調をもった、古い色街である。
立命館大学出身の作家特集
長い夏休みが明け、学園祭も終わり、ふと気がつけば、もう冬休みですね。みなさんはこの夏何か本を読みましたか? 読んだ人も読まなかった人も、冬こそはゆっくり本を読みましょう。今回は、私たちの先輩にあたる4人の作家を紹介します。これを機に、さまざまなジャンルの本にも手を伸ばしてみてくださいね。
大阪府出身の作家であり、ゲームデザイナーでもある。立命館大学法学部在籍中よりRPGに関心を持ち、やがてグループSNEの設立(昭和62年)に参加することになる。デビュー作『ロードス島戦記 灰色の魔女』は、通算100万部以上売れるいわゆるミリオンセラーとなっており、ライトノベル分野におけるファンタジーの地位を確立する牽引役のひとつとなったと考えられる。
作品名:ロードス島戦記
出版社:角川書店
主な著作
『ロードス島伝説』(全5巻)
『新ロードス島戦記』(全6巻)
『魔法戦士リウイ』シリーズ(全9巻)
『クリスタニア』シリーズ(全4巻)
『ギャラクシーエンジェル』など
窶薄`険者の教訓は、「君子あやうきに近寄るべし」
窶狽ォみよ、きたれ!
それじゃ自衛隊の宣伝ポスターだよ
リンクショップと存心館B&S
衣笠キャンパス存心館のブック&サービスとBKCのリンクショップではよく本のフェアがおこなわれます。
今回のMAYAの泣ける本フェアは生協職員さんの「希望者にはいつでも棚を貸します。個人でも大丈夫です!」という声かけから生まれました。私は以前もサークルでフェアをおこなったことがあり、自分の好きな本を他人にすすめることの楽しさを感じていたので、自分だけのフェアをやってみようと思い、おこなうことにしました。
さて、大学生にもなるとめっきり涙を流す機会が減ってきているかと思います。でも、運動不足を意識するほどにはこのことを気にされる人は少ないはずです。
しかし、運動不足が続くと体が弱くなるのと同様に、ずっと涙を流さないでいると心が感情を表現することを忘れてしまうのではないでしょうか。体を動かしてその結果流れるのが汗ならば、心を動かしてその結果流れるのが涙だと私は考えています。
これらの本を読んで、ぜひ心の運動をしてください。
9月26日にラ・ポーズでブックカフェがおこなわれました。
ブックカフェとは?
コーヒーやお菓子で和みながら本好きの人が集まって、本について語り合う場が「ブックカフェ」です。
以下が、ブックカフェで取り上げられた本の一覧です。
・天国まで百マイル
・くちぶえ番長
・明日の記憶
・そのときは彼によろしく
・さくら
・黄泉がえり
・秘密
・夏の庭
・1リットルの涙
・解夏
・ほたるの星
・博士が愛した数式
・だから、あなたも生きぬいて
・子ぎつねヘレン
・アイ・アム・サム
・アルジャーノンに花束を
・東京タワー
・マラソン
・僕は妹に恋をする
今月はブックカフェで取り上げられた
本の中から2冊を載せました。
泣きたい方、そうではない方もぜひ読んでみてください。
POPカードのコメント
そもそもは小学生向けに書かれた作品ですが、それだけに読みやすく、なおかつ重松清という作家のカラーはそのままあらわれているので、初めの1冊には最適です。
私たちが忘れ去ってしまった遠い昔、何もかもがおもしろくて、時間があっという間にすぎ去ってしまった子どもの頃にもう一度戻れることでしょう。
著者:重松 清
出版社:新潮文庫
・著者の紹介
1963(昭和38)年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年、『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年、『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001(平成13)年、『ビタミンF』で直木賞を受賞。著書は他に『流星ワゴン』『きよしこ』『卒業』など多数。
・本の紹介
小学4年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ窶披煤Bサイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた1年間の、決して忘れられない友情物語。
今月はブックカフェで取り上げられた
本の中から2冊を載せました。
泣きたい方、そうではない方もぜひ読んでみてください。
POPカードのコメント
「人は1人では生きていけない。」これは誰もが耳にタコができるぐらいに聞いたことがある言葉ですが、この作品を読むとこの言葉が胸にじーんとしみ込んできます。長い人生のうちのたった2時間をこの本を読まないことでケチるといつか後悔しますよ縲怐B
著者:湯本香樹実
出版社:新潮文庫
・著者の紹介
1959(昭和34)年、東京生れ。東京音楽大学作曲科卒業。在学中にオペラの台本を書き始め、寺山修司に師事。処女小説の『夏の庭』は映画化・舞台化されたほか10ヵ国以上で刊行が決まり、日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞、米国バチェルダー賞、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞を受賞。著書に『春のオルガン』など。
・本の紹介
町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ窶披煤Bいつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが……。失われゆくものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。