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立命館大学出身の作家特集
 長い夏休みが明け、学園祭も終わり、ふと気がつけば、もう冬休みですね。みなさんはこの夏何か本を読みましたか? 読んだ人も読まなかった人も、冬こそはゆっくり本を読みましょう。今回は、私たちの先輩にあたる4人の作家を紹介します。これを機に、さまざまなジャンルの本にも手を伸ばしてみてくださいね。

立命館大学出身の作家特集◆水上 勉◆

 福井県出身。幼い頃、京都の禅宗寺院相国寺塔頭、瑞春院に小僧として修行に出されるが、あまりの厳しさに出奔。 その後、連れ戻されて等持院に移る。その経験がのちに『雁の寺』、『金閣炎上』の執筆に生かされた。
 昭和12年、立命館大学国文科を中退する。平成元年、心筋梗塞で倒れ、その後も網膜剥離の手術を受けるなどしたが、執筆意欲は衰えず、死去の場所も長野県にある仕事場であった。
 平成16年肺炎により死去。

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作品名:五番町夕霧楼
出版社:新潮社

主な著作

『雁の寺』『金閣炎上』
『霧と影』『飢餓海峡』
『フライパンの歌』など

窶伯ワ番町は、京都人には「ゴバンチョ」と少し早口でよばれる語調をもった、古い色街である。

 

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