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web RUC/Ritsumeikan University Coop Canpus Communicatuon Magazine

2012年12月

立命館生協50周年キャラクター こーぷんとRUCマスコットキャラクター RUCマンです。

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インタビュー

 記念すべきRUC200号の表紙は、立命館生協50周年記念キャラクターのこーぷんと、おなじみのRUCマンです! なんと、創刊以来初めてキャラクターがRUCの表紙を飾っています!! そんな2人? が何か話している様子。ちょっと覗いてみましょう。

 

こーぷん(以下こ):RUCマンっていつからRUCに出てるの?
RUCマン(以下R):実は2007年からこのRUCに出ているんだよ!
こ:ぼくは今年の7月号からRUCデビューしたから、ぼくより5年も先輩なんだぁ…
R:そうだよ! 今年はRUCが200号に達したり、立命館生協が50周年を迎えたりとメモリアルイヤーなんだ!
こ:ぼくはこの50周年の記念に生まれたキャラクターなんだね★
R:そんな年に2人で表紙デビューできて嬉しいね!!
こ:ねっ! 本当にうれしいー!!
R:わーい!!(2人の会話はまだまだ続く…)

 

こーぷんの特徴

・「おもちゃのくま」がイメージとなっている。

・背中のネジを誰かに回してもらうことによって、人と人との時間や関係を豊かなものにする一面が生協の理念に合っている!

・目と耳で「co-op」を表している。

・ネジはRITSUMEIのRが隠れている。

 

突撃となりのおともだち

 

突撃となりのおともだち怪物くん号

 

今回紹介するのは映像学部中村研究室の皆さんです。

 

Q.中村研究室はどのようなことを研究しているのですか

・私たちはコンテンツビジネスについて学習しています。分野はアニメ、ゲームから映画、CM、ミュージックビデオまで様々ですが、皆好きな分野のビジネスを調査しています。今年はゼミ合宿としてシンガポールへ行きコンテンツビジネスの最前線を学んできました。

 


中村研究室3回生の皆様

 

Q.今回はアニメ『となりの怪物くん』のプロモーション活動を行っておられるようですがその経緯をお教え下さい。


『となりの怪物くん』
B&Sにて発売中

・今回は「となりの怪物くん」製作委員会の㈱アニプレックスと(株)ADKから中村教授に学生とのコラボレーション企画を持ちかけていただき、中村ゼミ生になったばかりの私たち3回生がその企画を受けることになりました。大きな企画だったので初めはかなり緊張しましたが、原作のストーリー自体にも引き込まれぜひアニメのプロモーションを成功させる一員となりたいと思うようになりました。


 

Q.具体的にどのような企画をされるのですか。

・私たちがさせていただくのは主にツイッターを使用した広報と大学内のイベント、生協連動企画です。ツイッターでは#(ハッシュタグ)を使用して、学生スタッフがメインとなって、あらかじめテーマを提示し、それに対して、ユーザーの方につぶやいてもらうという企画です。また、各話の放送終了後に、キャラクターからツイートするという企画も行っています。
 大学内では特別上映会とプロデューサーのトークショーを開きました。まだ放送されていない2話をサプライズ企画として先行上映し、とても盛り上がりました。生協と連携企画を行ってたくさん利用していただいたと聞いています。

 

Q.企画を立てる上で大切にしたことは何ですか。

・まずアニプレックス側から要求されるテーマからぶれないようにしたこと。学生ならではのアイディアを提案するようにしたこと。学生だからこそ常識から少し外れたことも出来ると思うので。後はターゲティングを中心に置くことですね今回は女子学生ですね。アニメが好きな人とそうでない人の目線をどちらもとりいれることです。

 

Q.最後にRUCを読んでいる学生へ一言お願いします。

・関西ではテレビ大阪火曜深夜に『となりの怪物くん』を放送しています! 笑いありキュン死ありの学園ラブコメディです! ぜひご覧下さい! 公式ツイッター、WEBラジオもございますのでご利用下さいっ!!

 

 

 


 

I want to Read yoU Conference あーるゆーしー ~200号の軌跡~

歴代編集長集合

 2012年9月27日、今回のRUC創刊200号を記念して歴代のRUC編集長に集まっていただき座談会を行いました。編集長たちによる裏話も交えながら200号まで続いてきたRUCの歩みをご紹介したいと思います。

 

参加者プロフィール

沼澤 明夫
立命館大学文学部1982年入学
1983年4月発行の創刊号当時のRUC編集長
現在は、大学生協京都事業連合専務理事
川西 善久
立命館大学文学部1989年入学
1990年11月発行の50号当時のRUC編集長
現在は、生活協同組合連合会ユーコープ事業連合
50号での「RUC現在未来」編集長のコメントより~
「本当の意味での組合員(読者)同士、あるいは生協とのコミュニケーションマガジンを実現していきたいと思っています。」
芝田 考一
立命館大学Ⅱ部法学部1973年入学
1988年から1998年まで立命館(大学)生協理事会室でRUC編集に職員としてかかわる。
現在は、大学生協 京滋・奈良ブロック事務局
江尻 直幸
立命館大学理工学部2008年入学
2009年度のRUC編集長
森本 英里
立命館大学経営学部2009年入学
2010年度のRUC編集長
冨田 佑太
立命館大学経営学部2011年入学
BKCのRUC局長
佐藤 綱紀
立命館大学国際関係学部2011年入学
現RUC編集長兼広報局長
司会:
立命館生協専務理事 酒井 克彦

RUC創刊時の想い

「RUC創刊号に掲載された巻頭のあいさつ」 「RUCを学内の総合コミュニケーション誌に」この言葉からRUCが始まりました。

当時立命館生協理事長 中井 美雄法学部教授

この「RUC」は生協の情報誌として、組合員のコミュニケーション誌として立命生協の総力をあげて創刊いたしました。組合員の生活をみつめなおし、立命館大学や立命大生の姿を総合的にとらえることをテーマとし、組合員どうしの交流ができたらと思っています。また、生協からの政策やセールなどのお買得情報を伝える生協と組合員とを結ぶ定期便としていきたいと考えています。 そういった意味での「RUC」を読者の読者による読者のためのコミュニケーション誌としてかわいがっていただきたいと思います。(RUC創刊号より)

 

大好評のRUC

佐藤:
本日はRUC200号記念ということでお集まりいただきました。みなさま、当時の状況や思い出話、どのような想いでRUCを制作していたかなどを自由にお話しください。
沼澤:
1983年4月のRUC創刊当時は、立命館大学は地味な印象でした。ご近所の同志社大学はカラーの華やかな印象でしたが、西(同志社から立命館大学の方角)に来ると白黒の世界(笑)でしたので、女子学生表紙で創刊されたRUCはインパクトがあり、学生も喜んでいたと思います。
川西:
私のころ(1990年ごろ)も立命館のイメージはさほど変わっておらず、バンカラ(※注)とか質実剛健とか堅い言葉が良く似合う学風でした。それが魅力でもあったけれど、おしゃれではなかったですよ。サンダルとか下駄とか普通に履いて講義を受けていました(笑)RUCを作っていた時に考えていたのは、RUCが有料でも買ってもらえるような、中身の質が高いものを作ろうということでした。当時はすべての学部が衣笠キャンパスにあった上Ⅱ部(夜間)もあって、学生が溢れかえっていましたので、完成したものを設置場所の食堂などに持っていくと紐を解いているそばから人が集まってあっと言う間になくなりました。特に表紙のモデルがかわいいと(笑)
司会:
表紙はどうして女性だったのでしょうか。
沼澤:
特に理由はなかったと思いますが、以前は立命館大学生の多くは男子学生だったので、より多くの人に読んでもらおうと思ったら自然の摂理でそうなったのではないのでしょうか(笑)
芝田:
クラスに直接持って行ったり教職員の個人ポストに入れたりもしましたが、以前は自ら足を運ばないとRUCを手に入れられない状況でした。やはり立命館大学の学生が表紙を飾るのは吸引力がありました。編集委員会でもいろいろと議論しましたね。やはりページを作るのは大変で、今回この記事の原稿書けないという学生もいたんですが、1ページに換算してもかなりの作成費用がかかっているわけで、そんな無責任なこと言うんやったらページをやらん! なんて言ったこともあります。逆に先生方から今回の良かったよなんて声をかけてもらうこともあって、学生の励みになったと思います。当時は編集委員会のページなんかもありました。

一転・・・

江尻:
私が編集委員長をやっていた時(2009年ごろ)は読んでくれる人が少ないころで(RUCを読みますか?)…(苦笑)RUCを出しても学生から何のリアクションもなかったり、BOXには在庫の山でそもそもRUCを続けるのか続けないのかという話が出ていたぐらいでした。そんな苦しい状況だったので編集長をやってて一番の思い出は、「しんどかった」ということです(笑)アンケートや手配りもやり方を変えてただ必死に努力していました。
司会:
RUC存続の危機ですね(苦笑)
森本:
私たちの頃(2010年ごろ)は160~170号くらいでした。ずっと続いているものだから終わらせちゃだめだなと感じていました。RUCの創刊された頃は、情報発信の方法や学生が情報を受け取る方法が今とは全然違いますよね。そもそも手に物を取って字を読まない人がすごく多く、手配りしても全然はけない状態もありました。そんな中でもレスポンスをいただける時があり、すごい価値のある情報媒体だということを感じていました。あとはホームページなどでいかに情報を繋げられるかっていうことも考えていました。
司会:
ウェブでRUCが見られるようになったのは2006、7年くらいからです。
森本:
でもRUCが生協のホームページに載ってることを知らない人が大半じゃないでしょうか。ちょっとアクセシビリティが悪いですからね。

編集委員会の苦悩

司会:
江尻さん、森本さんはRUC存続の危機の時代とのことでしたが、当時の編集委員での思い出話とかはありますか?
江尻:
私のころのRUCの表紙は、サークルなどの団体が多かったので、編集委員会議で表紙を女の子にしてみようって変えたんですけど、個人的な感想としては他の雑誌と変わらなくなるんじゃないかなという心配がありました。中身は他の雑誌とは異なるし、表紙だけで引きつけて読ませるのは違うんじゃないかなって思って合同会議で3、4時間表紙について話し合いましたね。まぁ一つの挑戦でした。
司会:
逆に表紙が女子学生から団体に変わる時の議論はどんな議論だったのでしょう?
芝田:
学生委員会に何のためのRUCで何を伝えたいのかということを問いかけて議論してもらいましたね。その結果頑張っている学生たちを紹介してみんなが元気になる紙面づくりを目指すというところに落ち着きました。前の年もやっていたから今年もやるんだってことじゃなくて、RUCは何のために発行するのかということを考えて続けてもらいたいですね。
司会:
江尻さんの時の編集会議はどのくらいの頻度でされていたんですか?
江尻:
合同で月一回くらいです。担当記事を締め切りまでに各自で書いてきてもらう感じでした。
司会:
なるほど。先ほど言ったようにRUC存続の危機がありましたが、RUCの休刊時代もあったんですね。
沼澤:
2005年くらいですかね。何のために生協からお金を使ってRUCを発行するのかということが委員会の中でも一致しなくて、自分が書きたいからとか、自分はこういうのが好きだからだという編集委員会の流れが主流になりまして。一度まとまるまでは休刊という形をとっていました。
森本:
RUCには代々伝わるコンセプト(キャンパスコミュニケーションマガジン)がありますが、あれはいつからあるのでしょう?
沼澤:
最初からですね。学生も教職員のみなさんも大学の中でコミュニケーションし合って元気になるような節があります。いつの時でも議論の結果はそこに落ち着いていきましたね。
森本:
私が編集長をしている時も軸になったし、それは何よりも他のフリーペーパーや機関誌との違いかなっていうのはずっと思っています。そのコンセプトを保ちつつ、いかに生協学生委員だからこそできる、かつ今の学生に合う情報を選んで形にしていくのは難しいところですけど、誇りでしたね。

最近のRUC

司会:
83年当時はまだ人それぞれにRUCの呼び方が違っており、生協も立命館大学生活協同組合という名称だった時代です。2000年にAPUができて立命館生活協同組合に名称が変更されました。ここで現役のお二人からRUCの現状について話していただきます。
佐藤:
10月号は7000部発行予定ですが、今までの状況を聞いているとすべてを組合員さんの手に渡すのはなかなか難しい状況です。手配りをしても、もらってくれない、食堂などに設置をしてもなかなか取ってくれない、江尻さんや森本さんの頃からあまり変わらない状態です。表紙に関しては、キャッチーなもので少なくとも手に取ってもらえるような物にしたいと思っています。11月号は生協設立50周年キャラクター「こーぷん」を使って打ち出す予定です。
冨田:
私もなんで表紙に女子学生が多く使われるのかなと疑問に思っていたのですけれど、7月号表紙に掲載された方がミスキャンパス候補の方だったのでBKCではそのおかげで全部配布することができました(笑)表紙の力はすごいです(笑)読者はRUCをおもしろいとは言ってくれるんですが、今みんなが休み時間や暇な時に見る物は携帯とかスマートフォンになりがちで、RUCももっと読んでもらえるようにしたいですね。
沼澤:
組合員が参加するページとはどのようなページですか?
佐藤:
「突撃! 隣のお友だち」が一例ですね。立命館で頑張っている団体を紹介するページです。あとは店頭のAひとことカードBを抜すいしているページもあります。私からお聞きしたいことがあるのですが、RUCに出てくるRUCマンというキャラクターは何代か前からあったそうですがその前にるっくん? というものがあったそうで(笑)いつからいるんでしょうか?

るっくん
沼澤:
10年前くらいですね。UFOみたいなキャラクターでした。
司会:
RUCマンはいつからですか?
芝田:
それは2000年入ってからくらいだったんじゃないでしょうか。新キャラクターを募集したんです。
森本:
RUCマンもそろそろ代替わりしてもいい頃だったりして(笑)
江尻:
でもすごいですね、こんなにキャラクターの募集で応募してくれているなんて。
司会:
特集やコンセプトなど、編集体制が代替わりした今はどのような議論をしていますか?
佐藤:
コンセプトは今まで通り変わらず…代がわりしたばかりなのでばたばたしていますが(笑)
司会:
手配りについてはどうですか?
江尻:
心が折れる作業だ(笑)
川西:
全然そんな苦労はしらないです。(RUCの在庫がなくなり)足らなくてごめんねと謝ることも何度かありましたね。
司会:
以前はアルバム代わりに学生時代の思い出としてRUCを取っておく人も多かったようです。

新入生歓迎号について

沼澤:
入学して一番最初に目に触れるものだから大事ですね
司会:
生協加入手続きを終えた新入生にRUC新入生歓迎号を送っています。今までは通常号の話題でしたがRUCには新入生歓迎号も総代会特集号もあります。新入生歓迎号が今の形になったのは、1987年からでしょうか。当時も歓迎号を作る時は、基本的に新入生のころどんな情報が欲しかったか、何が不安だったのかを話し合って記事に盛り込んだものでした。新入生の学生委員と面談している時にもちらほら出てきますが、RUCがきっかけでGIに入ってくることも多いですね。最近は歓迎号はどんな感じで作成していますか?
佐藤:
今年は特入号(特別入試合格者用)と新歓号(すべての新入生用)を出すことになったのですが、特入号では、特別入試で合格した新入生が1月から3月に何をしたらいいのかとか私たちがその時期していたことなどを載せようと決まりました。
司会:
そういうところはやはり昔も今も変わらないですね。当時は入学生全員に配る形式でしたが、立命館は推薦入試での入学者も多く、その人たち向けのRUCを作って推薦生の不安を解消しようということで特入号ができました。RUCの歴史を見るとその時々で学生の要望に沿って変化していることが分かります。では最後にRUCの今後について、創刊時とは異なる社会やメディア環境の中でRUCはどんな役割を果たしていけばいいのか、こんなRUCであったらいいという意見はありますでしょうか?
芝田:
今はメールでも連絡が取れるようになりました。いちいち集まらなくてもデータでやり取りできてしまいますよね。当時は原付で本人のところまで行って書いてもらったこともありました(笑)情報の媒体自体が少なかったから自分で情報を取りに行かなきゃいけないし、RUCはキャンパスライフの中でも必要不可欠な情報源のひとつだったんじゃないかと思います。現在は情報があふれていますが、紙面の活字も大事だけど内容も時代に合ったものに変えていってもいいんじゃないでしょうか。そもそも活字って面倒くさいし取りに行かなくてもネットで見れるんだったら離れる流れに変わっちゃいますし。紙面が良い悪いじゃなくて、社会状況とか媒体がものすごく多様化しています。一方で、新歓号は学生も親も含めてものすごく読みこまれている気がします。伝えるべきもの、伝え方次第で紙媒体も有効な部分があるんじゃないでしょうか。
沼澤:
RUCは先輩在学生自身が作っているものだし、自分の子どもが入学する場所が見えるってところが強みですよね。でも私はRUCが行き届いていない人が増えているのではないかと心配しています。入学前後含めて何か対策ができればいいと思います。
司会:
皆さんは入学してくる時、新歓号をどんなふうに読まれましたか?
江尻:
併願だったので読んでないですね(笑)家には届いていたんですけど見た記憶が…(笑)
森本:
特別入試で早く合格したので、まず下宿先を探すなど大学に入るまでにしなければいけないことで読み込んだり、どんな授業なんだろうとか生活どんなんだろうっていう不安解消の部分も読んで参考にしました。
佐藤:
私も森本さんと同じく特入組だったので、特入号と新歓号を使って高校時代には分からなかったことを必死で情報収集していました。これを読むことで大学の雰囲気や高校との違いが分かるし、大学生のライフスタイルが垣間見れた気がしました。
司会:
特定の団体やサークルとか学校が出すものではないからよけい雰囲気が分かるしリアルで生々しいですよね。
司会:
特入号は一度休刊したのですが議論した結果、やはり必要ではないかということでまた2013年度から発行します。立命館は早い人で10月にはもう合格が決まってる人もますが、今のご時世国公立志向の方が増えて3月後半まで入学が決まらない人がいたりしますから時間がない中での入学準備は苦労しますよね。新入学情報がなかなか手に入らなかったり不本意入学者のケアやサポートは生協としても研究課題ですね。歓迎号はものすごく新入生、新入生の保護者のみなさんから必要とされているものですが、これをいかに通常号に活かしていくかもありますよね。

今後の展望

司会:
今年11月号で創刊200号ですね。これからまた300号、400号…と出る日が来るのか…。これからのRUCに向けての期待や現役メンバーからは今後の展望や想いをお話しいただきたいと思います。
佐藤:
特集を考えていく上での悩みを聞いていただきたいのですが(笑)以前はRUCを読まないと学生生活に支障をきたすくらいの存在であったとお話がありました。しかし今の学生は情報を紙媒体に求めなくてもネットや他のものからいくらでも得られるし、生協と密な関わりを持っていなくても学生生活は送れてしまう現状です。関わっていてもそれに気づかない学生も多い状況ですが、やっぱり作っているからには読んでもらいたいしためになる情報も載せているので手に取ってもらいたいですね。でも情報誌として受け取ってもらいがたいために、娯楽やエンターテイメント性を求めた内容が多くなってきていると思います。これについて何か助言をいただければ嬉しく思います。
森本:
私たちもそれについてはいろいろと考えました。生協から発行しているものですし、生協らしさをなくすわけにはいきません。しかしファッションのページのようなものがないと見てくれない、そもそも見てくれなければ発行する意味がありません。でもいくら読んでくれても中身がないものを書いても意味がないのでいかに本質のあるものにするかというのは編集員の腕の見せ所です。他の機関誌にはない生協らしさを新しい形で表現してもいいし、生協のポイントをうまく隙間に埋めていって芯を作って行けたらいいなと思います。言うのは簡単なんですが(笑)
江尻:
読み手のことを考えるのは大事ですが個人的には書き手も本気で取り組んで楽しまなきゃいけないんじゃないかと思います。手抜きをしないでみんなで本気で取り組めば紙媒体だし力とか気持ちが伝わりやすいはずだと思うし。そうやって地道に他の組合員さんにしみこませていければ道も見えてくるんじゃないでしょうか。自分たちが悩んで動けなくなるのではなくて、自分たちがもっと楽しめるものにすることも期待しています。
川西:
自分が作ってきたものよりもレイアウトなど見た目がしっかりしているけど、遊びがないのかなと思います。まず字が多い。もっと見て分かるもの、字の多さを減らさずにパッと見た時に字の多さを感じないものができたらいいなと。あとは楽しむことはいいけれど自己満足に陥らないようにしてほしいですね。客観的に記事を見てみることをしてもらいたいですね。あと私たちのころは結構外に取材に行っていました。組合員に知らせたいことを調べ、取材をして、紙面にして伝えることも大切。先生にも取材に行っていました。
芝田:
もっと組合員の声を反映した記事を作っていけたらいいなと思います。あと学内の情報をどれだけ載せられるかは大きいのではないでしょうか。
沼澤:
RUCは取材をして、そのかっこよさを伝えるのが楽しい。それが学内のコミュニケーションマガジンとしての存在意義では? と思います。いろんな媒体がある中で、紙で伝えたいことは何なのかを話し合ってください。あんまり読まれよう読まれようとする必要はないと思いますね。例えば楽しいことの反対でどこか悩みを抱えているところに訴えかけてみるとか。そうやってもっと存在価値を高めていくことが大事じゃないでしょうかね。頑張って続けてください。
司会:
11月がちょうど創刊200号なので11月にRUC200号記念企画メニューを企画しています。そこでもRUCの認知が広げられたらよいと思います。ぜひこれからも頑張っていきましょう。本日はありがとうございました。
RUCを読みますか?


国際関係学部 2回生S・K

 ごあいさつが遅れました。8月から新しく編集長を務めさせていただいております、S・Kです。いやー、今回歴代編集長の方々をお呼びしての座談会は緊張しました。偉大な先輩方とお話しできるのはありがたいんですけど新人編集長としては肩身が狭い(笑)座談会の中でもありますが、最近ではあまりRUCが読まれていないのが現状です(泣)ということは今読んでくださっているあなたは貴重な読者様です! 今後1年間、読者である組合員のみなさまに生協のお得な情報や、GI(学生委員会)ならではの楽しい記事をお届けできるよう、いっそう努力する所存です。今回楽しいページ作りの一環として、生協50周年記念キャラクター選挙に出場していた「マママン」の漫画を掲載しています。僕たちのこともちょっと登場しているのでぜひ読んでみてくださいね。まだまだ未熟な編集長ですが、今後ともお付き合いください。

 

200円メニューでおなかを満たそう!! RUC200号記念特別企画

 

RUC創刊200号記念企画メニューとは?

11/12(月)~11/16(金)期間限定!!

 RUCはこの11月号でなんと創刊200号目を迎えることになりました。そこでその記念として、200号特別企画を開催することになりました。200号特別企画とは、衣笠キャンパスとBKCの生協学生委員会と各食堂の店舗合同での創刊200号にちなんだ、200円でお腹を満たす特別メニューを期間限定で提供するという内容です。
 その特別メニューにはテーマがあり、衣笠はオシャレスイーツ。BKCはヘルシーメニュー、秋のスイーツ、がっつりメニューという3つのテーマでメニューを決定し、さらに、それぞれの食堂で200円メニューの出食数で対決を行います! また、同時に衣笠キャンパスとBKCでの対決も行います。この対決の結果は次号のRUC12月号で掲載しますので、みなさんどんどん食べにきてください。食堂の店長さんのオリジナリティーあふれるメニューをぜひご賞味ください!

 

………BKC………

試食してみて

バナナシェイク

バナナの甘みと、チョコが組み合わさって、とてもおいしい仕上がりだと思います。このおいしさで200円という値段はリーズナブルで、お得感が強い価格だと個人的に思います。ぜひ食べて見てください。

私自身がチョコバナナが好きなので、このメニューとしました。(笑)チョコバナナのおいしさをみなさんに知ってほしいです。ぜひご利用ください。

C-キューブ 職員 水川さん

 

試食してみて

豆腐ハンバーグ

ヘルシーメニューの中でも豆腐ハンバーグは人気の一品ですが、なかなか家では作る機会がありません。食堂で発売されるのが楽しみです。おいしいうえにボリュームもあるので、男性にとっても満足する1品だと思います。みなさん、一度ご賞味あれ!

ヘルシーといえば、豆腐だと思いこのメニューにしました。そこにボリュームのあるハンバーグを足すことで満足感があるメニューとなったのではないでしょうか。ぜひ食べてみてください。

ユニオンスクエア 前田店長

 

試食してみて

若鶏の醤油揚げと春巻き

単品で注文するよりも、お買い得で、ボリュームのあるメニューだと思います。若鶏のほうは、ジューシーで、春巻きのほうは、パリパリしています。とてもおいしいので、ぜひ食べてみてください。

たくさん利用してほしいからこのメニューにしました(笑) 普段よりお得な価格になっています。おいしいですのでぜひリンクスクエアを利用してください。

リンクスクエア 村川店長

 

………衣笠………

試食してみて

オトニョポストル

チーズケーキ、シュークリーム、生クリームのコッテリした味わいに、桃、キウイのふたつのフルーツがとてもマッチしていました。ケーキや生クリームなどにフルーツをあわせてたべるのがあまり好きではない人もいるかもしれませんが、これなら本当にすんなり食べることができると思います。本当にとてもおいしかったです。

このスイーツを作るにあたって、まず思いついたのが、女の子が好きなチーズケーキを使うことです。そこにチーズケーキだけでは物足りないので、シュークリームを付け加え、さらにフルーツを付け加えて後味をスッキリさせてみました。

存心館地下食堂 蒲田さん

 

試食してみて

クレープ・アラ・モード

クレープ独特のモチモチとした触感に加えて、定番のプリンと生クリームのコラボレーションのおいしさはもちろん、プリンの部分を食べ終わったあとに来るフルーツの酸味が重たい口の中をさっぱりしてくれて、最後まで飽きない工夫がされていて、とてもおいしかったです。

プリンと桃、パイン・オレンジの3種のフルーツを使い、クレープで秋らしいプリン・アラ・モードを、というのをイメージして作ってみました。普段あまりROSSOに来ない人もこの機会に、ぜひ足を運んでみてください。

Cafe ROSSO 小足さん

 

試食してみて

あんことクリームとときどきウサギ

たい焼き!? と最初はびっくりしましたが、生クリームとの相性がばっちりで、納得しました。添えてあるオレンジが口の中をすっきりさせてくれ、またウサギの形を模していて、目で見ても楽しめる工夫がされていました。ボリュームがあるにも関わらず、おいしくペロッと食べれました。

生クリームとあんこを合わせてみたくて、ぱっと思い浮かんだたい焼きを使ってみました。さらにオムレットとババロアシュークリームを加えてボリューム感のあるスイーツにしてみました。ぜひご賞味あれ!

以学館地下食堂 E-platz 職員一同

 

写真はすべてイメージです。実物と異なる場合がありますのでご了承ください。

※以学館地下食堂の森岡店長は11月1日付で同志社生協へ異動いたしました。後任はAPUから異動の杉垣店長です。

 

保護者戦隊マママン!

 

 

秋のクリームパスタ/かぼちゃサラダ/かぼちゃプリン

 

200号企画
200号記念! 200円以下で料理を作ろう!!

みなさん知っていましたか? RUCがつくられて今月号でなんと…200号となりました!! 今回のShall we cook? では、これまでと同様に立命館の学生の皆さんに自炊の手軽さを伝えるとともに、200号ということを祝して、200円以下で出来る料理を考えてみました!


クリームパスタ

 

〈材料〉(1人分)

1人分:約180円
所要時間:30分

・なす 1/2個
・エリンギ 1本
・ベーコン 1袋
・パスタ 1人分
・牛乳 300㏄
・ガーリック(粒径) 少々
・塩コショウ 少々
・バター 10g
・コンソメ 少々
・小麦粉 少々


作り方

  1. まず初めになす、ベーコン、エリンギを切っていきます。だいたい1口サイズに切っていきます。
  2. そしてそれらを油をひいたフライパンで炒めていきます。その時にガーリックもいっしょに炒めます。
  3. 次にソースを作っていきます。初めにバターを溶かして小麦粉をいれて黄色のクリームになるように混ぜていきます。その次に牛乳とコンソメをいれて混ぜます。混ざったら強火にしてとろみがでるまで混ぜましょう。
  4. 次にパスタを指定されたとおりにゆでて、ゆで終えると②で作っておいた具材といっしょに炒めます。そして3.のソースをからめて炒めます

完成☆

 

かぼちゃサラダ

 

〈材料〉(1人分)

1人分:約100円
所要時間:15分

・かぼちゃ 1/4個
・ハム 1袋
・マヨネーズ 適量
・塩コショウ 少々


作り方

  1. 最初にかぼちゃの皮をむいて1㎝角に切っていきます。それをシリコンスチーマーがあればそれに入れて浸るくらいの水をいれてレンジで5~7分温めます。 (なければ耐熱皿などを代用してください。温め終わると箸などを使って柔らかくなったかを確認します。)やわらかくなったら水を捨てます。
  2. 次にお皿にうつして、つぶしていきます。そしてちぎったハムとマヨネーズと塩コショウを加え、味付けをすればできあがりです。

完成☆

 

かぼちゃプリン

 

〈材料〉(1人分)

1人分:約50円
所要時間:30分
(冷やす時間は含まない)

・かぼちゃ 300g
・砂糖 大さじ2
・塩 ひとつまみ
・牛乳 180㏄
・粉ゼラチン 5g


作り方

  1. まず、かぼちゃの皮をむき、一口大に切ります。それと水を鍋に入れ柔らかくなるまで茹、ざるにあげ裏ごしします。
  2. 1.に砂糖を混ぜてから、牛乳を少しずつ加え、そのあと塩を加え混ぜます。
  3. 2.をひと肌くらいに温め、火を止めゼラチンを加え、よく混ぜます。それをボウルにいれ、冷やします。固まったら、一度よく混ぜ、器にいれて、再び冷やします。

完成☆

 

▼感想▲

理工学部 1回生 Gさん

 今回はRUC200号を記念して一人分を200円以下で作ろうという企画でこのようなメニューを紹介しました。また、秋ということで前回に引き続いてかぼちゃ、エリンギをつかったところもポイントです。今回のShall we cook ?で難しかったところは、クリームパスタのクリームソース作りの部分です。作るときは、ソースがダマにならないように少しずつ牛乳を入れるということを注意してみてください。旬の食材は栄養素が高く、低価格にすることもできるので、皆さんが料理する際にも使ってみてはいかがですか?

 

BKCのカフェレストラン Ritsumeikan co-op C-キューブ!

 

C‐キューブって?

 

 C‐キューブとはBKCにある生協食堂のひとつです。BKCにある他の食堂とは違いカフェレストランのような雰囲気で、ロコモコやオムライスなどの洋食メニューが充実しています! 昼休みの時間には毎日満席になるほど賑わい、それ以降は空きコマのある学生がパフェなどを食べながら談笑しています。平日は夜8時まで営業しているため、夕食をとる学生もいます。もちろん生協食堂のため、ICプリペイドメンバーズカードやミールチケットが利用できます。
 C‐キューブのメニューはわたしたち生協学生委員会(以下:GI)が生協の職員さんと会議をおこない開発しています。レギュラーメニューだけでなく、月替わりドリアや月替わりパフェ、期間限定メニューなども開発しています。
 C‐キューブ!! ぜひご利用ください!!

 

サンプル会

 

サンプル会のようす

 C‐キューブのメニューはわたしたちGIが生協の職員さんと会議をおこない開発していますが、開発する過程でサンプル会を実施しています。組合員さん向けにおこなったアンケートの意見を参考にしながら職員さんと意見を交換します。
 サンプル会にだされる新メニュー案のなかにはメニュー化しないものもありますが、そんな幻のメニューも試食できてしまうのはGIならではの特権です。(笑)
 これからも学生目線でC‐キューブのメニュー構成を作りあげていきたいと思います!!

 

期間限定メニュー

 

C‐キューブには、13時以降に提供している期間限定メニューがあります。これは2週間ごとにメニューがかわるため、季節感をできるだけだせるようにしています。例えば10月にはハロウィンがあるということで、パンプキンハンバーグを提供していました。

 

 

月替わりドリア

 

C‐キューブでは3種類のドリアを提供しています。ほうれん草ドリアと半熟たまごのミラノ風ドリアをレギュラーメニューとしていて、あと1種類は月替わりでドリアの内容がかわります。10月はかぼちゃドリアを提供して、大変好評でした!! 11月は彩り野菜ドリアを提供する予定です!!

 

 

C-キューブ 水川さん

 C‐キューブ職員の水川です。C‐キューブでは他の生協食堂との差別を重視しています。ユニオン食堂やリンク食堂よりも校舎から遠いのでC‐キューブでしか食べられないメニューを提供できるように工夫しています。またボリュームにも自信があり、多くの学生さんに好評です。授業の空きコマに勉強するときなんかにも気軽に利用してほしいですね。C‐キューブではバーベキューも行えるので、ぜひゼミやサークルで利用して下さい!!

 

営業時間
平日 11:15~20:00
土曜 12:00~19:00

 

Book vox 200号特集

 今回特集するのはベストセラー!!
 ベストセラーとは、○○冊以上売れたなどの決まりが特にないので表現としてはとても曖昧なものなのですが…
 今回はRUC200号にちなんで、今まで出版された本の中でも200万部以上売れたものを取り上げ、紹介していきたいと思います。
 この紹介を見て興味がわいたらぜひ実際に手に取って読んでみてくださいね!!
 普段はあんまり本を読まない人もこれを見て少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです!!

 

星の王子様

著者:サン=デグジュペリ  
訳:河野万里子
出版:新潮文庫

 全世界で8000万部、日本では600万部以上売られ、60年以上経った今でも多くの人に親しまれる児童文学の名作。
 砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った不思議な男の子。
 彼は小さな自分の星から飛び出し、いくつもの星をめぐってからこの地球にたどり着いた王子さまでした。
 さまざまな星で出会った奇妙な大人たちの話を始めとする、王子さまのちょっと不思議な物語と、それを通じて成長する王子さまを描いた物語。

 

ココがオススメ

 なんと言ってもこの本の特徴は読みやすい文章と、作者自身によるシンプルで魅力的な挿絵です。有名な作品なので、絵本や児童書として昔読んだことがある人も多いかもしれませんね。
 児童書でありながら、子どもの心を失ってしまった大人に向けられたものなので、読んだことがある人も読み返してみてはどうでしょうか?

 

道をひらく

著者:松下幸之助
出版:PHP文庫

 パナソニックの創業者として知られる松下幸之助の、雑誌『PHP』に掲載されたエッセイをまとめたビジネス書。発売から今まで450万部以上を売り上げ、現在でも売れ続けている、ビジネス書のベストセラーでありロングセラー。
 連載された短文の中から、121編を選んでまとめたもので、見開き2ページで完結する一つの話になっています。

 

ココがオススメ

 「運命を切り開くために」「日々を新鮮な心で迎えるために」など、自分の状況に合わせて読む話を選ぶ事ができます。見開き2ページということで気軽に読む事もできるので、一度手にとってみて、試しに読んでみてはいかかでしょうか?

 

三毛猫ホームズの推理

著者:赤川次郎
出版:光文社文庫

 まるで自分で推理し、重要な何かを教えるかのような奇妙な行動をとる三毛猫、ホームズと、刑事でありながら、血が苦手で高所恐怖症・女性恐怖症というさまざまな弊害を抱えた義太郎が出会う、さまざまな事件を描く推理小説。
 ミステリ作家、赤川次郎によるシリーズ累計2600万部以上売れている大人気シリーズで、三毛猫ホームズの記念すべき第一作目。このシリーズは長編短編合わせて40以上発売されており、現在も新刊が刊行されている。

 

ココがオススメ


『三毛猫ホームズの十字路』
同シリーズ45冊目

 シリーズ物ではありますが、どれから読んでも楽しむ事ができ、三毛猫ホームズや、義太郎を始めとした魅力的なキャラクターが登場し、すらすらと読む事ができます。
 多くの話があるので、このシリーズにハマればしばらくの間読む本に困る事はありませんね。長編は…っていう人は短編集から読んでみてはどうでしょうか?

 

生協では教科書や小説だけでなく、漫画や雑誌も買えます!

主なベストセラー

単行本

『ノルウェイの森』
著:村上春樹 出版:講談社
『窓ぎわのトットちゃん』
著:黒柳徹子 出版:講談社
『五体不満足』
著:乙武洋匡 出版:講談社
『バカの壁』
著:養老孟司 出版:新潮社
『チーズはどこへ消えた?』
著:スペンサー・ジョンソン
訳:門田美鈴 出版:扶桑社
『人を動かす』
著:デール・カーネギー
訳:山口博 出版:創元社
『こころ』
著:夏目漱石 出版:新潮社

シリーズ

『グイン・サーガ』
著:栗本薫 出版:早川書房
『ズッコケ三人組』
著:那須正幹 出版:ポプラ社
『竜馬がゆく』
著:司馬遼太郎 出版:文藝春秋
『ノンタン』
著:キヨノサチコ 出版:偕成社
『ハリー・ポッター』
著: J・K・ローリング
訳:松岡祐子 出版:静山社
『青春の門』
著:五木寛之 出版:講談社
『幻魔大戦』
著:平井和正 出版:角川書店

漫画

『ONE PIECE』
著:尾田栄一郎 出版:集英社
『ゴルゴ13』
著:さいとう・たかを 出版:リイド社
『ドラゴンボール』
著:鳥山明 出版:集英社
『名探偵コナン』
著:青山剛昌 出版:小学館
『美味しんぼ』
原作:雁屋哲 画:花咲アキラ
『ドカベン』
著:水島新司 出版:秋田書店
参考
『ザ・ベストセラー1985~2004』(日経アソシエシエーツ)
『KINO』創刊号/2006年4月30日発行(河出書房新社)

 

本のお求めはコチラ!!

お買い求めは「衣笠キャンパス:B&Sで存心館の地下」と「BKCのリンクショップ:リンクスクエアの中」です。ぜひお立ち寄りください。

 

つながる・つなげる! ~“今”考え創り出そう! 私たちの未来を~

 

つながる・つなげる! ~“今”考え創り出そう! 私たちの未来を~

Peace Now! 沖縄とは

 

 Peace Now! 沖縄とは、これからの社会をつくっていく大学生一人ひとりが、沖縄の過去を学ぶことで、核不拡散(NPT)条約再検討会議や東日本大震災などの、社会や身近で起きている問題に目を向けることを目的に大学生協が毎年行っているセミナーです。大学生協の平和活動が目指すものを具体化するために開催されており、現地の沖縄へ実際に行き、全国から集まった大学生協の組合員のみなさんと平和についてともに考え・学ぶことができます。資料館や平和記念公園、ガマ、米軍基地をフィールドワークしたり、戦争を経験した語り部の方の証言を聴いたり、夜には戦争や原発問題について話し合うフリーセッションがあったりと、大変貴重な体験ができます。

 

平和記念公園にある「平和の灯」。この噴水を中心に平和の波が世界へと広がっていくようにとの思いが込められている。

 

沖縄のにあるギーザバンタ。きれいな海だが、昔多くの人がここで自ら命を絶った。

 

沖縄県宜野湾(ぎのわん)市にある基地。住宅密集地の中にあり、世界一危険な基地と言われている。

 

薬学部 1回生 Eさん

私が知っていた沖縄の歴史というものは、本当に少しでした。しかし、今回沖縄で学び考えることで、教科書では読み取れない多くの悲しみがあったことを知りました。想像もできないような環境で生活していた人たちや、戦争に行くことを当然だと思えるような教育をしていた日本を思うと、改めて戦争の怖さが実感できます。とてもきれいな沖縄の海も、50年ほど前には惨劇の舞台であったと考えると、物事の見方が変わりました。また基地問題では、日本側から見た意見だけでなく、米軍側から見ることの大切さにも気づくことができました。

 

基地問題

 

★デメリット
 大きな問題は、沖縄は常に事故の危険と隣合わせであるということです。実際、2004年には沖縄国際大学で事故が起こり、1959年には宮森小学校で事故が起きています。沖縄国際大学の事故では、幸いにも民間人に負傷者はいませんでしたが、宮森小学校の事故では、児童11人、一般住民6人が犠牲になり、重軽傷者を含め多くの児童がこの事故に巻き込まれました。

 

★メリット
 利点を考えると、経済効果がよくあげられます。基地では、沖縄県庁に次いで2番目に多い約9000人が働いています。去年在沖米軍日本人基地従業員に支払われた総額は520億円以上となっているほどです。また、基地で使われた住宅、工事、水道などは県の需要を消費していて、民間地域に大きく貢献しています。このように、米軍基地が沖縄にあることで生活できている人もいるのです。

 

NIMBY症候群

 

ここで知ってもらいたいのが「NIMBY症候群」というものです。これは、「Not In My Back Yard」を略したもので、「それがあるのは多いに認めるが、実際に自分の身近に作られると困る」というような症状のことを言います。基地問題でも、まさにこの状態にある人は多くいると思います。どちらがいいか決めることは難しいですが、いろいろな視点から考えて、さまざまな意見を持ってほしいです。

 

キーワード

過去に沖縄でどんなことが起こって、今に至るのか知りたいと思った人のためにいくつかキーワードを紹介したいと思います。少しでも興味を持った言葉があれば、ぜひ調べてみて下さい。

・日米安全保障条約 ・無血上陸 ・15年戦争 ・普天間基地 ・思いやり予算 ・クリアゾーン ・オスプレイ ・抑止力 ・ガマ

 

産業社会学部 2回生 Nさん

 みなさんは基地の必要性について考えたことはありますか? ニュースやワイドショーでもよく取り上げられていますが、メリットやデメリットを知るとそれぞれ感じることがあると思います。メリットとデメリット、どちらも無視できることはでないので、きっと簡単に答えは出ないと思います。僕はどちらの選択をするにしても、誰かの犠牲の上に成り立つ平和は、本当の平和ではないのではないか? と思いました。それでもさまざまな立場の人の視点に立って物事を考えることは、その問題に対して前進することに繋がっていくと思います。みなさんもぜひ、多くの人の考えや価値観に触れて平和への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

みんなの“想い”と“パワー”を七ヶ浜へ

 

Where is 七ヶ浜

 七ヶ浜町は宮城県仙台市の中心部から約20㎞東に位置し、南と北と東の三方が海に面した東北最小面積の町です。七ヶ浜という町名の由来は海沿いに7つの集落(浜)があるからだと言われています。

 

Why do we choose 七ヶ浜

 大学生協が七ヶ浜でボランティアを始めたのは2011年の4月、震災から1ヶ月経ってからでした。当時被災地はどこも悲惨な状況で、自衛隊や救助隊そういった専門家以外の一般人がボランティアをするには危険な状況でした。そのような状況でどこのボランティアセンターも一般団体の受け入れをするのは困難を極めていました。そして大学生協のボランティアセンターが立ち上がったときに、いち早く受け入れを許可してくれたのが七ヶ浜のボランティアセンターでした。そういうご縁もあり今でも大学生協は七ヶ浜でボランティア活動を続けています。

 

想いを込めたうちわを…

☆夏祭り

 大学生協では、昨年から7月の初めにチャリティー夏祭りを開催しています。たこ焼きややきそばなどを西側広場、諒友館食堂内で販売し、その収益を義援金として被災地や被災した学生に送付してきました。 そして今年、学生委員オリジナルうちわを制作し、その裏面に組合員のみなさまから七ヶ浜へのメッセージをいただき、そのうちわを現地に届けるというプロジェクトを慣行しました!!

 

☆七ヶ浜海祭り

 七ヶ浜町では今年の7月27日から7月29日の3日間で、「ありがとう・七ヶ浜海祭り」を7つの浜のうちの1つである、で行いました。このお祭りは今までボランティアに来てくださった方々に感謝の意味も込めて、3日間限定で海開きをする、というものでした。当日はライブなどのイベントや出店などが出て、とても活気づいていました。

 そして、実際このお祭りに参加して、生協の夏祭りで作ったうちわを直接町民の方に届けてきました!! そのうちわを持って全員で踊ったりして、元気を届けにいくつもりが逆に元気をもらって帰ってきました。

 

夏季ボランティア

 大学生協では、昨年の4月から約28回にわたり、主に七ヶ浜町でボランティア活動をさせていただきました。今まで参加した学生の数は約820名。南は鹿児島からの参加もあり、本当に全国各地から大学生が参加しています。そして今回、学生委員のメンバーも夏休み中に行われたボランティアに参加してきました!!  今回、がれき撤去やニーズ調査など、様々なことを経験しました。今回は七ヶ浜だけでなく、東松島市に作業に入りました。そして、被災地視察として、宮城県名取市にも訪れることができました。ボランティアを通して震災の悲惨さ、残る傷跡の深さを実感しました。ですが、確実に復興へ歩みを進めています。ともに前へみなさんの力もぜひ届けてください。

 

参加者の声

 

文学部 2回生 Kさん

私はサロン班として各仮設住宅の集会所をうかがい、交流することで「心の復興」を目指して活動しました。皆さんの元気な姿を見て、少し安心した一方、被害を受けた地域に悲惨な光景が広がっているのを見て言葉を失いました。また、現地の方々の温かさに触れたことで、人と人の繋がり、助け合うことの大切さなど本当に多くのことを学びました。

 

法学部 2回生 Sさん

「ありがとう。あなたたちの地域が困った時は必ず助けるからね。」ボランティア先のおばあちゃんの言葉。「顔を見とるだけで元気になるわ。」お話したおじいちゃんの言葉。たくさんの子どもの笑顔。何ができるだろうと迷っているみなさん。遅くないから一度行ってみてください。“被災地”ではなく強く前向きな“町”の姿が見られるはずです。

 

大学生協のボランティアに関する情報は

http://www.univcoop.or.jp/

をご確認ください!! 立命館のパワーを被災地へ!! 

まだまだできることはあります!!

参考資料(画像)

http://www.mapion.co.jp/map/admi04.html

 

今月のGI NEWS!

 

BKCの今月の活動

自転車無料点検会

 普段使っている自転車で気になっているけどそのままにしているところはありませんか? また、日が沈むのが早くなりましたね。豆電球の交換や反射板の配布も無料ですのでこの機会にぜひ自分の自転車をチェックしてみてください!

 

11月12日(月) 14日(水) 正門前 16:20~18:30

 

バイク診断

 自転車無料点検会と近い日にちで、バイクの診断会も無料で行います! プロのバイク屋さんに来てもらって、修理が必要なバイクかどうか診断してもらえます。また、点検の目安や点検の仕方も教えてもらえるのでなにか気になることがあったらぜひご利用ください。

 

11月8日(木) 駐輪場 13:00~16:00

 

衣笠の今月の活動

自転車無料点検会

 衣笠のチャリストのみなさま、朗報です。自転車無料点検会の季節がやってきました!! プロの自転車屋さんが無料であなたの愛車を点検してくれます。学生による自転車事故が増加している今、事故の危険性を軽減するため整備を欠かしてはいけませんね!

 

11月27日(火) 以学館前 14:00~17:00

 

食生活相談会

 6月に衣笠キャンパスの3食堂にて行われた食生活相談会が、今月再び行われます。夏の長期休暇、実家で悠々自適に暮らした人はツケを思い切って感じてみませんか。頑張った人は、締まった体を確かめに来ませんか。夏休みの間、がんばった人もがんばれなかった人もぜひ!!

 

11月20日(火) 21日(水) 22日(木)
以学館地下多目的ホール 存心館地下食堂
諒友館地下 Cafe ROSSO 13:30~17:00

 

自転車無料点検会とは?

 自転車無料点検会では自転車屋、サークル、学生委員会が協力して自転車を無料で点検しています。立命館大学では交通事故の原因として自転車での事故件数が一番多いです。学生委員会では事故を無くすために自転車無料点検会を通して予防提案をしています。内容として、事故を未然に防ぐために自転車の点検、無灯火運転を防ぐために豆電球の無料交換をしています。

 

バイク診断とは?

 バイク無料診断会ではプロの整備士さんに来ていただき、無料でバイクの診断していただいております。立命館大学は事故の原因としてバイクでの事故が自転車の事故に次いで多いです。事故を未然に防ぐために診断結果をもとにバイクの状況をプロの整備士さんから説明していただき、そして簡単なバイクの整備の仕方などを聞くことができ、バイクを安心して乗るための疑問を解消することができます。

 

食生活相談会とは?

 大学生ってオールや、外食などで不規則な生活を送りがちになりませんか。そんな生活を、今の体の状態を通じて見直して改善してもらうのが、食生活相談会なのです。「不規則な生活を直すことで、病気になるのを未然に防いでもらおう」という活動なのです。具体的には、自分の体の体脂肪率や内臓脂肪レベルなどが数字で分かってしまう体組成や、プロの栄養士さんに食生活のご指摘・アドバイスをいただける相談ブースなどコーナーも多種多彩。楽しみながら自分の体を知れる機会になっています。

 

「RUC」11月号についてのお詫び


2012年11月1日発行の弊組合機関誌「RUC」11月号において、事実と異なる内容の記事が掲載されていることが判明し、組合員の皆様への配布を急遽11月7日より中止および回収をいたしました。内容は、立命館大学とは関係のない外部の方の写真を使用し、立命館大学に在学しているかのように創作した文章を取材コメントとして掲載したというものです。
11月号の取材に応じていただいた関係の皆様方ならびに組合員の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなりました。誠に申し訳ございませんでした。

「RUC」は生協理事会の発行する機関誌として、弊組合の生協学生委員会が企画立案や取材・原稿執筆を担当し、生協の役職員も編集に関わり発行してまいりました。取材・執筆に当たって、担当する生協学生委員には研修の機会を設け、こうした架空の内容はもちろん、剽窃や盗作、公序良俗に反する記事を扱わないこと等の注意喚起を行ってまいりましたが、周知徹底ができておりませんでした。昨年度10月号においても生協にふさわしくない記事を掲載したことを受け、対策を強化していた中で生じた事態であり、大変重く受け止めております。

このたびの事について、立命館生協理事会は単なるチェック体制や研修・学習強化の問題と捉えるのではなく、立命館生協における「RUC」という機関紙の位置づけや組合員活動、特に学生委員会活動の在り方にも関わるものと受けとめております。
1983年4月の創刊からまもなく30年を迎えますが、この間多くの組合員の皆様に応援を頂いてまいりました。このような歴史のある機関誌ではありますが、今回の事態を踏まえ、現時点では2013年4月以降の「RUC」の発行については未定としております。今後の理事会ならびに学生委員会での議論を経て、発行についての取り扱いの結論が出た時点で改めて皆様に別途ご報告いたします。
最後にこれまでご愛読いただいてきた組合員の皆様にあらためて深くお詫び申し上げます。

2012年12月

立命館生活協同組合 理事会
専務理事 酒井 克彦
立命館生活協同組合 学生委員会
RUC編集長 佐藤 綱紀

 

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