総代会は、生協の意思決定のための最高議決機関です。事業年度に1回以上開催することが生協法や定款で定められています。(わかりやすく言えば、株式会社の株主総会にあたるものです。)総代会では、昨年度の生協の活動の報告や決算報告、今年度の役員選挙や予算の承認などをおこないます。
What is 議案書?
総代会の開催に欠かせないのは議案書の存在です。今、手に取って読んでいるこの冊子こそが議案書なのです。昨年度の活動報告や決算報告、今年度の活動方針などを写真をふんだんに使いながら、わかりやすく掲載しています。
組合員の要望でお店は日々変化していきます。
生協の仕組み
生協は組合員がいて、初めて生協として成り立ちます。そして、その組合員が出資し、利用し、運営する組織が生協なのです。立命館生協は立命館に学び、働く人であれば、出資し組合員になることができます。
ICプリペについて
立命館生協の組合員証を兼ねる、このICプリペイドカードはよく“ICプリペ”と呼ばれています。このカードにあらかじめ加金しておくことで、生協店舗での買い物をキャッシュレスでおこなえます。また、利用高に応じてポイントが付き、1ポイント1円として使うことができます。
また、学内に設置されている、証明書発行機や証紙券売機を利用するにもICプリペイドカードが必要ですので、大学生活では欠かせない存在となっています。
ポイント加算率
100円ごとに
食堂、食事メニュー 1ポイント
購買部 (食品、飲料) 0.5ポイント
購買部 (文具類) 0.3ポイント
書籍部 0.3ポイント
nice!生協のイイところ
生協のお店と普通のお店との違いは、利用者のためにお店の運営がなされているところです。右ページにあるように、出資者=利用者なので、利用者が利用しやすくなるよう、利用者自身の声でお店は常に変化していきます。
例えば、立命館生協の組合員の多くは大学生です。ですから、春には教科書の需要が高まります。そのため、毎年春には組合員のみなさんの学びをサポートできるよう、教科書販売の特設会場を設けています。その教科書は組合員証の提示で1割引で購入することができます。
また、多くの学生は下宿をしています。特に新入生は初めて下宿をするということもあり、さまざまな不安を抱えていたり、新生活に必要なものをそろえたりと大変です。このような新入生に対してのサポートも立命館生協はおこなっています。
新学期に生協では新入生向けにパソコンを販売しますが、大学生が大学の学びに必要なソフトウェアをそろえた生協オリジナルパソコンを販売します。購入後も在学4年間の保障をします。
総代会からみなさんの想いが実現しました!
毎年総代会ではこれまで組合員のみなさんが多くの要望を持ちよってきました。そしてその要望を検討し、叶えられたいくつかの例をご紹介しましょう。
食堂の座席数増やしてください!
2004年度にBKCに情報理工学部が新しく開設されることになり、キャンパス人口の大幅な増加が予想されました。また、新学部の基本棟が新しくリンクスクエアの隣に建設されることで、お昼時のリンクカフェテリアが利用者で混雑するのではないかと推測されました。そこで組合員のみなさんから座席数を増やして欲しいという声が多くなり、左の写真のようにリンクスクエアの南側に新しくテラス席を増設する運びとなりました。(今年4月には、テラスの一角に「ミールショップ」もオープンしています。)
この他にも実はたくさんあります!
BKCだけでなく衣笠キャンパスでも組合員さんの要望が叶えられています。
衣笠キャンパスでも食堂の席が足りない!
衣笠キャンパスもBKCと同様にキャンパス内の学生数が年々増えていました。特にキャンパス西側のエリアには食堂が諒友館しかなく、お昼時は文学部、国際関係学部、政策科学部の3学部の学生たちがいっせいに押し寄せ、大変混雑していました。
この混雑をどうにかして欲しいとの声も徐々に多くなり、西側広場の地下に食堂ホールとカフェがオープンしました。
声を届けよう!
これら2つの例の他にも、APUでは新しいショップができたり、朱雀キャンパスの開設を機に新店舗を開設したり、組合員のみなさんの「声」が実現への第一歩となります。
BKC総合キャンパス整備計画とは
BKC総合キャンパス整備計画とは、「BKCをより快適で魅力的なもの」にするための計画です。昨年度の7月に大学と生協が協力して、約1700人の学生・院生にアンケート調査をおこない、キャンパスへの登校の仕方・食堂の利用状況・キャンパスにあってほしい施設や機能などの要望を集約しました。その結果、2008年の4月から順次BKCの総合整備事業がスタートしています。このページではBKC総合整備計画の内容を紹介したいと思います。
昨年、大学と生協が協力しておこなったBKC整備に関するアンケートでは、多くの学生・院生からキャンパス整備に関する要望が集約されました。立命館生協は、より快適で魅力的なキャンパスを創造する立場からみなさんからよせられた要望を実現するために全力をあげたいと思います。立命館生協 専務理事
酒井克彦
生協店舗の計画
★リンクスクエアテラスの一角に「ミールショップ」(食堂コンビニ)を新設する
★座席数を増加する
★デリバリーカーを設置する
★ユニオンスクエア2階の全面食堂化
アンケート結果
昼食時の混雑緩和にのぞむもの
自宅生・自宅外生ベスト3
1位 食堂の新設・増設
2位 既存食堂の席数増
3位 コンビニショップの新設・増設
昼食でキャンパス内の食堂を利用しない理由
自宅生ベスト3
1位 混雑
2位 弁当持参
3位 その他
自宅外生ベスト3
1位 混雑
2位 価格
3位 時間がない/メニューが不満
混雑問題について
現在BKCの食堂は昼の休憩時に大変混雑します。レジに並ぶ人がとても多かったり、空いている席がとても少なくて座って食べることができなかったりしているのが現状です。この混雑状況を打開するというのもBKC総合キャンパス整備計画の目的のひとつです。
僕は理工学部なので、リンクスクエアが教室から近く、そこで食べたいのですが、リンクスクエアは席数が少ないので座れないことが多く、ユニオンスクエアに行って食べることが多いです。しかし、ユニオンスクエアはとても多くの学生が利用するので、いつも2階まで席を探しに行きます。
なので、このBKC総合キャンパス整備計画でBKCの混雑問題が解決してくれると、とても助かります。理工学部 2回生 R.U
ユニオンスクエア2階のテラスをウッドデッキ化
多くの学生が利用するユニオンスクエア内にあるユニオンカフェテリアの混雑問題の主な原因は席数の不足とレジスピードです。その席数不足の問題を少しでも緩和させるために2008年度に2階のテラスがウッドデッキ化され、席数が大幅に増加しました。
このテラスのウッドデッキをたくさんの学生が利用することによりユニオンカフェテリアの混雑を解消させたいと考えています。
シーキューブ席数増設
シーキューブでも、お昼ご飯の時間帯の混雑が問題となっています。そこで2008年度に新たにテラス席を84席増加しました。
シーキューブ名物の、バーベキューガーデンを是非利用してください。
バーベキューの利用状況
BKCでは、クラスコンパやサークルのコンパなどでバーベキューをおこなうときに、シーキューブを利用します。現在そのバーベキューの利用状況がとても多く、満足に利用してもらえていないので、新しくバーベキュー用のウッドデッキを設置して利用状況を改善します。
僕はクラスコンパやサークルのコンパでシーキューブを使ってバーベキューを利用することがよくあるのですが、今まではシーキューブでバーベキューをする時に雨が降ると屋根がある範囲がとても狭いのでいつも困りました。このBKC総合キャンパス整備計画でバーベキュー用のウッドデッキができるとそれが改善されるので、期待しています。経済学部 3回生 D.T
コンビニ以外でのテイクアウト
従来BKCでの食品のテイクアウトは主にユニオンショップだけでした。そのため、昼の休憩時間のユニオンショップは非常に混雑していました。そのため、BKC総合キャンパス整備計画ではユニオンショップ以外でも食品のテイクアウトができるように下記の2つの施設を設置しました。
私の学部はお昼ご飯のための時間が設けられていないため、講義と講義の合間を利用してお昼ご飯を取っています。そのため、カフェテリアよりもショップをよく利用しています。しかし、私がよく利用しているユニオンショップはお昼ご飯の時間帯がとても混雑しているため、時間がなくなってしまい商品が買えなくなることもあります。
リンクスエアに新しくミールショップとデリバリーカーが設置されることで、短い時間でも昼食を買うことができ、ユニオンショップの混雑が緩和されることを期待しています。経営学部 3回生 M.H
リンクスクエアにミールショップの設置
ユニオンショップ以外でのテイクアウトとしてリンクスクエアにミールショップが設置されました。今まで、キャンパスの奥にいる人がコンビニに行く時に、わざわざユニオンスクエアまで来ないといけませんでした。そのため、リンクスクエアというキャンパスの奥にある建物にコンビニ機能のあるミールショップを設置することになりました。
設置場所
デリバリーカー設置(DELISTA)
2008年4月に、デリバリーカー「DELISTA」がお昼ご飯の時間帯に2箇所設置されました。
デリバリーカーでは、数種類のお弁当やカレーを提供します。値段も手ごろで、お弁当なのでバランスのよい食事を取ることもできます。
短い時間で多くの学生のお昼ご飯を提供することができ、天気のいい日には買ったお弁当を外で食べることができるので、ショップやカフェテリアの混雑緩和にもつながります。
僕は食堂やコンビニでレジ待ちをしたり、席がほぼ満席で混んでいる中でご飯を食べたりするのが苦手なので、よく弁当を持ってきて友だちと外のベンチで昼ごはんを食べます。しかし、毎日弁当を持ってくるのはとても大変なので、どうしても昼の休憩時にユニオンショップに行って昼ごはんを買うことがあります。BKCにはユニオンショップしかコンビニがありませんでしたが、弁当もコンビニでたくさん販売しているので、やはりその時はとても人が多くて混雑しています。なので、2008年度から営業されるデリバリーカーができるととても助かります。経済学部 2回生 A.S
ユニオンスクエア2階の全面食堂化(フードコート構想)
2008年度12月にユニオンスクエア2階を全て使って食堂を設置する構想です。さまざまなメニューが選べるフードコートを設置することで、毎回違ったメニューから選ぶ楽しさを提供します。そして、座席数も増加させることで、食堂の混雑問題の緩和のための手段となります。
私は空き時間を使ってよく食堂を利用しています。しかし、食堂は毎日ほとんど同じメニューしかないため、結局毎回同じような食事内容になってしまっています。
ユニオンスクエアの2階にフードコートができてメニューが増えることで、さまざまなメニューの中から毎回違った食事を選ぶことができるようになれば、メニューに飽きることもなくなり毎回の食事が楽しみになるので、ぜひ早くフードコートができてほしいです。理工学部 2回生 T.N
どんな食堂?
今までのBKCにあった食堂とは違った雰囲気のメニューがたくさんできる予定です。「選べる楽しさ」が重要視されているので、毎日どの食堂で食べるか悩むことができます。ぜひ、期待してください。
学生総合共済
共済とは…
「学生総合共済」とは、大学生協組合員のたすけあい制度のことです。営利を目的とせず、全国の仲間が掛け金を出し合い、病気やけがなどをした人に充実した「お見舞金」を給付しています。また、相手にけがをさせたり、水漏れを起こし階下の人の家財に損害を与えたなど、日常生活の賠償や講義・行事・実習における賠償事故を保障する「学生賠償責任保険」があり、共済と併せておすすめしています。みなさんの健康で安全な学生生活をお手伝いします。
2007年からは守山中学・高校で、2008年からは深草の立命館中高でも、募集活動がスタートしました。
職員さんの声
衣笠センター・BKCセンターAPUCO-OPオフィスの各窓口には事故にあった・病気で入院したなどの理由でいろいろな方々が来られます。また自転車で人をけがをさせたなどの加害者の立場で報告に来られます。入って来られた時は、元気がなかったり困ったりした様子ですが、ほっとした顔になって帰っていかれると、私たち職員もうれしいです。できるだけ力になれるようにがんばっていますので、何か困ったらいつでも気軽に来てくださいね。
私は1回生のときに下宿先のマンションで火事を起こしてしまいました。原因は揚げ物中の不注意でした。そのときは教科書や家具が燃えたりして大変でした。けれど後日共済カウンターに行ってみたら給付がおりるとのことで申請しました。このときは共済に加入していて本当によかったと思いました。
火事に限ったことではなく、病気や事故でも給付がおりるということなので、学生生活を送る上で大きな助けとなるでしょう。情報理工学部 3回生 T.N
給付の例
病気
多忙だったために、夜遅くに寝ていたり朝食を抜いたりしていたりして生活習慣が乱れ、左自然気胸になってしまい12日間入院した。
事故
原付で帰宅途中、2車線の左車線直進していたら急に対向車が路地に入るために右折してきた。気づいた時にはぶつかっていて、右足の他全身を地面でひどく打撲した。
ケガ
グラウンドでラクロスの練習中にオフェンスをしていた相手とぶつかり、そのまま転倒した。その際右ひざの関節をねんざし、通院した。
日常生活で
台風が直撃し、暴風雨のためベランダのサッシの隙間から水が入り、居間全体に水が浸かったため教科書などがだめになった。
健康・交通安全提案活動これまでの流れ
組合員が大学で、健康で安全な学生生活を送れるようにサポートする活動を今までおこなってきました。たとえば、バイク無料診断会、自転車無料点検会や食生活相談会など、積極的な活動を通じて組合員のみなさんに健康や安全について考えるきっかけを提案してきました。ほかにも、新入生にもわかりやすいように、かみ砕いて解説を加えた「生協・共済加入冊子」を生協職員と共同で発行して、新入生に加入を促すように呼びかけたりもしています。
これからの共済
これからも年間を通じて学生総合共済を組合員のみなさんに知らせ、加入を促していきたいと思います。また組合員のみなさんが健康、安全への意識を高めていけるように、さらに多くのサポート活動を積極的にしていきたいと思います。
「生協・共済加入冊子」は生協学生委員会と生協職員とで共同で発行しています。
健康提案交通安全
食生活相談会
6月と12月に衣笠・BKC両キャンパスで「食生活相談会」をおこないました。食堂ホールで、食生活相談や体組織測定など健康に関わる検査項目をおこないました。また、今年度は、大塚製薬や日本牛乳協会のご協力もいただき、組合員のみなさんに、より自分の健康状態を知ってもらえるいい機会となりました。
食生活相談
食生活相談では、数人の栄養士を呼び、どうすれば食生活を改善できるか、毎食のメニューの取り方の工夫、簡単にできるメニューなどさまざまな相談にていねいに応えてくれるので、今回も多くの組合員のみなさんが利用していました。
スモーカーライザー
立命館保健センターのご協力によりおこないました。喫煙する組合員のみなさんに対して自分の喫煙状況を知ってもらい、タバコの害の説明や組合員のみなさんの喫煙に関する相談に応えてきました。
体組成測定
自分の体重・体脂肪の割合・内臓脂肪レベル・基礎代謝・BMI値・筋肉量・筋肉スコアを測定します。やはり自分の体ということで男女問わず、多くの組合員のみなさんが測定をしていました。また、昨年度は栄養士にもついてもらい、測定した結果より栄養士からの日常生活などのアドバイスも受けることができました。
骨密度測定
昨年12月に全国牛乳協会のご協力をいただき、骨密度測定を無料でおこないました。普段測ることのできない測定なので、行列ができるほど多くの組合員さんが測定していました。また測定した方にはヨーグルトを試供しました。/p>
骨強度測定
血流測定
血圧は、測る時間やその時の状況によって変わるので、正確な値を知るには毎日決まった時間に測る必要がありますが、普段の生活の中で自分がどれぐらいの血圧なのかを知ってもらうことはとても大切です。
アルコールパッチテスト
アルコールパッチテストは、体内にアルコールの分解酵素がどれほどあるか測定するものです。大学に入学するとお酒を飲む機会が増えるため、興味を持って測定をする方が多くいました。
大学に入学して、一人暮らしを始める方も多いためか食生活相談を利用される方が多くいらっしゃいました。また、一人暮らしの方だけでなく自宅から通われている方も、サークルやバイトなどで生活が不規則になったり、運動不足になったりという方が多く見られました。それでも、自身の健康に興味を持っている方が多く、6月・12月ともに200人以上の組合員のみなさんに食生活相談会へ足を運んでいただきました。
大学生協の食堂に協力してもらいメニューの改善や、ひとことカードを利用し組合員の声を直接届けることで、充実した食生活を送ることができると思います。経営学部 3回生 M.H
健康冊子
食生活相談会を通して、どのような栄養を取ったらいいのかわからないといった組合員が多いという栄養士からの意見があったので、ビタミン特集の冊子を作成しました。主なビタミンの効果や、含んでいる食品、簡単に作れるレシピなどが載っています。
バイク無料診断会
バイク無料診断会では、整備士の方にキャンパスに来ていただき、無料で自分のバイクを見てもらうことができます。普段、バイクは自分ではなかなかチェックできないものですが、この機会を利用して多くの人たちが自分の愛車を診てもらっています。
自転車無料点検会
自転車無料点検会は、春と冬の2回、大学の交通安全キャンペーンと協力しておこなっています。坂の多いBKCでは自転車での事故が多発しているので、この点検を機会に交通安全の意識が高まります。
自転車は知らないうちにタイヤの空気が抜けていたり、ライトが切れてしまっていたりするものです。この自転車無料点検会を利用すれば、タイヤの調子やライトが点くか、ブレーキが効くか、などいろいろ点検してもらえるので自転車通学の僕にとってはとてもよい機会でした。情報理工学部 2回生 H
RUC
RUCは4月から7月と10月から12月の月初めに発行されています。内容は特集が10ページ、通常コーナーが10ページ、生協店舗からのお知らせが6ページで構成されています。
配っている場所
BKCでは毎月発行されると、ユニオンスクエアとリンクショップの店舗の入り口で生協学生委員会がRUCを配っています。
置いている場所
衣笠キャンパス
存心館地下食堂、諒友館食堂、以学館地下食堂E-platz、至徳館購買部入口
BKC
ユニオンカフェテリア1階、ユニオンカフェテリア2階、ユニオンショップ、リンクスクエア入口、ドリームクロスカフェ、アクロスウイング1階 カフェプログレッソ、シーキューブ、メディアセンター、メディアライブラリー入口
僕はRUCの編集長をしています。RUCでは読者のみなさんとのつながりを大切にしていきたいと考えています。毎号寄せられるアンケートを参考にしながら、RUCと読者のみなさんが、より近づいていけたらと思います。みなさんRUCを見かけたら、手に取って読み、ぜひ、感想や意見を寄せてください。それによってRUCはどんどん進化していきます。理工学部 3回生 N.S
組合員のみなさんに読んでもらった部数
RUCはこれだけみなさんに読まれています
10月号 約1,800部
11月号 約2,000部
12月号 約2,200部
生活店舗向上局
生活店舗向上局は主に、「生協店舗を組合員のみなさんにもっと利用したいもの&利用しやすいもの」にすることを目標において活動してきました。特に人気だったのは、シーキューブで7月におこなわれた、夏祭り。同じくシーキューブで12月におこなわれたケーキバイキングです。また環境活動もおこなっており、「牛乳パック回収」、そして学生同士で商品を売買することができるようにと「うりますかいますボード」をユニオンカフェテリアに設置しています。
夏祭り
毎年7月の初旬にシーキューブで開催されています。夏祭りでは、ビンゴゲームや屋台などが出て組合員のみなさんたちに楽しんでもらっています。毎年夏祭りを楽しみにされている組合員のみなさんもいらっしゃるようです。生協学生委員会のメンバーは浴衣や甚平を着て夏祭りを盛り上げています。たくさんの職員さんにも手伝っていただけるので生協学生委員と職員さんとの交流の場にもなっています。
ケーキバイキング
クリスマスも近い12月にシーキューブでケーキバイキングを開催しました。1回90分間食べ放題というのを2回おこない、100名を超える方に楽しんでいただきました。メニューは全てケーキというわけではなく、フルーツやゼリーも用意し、女性だけでなく、男性にもたくさん来ていただきました。シーキューブについてのアンケートにも答えてもらい、今後の店舗向上に繋がるように役立てています。
衣笠学生委員会
衣笠学生委員会は、「人との繋がりを大切にする」という活動方針のもと、さまざまな活動をおこなってきました。その中でも特に力を入れてきたのは新学期活動です。推薦入試、一般入試、後期入試と長期にわたって開催してきた受験宿泊では、推薦入試の時期には相談会を開くなどして、受験生や保護者の方の不安を少しでも多く取り除けるように努めました。春期休暇中にはBKC学生委員会と合同で、新入生を対象とした企画も開催しました。ほかにも食生活相談会で学生委員が作成したオリジナルパンフレットを配布したり、環境サークルさんと協力して環境を意識した商品開発をすすめるなど新しい活動もおこなってきました。
組合員のみなさん、職員さん、地域の方々、ほか多くの方々とのつながりを意識した活動をすることができました。
BKC学生委員会
BKC生協学生委員会はRUC局、共済局、生活店舗向上局からなる委員会です。それぞれの局活動は前のページで紹介されている通りです。またその3つの局以外にも、受験生のサポートをする受験宿泊事務局や、新入生歓迎企画を考える特別入学者の集い・ウェルカムキャンパスフェスタ事務局などなど、それぞれの特別な活動のための事務局もあります。
私たちの委員会の特徴は、それぞれの局がいろいろなサークルや生協職員さんたちと関わり合い、一緒に活動をするということです。RUC局であれば、RUCに載せてほしいというサークルや、共済局であれば、自転車無料点検会やバイク無料診断会などで、自転車屋さんやバイク屋さんと一緒に企画を作っています。生活店舗向上局では生協職員さんたちと、一緒にどういった企画をしたらユニオンショップが盛り上がるかなど、組合員さんの意見を第一に考えながら企画を作っています。
院生委員会
朱雀店は、昼食時間帯になると、多くの院生や教職員でにぎわいます。しかし、ビュッフェコーナー(食堂部分)のスペースが狭くて、昼時にはいつも長蛇の列ができています。この状態を改善するため、院生と朱雀店の職員さんで対策会議を実施し、すぐに買うことができる丼ものを置くなどの対策を講じてきました。しかし、まだまだ混雑は続いています。
留学生委員会
立命館生協留学生委員会は2005年創立、主にBKCの学部留学生を中心に活動しています。
昨年からは衣笠の留学生も加入し、両キャンパスで留学生によって運営される組織として、留学生の自主性、適応性、能力を発揮し、留学生としての運営団体を成立させようとしました。
そして、留学生にも日本独特の“生協”活動や便宜性を紹介し、生協への加入を促します。
留学生独特のネットワークを利用して、留学生自身による留学生のためのイベントを企画したり、初めて日本に来る留学生の相談を受けたり、留学生自身の抱える問題を留学生の組織で改善や解決しています。
また、日本人学生との交流も図っています。
留学生委員会
立命館生協留学生委員会は2005年創立、主にBKCの学部留学生を中心に活動しています。今年からは衣笠の留学生も加入し、両キャンパスで留学生によって運営される組織として、留学生の自主性、適応性、能力発揮をし、留学生としての運営団体を成立させようとしました。そして、留学生にも日本独特の〝生協〟活動や便宜性を紹介し、生協への加入を促します。
留学生独特のネットワークを利用して、留学生自身の手による留学生のためのイベントを企画したり、初めて日本に来る留学生の相談を受けたり、留学生自身の抱える問題を留学生の組織で改善や解決し、また、日本人学生との交流も図っています。
セミナー 生協ではセミナーで全国各地の組合員さんと交流を深めながら、それぞれのテーマに沿って話し合いなどを進めていきます。昨年度もさまざまなセミナーが開催されました。
治道トマト生産者訪問研修
治道トマトのセミナーでは、生協で取りあつかわれている奈良のトマトの畑や出荷場を見学することができました。畑のビニールハウスの中が見学できたり、トマトが箱詰めされているところを見学できたりして、とても勉強になりました。しかし、一番勉強になったのは、治道トマトがめざしている農業の話だったり、治道トマトができるまでの話だったり、そういった治道トマトで働く農家の方々の話が聞けてよかったです。(経済学部3回生 D.T)
上級生セミナー
上級生セミナーでは、生協学生委員会において中心となる年代の人たちが集い、他大学の生協学生委員会の人たちと交流しながら勉強をするというものです。
まず始めに、上回生の人を中心にグループにわかれて、さまざまな議論をします。夜には分科会と言うものがおこなわれ、自分の興味がある議題の分科会の開催場所で再び論議をします。
最終日には4日間勉強してきて得られたものをグループ同士でプレゼンテーションをしてセミナーを通して勉強してきたものを確認できて、とても有意義なセミナーになったと思います。(情報理工学部3回生 S.T)
ボーンフリーファーム訪問研修
ボーンフリーファームは、大学生協の食堂で出食している「牛トロ丼」の故郷です。視察会では、牛トロの加工までを、まだ生きている牛の段階から牛トロになるまでの過程を追いました。その牛に触り、牛トロを食べ、こだわりを聞く過程で、私たちが生きていく上で必要不可欠な食について学びました。それは、命をいただくことに感謝しなければならないこと。もうひとつは、食の安全性です。私たちは、食についてもっと関心をもち、生活していくべきだと教えられました。
(情報理工学部3回生 T.N)
共済セミナー
共済セミナーでは何百人もの生協に関わる学生や職員さんが集まり、6人ほどのグループになって意見の共有をしたり、他大学での活動報告を聞いたりしました。とても熱意のある方が多く、とても刺激を受けました。それまで、漠然としか理解できていなかった共済についてや、組合員同士の助け合いが大切ということや、他にも様々な事を知ることができ、共済44本柱である「加入・給付・予防提案・報告」を進めていくのを目標に、これからの活動に生かせていければと思いました。(経営学部2回生 N.N)
平和・環境に関する活動
生協では、組合員のみなさんが平和に関するセミナーや活動に参加したり、環境問題にとりくんだりしています。
不戦の集い
「不戦の集い」は反戦と平和を誓う立命館大学のとりくみで、昨年度は12月6日にBKCで、12月7日に衣笠キャンパスで開かれました。12月8日は真珠湾攻撃のあった日で、太平洋戦争開戦の原因になったと言われています。立命館生協も理事が参加し、BKCのキャンパス内にある、嵐の中の母子像に献花しました。
この不戦の集いは昼の時間におこなわれ、たくさんの人がキャンパス内を歩いている時に、外の目立つ場所で開かれました。発言者はマイクを使って平和に関して述べていたので、たくさんの人の耳に平和についての言葉が聞こえたと思います。毎年おこなわれている不戦の集いは、平和の大切さを忘れがちな日本の学生にとって、改めてそれを認識させることのできる貴重な集いだと思います。 経済学部 3回生 D.T
Peace Now!
Peace Now! とは、生協がおこなっている平和について学ぶセミナーで、毎年夏季に広島・長崎・沖縄の3ヶ所でおこないます。各地でフィールドワークを通してさまざまな場所を訪れたり、グループディスカッションを通して平和とは何か、今私たちができることは何かを話あったりといったことをおこないます。また、立命館大学生協は、京都・滋賀・奈良の大学生協がおこなっている舞鶴でのPeace Now!にも参加しています。
私が今回参加した「Peace Now!沖縄」は、実際に見聞きするフィールドワークが中心で、沖縄を沖縄戦という面から様々な箇所を見て回ってきました。私が一番心に残ったことは沖縄戦を体験した方々の話を直接聞くことができたことです。文字ではわからない迫力や恐怖をひしひしと感じることができました。貴重な体験ができ、参加してよかったと思いました。経営学部 3回生 M.H
牛乳パック回収
生活店舗向上局では、食堂などの生協店舗で使用した牛乳やジュースの紙パックの回収活動をおこなっています。ユニオンスクエアの1階の食堂側の入り口に設置してある、巨大な牛乳パックの形をした箱が回収BOXです。定期的に牛乳パックを回収しています。
みなさんが牛乳パックを回収BOXに入れる際には中をすすぎ、開いて束ねて入れてください。
ゴミナビゲーター
ゴミナビゲーターとは新歓祭や学園祭で、ゴミの分別をみなさんにうながす活動です。環境サークルの方が主催し、学生委員会はそのお手伝いをしています。こういったイベントでは模擬店がたくさん出展されるため、大量のゴミが出ます。そういったゴミをきちんと分別し、イベントが終わった後にまとめて業者さんに回収してもらいます。誰かがしなければならない活動にも参加しているのです。
廃食油再利用
BKCの生協食堂から排出される廃食用油をバイオラボ株式会社に回収してもらい、バイオディーゼル燃料(e-OIL)へ再資源化、近江鉄道バスで利用し、バスを走らせるとりくみがスタートしました。大学への通学の足をバイオディーゼル燃料で走らせるという、環境への新たな試みが始まっています。
出発式の様子
6月5日火曜日、滋賀県庁本館正面玄関前にて、湖国を走るバイオ燃料「ボディ・ラッピングバス」出発式がおこなわれました。
これは産学官が一体となり、事業者から排出されるてんぷら油を使って、環境にやさしいバイオ燃料に精製してバスを走らせるとりくみです。
立命館生協では、BKCの食堂で使われた使用済みてんぷら油をこのプロジェクトに提供しています。
当日は、このプロジェクトをPRするために用意されたラッピングバスがお目見えし、滋賀県の嘉田知事をはじめ、学校法人立命館の副総長など関係者が出席して式典、テープカットがおこなわれました。
BKCのみなさんが通学で利用するバスが、いつも使っている食堂のてんぷら油を使って走っているということを、このラッピングバスを見たときは思い出してみてください。
新生活支援活動
受験宿泊
「受験宿泊」とは遠方から来る受験生をサポートする、宿泊の斡旋や相談会、試験会場まで送るといった活動です。受験生にとって慣れない土地での受験はさまざまな不安があるはず。そんな不安を取り除けるような活動です。具体的には、ホテルに到着した受験生をカウンターで対応したり、相談会を設けて個別の不安を解消したりなどをおこなっています。また、試験当日には、試験会場までスタッフが送り届けます。
学生相談員より
相談員をやることになった時、「自分で大丈夫なのか」などと思って少し不安だったのですが、受験生から「相談員がいてくれてよかった」「緊張がほぐれ、安心できた」などという声を聞き、相談員をやってよかったと思いました。理工学部 3回生 T.K
アンケートより
☆とてもリラックスして試験が受けられてよかったです。
☆ホテルから大学まで案内してくださって助かりました。
☆相談員の笑顔で安心できました。
☆ホテルでの説明があって、とてもよかったです。
☆ぜひ、来年以降も続けていってください。
☆相談員が学生だったので、話しやすくて安心できました。
☆合格できるようにがんばります。
☆相談員のみなさんの後輩になりたいです。
前日宿泊
アンケートより
☆交流会がとても楽しかったです
。
☆先輩のやさしさがうれしかったです。
☆友だちがたくさんできてよかったです。
☆来年からよろしくお願いします。
プレエントランス立命館DAY
「プレエントランス立命DAY」とは、特別入試で合格した新入生に、大学の雰囲気を感じてもらうために体験入学をしてもらう、大学主催の企画です。
生協ではリンクカフェテリアと存心館地下食堂に特設会場を設けて、新生活に必要な家具の展示・販売や下宿斡旋、生協共済加入カウンターの設置をおこないました。学生委員会も、会場の一角に学生生活相談カウンターを設け、新入生の相談にのりました。
特設会場スタッフ
プレエントランス立命DAY当日はたくさんの新入生が大学に集まりました。お昼時に食堂へ誘導したり、学生生活相談ブースで新入生の質問に答えたりしました。わずかながら新入生の力aになれたのではないかと思います。理工学部 3回生 N.S
アドバイザーズメール
「アドバイザーズメール」には、新入生からの不安や疑問がメールで送られてきました。それら1つひとつの質問に現役生がていねいに答えました。質問の内容はさまざまで、通学に関すること、下宿に関すること、講義に関すること、サークルに関すること、アルバイトに関することなど、これからの学生生活に関わる質問が多く送られてきました。メールということもあり、気軽に相談してくれていたように思います。やはり、入学前には大きい不安を抱いている新入生が多く、アドバイザーズメールを通して少しでも不安を解消することができたのではないかと思います。
不安いっぱいの新生活これを読めば、大丈夫!!
RUC 特別号
特別入学者歓迎号
RUC特別入学者歓迎号は、AO入試や指定校推薦、編入学などの一般入試とは異なる入試方式で合格した新入生向けに学生委員会が編集している冊子です。
この冊子は早ければ10月の終わりには合格者のもとに届きます。そのため作成は7月ごろから始まります。まず、「特別入試で合格した人は、どのような不安を持っているのか?」ということなどを考えながら、具体的な内容を考えていきました。一番力を入れたところは、特別入試で合格した先輩の意見を載せたことです。
私は特別入試で立命館大学に合格しました。この冊子を作るにあたって一番考えたことは、自分は合格が決まったとき、なにが不安だったか、なにが知りたかったということです。特別入試で合格した人は、一般入試で合格した人よりも入学まで多くの時間があります。その時間を自分はどのように使ったか、また使ったらよいかなど、実体験をもとに新入生の人たちにアドバイスすることができました!!経営学部 2回生 N.N
新入生歓迎特別号
RUC新入生歓迎特別号は4月から立命生となる新入生を対象に入学前や入学後の不安を解消してもらうために発行しています。また、それを読んでもらうことで、これからの大学生活への期待を膨らませてもらうことを目的としています。もちろんこの冊子は学生委員会のメンバーの手によって作られました。この冊子では、大学で利用する生協店舗の紹介や大学での講義の様子など大学での生活を安心して送れるように作成しました。また、中身を充実させるのはもちろんのこと、表紙写真の構図にまでこだわりました。
僕にも入学が決まったときにこの冊子が届き、とても参考になったので、次は僕が次の新入生の不安を解消してあげる番だと思い冊子を作っていきました。完璧なものができたとは思いませんが、アンケートから「大学生活が楽しみになった」、「不安が解消された」という声が聞かれるととてもうれしく思います。
ホント、新入生歓迎特別号様々でした!理工学部 2回生 R.U
アンケートより
☆たくさん知らないことがあるので熟読しました。大学生活に今からワクワクしています。
☆学生の目線から作られているのでわかりやすくてよかったです。
☆先輩たちのたくさんのアドバイスや経験談がこれから役に立ちそうで、こんな冊子を作ってくださってありがとうございます。
☆疑問に思っていたことが解消されました。大変役に立ってよかったです。
編集長より
RUC特別入学者歓迎号および、新入生歓迎特別号の作成にあたり、特に意識したことは、自分自身が新入生だったときに何が不安だったか、また、新しく始まる大学生活に向けて、どんなことが知りたかったかを思い出しながら作っていきました。このことは作成にあたったメンバー全員が意識してきたことです。そして、少しでもよいものができあがり、新入生のもとに届くように作成しました。これを読んだ新入生が新しい大学生活を楽しみに入学してくれていたら、とてもうれしいです。理工学部 3回生 N.S
新生活センター
新生活センターとは、入学して新たな生活が始まる新入生をサポートするための場のことです。2月17日から3月27日の間にリンクカフェテリアに特設会場を設けて、下宿斡旋や新生活に必要な家具の展示・販売、学生生活相談カウンターの設置などをおこないました。指定された日に下宿先までの家具の配達や、実際に学生が使用している教科書の展示、学部をより詳しく説明した学部パンフレットの作成もおこない、配布しました。
ひと足先に友だち作っちゃおう! 新入生歓迎パーティー
Welcome Campus Festa 2007
Welcome Campus Festa 2007では、新入生が入学するにあたってよりよいスタートができるように、友だちをつくったり、大学についてのさまざまな知識を学んでもらいました。参加者を班に分けてゲームやウォークラリーで交流しました。
スタッフは主に生協学生委員で、生協に関する知識のサポートもおこないます。パーティーをより活気のあるものにするために、一般の立命生にもスタッフとして参加してもらいます。このパーティーを通して新入生どうしの交流を深め、また必要な知識も学んでもらい、入学前の不安を少しでも取り除こうと毎年がんばっています。
実施要綱
BKC
2007年3月17日・19日
エポックホールにて
衣笠キャンパス
2007年3月24日・27日
諒友館地下食堂にて
僕はWelcome Campus Festa 2007に参加したことで、たくさんの友だちができました。大学生活での不安が消えたし、ひと足先にキャンパスライフを味わうことができました。そして、次は新入生を迎えるスタッフとしてがんばりたいと思います。理工学部 2回生 R.U
僕は今回Welcome Campus Festa 2007でスタッフとして参加しました。より楽しめる企画で新入生を迎えようと企画段階からスタッフで会議を重ねてきました。当日は新入生に楽しんでもらい、大学生活に向けて、よいスタートを切れるきっかけ作りになったと思います。情報理工学部 3回生 Y.H
特別入学者の集い 2008
特別入学者の集いは、4月から大学に入学する特別入学者(指定校推薦、AO入試など、一般入試以外の合格者)を対象とした、新入生歓迎企画です。特別入学者は、早くから入学が決定しているので、入学前に友だちを作ったり、大学生活の不安を先輩に相談したりする場として毎年多くの新入生に参加してもらっています。グループ対抗のゲームや、実際にキャンパス内を歩いて周るウォークラリー、友だちの輪を広げるフリートークなどの企画をおこないました。
実施要綱
衣笠キャンパス
2008年2月16日・18日
存心館E-Platz、諒友館地下食堂にて
BKC
2008年3月23日・25日
エポックホールにて
特別入学者の集い2008には予想を超えるたくさんの新入生が参加してくれました。そのおかげで大変盛り上がり、とても雰囲気のいいイベントになりました。この機会に仲よくなった新入生同士が、入学してからも友だちとして、仲よくしていってほしいと思います。
情報理工学部 3回生 S.T
リサイクル市
卒業生や在学生が不要になった家具類、電化製品などを新入生に優先的に安値で譲渡するリサイクル市というイベントが毎年おこなわれています。このリサイクル市の宣伝に毎年生協が協力しています。毎年生協の掲示板にポスターを貼ったり、リサイクル市の宣伝チラシを生協学生委員会がおこなう新入生歓迎パーティーで配布するという形で協力しました。
衣笠キャンパス
食堂編
存心館食堂
昨年同様に、組合員のみなさんに愛されるお店、職員でありたいと考えています。そして、今年度は、利用者の方々に「おいしい」「安い」「また、行きたい」「あのメニューが食べたい」と言ってもらえるような、話題になるお店にしたいと考えています。また、月ごとに企画の充実とリクエストメニューに応えた企画で組合員さんと共に楽しいお店ができるようがんばりたいと思います。
また、昨年、体育会のみなさんにご協力いただき、体育会学生の方々の栄養摂取状況を調査したところ、多くの学生さんが、スポーツ選手に必要とされる栄養素を十分に摂取できていない実態が明らかとなりました。よって今年は、この現状を踏まえたうえでさらに必要な内容を考慮し、よりよいサポートをおこなっていきたいと思います。
レストランカルム
お店のマンネリをなくし、みなさんを万全にむかえるために日替りランチの強化(複数展開、ボリューム重視)をしていきます。また、和風弁当を複数展開し、選んでもらえるようにします。さらに、お店を明るくトップクロスの変更などもしていきたいです。今後もがんばりますのでよろしくお願いします。
諒友館食堂
今後もパートと組合員さんとが一緒におこなう企画を展開していきたいです。そのためにも継続した組合員さんとの会話を大切にしていきます。
お店編
自転車屋
駐輪場のそばにある便利な自転車屋として気軽にご利用していただきたいです。
BKC
食堂編
ユニオンカフェテリア
今年度、ユニオンカフェテリアでは利用しやすいお店作りをすすめていきます。具体的にはメニューを大きく見直し、今まで多く提供してきた揚げ物商品から脱却していきます。そして、各メニューが温かいものは温かく、冷たいものは冷たくといった適温提供ができるように努力していきます。また、今後計画されている、ユニオンスクエア2Fのフードコートのスムーズなオープンにも力を入れていきたいと考えています。
ベーカリー
ベーカリーでは、今後予定されているユニオンスクエア2Fの全面フードコート化へのスムーズな移行ができるよう、準備をすすめていきます。
また、人気のデザートへも力を注いでいきたいと思います。
La-Pause
今後は、コンパなどでの利用を増やしていきたいと考えています。
お店編
ユニオンショップ
リンクスクエアにミールショップがオープンしたので、それによる混雑解消を目指していきたいです。また、利用者の目線に立ち、サービスの向上を図ると共に、ショップの再編もすすめていきたいです。そして、周知活動として他店と連携して情報交流をすすめていきたいと考えています。
リンクショップ
昨年度から始まった、メールによるリンクショップの情報発信をもっと知らせていきたいと思います。
APU
食堂の混雑は今すぐに改善できるものではないので長期的な視野をもって対処していきたいと思います。パシフィックカフェの内装は変更可能なので、できる限り利用者の意見を反映した快適なカフェを目指していきたいと思います。こういった意見はもちろん、組合員の意見にはこれからできる限りの範囲で一つずつ対処していきたいと思います。
学生総合共済
組合員さんが健康で安全な学生生活が送れるよう健康・安全・予防提案として「バイク無料診断会・自転車無料点検会」、栄養士さんによる「食生活相談会」、「健康チェック(骨密度・体脂肪測定・アルコールパッチテスト・ヤニ検査など)」を開催します。また学生総合共済に自分が加入しているかどうか知らない組合員さんが増えており、給付などの広報宣伝(機関誌)を強めて「給付もれ」をなくします。年間を通して学生総合共済と学生賠償責任保険の「加入」を呼びかけていきます。
組合員のみなさんが気軽に相談できる身近な窓口になるよう努めます。
立命館中学・高校
店長オリジナルメニュー、教職員大賞企画商品、留学生歓迎フェア(企画フェアはすでにスウェーデンフェアを実施)は継続しておこないますが、これらに加えてテイクアウトメニューを試行錯誤しながら展開していきます。今おこなっているテイクアウトはカツサンドです。
立命館宇治中学・高校
昼休みや放課後を有意義に過ごしてもらうため、気持ちいい対応を全職員が心掛ける。中学、高校なので、学校の規制もいろいろありますが、商品、メニュー等で満足していただけるよう、組合員さんの声を大切にしていきたいです。
守山店
・成長期の生徒の健やかな成長に必要な食品を品揃えします。
・野菜不足を補う食品もそろえます。
・勉学に必要なものを必要なだけそろえます。
以上のことを先生や生徒会と意見交換しながらお店作りをしていきます。
朱雀店
「みんなで作ろう! 朱雀店チャレンジYEAR!」と銘打ち、2008年度はスタッフ全員で、朱雀店をどんなお店にしていきたいのか考え、みんなで挑戦していく年にしたいと思います。大学院生さんや、教授方とも一緒に考え、挑戦していけるお店を目指します。
組織委員会
衣笠生協学生委員会
08年度の衣笠生協学生委員会は、「一致団結」をテーマとして、みんなで助け合い、協力して活動していきたいと考えています。生協学生委員会同士はもちろん、生協職員のみなさんや、組合員のみなさん、その他大勢の方とのコミュニケーションを大切にして、昨年度に引き続き「人とのつながり」を重視していきたいです。また、今年度の活動は、昨年度から引き継ぐものだけではなく、新たなことにも意欲的に挑戦していこうと思っています。
BKC生協学生委員会
BKC生協学生委員会の08年度の方針は、少ない人数であっても、できる範囲でがんばって活動することです。今までは学生委員会の人数が多くて、頻繁に活動できていたのですが、08年度から今までの半分くらいの人数になってしまいます。しかし、今までの活動経験から、これからもできる範囲内で一生懸命がんばっていきます。具体的には、BKC総合キャンパス整備計画が本格的に実現してきたので、それについて組合員のみなさんの意見を集めて、生活しやすい理想的なキャンパス作りを目指して活動していきます。
院生委員会
朱雀店は、昼食時間帯になると、多くの院生や教職員でにぎわいます。しかし、ビュッフェコーナー(食堂部分)のスペースが狭くて、昼時にはいつも長蛇の列ができています。昨年度は、この状態を改善するため、院生と朱雀店の職員さんで対策会議を実施し、すぐに買うことができる丼ものを置くなどの対策を講じてきました。しかし、新学期を迎え、公務研究科が新設されたこともあり、混雑は続いています。08年度は、職員さんとの懇談会を定期的に実施し、引き続きこの混雑について対策を考えるとともに、何か新しい企画も考えたいと思います。
留学生委員会
今年からは衣笠と合同に運営したり、他大学と共同作業をしたりして、充実な1年間を留学生に豊かな活動を体験させ、自分たちも大きな一歩踏み出そうと考えております。
従来のBKCという小さな枠を飛び越え、衣笠との合同運動会、地域留学生ネットワークで留学生のためのハンドブックの作成、また京都地域との関わりの活動も企画が進んでいます。特に京都学生祭典にもなんらかの形で関わりたいというのが今年の試みです。
活動内容
自動車部さんは、毎週土曜日に京都にある柊野総合グラウンドにて20~25人で活動しています。普段はガレージにある個人ではできないような設備の整った場所で、車の整備をしたり、ジムカーナなどができる練習場で整備した車で練習したりしています。サーキット走行会では本格的なサーキットで練習します。さらに、2、3ヶ月に1回大会があります。大会ではダートトライアルやジムカーナなどの種目で日本全国の大学を相手に戦っています。
撮影当日の様子
撮影当日は南草津駅から柊野総合グラウンドまで車で送迎していただきました。ガレージ内に飾ってある、大会で勝ち取った数々のトロフィーを見せてもらい感動しました。また、自動車部のガレージには新歓期ということもあって新入生が見学に来ていて、見学に来ている新入生のために個人の車のシビックによるサイドターンと後輪駆動に改造してあるレガシィによるドリフトを自分たちまで助手席にのって体験させていただきました。昼休憩の後には表紙に載っている大会用の部車の整備も見せていただきました。
自動車部さんからのひとこと
僕たち自動車部は全日本の試合で勝てるようにがんばっています。また、これからモータースポーツの季節になっていくので、いろいろな活動をどんどんしていきたいと思います。
MOT?
MOTとはManagement of Technologyの略で、技術経営のことです。1980年代の米国は高いレベルの基礎科学が事業化に結びつかないという課題がありました。カリフォルニア大学バークレー校のティース教授は、技術的イノベーションを起こした企業がなぜイノベーションから十分な見返りが得られないかを研究し、「最高の技術」を「最高の経営」と組み合わせ、製品やサービスを創出する必要があると示しました。その方法論がMOTです。
研究科の特徴
1.関西唯一の本格的MOT大学院
特定の産業や知財などに特化せず、MOTのあらゆる分野を網羅したカリキュラムです。技術戦略、マーケティング、アライアンス、知的財産管理、標準化戦略、技術・製品開発マネジメント、テクノロジーファイナンスなどを開講しています。また、全国でも珍しい博士課程後期課程を設置しています。
2.理論と実践を体現できる多様な教員
経験豊富なMOT実務経験者、海外大学での学位取得者・教育経験者、国内外の第一線で活躍中のコンサルタント、現役の弁護士、公認会計士など多様な経歴や専門分野を持った教員がそろっています。また、講義のゲストスピーカーとして、現場の第一線で活躍している実務家を年間40名ほど招聘しています。
3.社会人と一般学生の両方に対応
学部・大学院出身者と同時に社会人も受け入れています。講義はBKCに加えて、平日夜と土曜日に淀屋橋キャンパスでもおこなっています。
4.ジョイントディグリー制度
立命館大学大学院理工学研究科との連携により、3年で「工学または理学」と「技術経営」の2つの修士号を取得できます。
5.プラクティカム(課題解決型インターンシップ)
社会人経験の無い学生を対象とする実践的プログラムです。従来のインターンシップとは異なり、企業において解決すべき課題を設定します。教員の指導・助言のもとに3ヶ月以上の実習をおこない、受け入れ先企業に対して報告・提案等をおこないます。
教授からのひと声
・石田修一教授からのひとこと
これからの日本は「研究開発だけを一生懸命やっていても豊かにならない」という問題に直面していきます。こうした状況を変えていくには、企業や社会や産業の仕組みについて高度な知識を持った技術者がもっと活躍する必要があります。そのために立命館MOT大学院では、自分で開発した技術を自分で事業化できる人材を養成しています。文系の方にもぜひ関心を持っていただきたいですね。
MOT研究科 石田修一教授
学生の声
理工学部から進学しMOTを学んだことで、自分の視野が広がり、キャリアの選択も格段に広がりました。実際、都市銀行に内定が決まりました。勉強や就職活動は一般的に、理系・文系に区別されていますが、社会ではその両方の視点を持っている人が望まれているようです。プラクティカムでの体験や社会人学生との交流を通して、ビジネスの現場が実感できることも大きな魅力です。
MOT研究科M2 Y.T
今後の企画
在学生以外でも参加できる公開セミナーやイベントを開催しています。
・模擬講義&入試説明会
6月4日(水)18:30~
立命館アカデメイア@大阪 石田修一教授
6月10日(火)17:00~
BKC セントラルアーク3F 玄場公規教授
・CTOシリーズ ※6月から開催予定
CTOとは「Chief Technology Officer」の略で、最高技術責任者のことです。CTOは企業経営において、新規事業育成戦略、技術戦略・知財戦略・事業戦略の三位一体化、アライアンス、産学連携、イノベータ人材の育成などを全社戦略として推進する立場です。 大手メーカーのCTOに技術経営の実践事例について講義いただき、受講者同士でグループディスカッションし、見識を深めます。
※MOTに興味のある方には随時、詳しいご説明や施設見学、教員との面談希望などを承っています。お気軽にお問い合わせください。
問い合わせ先
事務室(BKC コアステーション1階)
電話:077-561-3421
e-mail:motkoho@st.ritsumei.ac.jp
この特集では、みなさん立命生の「08年度の意気込み」を紹介したいと思います。毎月みなさん立命生にどんどんRUCに載ってもらいたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
今月のテーマは!?「08年度の意気込み」
これから毎月みなさんにどんどんRUCに載ってもらいたいと考えていますので、載りたい方は左の連絡先までお願いします。
in 衣笠キャンパス
「単位を取る」
T.T
学部:政策科学部
回生:3回生 出身:愛知
「絶対新聞記者になる」
T.K
学部:テクノロジー・マネジメント研究科
回生:M1 出身:京都
「強くなる!!Life Guard!!」
おにぎり
学部:文学部
回生:2回生 出身:長野
「海渡る!!」
ゆい
学部:文学部
回生:2回生 出身:大阪
「車の免許を取る!!」
むー
学部:産業社会学部
回生:2回生 出身:愛知
「内面的成長」
土佐犬
学部:文学部
回生:2回生 出身:高知
in BKC
「資格獲る!!」
M.M
学部:情報理工学部
回生:2回生 出身:大阪
「味のある男になる!」
花京院
学部:情報理工学部
回生:2回生 出身:大阪
「雲まで飛ぶ ハングライダーで」
なる
学部:理工学部
回生:3回生 出身:岐阜
「友達をいっぱい作る!」
なっちゃん
学部:経営学部
回生:1回生 出身:京都
「積極的に!」
あゆ
学部:経営学部
回生:1回生 出身:兵庫
「勉強とあそびの両立!」
あやな
学部:経営学部
回生:1回生 出身:京都
載ってくれたみなさんありがとう!そしてRUCを読んでくれているみなさんありがとう!これからどんどんRUCにみなさんを載せていきたいと思いますのでよろしくね!!
新学期が始まり1ヶ月が経ち、そろそろ大学生活が落ち着いてきてアルバイトを始めるころかと思います。そこでこのコーナーでは、現在バイトをしている方に焦点をあててみました。アルバイトを始めたいなと思う方はぜひ参考にしてみてください♪
アルバイトをしている立命生に聞きました!
現在アルバイトをしている立命生にどのようなアルバイトをしているかを聞いてみました。
また、アルバイトをしている時に実際に起こった話を載せてみました。
人気のアルバイトランキング
第1位 飲食店
立命館大学の周辺には飲食店が多く、講義の帰りにアルバイトをして帰るという立命生が多いです。自宅生・下宿生共に飲食店のアルバイトは人気です。
第2位 コンビニエンスストア・スーパーマーケット
コンビニエンスストアは24時間営業のため時間を問わず、アルバイトをすることができます。場所もいろいろなところにあるため融通が利くようです。
第3位 塾講師・家庭教師
塾講師・家庭教師は生徒さんに教えることで自分の勉強にもなるので人気です。
実際にあったこんな話
飲食店で
たまに外国人が利用する飲食店のため、英語で説明することがあります。その日は私が対応することになったのですが、少しあたふたしてしまいました。しかし、お店のアルバイト仲間の仲がよくてとても働きやすいです。
コンビニで
その日私が働いている時間に急にブレーカーが落ちて、コンビニ内が真っ暗になり、お客さんもとても驚いていました。ブレーカーを上げたら明るくなったのでよかったです。
家庭教師で
私が教えている生徒さんは、自分の学力に不安抱いていたので、私が何とかしなきゃと、いろいろと対策を立てて教えました。今では自分の学力に自信が持てるようになったみたいで、とてもやりがいがあります。
立命生のアルバイトをしている割合は?
現在アルバイトしている立命生といていない立命生の割合を調べました。
今までアルバイトをしたことがある立命生は8割近くいましたが、このような割合でした。また、アルバイトをしている立命生は自宅生の方が多いみたいです。
学内でアルバイトを探すには?
学内でアルバイトをお探しのあなた! ここに載っている方法で探してみると、自分にあったバイトが見つかるかもしれないですよ♪
掲示板をチェック
衣笠キャンパス・BKCともに学生オフィスのそばには掲示板があります。
この掲示板には現在募集しているアルバイトの情報が貼り出されています。このアルバイトの申し込みは学生オフィスの窓口まで。
学生オフィスに行く
衣笠キャンパス
学生オフィスの場所は研心館の2階です。ここではアルバイトの申し込みができますが、掲示板に貼り出されているアルバイトはほんの一部で、主にインターネット上で掲載されています。在学生のページ内の学生生活サポートのアルバイトから情報を得られます。
BKC
学生オフィスの場所はセントラルアーク1階です。表の掲示板でしたいアルバイトを見つけて、学生オフィスで申し込んでください。
生協店舗のアルバイト
生協店舗ではユニオンカフェテリア、ユニオンショップ、シーキューブ、リンクショップでアルバイトの募集をしています。いつでも募集しているという訳ではありませんが、生協店舗付近にアルバイト募集の貼り紙がしている時がありますので探してみてください。詳しくはそれぞれの店舗の店長さんに聞いてみてください。
さて、ここでは今みなさんが読んでいるこのRUCが作られていく様子を紹介していきたいと思います。これを読めば、あなたもRUCマスターになれますよ。
RUCについて
RUCは両キャンパス合わせて6500部が毎月発行され、大学内のいろいろなところに置かれたり、生協のお店の入り口で配られたりしています。みなさんも目にしたら、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。
内容が決まるまで
RUCでは、毎月特集を10ページ分載せていますが、その内容は編集企画会議によって決められます。編集企画会議というと堅い感じがしますが、次に特集する内容を話し合い、こんなものが載っていたらいいな…といった意見を聞いていきます。みなさんもこんな特集が読んでみたいといったものがあれば、アンケートに書いたり、編集長に直接連絡したりしてみてください。自分で特集を考えて、書いて、形になっていくのはとても楽しいものですよ。
記事を作る
編集企画会議で採用され、特集は初めて作成に移ることができます。どこに文章が入り、どこに写真が入るということを決めるレイアウトを考え、それが決まったら、必要な写真を集めたり、文章を書いたりしていきます。
バックナンバーの紹介
今、紹介した記事ができあがるまでは、昨年の10月号で詳しく紹介しています。もっと知りたい方はそちらをお読みください。10月号だけでなく、バックナンバーは数に限りがありますが、差し上げることができます。ぜひ、ほしいという方は編集長までご連絡ください。
制作会社さんにお邪魔しました
京都市内にある株式会社きかんしコムさんにお邪魔しました。
RUCでよく目にする、かわいらしいイラストを描いている様子です。初めは紙に下書きし、それをスキャンしたものを元にパソコン上で描いていきます。
写真をRUCに載せられるように加工していきます。必要があれば写真をスキャンすることもあります。
イラスト、写真、文章をキレイに配置し、記事としての形を整えていく作業です。
ここまでで…
RUCのデータは全てできあがりました。これを印刷して、製本するとRUCが完成します。では、このデータを持って印刷会社さんに行ってみましょう!
印刷会社さんにお邪魔しました
先ほどお邪魔した制作会社さんから車で少し移動したところに印刷会社さんがあります。お茶を出していただき、少し休憩したところで、中を見学させていただきました。
ここでは、制作会社さんが作成したデータをチェックします。RUCは白黒なので、写真が美しく印刷されるように細かな調整をします。
この機械は印刷版を作る機械です。パソコンから送られたデータをもとに印刷版に焼き付けていきます。
焼き付けられた印刷版を印刷機にセットできるようにしあげていきます。
いよいよ印刷です。RUCは1枚の紙にたくさんのページが一度に印刷されていて、折りたたむとページ数がきれいに並ぶようになっています。
次は…
ここで印刷されたRUCの紙を製本会社さんに運びましょう。ここまで来たら、完成まであと一歩♪
製本会社さんにお邪魔しました
さぁ、いよいよ完成が近づいてきました。場所を製本会社さんに移して、完成まで見届けましょう!
運ばれた紙を折りたたんで綴じていきます。下に落とされているのは、足りないページがあったものです。
先の工程から流れてきたRUCは端を切り落とし、形を整えて完成です。
できあがったRUCはしっかりと梱包され、大学まで届けられます。
RUCの裏側はいかがでしたか? 今、みなさんが手にとって読んでいるRUCは実はこんなふうに作られていたんです。これを読んで少しでもRUCへの興味が高まってくれたら、とてもうれしいです。
ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。編集長 N.S
エクテンって?
エクテンとはエクステンションセンターの略のことです。エクステンションセンターは、衣笠キャンパス、BKC、朱雀キャンパスにそれぞれ設置された、キャリア開発と資格試験合格をサポートする機関のことです。経済的な負担を考慮し、受講料を極力おさえた講座を提供しています。進路に直結する国家資格をはじめ、専門職・キャリアアップのための講座、学科の特色を活かした多彩な講座を開講。 資格・検定では、全国でも高い合格実績を誇っています。
三大講座
1.公務員講座
エクテンとはエクステンションセンターの略のことです。エクステンションセンターは、衣笠キャンパス、BKC、朱雀キャンパスにそれぞれ設置された、キャリア開発と資格試験合格をサポートする機関のことです。経済的な負担を考慮し、受講料を極力おさえた講座を提供しています。進路に直結する国家資格をはじめ、専門職・キャリアアップのための講座、学科の特色を活かした多彩な講座を開講。 資格・検定では、全国でも高い合格実績を誇っています。
2.公認会計士講座
BKCでは、エクステンションセンターと(学)大原学園との提携により、2007年7月から学内にて大原簿記法律専門学校の会計士講座が受講可能となりました。また、衣笠キャンパスでは本格的な受験勉強に備えて各専門学校と提携したプログラム「大原本科生コース」(大原簿記法律専門学校)と「TAC本科生コース」(TAC株式会社)を特別提携料金で学ぶことができます。
3.ロースクール進学特別コース
衣笠キャンパスでは、1回生後期セメスターからはじまる「法曹・法律専門職講座」を開港しています。この講座は、法曹(裁判官・検察官・弁護士)、司法書士および行政書士志望者を対象とする基礎講座で、憲法入門コースにはじまり、六法を2回生後期セメスター終了時までに学習します。法曹志望者は、3回生から辰巳法律研究所京都校に通学するロースクール進学特別コースを受講するカリキュラムになっています。
エクテンのここがイイ
1.講師陣
第一線で活躍している専門家や実績のある専門機関のトップ講師など、確かなノウハウをもつ講師の先生方がそろっています。
本学教員や本学出身の実務家による個別重点指導もおこないます。
2.カリキュラム
資格試験の出題傾向や最新情報に基づいたカリキュラムを設置してあります。短期合格をめざし、試験科目に直接対応した講座内容で、無理なく学ぶことができます。
3.サポート
講座によってはDVDの貸し出しが可能。また個人専用の学習ブース(選抜制)や資料室、VTR学習室などのスペースも提供しています。
4.奨学金
難関分野の試験合格をめざす学生などを対象とした給付型の奨学金制度を設置しています。資格・能力修得を奨励する多彩な奨学金が用意されています。
BKC開講講座
衣笠キャンパス開講講座
難関試験合格実績
年度 | 98 | 99 | 00 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 合 計 |
司法試験 | 6 | 13 | 13 | 12 | 18 | 9 | 24 | 26 | 33 | 65 | 219 |
国家公務員 試験Ⅰ種 |
9 | 7 | 16 | 16 | 22 | 31 | 36 | 42 | 44 | 31 | 254 |
公認会計士 | 12 | 17 | 14 | 12 | 24 | 16 | 40 | 29 | 31 | 50 | 245 |
外務省 専門職 |
3 | 3 | 4 | 1 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 1 | 20 |
裁判所 事務官Ⅰ種 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 |
家庭裁判所 調査官補Ⅰ種 |
2 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 | 2 | 13 |
弁護士 | 0 | 2 | 2 | 0 | 4 | 12 | 10 | 9 | 9 | 9 | 57 |
国家公務員 試験Ⅱ種 |
216 | 175 | 169 | 213 | 247 | 224 | 180 | 146 | 132 | 137 | 1839 |
裁判所 事務官Ⅱ種 |
17 | 22 | 16 | 15 | 16 | 11 | 14 | 21 | 26 | 49 | 209 |
合 計 | 265 | 239 | 235 | 270 | 336 | 308 | 309 | 277 | 276 | 345 | 2860 |
快適な学びの場
衣笠キャンパス
受講生向けに、復習や欠席したときに役立つ講座DVDの貸し出しを進路就職ライブラリーのカウンターでおこなっています。またDVD学習室も設置しているので、キャンパス内でDVDを使った学習が可能です。
BKC
BKCでは講座DVDの貸出をエクステンションセンターの窓口でおこなっています。ユニオンスクエア2階の事務室には資格に関わる資料を取りそろえた、独自の資料室が設置されています。また、昨年開設した公認会計士オフィス(コラーニングハウスIII 1階)には、会計士講座専用の自習室、ロッカー、DVD市長室が併設され、専任講師による学習相談もおこなっています。
Webクリエーター
Webクリエーター講座の内容は、左にある写真のテキスト(上級・初級)2冊を使用します。
まず、前半の講義で先生がWebに関しての知識や作り方を教えてくれます。そして、後半の講義で実際にテキストについている演習問題をこなしていき、より早く、そしてより正確にホームページを作成する練習をします。そして、全ての講義が終了した後に、Webクリエーターの試験を受験します。学校で受けられるので手軽に受験できます。
私の受けたWebクリエーター講座は、夏休みに1週間ほど開講される講座です。普段、取得したくても学校の講義などで忙しく、なかなか取ることが難しいけれど、長期休暇を利用して受講するためよかったです。情報理工学部3回生 T.N
申し込み方法
Step1
まずは講座のガイダンスに出席します。ガイダンスが開催されていない場合は、エクステンションセンターの窓口または募集要項で確認しましょう。
Step2
エクステンションセンターの窓口で配布されている受講申込用紙を受け取ります。
Step3
ゆうちょ銀行にて講座の受講料を振り込み、受領証明書を申し込み用紙に貼付し、エクステンションセンターの窓口に持って行きます。
Step4
受講証を窓口でもらい、手続きは完了です。
既に始まっている場合
自分の受講したい講座が既に始まってしまっている場合でもあきらめる必要は全くありません。定員に達していなければ途中からでも受講することは可能です。その場合、受講できなかった講義分は先ほど説明した講義DVDを借りて学習すれば大丈夫です。この場合、授業料は講座によって取りあつかいが異なるので、窓口で相談しましょう。
申し込み場所
衣笠キャンパス
窓口開室時間(セメスター中)
月~金 10:00~18:00
土 10:00~17:00
電話番号:075-645-8297
BKC
窓口開室時間(セメスター中)
〈ユニオンスクエア2F〉
月~金 10:00~19:30
土 10:00~17:00
電話番号:077-561-2853
〈公認会計士オフィス〉
月~金 10:00~17:30
電話番号:077-561-4976
みなさん新生活にはもう慣れてきましたか? 春は果物がおいしい季節です。そこで今月は簡単にできちゃうお料理と一緒に、お家で簡単に作れるお菓子も紹介したいとおもいます♪ 通常のShall We Cook?にあわせて、食後のデザートに1品作ってみてください☆
いちご大福
材料(6個分)
いちご…6粒
白玉粉…125g
砂糖…125g
水…175cc
片栗粉…少々
あんこ(こしあん)…適量
作り方
ワンポイントアドバイス
あらかじめいちごのへたをとり、へたの部分にあんこをかぶせておくと、餅に包むときに包みやすくなります。
パイナップルゼリー
材料(3個分)
パイナップルジュース(100%)…300cc
ゼラチン板…5枚
砂糖…125g
いちご…6粒
作り方
ワンポイントアドバイス
最後にのせるフルーツはお好みで変えてもGood。
生のパイナップルやキウイフルーツはゼラチンが固まるのを妨げる可能性もあるので注意してください。
いちごカスタードタルト
材料(9個分)
市販のタルト型…9個
いちご…9粒
コーンスターチ…大さじ1
小麦粉…大さじ1
砂糖…20g
卵黄…1個
牛乳…100cc
バター…5g
バニラエッセンス…適量
作り方
ワンポイントアドバイス
カスタードクリームがかたまりにならないように、電子レンジであたためた後は、まんべんなくよく混ぜるようにしましょう。
このコーナーでは下宿でも、簡単に作れるレシピを紹介していきます。今回は野菜あんかけチャーハンと豚肉の2色巻きです。ぜひ、みなさんも作ってみてくださいね。
豚肉の2色巻き
材料(1人分)
豚肉(冷しゃぶ用)…4枚
にんじん…1/5本
いんげん豆…8本
ポン酢…適量
作り方
栄養士さんのコメント
ビタミンB1が牛肉の約10倍という豊富さが豚肉の栄養特性です。B1は、ご飯やパンに含まれる糖質の分解を助け、エネルギーにかえるという大切な働きをします。アスリートにおすすめ!また脳の中枢神経や手足の抹消神経の機能を維持する働きをします。不足すると集中力低下、疲労感、気分が優れないなどの症状が現れます。お米が主食の日本人のとって不可欠な栄養素です。
栄養士 奥井智美
野菜あんかけチャーハン
材料(1人分)
ごはん…お茶碗1杯
たまご…1個
にんじん…1/6本
たまねぎ…1/4個
キャベツ…1枚
たけのこの細切り…適量
ピーマン…1個
塩コショウ…適量
しょうゆ…適量
水…1/2カップ
水溶き片栗粉…大さじ2
だしの素…5g
作り方
栄養士さんのコメント
卵のたんぱく質の栄養価は食品中で最高です。ビタミン類はCを除いて、まんべんなく含まれています。特に、卵白にはビタミン 、卵黄にはビタミンAやB群、記憶や知能を向上させ、老化を防ぐレシチンが目立ちます。組み合わせのポイントはビタミンCを多く含むピーマンやトマト、じゃがいもなどと一緒に食べ合わせてみましょう。
栄養士 奥井智美
このコーナーでは、生協の活動や、店舗紹介をしていきます!あまり知られていない生協の活動や、店舗の紹介などを通じて、生協のことにより詳しくなっちゃおう♪ここでの情報が、みなさんのキャンパスライフに役立つこと間違いなし!! しっかりチェックして利用してくださいね♪
総代会とは?
総代会とは、生協組合員の代表(総代)が生協の1年間の活動方針などを決める、生協最大の会議です。この総代会で生協理事などの各種役員が選出されたり、予算の承認がおこなわれたりします。議決権は総代にしかありませんが、組合員なら誰でもオブザーバー(傍聴人)として参加できます。
総代って?
他の小規模な大学生協では、「総会」といって、全組合員が出席します。しかし、立命館生協は組合員が多いため、「総代」という、組合員の代表を選んで、「総会」ではなく「総代会」をおこないます。総代は総代会での議決権を持ちます。各選挙区(学部など)から決められた人数が組合員の代表者として総代になります。
総代会の会議で話合うことや、立命館生協の現状については議案書に書かれています。総代会は、議案書に沿って進行するため、生協についてあまり詳しくなくても安心です。立命館生協の議案書は、RUCのように写真入りで見やすく作られています。また、当日参加する人に配布されるだけではなくて、RUCと同じように、生協の施設などで配布されているので、総代会に参加できない人も手にすることができます。
2008年度 第82回立命館生協通常総代会は5/24(土)です。
時間
15:00~
場所
衣笠キャンパス諒友館地下 カフェROSSO
こんにちは。爽やかな季節になってきましたね。新学期のあわただしさもひとまず落ち着いてきたのではないでしょうか。ゴールデンウィークや空き時間に本を読んでみませんか? 今回の読書百遍では「新書」を紹介していきたいと思います。
新書ってなぁに?
そもそも新書とはどのようなものなのでしょうか。新書というのはジャンルをさすものではなく、173の大きさの「新書判」の本ならすべて新書であるといえます。
新書は大きく2種類にわけることができます。1つは「教養新書」と呼ばれるもので、教養や社会問題など学術的な種類の内容のものです。もう1つは「実用新書」と呼ばれるもので、実用書やハウツー本といわれる手引書などがこの種類の内容のものです。
新書の魅力
新書の魅力は、1冊の本で1つのテーマを取り上げているため、種類が豊富にあり、探している本を選びやすいという点があげられます。初めて知る世界についての初めの1冊としても有効ですし、不得意な分野を知るための入門書としてもおすすめです。
そして、書き下ろしの作品がほとんどであるため、社会問題など今の世の中についてタイムリーに詳しく知ることができる点も新書の魅力としてあげられます。
若者の法則
何で電車の中でお化粧したり、ものを食べたりするのか。今どきの若者の、一見理解不能・非常識とも思える行動の奥に隠された、若者なりの論理を精神科医の視点で綴っています。
身近な話題ばかりでとても読みやすく、私たちの世代からみても新しい発見がたくさんある1冊になっています。新書にとっつきにくさを感じている人にも、ぜひおすすめです。
著 者:香山リカ
出版社:岩波新書
「むなしさ」の心理学
なぜ満たされないのか
日々の生活の中でむなしさを感じたことはありませんか? むなしさとは、私たちの人生に何が欠けているかを告げ知らせてくれる貴重なメッセージだと著者は伝えています。自分が感じたむなしさから目を逸らさずに向き合うことで内に秘められている何か大切なものに気づくことができる1冊です。
著 者:諸富 祥彦
出版社:講談社現代新書
ニュースの言葉―日本の世界と今がわかる
イラク、北朝鮮をはじめ世界はもちろん、憲法や自衛隊派遣で日本も大きく揺れる今日。ニュース用語は日々の動きを理解するのに欠かせません。ニュースに頻繁に登場する実はどういうものかよく知らないという用語を、事件・できごとと関連づけながら、やさしく解説しています。
毎日中学生新聞編集部
岩波書店
BKCのリンクスエア1階にあるリンクショップでは、毎月様々なフェアをおこなっています。今月のフェアは、初夏の風の中、サイクリングを楽しむ本を紹介する「自転車を楽しむフェア」、大学生が読んでいる作家の最初に読んでみたい1冊をピックアップしておすすめする「大学生が読んでいる作家フェア」、最近話題の作家の本を紹介する「注目作家フェア」などです。他にもいくつかのフェアがあり、学生がおこなっているフェアもありますので、リンクショップを訪れた際にはぜひ見てくださいね。
みなさん今月の読書百遍はいかがでしたか? 普段あまり本を読まない人や小説しか読まない人も、これを機に新書を読んでみてくださいね。今、学んでいる分野にとらわれず、興味のある分野をどんどん開拓してみてはいかがでしょうか?
衣笠キャンパスとBKCで100人にアンケートを実施しました。今回はみなさんにもなじみの深い食堂にまつわるアンケートです!!
質問内容は、食堂メニューに『刺身』は欲しいか?についてです。食堂でまさに食事中の人を直撃したりもしました。みなさん、ご協力ありがとうございました!! アンケート結果は、次の通りです☆
アンケート結果『食堂に刺身は欲しいですか?』
YESの方に聞きました!!
『種類は何がいいですか?』
1位 まぐろ(17人)
2位 サーモン(11人)
3位 いか(9人)
4位 たこ(4人)
5位 えび、はまち(3人)
(複数回答可)
以下、かんぱち、ブリ、かつお、など…
NOの方に聞きました!!
『なぜ欲しくないのですか?』
1位 鮮度、衛生面(34人)
2位 お昼から食べない(14人)
3位 わざわざ食堂で食べない(12人)
4位 値段が高そう(8人)
5位 好きじゃない(7人)
(複数回答可)
以下、生臭そう、ネギトロ丼などがあるから十分、など…
他にも、「ユッケが食べたい♪」や「お寿司なら食べたい!!」など、生ものつながりとしての少数意見もありました。あれば食べる!! という人も。また、いくらぐらいなら買って食べるかも聞いたところ、刺身の種類にもよるが、200円ほどなら…というのが一番多かったです。
著者:智東 与志文
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足立がプロ野球で辿った道は、典雄が予想していたものとは比べられないほど、過酷で短いものだった。
最初の年は良かった。足立は身体をプロのそれに改造するためのトレーニングを積み、シーズン終盤には、二軍戦のマウンドに登った。この頃は典雄も、来年は一軍での登板が見られるかもしれない、などと考えていた。
しかし、二年目の始めに、足立はつまづいた。春先の試合での登板後、肩に痛みを覚え病院へ。症状はかなり悪く、そのまま手術へ。結局、そのシーズンをリハビリのみで過ごした。そして、秋のキャンプで、彼は内野手への転向を命じられた。
三年目、足立に上がり目がないのは、典雄が贔屓目に見ても明らかだった。試合に出ることも稀なまま、シーズンはあっという間に終了。そして、彼は解雇された。
足立は、ついに一軍のゲームに出場することができなかったのだ。地元の人々や関係者にとっては、まさか、としか言い様のない結果だった。
足立のその後については、よく知らない。どこかでサラリーマンをしているという話が一番有力だったが、正確な会社名などは耳に入ってこなかった。彼に連絡して聞こうとすれば、それは簡単にできたのだろう。だが、典雄にはできなかった。
引け目があったのだ。彼が投手を続けることを決定づけたのは、他ならぬ自分だ、そう典雄は考え続けている。当然、そうではない可能性もある。彼は自分で判断を下し、投手としてプロ生活を始めたのかもしれない。そう考える方が自然だという見方もあるだろう。しかし、自分が大きな後押しを加えてしまったのではないか、という想いは消すことができない。感情的には、典雄自身が手を下したも同然なのだ。最初から野手としてスタートしていれば、もしかして……、そんな考えばかりが、いつも典雄の心を霧のように渦巻いていたのである。
そして、典雄の方も、野球からは遠ざかっていた。足立が解雇された二年後、違う学校への転勤が決まった。移った先で、野球部を受け持つことはなかった。拒否したのだ。自分が面倒を見ていた生徒、それも飛びっきりに優秀だった生徒の人生を狂わせた男に、そんな資格はない。典雄は自分を責め続け、また、空想の中の足立を追い続けた。
そして今、典雄の前には、再び「足立光宏」の名前がある。その名前と、今さら再会するとは思わなかった。しかも、こんなところで。
それは、新聞記事だった。最近発足した、野球の独立リーグに関する特集記事だ。独立リーグとは、プロ野球とは別に、地方の小都市などで行われている新しい野球リーグを指す。その規模はまだまだ小さいが、最近では独立リーグからプロへと進む選手が登場するなど、徐々に注目を集めはじめていた。
足立の名前は、記事の最後にあった。
なお、事務局の青野氏は「元プロ選手からの参加も募りたいと思っている。その第一弾として、足立光宏選手などの入団が決定しています。これを皮切りに、プロ野球とも交流を深めていきたい」と意気込んでいる。
「野球……続けていたのか」
いつの間にか後輩もいなくなり、一人になった休憩室。典雄は、不思議な気持ちを感じていた。それは、生き別れになっていた家族と再会したような気持ちに似ている。懐かしさと戸惑いが、混ざりあっていた。
「今度、観にいってみようかな……足立を」
典雄が呟いたその時、チャイムが鳴った。