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立命館大学出身の作家特集
 長い夏休みが明け、学園祭も終わり、ふと気がつけば、もう冬休みですね。みなさんはこの夏何か本を読みましたか? 読んだ人も読まなかった人も、冬こそはゆっくり本を読みましょう。今回は、私たちの先輩にあたる4人の作家を紹介します。これを機に、さまざまなジャンルの本にも手を伸ばしてみてくださいね。

立命館大学出身の作家特集◆白川 静◆

 福井市生まれの漢文学者。立命館大学法文学部漢文学科卒業後、立命館大学予科教授、立命館大学専門部教授、文学部助教授、文学部教授、大阪大学文学部講師として活躍。昭和37年に橋本循、吉川幸次郎博士に勧められて、[興の研究]を京都大学に博士論文として提出し、文学博士の学位を授かる。その後、平成18年10月30日に内臓疾患により死去するまで精力的な研究活動を続けた。

作品名:字統
出版社:平凡社


主な著作

『白川静著作集』(全12巻)
『説文新義』(全8巻)
『字統』『字訓』『字通』
『甲骨文の世界窶伯テ代殷王朝の構造』
『漢字百話』など

コウ(カウ)
さいわい・ねがう
 窶博闃Bの形。字は明らかに手械の象。
 罪人を執えるを執、報復罪を加えることを報という。
 幸はもと僥倖の意に用い、「朝に幸位なく、民に幸生なし」とは、僥倖をもってことを望みがたい意。

 

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