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読書の秋

 今年も秋がやってきました。秋といったらやっぱり「読書の秋」!皆さんも本が読みたくなってきたのではないでしょうか?今回は「読書の秋」にぴったりの小説を用意いたしました。青春、ミステリー、読書の秋にぴったりの題材だと思います。普段目を通すことの少ない古典、童話もこの秋の夜長にしっぽりと読んでみてはいかがでしょう。この秋ならではをお楽しみください。

 

青春

砂漠
  麻雀にボウリング、海にキックボクシング!!まさに、大学生活のすべてを詰め込んだ1冊。バカ騒ぎして調子乗って、そんでもって痛い目みる。大学生は楽しいだけじゃない、辛いことも、やるせないこともある。それでも立ち直って、笑顔で卒業するために毎日を過ごしていく。そんな春夏秋冬に胸を踊らせる夜も、たまにはいいじゃないか!読めばきっと「マジかよっ!?こんな大学生活送りたかった(泣)」と君は言う………なんてことはまるでない(笑)。

タイトル:砂漠
作者:伊坂幸太郎



ミステリー

ゴーレムの檻
  本書はミステリー好きの博物学者、宇佐見護博士が謎を解いていく、連編小説である。この小説の主人公である宇佐見博士は、謎解きの合間に、度々幻想の世界に行ってしまう。なんとも有り得ない設定だが、彼が幻想の世界で得たヒントは、現実世界の謎を解く上でキチンと重要な役割を担っているところが面白い。M・C・エッシャーの絵画が現実化した世界、世界を閉じ込めようとする男など、突拍子もないアイディアが産み出す、見事な「理論」を体感してほしい。

タイトル:ゴーレムの檻
作者:柄刀一



古典

竹取物語
  10月といえば“月”ですね。「今は昔竹取りの翁といふものありけり」そんな懐かしい文句と共に、お月見をするなんてのも、なかなか乙なものではないでしょうか?普段なかなか読む機会のない古典も、シチュエーションさえピッタリならすっと頭に入ってくるかもしれません。…それはそうと、かぐや姫ってかなり意地悪ですよね。求婚者としては「ゴメン、あなたとは結婚出来ない」って面向かって言われた方が、すっきり諦められると感じるのは僕だけなのでしょうか??

タイトル:竹取物語
作者:不明



童話

Never-ending-story
  こどものころ、枕元にそっと明かりをつけて、親の足音にビクビクしながらも、夢中になって徹夜で本を読んだ。そんな気持ちを思い出すことの出来る1冊がこちら。本の表紙が物語中に出てくるものと同じだったときには、思わず顔をあげ、辺りを確認してしまいました。こども心に「Never-ending-storyなのに一晩で終わってしまうなんて!!」と憤慨したことも、今ではいい思い出です。大学生になった今こそ、純粋に読書をすることの楽しみを思い出してみてください。

タイトル:Never-ending-story
作者:ミヒャエル・エンデ



 

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