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熱いぞ!!芸人本特集!!

 今月の読書百遍では芸人が書いた本を特集しました。メディアで話題に挙がるものの、読んだことはないという人は多いのではないでしょうか。読書の秋はまだまだ続きます。
  これを機会にぜひ読んでみてください。

 

ドロップ
 品川庄治の品川裕が自分の高校時代の経験をもとに書いた小説。優等生のヒロシが不良になりたくて公立高校へ転校したことで個性あふれる仲間と出会い、ケンカに恋に明け暮れる毎日を過ごす。仲間割れや強敵とのケンカ、信頼する人の死などを通して成長していくヒロシの姿が軽快なテンポで描かれている。

著 書:品川ヒロシ
出版社:リトルモア


ホームレス中学生
 お笑いコンビ麒麟の田村裕の自叙伝である。突然、父親に解散と言われ家族がばらばらになり、公園で暮らす田村裕のさまざまな物語がつづられており、家族愛や兄弟愛、人との出会いや普段ある物の大切さを改めて感じさせられる作品になっている。

著 者:田村裕
出版社:ワニブックス


佐賀のがばいばあちゃん
 元B&Bの島田洋七が自分の幼少期の経験をもとにした作品。主人公の昭広は佐賀の田舎に預けられ、そこで陽気で明るい、そしてとても貧乏なばあちゃんに育てられる。そんなばあちゃんの、さまざまながばい(佐賀弁ですごいという意味)エピソードがつづられた読んでいてとてもポジティブになれる一作である。

著 書:島田洋七
出版社:徳間書店


陰日向に咲く
 さまざまなキャラクターを演じる一人芝居をネタにする劇団ひとりらしく、5篇の短編小説の主人公たちは、全員がどこか世間とずれていて、滑稽にすら思える。だが、彼らにはしっかりした思いや考えがあり、真剣に生きている。そんな世間の陽の目をみない陰を歩む人物たちを巧みな心情描写で描いた作品となっている。

著 書:劇団ひとり
出版社:幻冬舎


松本人志の怒り 青版
 ダウンタウンの松本人志が今の時代、今の社会への怒りをぶちまけた一作。機能が多すぎて使いづらい家電、挨拶ができない人、性について…怒りの対象はさまざまである。そして、その怒りのポイントも思わぬ点であったりするが、しっかり的をえている。「そういえばそうだなぁ…」と何度も頷いてしまうそんな作品である。

著 書:松本人志
出版社:集英社


バカポジティブ
 関根勤の今までの経験から素直に内容が書かれていて、ネガティブな人や気持ちが沈んでいる人でも読めばどこか肩の荷が下りるような一作である。何気ない大切なことがわかりやすく、読みやすい文で書かれていてとても納得、共感できる作品だ。

著 書:関根勤
出版社:マガジンハウス


芸人はお笑いだけじゃない!!「芸」がある。それが芸人だ!!


 

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