ナビゲーションをスキップ

web RUC/Ritsumeikan University Coop Canpus Communicatuon Magazine

タバコについて知る

THEパッケージ

 タバコのパッケージには喫煙の危険性とマナーを守るように促す表記がされています。
  具体的にどんなことが書かれているのか見てみましょう。

(表) 喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。  疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。
(裏)  タバコの煙は、あなたの周りの人、特に乳幼児、子供、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼします。喫煙の際には、周りの人の迷惑にならないようにしましょう。


 この上記のようにタバコのパッケージには喫煙の健康面での危険性と、周りへ及ぼす危険性を注意する文が必ず書かれています。以前は表記されていなかったのですが、数年前から表記することが義務付けられました。
  タバコの吸いすぎや、タバコによる非喫煙者への悪影響を防止することで、健康やマナーを守ろうとする取り組みです。
  学生のうちはまだ体が成長段階なので、タバコの吸いすぎは今後の人生に大きく関わってきます。マナーを守りながら、吸いすぎに注意しましょう。理工学部 1回 E

 

喫煙者vs非喫煙者

 喫煙者と非喫煙者がタバコについて語り合いました。タバコについて両者がどう思っているのか、マナーについてどう考えているのか、両者の考えを聞いてみてください。

イチバ:2008年9月から立命館大学のキャンパス内に喫煙シェルターが設置されることになったよね。それにともない灰皿や喫煙スペースもなくなったけど、それで何か変化は感じられる?
ヒガ:灰皿が無くなったからか、色々なところで歩きタバコやポイ捨てが増えたように思う。もっと周りの迷惑を考えてほしいよ。
イチバ:僕は自分の部屋がもう喫煙シェルターみたいな感覚になっている。友達の部屋で遊ぶ時なんかもタバコは吸うけど、タバコを吸わない友達の部屋とか嫌煙者の前では吸わないようにしている。
ウシ:うん、僕も自分の部屋で吸うことはあるけど人の部屋ではベランダなんか屋外に出るようにしている。皆で遊びに行く時もタバコを吸わない人がいるときは皆から離れて吸うようにしている。
イチバ:JRの琵琶湖線をよく使うのんだけど、駅のホームで吸っている人を見かける。子どもとかもいるのに危ないなっていつも思うよ。
ヒガ:それは本当に良くないと思う。やっぱ公共の場では喫煙スペースに行くなり、気を付けるべきだよね。携帯灰皿も持っていなくてポイ捨てするのとかは本当ありえないと思う。
コクボ:赤信号で止まった時とか車の中から捨てるのもたまに見るけど、無いよね~。
ヒガ:近くの空き地でタバコのポイ捨てが原因で火事になり大惨事になりかけたこともあったので、タバコのポイ捨てはそういう事故の引き金になりうることをしっかり理解してほしい。
イチバ:そういうボヤ騒ぎってBKCでもあったよね。

~キャンパスごとの特徴~
イチバ:衣笠ってキャンパスに女の子が多いから喫煙者が少ないイメージなんだけど、実際どう?
ウシ:いや、少ないことはない。喫煙所でも結構吸っている子を見るよ。
ヒガ:喫煙者数はおそらく衣笠キャンパスよりBKCの方が多いよね。
イチバ:だからシェルターも多いのかな。でも、シェルターまで行くのが面倒でポイ捨てとか増えそうだよね。BKCだったら駐輪場から主要な建物まで5分から10分位かかる。これはタバコ1本分を吸いきる位の時間なんだよね。朝の人が少ない時なんかは歩きタバコ禁止の垂れ幕を見ながらいけないと思いつつも、つい歩きながら吸ってしまう。
ウシ:昔、灰皿があった場所で吸って、灰皿がないから溝に捨てるって言うのを見かけるようになった。CMであったように、溝って1番拾いにくいよね。
イチバ:あの広告うまいよね。「マナーを守れ」って訴えかけられている感じがする。
タバコを吸っちゃいけない場所でも誰か1人が吸いだしたらそれを見て吸ってしまうよね。
吸う人の気持ちも吸わない人の気持ちも分かるんだよね。吸わない人はそのまま人生を終えてほしいと思う。
ヒガ:保健センターでもタバコに関する取り組みをしているよね。学生の皆にもタバコの害などをもっと知ってほしい。吸っている人も吸わない人への迷惑を考えてタバコを吸ってほしい。最低限のモラルだよね。
ウシ:やっぱり、タバコを吸うことで人に迷惑をかけるということは避けるべき。吸う人も周りの事を考えるのが1番大事だよね。
コクボ:うん、受動喫煙など吸ってない人にも影響あることちゃんと理解していてほしい。
イチバ:僕は吸いすぎで肺炎にもなったよ。吸う人は自己管理ができないといけない。ぜんそく持ちの人の前で吸ったら大変なことになるかもしれない。
全員:やっぱモラルですよね~。

 

ヤニケンって知っていますか?

 自分の体内にタバコに含まれている成分であるタールがどの位蓄積されているのかを測定するヤニケンという道具があります。年2回おこなわれる食生活相談会で検査することができます。

●検査の仕方●

 タバコを吸うと体内にタールが入っていきます。
 ヤニケンとは体内のタールを唾液から判定するもので、使い方は指に唾液をつけ、それを試薬にぬり色がどう変化するかで判定します。判定は付属の判定表と色を見比べておこないます。

 ヤニケンで出る結果の色は茶色に近いほど喫煙常習者ということを表します。このヤニケンは受動喫煙でのタールの摂取に対しても反応するので、非喫煙者だから反応が出ないというわけではありません。

食生活相談会
  私たち生協学生員会では衣笠キャンパスでもBKCでも春と秋の年に2回食生活相談会というものを開催しています。そこで、ヤニケンもおこなっているので、ぜひ参加してください。

 

社説

 タバコを愛してるTさんの、タバコに関する考えをまとめてもらいました。タバコの危険性や、吸うからには守らなければならないマナーをどう捉えているのでしょうか?
  実際に吸っている人からの視点で、タバコについて述べてもらいました。

 

経験者は語る~タバコのこわさ~
 タバコを吸いはじめたきっかけはストレスでした。精神的に落ち着く1番楽な方法が自分にとってタバコだったからです。しかし、タバコを吸いはじめてからカラオケに行っても今まで出ていた高音が出なくなり、他にもいろいろな面で悪影響が出てきました。
 スポーツをしていてもそれを感じますし、ご飯も今までよりも美味しいと感じなくなりました。
 毎日たくさん吸うようになってからは他人に迷惑をかけないようにしないといけなくなりました。
 タバコは周囲の人たちにとって害でしかないので、喫煙者は十二分に気を付けて、マナーを守らなければなりません。私はいつも携帯灰皿を持ち歩き、ポイ捨てしないようにしていますし、シェルターができてからはシェルターでしか吸わないように気を付けています。
 タバコはよく『百害あって一利なし』と言われますが、私はそう思えません。事実喫煙は大昔からの歴史があり、もしそうならば今はもうタバコが存在しないはずです。私の場合は息抜きでタバコを吸うのですが、喫煙者は皆何かしらの理由で吸っているのだと思います。だからこそ、マナーを守って、喫煙を楽しんでほしいと思います。経済学部 3回 T

 

前へ戻るSITE TOP