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持込容器利用プロジェクト「StaSta」大好評稼動中!!

持ち込み容器でお得に。エコに。
Dream Cross Cafe
Bakery

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オリジナルブレンドコーヒー ¥120~
カフェラテ ¥170~
カフェモカ ¥200 etc...

 「ドリームクロスカフェ」「ベーカリー」にて飲料購入時に、従来の使い捨てプラスチック容器ではなく、購入者の容器に入れ提供することで、従来価格より10円値引きします。飲料なら全ての商品に適応し、何度でも利用可能です。ぜひ、独自の容器を持って、お越しください。

 

「StaSta」ってな~に?

 皆さんはBKCで年間にどれくらいの飲料ゴミが出ているか知っていますか?BKCでは、2006年の段階でペットボトル41万本、カン・ビン4万4千㎏のゴミが1年間に出ています。衣笠キャンパスがあることや、2009年現在では学部数が増えていることを考えれば、立命館大学全体のゴミの数は、その倍以上になっていると考えられます。
 立命館の現状を知り、「このままでは良くない」と行動を起こした団体がありました。それが、本企画「StaSta」の立案である「Reco.lab」です。彼らは〝クリエイティブに楽しく、そしておしゃれに自然を守る〟ことを理念とし、環境問題に対して、主にデザインという分野からアプローチするという団体です。
 そんな彼らが考えた企画もとってもおしゃれなもの。喫茶店やコーヒーショップで人気のタンブラーを利用して、BKC内のゴミを減らそうというのです。大学構内にある生協店舗と協力し、「タンブラーなどのmy容器を持参すれば、飲料が10円引きになる。」というサービスを開始しました。その他、タンブラー普及のために、オリジナルタンブラーを販売するイベントをおこなったり、中紙をデザインして販売し、ひとつのタンブラーで何種類もの絵柄が楽しめるようにするなど、大学生がmy容器を持参することが楽しくなるようにと活動を続けています。
 そして学生に対してだけでなく、生協店舗にも働きかけ、より効果的な販売方法を提案することで、大学内でサービスを拡大させようとしています。持ち込み容器利用Project「StaSta」は、「大学生がmy容器を持参するようになれば、大学構内のゴミが減る。」というシンプルな理論を、いかにおしゃれに演出できるか?というReco.labの挑戦なのです。

 

目指すはスタンダードエコ

 今回Reco.labさんに取材させてもらった中で、非常に印象的な言葉がありました。企画のプレゼンテーション内にあったワンフレーズで「私たちは、スタンダードエコを仕掛けます!」というものでした。スタンダードエコとはどんなものか?という質問に、Reco.labの出口さんは「"エコ"という概念が特別なものではなく、当たり前な世界」だと答えてくれました。
 また、プロジェクト名については、「今回の企画では持ち込み容器を乗り物のような物として例え、まるで燃料を補給するかのごとく学生が飲み物を補給するというような光景を想定したことから、ステーションという単語が浮かびました。」と話していただきました。
 このスタンダード(Standard)と、ステーション(Station)、さらには手軽に利用できるような足音のイメージが加えられて完成したプロジェクト名とともに、大学生が「エコを意識しない」生活を目指すReco.labの活動は、今後学内外を問わず拡大していこうとしています。

 

プロジェクトの軌跡と展望
▽2008年
 プロジェクトが始動、新歓祭にて告知イベントを開催。市場調査や、学園祭でのデジポット模擬店の出店で活動の土台を固める。
▽2009年1月13日~
 プレキャンペーンとして、セントラルアーク内のドリームクロスカフェ(以下DCC)にて、生協と協同で持ち込み容器利用者に対しての、「ドリンク10円引きサービス」を実施。
▽2009年4月1日~
 セントラルアーク内DCCにて、本サービスが開始。また、6月中旬にはユニオンスクエア内ベーカリーにもサービスが拡大。その後も、タンブラー普及イベントをおこなうなど本プロジェクトのBKC内浸透を目指す活動がおこなわれている。
▽2009年後期以降
 今後は、ユニオン・リンク両食堂やシーキューブを含めた、BKC全面でのサービス実施を目標に、活動の幅を広げていく予定。タンブラーの利用促進や、生協へのプロモーションという活動を通して学生に身近なエコを体験してもらいたい。
▽2009年度以降
 BKC内でのマイカップ対応自販機の導入に向け、プロジェクトを拡大。

 

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