立命生でがんばってる人ってたくさんいますよね。
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その「がんばってる」ってサークルだったり勉強だったりバイトだったり。
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そんな3万人以上の立命生のうちの一例を紹介します!
たまごのきみ☆って?
たまごのきみ☆は2001年ごろに発足した創作サークルです。公式的には絵本サークルということですが、所属する学生が作るものは、「基本的に自由」となっています。文章を書く人、イラストを描く人、切り絵を作る人、詩集を作る人もいれば、手芸をする人、アクセサリーやエコバッグなどの雑貨を作る人、お菓子を焼いてくる人もいるようです。構成員は約20名、「絵本サークル」であるためか男性は2、3名のようですが、和気あいあいと週に2日程度活動しています。本腰の入った絵本作成には、「え」と「ぶん」を別々の人が担当する、完成までに年単位の歳月を費やすこともあるなど、本格的な一面もありました。
活動風景は?
「過去に、生協と協力して、至徳館の地下購買でポストカードを販売したこともあるんですよ。」というびっくりな話題から始まり、終始和やかに取材は流れました。活動風景について尋ねると、「サークルの構成員は、基本的に趣味が似ているんです」と、代表は話してくれました。休日の雑貨屋めぐりが好きだったり、性格がのんびり屋さんだったり。それが、そのままサークルの雰囲気をつくりあげている様子でした。普段の活動では学生会館のミーティングルームを使用して、雑談を交えながら各々が好きなことをしているそうです。作風も個性的なものが多く、それぞれがのびのびと、「自分の好きなものを作っている」ということが伝わってきました。絵を描く際に使用する画材も、アクリル、水彩、色鉛筆etc…で、サークルとしての決まったスタイルはないとのこと。とにかく「つくる」ことが「楽しい」という共通項のもとに集まった人たち。なんともうらやましいと感じました。
そんな「たまきみ☆」も、後期に入ってからは、「学園祭」と「ギャラリー展示」という2つの大イベントに向けて、少し忙しい時期に入っています。学園祭ではサークルの持ち味でもある「まったり、ゆったり、のんびり」をスローガンに絵本カフェを開くことを予定中。その絵本カフェでは、おすすめの絵本を店内に置いて学生をもてなしてくれるそうです。ここでは自分たちの作ったポストカードの販売もおこなうようです。京都・三条でのギャラリー展示に向けては、1人2冊の絵本作成というノルマを自分たちに課して、絵本サークルとしての活動の幅を広げるべく奮闘中です。どちらも成功に向けてのラストスパートが始まっています。
代表からのコメント
「たまきみ☆」に入ったきっかけは、1回生の学園祭でした。もともと「お絵かき」が好きで、高校では美術部に所属していたのですが、大学では、まったりお絵かきがしたいと考えて美術部には入りませんでした。学園祭で絵本制作だけでなく、ポストカード作りなどもできると知り「たまきみ☆」に入ることを決めました。サークルの雰囲気は、ほんわかしていて、活動がとても楽しいです。そんな「まったり、ゆったり、のんびり」を1人でも多くの人に感じてほしいので、学園祭では絵本カフェを開きます。日常生活に疲れた人には、ぜひ来てほしいですね(笑)
文学部 3回生 Hさん