五月病って?
大学に入りたての学生に多く見られ、一般的に有名になった「五月病」。
新しい生活に夢中でいる間は良くても、それらが一段落する5月頃に、やる気が起きない、ふさぎこんでしまうなどの状態になることをこう呼びます。
これは、知らずしらずの内に蓄積されていた心身の疲れや、新しい学校や人間関係などについていけないストレスが原因で発症するといわれています。
最近は学生だけではなく新入社員にも同様の症状がみられます。
環境の変化についていけないことで起きる精神疾患として「適応障害」というものがあります。適応障害は一年の中だるみの9月頃に発症するなど、その発症のタイミングは限定されません。
なりやすい人
・几帳面で、物ごとをきちんと進めないと気が済まない人。
・真面目に物事を考え、義務感が強い人。
・周囲の人のことを考え、気配りをしながら行動する人。
・心の準備をしないで、新生活をスタートさせ、環境の変化についていけない人。
・新しい環境に慣れようと懸命になるあまり、力が入りすぎてしまう人。
・感情を抑えて、我慢してしまう人。
・内向的で、おとなしい性格の人。
五月病の症状
予防の10カ条
①完璧主義をやめる
自分のイメージしていることの8割ができれば大丈夫と考えましょう。
②焦らない
この時期はあまり無理をせず、周囲の流れに身を任せてみては?
③一人で悩まない
人に話すことで気分も軽くなり、意外と自分と同じようなことで悩んでいる人が見つかるかもしれません。
④自分を知る
自分を知らなくてはストレスの回避も解消もできません。
⑤規則正しい生活をする
不規則な生活リズムは体調を崩すもとです。
⑥食生活に気をつける
バランスのとれた食事で、ストレスに負けない体作りを心掛けましょう。
⑦十分な睡眠
睡眠不足は脳だけでなく、免疫力の低下を引き起こし、身体症状にも繋がります。
⑧気分転換する
気持ちを切り替えるためにも自分の好きなことをしてみましょう。
⑨自分の時間を確保する
自分を褒めてあげるための「自分の時間」を確保しましょう。
⑩不必要なプライドを捨てる
自分にできないことがたくさんあることを知る機会が多いこの時期。気にしすぎないことも大切です。
立命館大学内でできる五月病対策☆
予防できるのが一番ですが、それでも五月病になってしまったと感じる方に解消方法を提案したいと思います。立命館大学にある施設もぜひ解消に役立ててくださいね!
1.SPORTS
スポーツは、気分をリフレッシュするのに最適な方法とされています。自分のコンディションや気分を考えながら適度な運動をして、心も体も健康的になりましょう。しかし、大学生になるとどうしても運動不足になるという学生が増えているのが現状です。そこで、知ってもらいたいのが、実は両キャンパスにあるトレーニングルームです。衣笠キャンパスでは体育館、BKCではBKCジムで利用できます。トレーニングルームは、事前講習を受けた学生なら誰でも利用することが可能です。講習は各キャンパスのスポーツ強化センターの窓口で受付しているので、ぜひチェックしてみてください。健康的な学生生活を送りましょう!
2.FOOD
一人暮らしを始め、外食や加工食品に頼りがちになっている学生は特に、栄養が偏らないように気をつけてください。食べすぎや、アルコールの飲みすぎにも気をつけてください。 何よりもまず、三食を規則正しくとりましょう。きちんと食事をとり、ストレスに負けない体を作ることは、五月病に限らず、健康にいきいきとした生活を過ごしていく上でとても大切です。どうしても食生活が乱れてしまう方には、立命館大学内の学食を利用することをおすすめします! レシートにその時の食事から摂った栄養も表記されるので自分に必要な栄養は何かなど簡単に知ることができます。
必要な栄養素
・カルシウム
骨や歯を作る大切な栄養素です。小魚や牛乳に多く含まれています。
・ビタミンC
イライラすると大量に失われてしまう栄養素です。 野菜や果物に多く含まれています。
・ビタミンB群
疲労回復に欠かせないのと同時に脳の働きにも欠かせない栄養素です。ウナギ、玄米、バナナ、レバー、豆類、さつまいもなどに含まれています。
3.READ
読書をするなど、自分の時間を作るのも良い解消方法の一つです。自分の好きな本を読むことも良いですし、気分を変えて、これまで自分のしたことのない資格や勉強に挑戦することも良い刺激になります。衣笠キャンパスでは、B&Sで、BKCではリンクショップで本を購入することができます。また、生協の組合員証(プリペイドカード)を提示すると生協組合員割引として、書籍類を10%OFFで購入することができます。自分の欲しい本が店頭になくても発注することができるので、ぜひ利用してみてください!
TOEIC・TOEFL本もあるよ
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