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生協福利厚生事業の提案

立命館新キャンパス(長岡京)へOIC:生協福利厚生事業(食堂、ショップ)の提案をしています!

立命館大学は2015年4月に大阪府茨木市に新しいキャンパスをつくり、衣笠からは政策科学部、BKCからは経営学部等が移転することを発表しています。また2016年4月には総合心理学部(仮称)の設置構想を発表しています。

立命館生協に加入いただいている組合員がキャンパスを移転することでもあり、立命館生協では新しいキャンパスでも引き続き生協事業が展開できるよう、福利厚生事業の提案を行っています。現在立命館生協が提案している事業概要を組合員の皆さんにお知らせします。

はじめに

大阪茨木市に開学する新しいキャンパス…大阪いばらきキャンパス(以下OIC)は、JR茨木駅近郊に位置しています。またすでに発表されている移転学部等や、大学のキャンパスコンセプト等から以下のようなポイントを前提に生協提案を行っています。

  • 開学時6000人規模→将来的に8000人規模を想定
  • 茨木市の「防災公園」が隣接し、地域に開かれたキャンパス
  • アカデミックコンセプトは「都市共創」「地域社会連携」「アジアのGateway」

食堂の提案

大学生協の基本事業でもある食堂についての提案をしています。

  • キャンパスの食と健康を支える機能・・・栄養価表示や食材原産地情報の提供、ミールカード(利用可能日において1日の利用限度額まで何回も利用できるカード)の導入
  • 朝昼晩、3食利用が可能な営業時間、メニュー展開
  • ハラル食や英語・ローマ字表記メニューを掲示し、留学生の食生活にも対応
  • 各国メニューや地元食材メニュー、イベント出店など多彩なイベントを可能にするフードコート方式
  • 希望クラブへのアスリート食の提供
  • リサイクル可能容器によるテイクアウト弁当の提供
  • ピーク時以外の食堂ホールはコモンズスペースとして活用…テーブルにはノートPCなどのコンセント配置等

総合ショップの提案

キャンパスでの学びと研究をサポートする機能として総合ショップの提案をしています。

  • テキストをはじめとした書籍、専門書、雑誌などを組合員には組合員割引価格(1割引)で提供
  • 学生の「読む」力を育む読書推進活動
  • 文具や指定教材品、研究室等での日用品
  • 就職関連本や指定履歴書、学割価格でのスーツ販売など就職活動全般の支援
  • パソコンや関連サプライ商品の提供や、パソコン修理などの相談窓口
  • 自動車教習所の紹介や資格、検定試験の受付
  • 校費利用の受付
  • 語学留学、海外研修のサポート
  • 住まいさがしのサポート、住居紹介
  • 生協加入・学生総合共済、学生賠償責任保険、学生生活110番の窓口…勉学を続けられるように学生の事故や病気、トラブルをサポート

今後について

OICの開学準備を進める学園部署には、引き続き提案を行っていきます。

また衣笠、BKCで生協の下宿あっせんをご利用いただいた政策科学部や経営学部の組合員の方からは、OIC移転時の引っ越しについてご心配される点もあるかと思いますので、2015年春に向けて茨木の物件調査などにも取り組んでいきます。

またOICの開学にともない、キャンパス人口が減少する衣笠、BKCの両キャンパスについては、既存店舗のサービスレベルを落とすことなく、かつ経営的にも悪化しないように作業や店舗マネジメントの見直しを2014年度から先行してすすめていきます。

というわけで

OICにおける福利厚生事業については、現在大学において検討がすすめられていますが、茨木がどんなところか行ってみよう!というわけで、生協学生委員会のメンバーが茨木駅に降り立ってみました。今回は茨木の里山を守る会の皆さんの活動に参加。この会では茨木の里山の樹木をOICの中に植樹し、キャンパスに里山を作ろう、残そうとされています。

OICに行ってきました

私たち生協学生員会(GI)は10月13日に2015年4月に開校予定の大阪いばらきキャンパス、通称OICに行ってきました!まだ工事中のため、OICの真向いにある茨木イオンショッピングセンターの立体駐車場より、工事の様子を眺めました。2015年4月開校に向けて工事は着々と進んでいました!OICへは衣笠キャンパスから政策科学部が、BKCからは経営学部が移転します。政策科学部、経営学部のみなさんは、OICの完成を心待ちにしているのではないでしょうか。新たなキャンパスには防災公園が隣接していることもあり、自然豊かでのびのびとした学生生活を送れることが期待されます。またアクセスが便利なところもOICの特徴の一つです。JR茨木駅から徒歩5分で通学でき、ほかにもさまざまなアクセス方法があります。また近くに大型ショッピングセンターや商店街があるため、学校終わりに友だちと気軽に遊ぶことができるのも魅力です。

2013年10月時のOIC(まだ工事中です…。)

里山を守る会

里山を守る会とは?

山の会とは、JR茨木駅から車で約30分のところにある茨木市里山センターで実施されている里山の自然を保護していく活動のことです。「里山」の意味をみなさんはご存知ですか?「里山」とは本来、まきや落ち葉から得る自然という意味で使われてきましたが、近年では、田畑、小川、集落などを総称して「里山」(または「里地」)と呼ばれています。茨木にあるそんな里山ですが、新名神高速道路が開通されるため、里山の自然が徐々に姿を消しつつあります。そこで里山に生えている草や花を植えかえて、違う場所で育て、自然を保護していこうというのが、「里山を守る会」です。

この度、里山の自然が大阪いばらきキャンパスへ移植される予定です。茨木で育った草木や花が、新しいキャンパスで学生と一緒に成長していきます。

体験してきました

私たちGIも草木の植えかえを体験してきました。スコップを持つのが初めての学生委員もおり、初めはおぼつかない手つきでの作業でした。しかしアドバイスをいただきながら、最終的には手際よく作業を進めることができました。GIが植えかえた草木は、OICに移しかえられます!大阪いばらきキャンパスへは学生だけではなくさまざまな自然も移転していきます。

里山には100種以上の植物があり、里山を守る会のみなさんが丁寧に教えてくださるので、植物について多くの知識を得ることができます。また竜王山という山から見渡す景色は絶景です!今回の体験を通して、自然と共存している私たちだからこそ、もっと環境について考え、自然を大切にしていかなければならないと感じました。

参加者の声

OICの様子を生で初めて見たのですが、工事が進んでいる様子を見て完成が楽しみになりました。私の植えかえた草木もOICに移転するので、草木と共に成長していきたいです。

また里山を守る会では、自然について多くのことを学び、考えさせられました。私たちの生活のために、自然を破壊している現状を見て、何とも言えない感情が湧いてきました。自然について一人ひとりが考えていけたらと思います。

経営学部 1回生 N.T

立命館中学・高等学校(2014年9月開講予定)の新長岡京キャンパスにも事業提案しています!!

新しいキャンパスはOICだけではありません。伏見区深草にある附属校立命館中学校・高等学校も2014年9月に長岡京市に移転します。

現在の附属中高には立命館生協の店舗があり、移転後のキャンパスでも引き続き店舗展開が出来るよう学校に事業提案を行っています。

今の店舗は附属校が現在の場所に出来た1988年に、食堂と購買部の2店舗でオープンしました。今でこそ宇治や守山の各附属中高にも生協店舗がありますが、当時は前例がなく、メニューや取扱商品なども学校の先生や委員会と協議しながら決めていきました。

こうした歴史的背景と現在の利用状況、新しいキャンパスコンセプトなども踏まえ以下のような提案を行っています。

食堂の提案

  • 成長期にある生徒の健康な体作りの応援
  • 食事提供を通じた「食育」の推進
  • 快適で楽しいキャンパスライフの実現
  • 「環境負荷」の低減と啓発
  • スポーツ選手(運動部)の応援

購買の提案

  • 中学・高校の「学び」に必要な教材・学用品の提供
  • 学校諸行事への対応
  • 教育方針と生徒要望を踏まえた品ぞろえ
  • 立命館グッズの提供を通じ立命館への愛着を高める
  • 学校・図書室と連携した読書推進

大学キャンパスとは違った事業展開や要望も出てくるのではないかと思います。こうした点も視野に入れながら、引き続き新しいキャンパスでも生協が食堂・購買の両店舗を運営できるよう、事業提案を行っていきます。

 

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