RUC前号でのご報告以降、開催された理事会の主な内容について、組合員の皆さんにまとめてご報告します。
総代会後、実質的な初めての理事会開催でした。通常の定例報告のほかに「厚生労働省指導検査準備」についての報告が行われました。これは立命館生協の監督行政庁である厚生労働省の担当者が数年おきに実際に店舗や事務所を訪問し、運営状況や会計決算などについて点検、指導を行うというものです。7月7日から11日が検査予定であるため、次回の理事会で内容が報告されることも確認しました。審議事項は「総代会事後活動」の状況や、今後の方針についてがメインでした。広く総代や理事を巻き込んだ活動が必要であり、 特にOIC開設を控えた今回の新学期や、新店舗などは組合員参加を意識し、下期方針と合わせて具体化を議論することになりました。総代会の発言意見にはできることのヒントが多く、ニーズがあることなので、学生委員会も局の枠にとどまらずに活動をしていくことが大事であるといった理事意見もありました。
定例の報告事項のほかに新キャンパス、新店の準備状況が報告されました。特に立命館中高の長岡京新店は施設引き渡しが8月1日に迫っていることもあり、学校との打合せの内容やパート職員の研修予定など具体的な内容が報告されました。また理事会前週にあった厚生労働省の指導検査についても状況報告が行われました。正式な文書は2カ月から3カ月ほど先になりますが、検査最終日に何点か指摘を受けた点については文書を待たずに改善したり、運用の変更を検討したりする予定です。長岡京に続き、来春にはOICでの活動がスタートします。基本的な施設や事業計画は先行して議論・協議が始まっていますが、「実際にどんな商品やメニューを展開するのか」「開学移転までに組合員にお知らせできることはなにか」などまとまった動きはまだ出来ていません。そのため理事会のもとに「プロジェクト」を作り、
の3点について答申をまとめることになりました。答申の時期は10月中旬です。また役員報酬については役員報酬検討委員会の議論が報告され、総代会で確認された金額の範囲で報酬額が承認されました。
9月の理事会は夏期休暇中での開催のため、京都市内での合同開催となりました。いつもはTV会議ですが、顔を直接合わせての理事会進行となりました。審議事項「下半期活動方針」の中で、店頭での組合員証呈示の運用について議論しました。厚生労働省の指導もあり、今後告知期間を設けて組合員証呈示を各店でお願いすることになる見込みです。
7月15日の理事会でプロジェクトの立ち上げが承認されたことを受けて、第1回OICプロジェクトが8月26日(火)に開催されました。佐藤理事長をはじめ、理事メンバーのほか、経営学部・政策科学部の学生委員、両キャンパスの学生委員長、事前計画に関わっている生協職員など約20名が出席しました。
食堂店舗と総合ショップそれぞれについて、設計図面を見ながらエリアごとに計画・検討されている出食メニューのイメージや、提供するサービスの内容について報告が行われました。
メンバーで質問や意見、アイデアの出し合いを行いました。今のキャンパスの店舗との比較で出る質問が多く出ましたが、いくつかアイデアや要望なども出てきました。
ご紹介したのはほんの一部です。次回は9月にこれ以外の、店舗だけではなく様々な生協活動のあり方や組織活動も含めたアイデア出しを行うことにしています。組合員の皆さんからも店頭の「ひとこと」などを通じてご意見をお寄せください。お待ちしています!