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総代会では学生証との一体化・非接触化を訴える!!

ICプリペとは…

  ICプリペイド機能付きメンバーズカードは、大学生協の組合員になると発行されるカードです。
  このカードには、プリペイド機能がついているので、お金を加金して、購買や食堂などでスムーズに精算することができます。また、このカードを使って精算するとポイントが付き、1ポイント=1円として利用することができます。
  また、このカードを使うことによって、在学証明書などの発行手数料の支払いなどができます。

 

課題

  今、ICプリペには2つの課題があります。1つ目は、近いうちに現在の接触式の読み取り機が主流ではなくなること。2つ目は、全国的にも非接触型に移行しており、今の接触式カードの確保が困難になっていること。この2つの課題は、現在の学生証にも当てはまることです。

 

一体化

  ICプリペと学生証を一体化することのでうまれる複数のメリットのうち、最大のメリットとしてはカードが1枚になることです。大学内で使用するカードが1枚になることで、持ち運びも楽になり、利用しやすくなります。さらにコスト削減というメリットもあります。
  学生証との一体化は大学側、学生側、生協側の三者にとってメリットが多いです。しかし、これを実現するには学生の要望が大きいことを大学側に訴える必要があります。したがって、各学部の学生大会とも連携して、生協だけでなく学生の意見としても大学側に訴えていきたいと考えています。

 

非接触化

  非接触式のカードは、現在さまざまな場合で使用されています(例ICOCA)。接触型の読み取り機の問題などを踏まえると、ここ近い内に非接触型に切り替えることは必然になるでしょう。
  また、非接触型カードは接触型カードに比べ、書き込める情報量が増えます。そのため、今までできなかった便利な機能を増やすことが可能になります。
  それについては、以下の文章で他大学の例も参考にしながら、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

一体化・非接触化の大学の話

龍谷大学
龍谷大学3回生 Kさん

いつ始めたのか?
  2010年度までは学生証と生協組合員証は分かれていましたが、2011年度から組合員証と学生証が一体化になりました。同時にICカードの非接触化も開始しました。

一体化・非接触化のメリット・デメリット
  従来の接触型では、一度組合員証を読み込まなければいけないのに対し、非接触型ではかざすだけなので、レジでの支払いスピードが格段に速くなりました。さらに、学生証はほぼ全ての学生が持ち歩くため、一体化により現金で支払う学生が減り、学生証に加金して支払う人が増えたのもレジの混雑緩和につながりました。
  デメリットとしては、学生証を失くすとICカードで支払えなくなることや、図書館で自習室を借りる際に、学生証を提出するため、その状態で生協の購買や食堂に行けないなどがあげられます。また、龍谷大学で一番大変だったことは、組合員と非組合員の見分けを付けることです。そのために組合員かの認証のため、学生証をかざさないといけないのが面倒な点です。

学生証の活用方法
  学生証と組合員証が一体となったことで、これまで現金でしか発行をすることのできなかった就職活動で必要な証紙などの各種証明書が電子マネーで支払うことができるようになり、生協でしか使えなかった電子マネーが大学でも使えるようになりました。
  また、学生証を持っているだけで食堂、コンビニなどでお金を支払うことができるようになったので、従来、組合員証と学生証の二つが必要とされていましたが、これ一枚になったことにより、非常に使いやすくなりました。

立命館大学へひとこと
  一体化することで、カードが1枚になり管理がとても楽になりました。また、同時にレジの混雑緩和に大きな効果が表れました。学生数が多い立命館大学にはぴったりだと思うので、ぜひ一体化することをオススメします。

 

広がる活用法…

ハンディPOS

 非接触ICカードに切り替えた他大学生協のなかには「ハンディPOS」という機械を開発・導入が始まりつつあります。これは普段お店にあるレジを持ち歩けるようにした簡易レジで、お弁当販売など臨時仮設の店舗でもチャージしてある組合員カードなら決済ができるというものです。店舗と同じ設定でポイントもつけられます。
   また、ハンディPOSなら詳しい利用状況などのデータが取りやすく、より詳しい分析をすることができます。組合員のニーズにあった品揃えにも役立ちます。

オンラインチャージ
  食堂で「ICカードで払おう」と思ったら残金がなかったうえにお財布に現金もなかった…なんてことはありませんか? ほかにも食事代として親御さんからもらったお金をうっかり別のことに使ってしまったとか。
  現在検討中のICカードの仕組みのひとつに、これらの解決方法となりえる「オンラインチャージ」という仕組みがあります。
  これは保護者の方から指定の口座にお金が振り込まれると、そのデータが生協のレジに配信され、対象の組合員の方がレジでカードをかざすとデータを読み取ってチャージされる、という仕組みです。

学生生活の中で…
  近年、非接触型ICを埋め込んだ学生証に切り替える動きが多くあります。他大学の例を挙げると、講義の出欠に利用したり、建物の入退館管理に利用したりしています。
  非接触型ICは多くのデータを書き込むことができるので、学内パソコンやプリンターの認証など今後はもっと多くのことに活用されるのではないかと考えられます。
  また決済機能のあるカード(生協カードなど)と提携(一体化)すると、1枚のカードで認証と証紙・証明書費用などの支払いができるようになります。

まとめ
  他大学の意見や今後広がる活用法を参考にすると、立命館大学でも非接触化・学生証との一体化に向けて動き出していく必要があると考えられます。
  現在立命館大学では毎年食堂の混雑問題が挙げられていて、昨年は両キャンパスの食堂でレイアウト変更が行われました。しかし、混雑問題はまだまだ解消されないままでいます。非接触化にすることはそれらの問題を解決するとともに、今後活用法をひろげていくことでさらに便利なツールになっていくことに間違いないでしょう。
  ぜひ、今年の総代会でICカードの非接触化・学生証との一体化の実現に向けてみなさんの声を届けていきましょう!

 

立命館大学でもぜひ実現させませんか?

 


 

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